6/11 2008掲載
ミヤマキリシマ完結編 後編
日付 | 6月9日 (月) |
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天気 | 曇り晴れ |
平治岳本峰 ⇒ 西突端(勝手に命名)にかけて、とんでもないお花の群生の広がりが・・・・・早速降りてみます。
「ほう、、、どひゃあ〜、、、見事」
大戸越⇒南峰は登山客の上り下り道、マナー良い皆さんの配慮で痛みは少ないとはいえ何がしかの影響うけています。
その点こちら一帯の斜面は立ち入り不可、全く手付かずのまま環境抜群状態が保たれているようです。
「こんなとこあるんやなあ」
「大事にせなあ」
「うんだ!」
ここへ到達の皆さん大喜び、、、なかなかこの場から離れようとしません。
「良過ぎぜ、俺達」
黒岳も花添えられて、よか気色!?
微妙なお花の色具合の差、コラボレーションとなって全体がまとまっているっちゅう訳なんです。
「そろそろ戻らんと時間が・・・・・」
「うん、あとちょっと・・・」
「パシャ」
「わかった、帰ろ」
って云いながらも振り返り、振り返り、後ろ髪引かれる気分味わってます。
南峰から一気に急降下
「寝たら気分良かろうもん、あんた」 「うん、元気出て来た」
此処からの眺めも秀逸!
「平治さんアリガト!」
夢心地のまま、坊がつるまで降りてきて、飲んだコーヒーの美味しい事。
最高の演出してくれた山を後に・・・・・
「絶対に忘れんとこう、今日の事を、、、」
ラムサール条約地、湿地の保全が急務となっているようです。
「去年来た時は此処が目的地、えらい違いやったねえ今回は」
花愛でたハイカーのほとんどが辿るのは”雨ケ池越”
我々は昨年のリベンジ果たさんと
静寂の ”法華院⇒すがもり越え⇒長者原” ルートを歩んでおります。
終楽章でペースダウン!?
「こんなとこ通ったんやねえ、去年は霧で何も見えんでひたすら登れ登れやったもんね」
硫黄谷からいい香りが・・・・・
北千里通過中です。 「大丈夫ね?」
「ノープロブレム!」
「全然大丈夫」
すがもり越えの避難所。 ここまで来たら・・・・・
後は長者原まで下りの道のり。
岩場に花が添えられると景色も華やごうっちゅうもの。
三俣山の裾野からの眺め、お花の群生見て取れます。
こちら”硫黄谷”、当然ながら入山は禁じられております。
長者原遠望、あと少し・・・・・
「こんな道なら楽やねえ」
ずーっと、右手にお供の三俣山、今日一日本当にアリガトウ。
無事戻って来ました。 お土産は ”極楽の花の楽園の記憶” しっかと脳裏に焼きついておりまする。
「完」