久しぶりに夫婦で秋の京都に 2011.10.10 by リワキーノ
家内の通っている西宮市の宗教団体の集まりにつきあい、そのあと、二人で京都に出ました。
「催し物案内」でも紹介した下記の個展を見るためです。
三条河原町交差点にある”アートギャラリー北野”の入り口。(以下、画像はiPhoneで撮影)
新しい作品が大半のようで素敵なものばかりでしたが、撮影は遠慮しました。
個展の様子、展示された絵画の詳細については松田真理子さんのホームページの下記のページを
ご覧になってください。
ホームページはお姉様が構築し、管理されています。
http://artpearl220.sakura.ne.jp/koten2011fall/exhibition2011fall.html
画廊を出たのは午後5時前。
久しぶりに京都に来た家内は街中を散策したがったので河原町を歩きましたが、古い店はすっかり
姿を消してユニクロやコンビニ、ゲームセンター、カラオケ、ラーメン屋など若者の向けの店ばかりが
連なる河原町の変貌ぶりにショックを受けたようでした。
路地だったら昔の風情が残っているのではと、すぐさま、三条通りのすぐ上の路地に入ったところ、
そこはまだ昔の風情が残ってました。
小町ジュエリーという宝石店があり、「ちょっと覗いてみようか」と入ったところ、家内がほしがっていた
ルビーのペンダントが信じがたいリーズナブルな値段であったのです。
ゴールドの高騰で鎖のプラチナの値の下がったことと、不況で売れ行きががた落ちのために付けた
宝石店にとっては捨て値のような価格だとのこと。
購入の意志があるのだったら円高の今が一番お買い得なんて言われて、あっさり買ってやりました。
迷いに迷っていた家内は「あなたの決断力って凄い!」と言うのですが、私はあとから返品に行くの
ではないかと危惧し、絶対にそんなことはしないようにと釘を刺しました。
店を出てから私たちはこのまま帰るのが惜しい気持ちになり、娘も旅行に行っていないことだし、京都
で食事しようということになりました。
最初はリンダさんに連れていてもらった割烹の店か居酒屋をと思ったのですが、ここからは離れてい
るし、丁度宝石店のならびにあった「浜町(はまちょう)」という小綺麗な居酒屋のメニュー料金がリー
ズナブルなものだったのでそこに入りました。
入り口から見た店の内部(同店ホームページから借用)
のれんで仕切られた左側の個室に招き入れられました。
大変に落ち着いた雰囲気で、リラックスできます。
アン胆と鯖のきずし、ササミの韓国風生春巻、アボカドと海老のタルタルを注文、ビールと日本酒は
福井の銘酒「黒竜」にしましたが、料理を味わって、この店に入ったのは正解だったと思いました。
ササミの韓国風生春巻
特に鯖のきずしのしめぐあいが素晴らしく、
切り身のところが白く変色してなくて、生臭からず、固からずで実に美味でした。
普段、グラス一杯しかビールを飲まない家内が瓶ビールの大半を空けたのですから如何に家内が料
理の味に満足したかがお判りだろうと思います。私はひたすら黒竜を飲みました。
小食の我ら夫婦はこの四品だけで十分に空腹を満たされ、気分も上々で店をあとにしました。
お代は全部で¥6400。
充実した秋の京都行きでした。