奇遇な二人の奏者の出逢い。    2016.10.05

奇遇と言ってもそれは私の立場からの表現でして、ロシア領事館におけるコンサートで紹介したこ
とのあるピアニスト中川史子さんのお嬢さん、裕美子さんが共演するヴァイオリニストが私の知己の
横山亜美さんであったからです。
横山亜美さん(左)、中川裕美子さん(右)

左端が中川史子さん


ヴァイオリニストの横山亜美さんとはアルバトロス倶楽部での例会で知り合いました。
左から2番目の男性、大矢さん(元フェニックスホールの支配人)が彼女を永年応援し続けている関
係からこの集まりに彼女はやってきたのです。


例会ではグノーのアベマリアを演奏したのですが、演奏が終わったあと、貴女のバッハの無伴奏ヴァ
イオリン曲をいつか聞いてみたい、と言ったところ、突然、シャコンヌを弾き出したのです。
1メートル以内の至近距離で聞くシャコンヌの演奏(冒頭部だけですが)に私は感激したものでした。
無伴奏ヴァイオリン曲としては至高の作品と言われるバッハのシャコンヌの彼女の演奏は録画して
いないので、YouTubeに公開されている別の演奏家(庄司紗矢香)の演奏を参考にしてください。
全曲ではなく、横山さんが私の前で演奏した部分のみに限定してリンクしました。
chaconne.mp4 へのリンク

その後、フェニックスホールにおける彼女の演奏によるサラサーテ作曲の「カルメン幻想曲」を聞いて
大変な感銘を受け、彼女の名前を強く印象づけられていたのです。

横山亜美さんと中川裕美子さんの共演はサロン・ド・アヴェンヌというクラシック・ライブサロンで
実現しました。
http://www.avene-music.com/

お母様の中川史子さんから演奏会の案内をいただいて、共演のヴァイオリニストが横山亜美さんと知
ったとき、何という奇遇と思ったものでした。

中川裕美子さんの画像は上記コンサート時の動画から採ったものです。

私のお目当てだった「カルメン幻想曲」をお聞きください。
私は真後ろの席で動画を撮ったのですが、後ろからの演奏姿なので、送ってもらったDVDをテレビ
画面からデジカメで撮ったものを前半に使用しています。
そのため前半は音質が良くありません。クライマックスの後半は音質は良いです。
なお、時間の都合で曲の前半は省いております。


中川裕美子さんの独奏もお聞きください。