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今日の朝刊でジョージ・ケネディ氏の訃報を知りました。 夕食時に記事を見た家内が言います。 「ジョージ・ケネディさんが亡くなったみたいよ」
映画にうとい家内がジョージ・ケネディのことを知っているなんて考えら れないので、ジョン・F・ケネディ大統領やキャロライン・ケネディ駐日 大使などのケネディ家の一員と勘違いしているなと思った私は映画俳優で あることを言い、 「オードリー・ヘップバーン主演の映画『シャレード』を見ただろう?あ の中で金属製の義手をつけた巨漢が出てくるがその男がジョージ・ケネデ ィなのだよ。ケーリー・グラントとホテルの屋根の上で格闘するシーンを 覚えていない?ジョージ・ケネディが屋根を滑り落ちていって樋のところ に義手が引っかかり助かるという」 と話すと家内は全然覚えていませんでした。
『シャレード』も良かったですが、私はポール・ニューマン主演の『暴力 脱獄』でのジョージ・ケネディの演技に強く心惹かれ、数年前にまた見た くなってDVDを購入したくらいです。 わずかなシーンを除いて女性がまったく出てこない、この男っぽい映画の 中で特に男っぽさを一番演出しているのがジョージ・ケネディだと私は思 っています。 この映画でジョージ・ケネディがアカデミー助演男優賞を取ったことを訃 報記事で初めて知った私はとても嬉しく思いました。 享年91歳。冥福をお祈りします。
(添付画像左がジョージ・ケネディです)
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