「慰安婦問題に関する朝日新聞の責任」 駄才小寒さんとリワキーノの政治談義 2002.10.28
駄才さんのコメントは青文字、リワキーノは黒文字です。
私は、新聞がそれぞれ社の政治的主張に沿って紙面を作り上げるのは構わないと思っています。
勿論です。逆に政治的理念というものを持たずに無色透明というほうが不自然だと思います。
朝日新聞は左翼的と思っている人が多いですが、実は、非常に保守的な面もあり、場合よって
は超保守というような面も見せることがある鵺(ぬえ)のような組織だという識もいます。
問題なのは、政治的主張のために事実が枉げられることです。
朝日新聞は過去にそれをやったらしいようですよ。今、その資料を探しております。
事実は事実として報道し、もしもそれが後から誤っていることが分れば、謝罪訂正することが
大事なことだと―これは言わずもがなのことでしょうが―思います。
その言わずもがなのことをやっていないようだから激しい不信感を抱くのです。その資料を探
しております。
昔、朝日新聞の記者が珊瑚に傷をつけてそれを写真に撮り、自然破壊もここまで進んでいると
いう捏造の記事を掲載したことがありました。当時朝日は環境問題を比較的熱心に取り上げて
いたので、記者が愛社精神を発揮したのか、あるいは功を焦ったのか分りませんが、結果的に
は社長が辞任することになり、この事件では朝日は責任をとったことになりました。
あまりにも明白な証拠が暴露されたので、言い逃れようがなかったのでしょう。証拠が無かっ
たら多分、ほうかむりを通したことでしょう。
ただ、珊瑚の事件はもしも捏造が分らなかったとしても、実害は少なかったと思いますが、政
治関連の記事だと国益を大きく損なうことにもなりかねないので、スクープもよほど慎重にし
てもらわないと困ります。この例としては、朝日が92年からキャンペーンを張って大騒ぎにな
った「従軍慰安婦」の記事があります。
あの一連の流れの中で、その話をあたかも実話であるかのように本に仕立て上げた吉田某とい
う詐話師を、朝日は特に記事にしていたことがありました。その後、吉田某の話が作り話だと
ばれた後、朝日は謝罪訂正していないと聞いています。
詐話師をもちあげて後で朝日が謝罪したという話を私も聞いたことがありません。
私が朝日新聞をとっておりませんから耳に入ってこないのか、とも思うのですが、謝罪文を掲
載していたとしても、少なくとも話題になるくらいの謝罪訂正ではなかったのでしょう。
あの詐話師の虚偽の証言がどれほど日韓関係に害毒を流したかということを考えると、大々的
な謝罪広告をし、朝日がその責任をとって吉田某(駄才さんがこの男の名をフルネームで記さ
ないので私も習います。胸糞が悪いけれども)が詐話師であり、その証言は虚偽の塊であるこ
とを国の内外に分からせるようなキャンペーンをやるべきです。
それでこそ、日本で一番影響力のある新聞社の責任を果たせ、償いもできるのです。
そうしたら韓国の世論もあの話は嘘だったのだな、と気づいてくれるでしょう。
私は珊瑚の事件よりもこちらの方が社会には大きな影響を与えたので、重大だと思っています
が、朝から爽やかな話題にはなりそうにないので、今日はこれで。
社会に大きな影響を与えたどころの話ではありません。
日本の名誉を著しく傷つけた大変な話でございます。
吉田某の詐話はその虚偽が証明されたのに、その作り話だけが一人歩きして今だに韓国の国民
の大多数が信じ込んでいるのですよ。慰安婦問題があんなにもつれたのもこの吉田詐話のため
なのです。