デザイナー中山銀士氏のブックデザイン

広告チラシはクリックすると大きくなります。

中山さんは私が熊野修験団の先達を勤めていたころに数回にわたって奥駈修行に参加した方です。
この度、修験道仲間の坪井幸生さんが14年前に南紀州新聞に連載した『修験道奥駈修行』の手記と、
同じく修験道仲間であり、南紀州新聞の記者であった故・中嶋市郎さんの手記『那智四十八滝行』を
写真をも取り混ぜた書籍として出版することを中山さんは思い立たれ、そのゲラ刷り原稿の校正を私
にも依頼されたこられました。
大峯のこととなると何事にも気合いが入る私は丁寧に原稿を読み、目に付く誤字、脱字、不明な点を
チェックし、送り返したところ、中山さんはお礼にとご自分がブックデザインした『寺社の装飾彫刻』
という立派な装丁の本を贈ってくださったのです。
『寺社の装飾彫刻』はほぼ大半のページが彫刻作品の写真で埋め尽くされており、実に見応えのある
写真集です。
デジカメで撮った画像を参照ください。

中山さんの作品はかつて青岸渡寺が依頼した熊野修験のポスターしか知りませんでしたので(添付画
像をクリック下さい)、こんな素晴らしいブックデザインをされていることに驚き、そこでネット検索で調
べたところ、下記に掲載するように続々と中山さんの手による本が出てきたのです。

くだんの修験道奥駈と那智四十八滝の本も表紙は出来上がっており、私はそれを見せてもらったので
すが、ユーモアのある素敵なデザインでした。
それはまだここに公開するわけにはいきませんが、本が出版されたらここに紹介いたします。
本が出来上がるのがとても楽しみです。
熊野修験ポスター

中山氏のブックデザインによる本

    

    


その他の中山さんによるブックデザインの本
※下記の画像をクリックすると全ての本が表示されます。
読まれた本を見いだされる方もおられるのではないでしょうか。


中山さんは広告関係のデザインはやらないそうですが、このチラシだけは特別だそうです。