2016年の記録

明けましておめでとうございます。
昨年、多忙にかまけてホームページに掲載できなかった私のレポートをまとめてここに掲載
させてもらいます。
元旦から2日にかけて作成しました。


16.01.17
仲道郁代ファンクラブパーティ
辰巳さんの誘いを受けて神戸元町の風月堂まで行ってきました。


仲道さんは辰巳さんのファンであり、ご自身の演奏会が終わったあと、辰巳さんに演奏をリ
クエストしたのですが、辰巳さんは月光ソナタを弾きました。


最初は微笑みながら見守っていた仲道さんですが、途中から真剣な表情になり、時折瞑目
しながら辰巳さんの演奏に聴き入ってました。


そして驚いたのが、お礼にと月光ソナタの第二楽章、第三楽章を弾かれたのです。
プロのピアニストだから当たり前だろうと思われるかも知れませんが、二楽章はともかくとし
て、月光ソナタの第三楽章は準備も無く、突然暗譜で弾けるような曲ではありません。
しかも辰巳さんはリクエストを受けたら(昨年もそうだったようです)、運命を弾くつもりだったの
が、私のアドバイスで月光にしたのですから仲道さんが予測できるわけがないのです。
各テーブルを回ってお客と談笑される仲道郁代さんは演奏も素晴らしかったですが、人柄もま
ったく飾りっ気の無い素敵な女性でした。

16.02.21
相愛大学・モーツァルト コジ・ファン・トゥッテ公演
相愛大学は関西では古い伝統の音楽部を持つ音楽大学としてのイメージが大きいのですが、
私の顧客のここの学生が学内公演でダブルキャストのドラベッラ役で出演するので家内と2人
で見に行ってきました。
大阪南港という交通の不便な地にあるため、今まで一度も相愛大学に行ったことがなかった
のですが、落ち着いた素敵な雰囲気のキャンパスで、特に音楽ホールの音響の素晴らしさに
は驚かされました。
相愛大学オーケストラの弦楽器の響きが実に美しく聞こえるのです。相愛はもともと弦楽器が
強いと言われてましたが、弦楽器アンサンブルの絹のような柔らかい響きはホールの音響の
良さも大きく影響していると思われ、このホールでの音楽会は音響の面だけでも聞きに行く
価値はあると思いました。
オペラ「「コジ・ファン・トッテ」はとても素晴らしく、こんな素晴らしい演奏をタダで見させてもら
っていいのだろうか、と思いました。
なにしろ、オペラ公演のチケットは高いですからね。




南港講堂。この2階に音楽ホールがあります。




南港講堂の入り口












16.03.19
神戸栄光教会コンサート
神戸元町の兵庫県庁のすぐそばに栄光教会はあります。


家内とHTさん。


ミュージカル「レ・ミゼラブル」で指揮を執る高曲さんが率いるフロット室内合奏団のコンサ
ートです。
曲目はモーツアルトの「ミサ曲ハ短調」その他。
左端が高曲さん。


イケメンで脳天気な性格の高曲さんは大変魅力的な青年です。


終演後、エントランスで待ち受けていてくれた高曲さんと握手した家内とHTさんは帰りの
車内でるんるん気分でした。


16.03.24
ミュージカル『レ・ミゼラブル』公演
辰巳さんの縁故で男性合唱の男性が足りないということを知り、参加しましたが、まさか兵
庫県立芸術文化センターの舞台に立つことがあろうとは夢にも思いませんでした。


私の右隣の女性と右端の男性はブーケの会の仲間です。


中ホールの楽屋裏。
舞台上手と下手の二カ所にあり、それぞれ40名以上が鏡の前で椅子に座ってメイクアップ
ができるのです。中ホールでこれなのですから、大ホールはいったいどんな広さと思ってし
まいます。
芸文センター(兵庫県立芸術文化センターの略称)の凄さを感じました。



音楽を楽しむ会の永野さん。みんな辰巳さんに誘われたのですが肝心のご本人は練習に
通うのがきつすぎるというので途中で棄権されました。


終演後の打ち上げ前のホワイエ。
真ん中の女性は総監督の森池日佐子さん。
40度の高熱を押して昼、夜の公演に出た私は、乾杯を終えるとすぐさま帰りました。
この後、10日間にわたって私は高熱に苦しめられるのです。



16.03.26
近畿修猷会・音楽を楽しむ会
薬で熱を下げて参加しましたが、途中で朦朧となり、ほとんどの演奏を覚えておりません。


16.04.05
ブーケの会
音楽の集まりなのに、何故かこの日はこの終了後の動画しかありません。
高熱ボケで撮り損なっているのでしょうね。
でも二人が歩く姿は素敵でしょう?


16.04.30
社交ダンスサークル「ペガサス」の仲間に誘われてカラオケに。
私の左側の男性は20年の踊歴をもつのですが、リードが素晴らしいらしく、ふわっと乗せら
れて自然に身体が動いていく、と家内が言っておりました。
私がそこまで到達するにはあと10年はかかることでしょう。
ちなみに家内は私と踊るとロボットと踊っているみたい、と言います。




16.05.02
横山亜美さん演奏会
プチ・エル(府立労働センター内)における横山さんのクインテットによるドボルザークのピア
ノ五重奏曲第2番イ長調の演奏
初めて聞く曲ですが、曲も演奏も素晴らしかったので横山さんの了解を得てYouTubeに公
開しました。


16.05.26
近畿修猷会・アートクラブ例会
百田潤一さんが世話役をする絵画同好会です。
この日は京都の植物園でのスケッチ会があり、私はここのメンバーではないのですが、
会食だけ参加しました。
親しい仲間たちと飲む機会があればどこでも、ホイホイ出かけて行くリワキーノです。






16.07.03
関西学院大学グリークラブ演奏会 日本キリスト教団豊中教会
関西学院大学と言う名は同志社、立命館に比べたら全国的には知名度が低いと思います
が、関西大学と共に関関同立と言って関西の私学の四大名門校として知られており、この
大学のキャンパスの美しさは全国トップレベルと言われています。


そしてこの大学のグリークラブは日本最古の歴史を持っており、以前から一度聴いてみたい
と思っていたのですが、アルバトロス倶楽部の大矢さんのお誘いで家内共々演奏を聞くこと
ができました。

会場の豊中教会はパイプオルガンも備えており、なかなかの広さなのですが、関学グリーク
ラブの人気の高さは立ち見も出るほどの満員の盛況でした。


関学グリークラブのハーモニーとコントロールの美しさは比類無く、ピアノ伴奏無しの男声
合唱だけの音楽会なのに、まったく冗長感を感じさせ無い2時間のコンサートでした。






16.06.04
近畿修猷会・音楽を楽しむ会


私は初めてシューベルトの「セレナーデ」に挑戦しました。
しかも略礼服の装いで。


16.07.09
らくげけ倶楽部公演「オリンポス」 西宮市・プレラホール
グルック作曲のオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』をパロディ化した音楽劇です。
ジュピター役を演じる高曲伸和さんとジュピターの妻ヘーラ役を演じるL'arcobalenoの徳永
由里子さんのハチャメチャな演技が劇を素晴らしく迫力あるものにしています。
一緒に行った家内も大喜びの喜歌劇でした。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」でお世話になった高曲伸和さん
天性のコメディアンであり、声楽家そして指揮者としてもすぐれた指導者です。


オルフェ役をやる加藤英雄さん。この人も吉本興業のタレントとも勤まるくらいのコメディアン
の素質を持った歌手です。


ギリシア神話でジュビターの妻として大変恐れられるヘーラ役をやる徳永由里子さんの、
女性の様々な面を見せる演技は素晴らしく、ヒステリーを起こすシーンの迫力は特筆もの
でした。
彼女はL'arcobalenoのメンバーでもあります。


ジュピターの弟の冥府の神、プルートを演じた丹埜一樹さん。


ジュピターの娘で知恵・芸術・戦いの処女神を演じる川野宙さん。
徳永由里子さんと共演する母娘のずっこけ振りは爆笑を誘いました。

いずれの方も声楽家としても一流ですが、素晴らしい喜劇役者でした。

16.07.16
河野姉妹コンサート
私の顧客で「音楽を楽しむ会」の仲間でもある河野佑美さんとお姉さんの友美さんが出演する
コンサートに音楽を楽しむ会のメンバー有志で行って来ました。


16.07.26
ブーケの会
西宮市苦楽園のダイニングバー・ブルーマリンで二月に一度開かれている音楽の集まりです。
辰巳さんのピアノ伴奏でそれぞれが歌うのです。
辰巳さんの右横のHTさん、その隣の井上勝彦さんは音楽を楽しむ会のメンバーでもあります。
右端がオーナー夫人のYokoさん。




16.08.09
バンクーバーから加奈陀撫子さんが二人の娘を連れて一時帰国。
彼女は毎年、祖母宅のある岡山県津山市でサマースクールを娘たちに経験させているのです。
カナダに戻る前に京都に出てきた彼女たちと、彼女の希望で伏見の「鳥せい」で会いました。
(幼児ポルノへの流出を恐れる撫子さんの要望で3人はモザイクをかけています)

昨年会ったことをよく覚えていていくれて二人のお嬢ちゃんは私にとっても懐いてくれます。


特に下のめいちゃんは何かと言えばすぐに私にしがみつきます。
こんなに女の子にモテたのは初めて。
夫君の隼人さんは大富豪がスポンサーについてから仕事が多忙をきわめ、一緒に帰国で
きなかったそうです。
喜ぶべきことですが、あの快男児に会えないのはやはり寂しい。


別れるとき、めいちゃんは泣きじゃくり、私も胸にぐっとくるものがありました。
加奈陀撫子さんとは彼女が中学生のときからのお付き合いであり、幸せな家庭を築いてい
るのを見て感無量の思いです。


16.08.27
コンストラクション訪問
ロンドの会の仲間であり、音楽を楽しむ会のメンバーでもあるコルネーノさんが第2、第4
土曜日にジャズ演奏をするバーに仲間達数人で行ってきました。
せまい店内ですが、いかにもジャズセッションするにふさわしい雰囲気の店です。
テナーサックスとのトリオが良かったのでその演奏を紹介します。






16.09.25
近畿修猷会音楽を楽しむ会・老人ホーム訪問
音楽を楽しむ会の有志たちで年に2回、生駒市の老人ホームに慰問に行っています。
こういう施設の慰問は善意の押しつけになるのではと思って、私は参加に消極的だったの
ですが、一昨年初めて参加して、入居者だけでなく職員も大変歓迎してくれることが判り、
以後、欠かさず参加しています。
入居者の中に車椅子に座られている91歳のご婦人がいるのですが、信じがたいほどの綺
麗な肌に美しい目をされており、小柄な姿はまるでビスクドールのようなイメージでした。
ティータイムのときに同じテーブルになったのを幸い、色々お話をしました。

リワ 「今でもお美しいですが、お若いころはさぞかしの美人だったのでしょうね?」
老婦人 「こんなお婆ちゃんに美しいと言ってくださってありがとうございます。幼い頃、目が
大きかったのでキューピーちゃんとあだ名されましたよ」
リワ 「こんな綺麗なお祖母さんと町中を一緒するお孫さんたちは誇らしく思っていることで
しょうね?」
老婦人 「私は息子は1人いますが、孫はいないのですよ」

九州の財閥系の家の出のようで、その醸し出す気品は育ちからくるものであろうと思いました。
写真を撮りたかったのですが、施設の規則でそれはできませんでした。


老人ホームを辞去したあと、有志だけで枚方市まで戻り、「やさいのキモチ」で会食です。
老人ホームに行けなかった楓花さん、HTさん夫妻、永野さんの奥様とお嬢さんのみなこさん
にF.たか子さんが合流。
みんな仲間たちとの会食を楽しみにしているのです。
右から2人目のみなこさんはカフェミーナのオーナーであり、細川ガラシャの直径の子孫です。


二次会のカラオケ。
ピアノの申し子のような楓花さんは大のカラオケファン。


16.10.09
姪の長男の結婚披露宴


私の姪(画像右端)の長男タカヒロ君が結婚しました。
ボタニカル絵画を趣味としていた私の次姉(画像右から二人目)が祖母です。
大らかで優しい気質のタカヒロ君を次姉も私も大変愛しておりましたので本当に嬉しい出来
事でした。

お嫁さんは滋賀県出身で京都の伊勢丹デパートの某化粧品売り場に勤務していたときにタカヒロ君
と知り合ったとか。
小顔でスマートでグラマーで、もう、笑ってしまいたくなるほど、リカちゃん人形にそっくりの女性でした。


次姉一家。右側の姪は物理学者であり、その隣の夫君はNHKスペシャル「宇宙の渚」にも
出演した地球惑星科学、超高層物理学の権威。


小春ページのお馴染みの長姉、k.mitikoさん。




タカヒロ君の妹のミナちゃんはお祖父ちゃんが大好きだそうです。






式場の手配から花嫁の衣装まですべて姪が選び、取り仕切りました。
どうです、姪のこの嬉しそうな輝く笑顔。


中央の二人の男女はk.mitikoさんの孫たち。


新郎新婦はこれから長距離バスで新居のある宮崎市まで帰ります。
今度はいつ会えることやら・・・
二人の多幸を祈ります。


16.10.10
この日は小春ページの編集長に少年時代の懐かしい思い出の地、干隈に連れて行っ
てもらいました。

私が通ったキリスト教会の夏期学校が、かつてこの地にあった西南大学神学部所属の山の
家で毎年2泊3日で行われていたのです。
その様子は小春ページに掲載された編集長のレポートを見てください。
リワキーノの帰省

尾崎先生を囲んで幼稚園のミニ同窓会をしました。
尾崎先生は91歳になられますが、まったくお変わりないです。
隣のタガノリコさんは、お祖父さんのときから彼女まで三代続いた医者の家に生まれたの
ですが、彼女の話すお祖父様やお父様のエピソードは大変興味深いものでした。
風邪の患者には「栄養価のあるものを食べて家で安静にしていなさい」と言い、痩せぎす
のブルジョア婦人に「もっと栄養価のあるものを食べなさい」と言って親子二代にわたって
薬を処方してくれないので患者が皆よその医院に逃げてしまったと言う話はほんの一部
です。
なお、尾崎先生をお家まで送り届けてからは3人で武末君の馴染みのワインバーに行き、
そこで彼にご馳走になりました。


16.12.11
これも幼なじみのHallelujah Choのオーナーチョウ君と奥様には是非とも会いたかっ
たので新幹線に乗る前に会食を一緒しました。

早くに結婚して東京に住んでいた2人のお家に私は若い頃、何度も訪れて泊めてもらった
ものでしたが、その頃から奥さんは全然雰囲気が変わっていません。
当時、発売されたばかりのミニカラオケセットで山城君と奥さんが「青春時代」の歌を歌った
のですが、その後、何十年経ってもこの曲を耳にするたびに懐かしい想いが湧き上がって
きます。


16.10.15
奇跡の母子
ダンスサークル「ペガサス」の教室にH.フミコさんが赤ちゃんを連れてやってきました。


彼女は1年前の春までペガサスの仲間でした。
ちなみにHTさん夫妻が指導する大阪のダンスサークルはペガサス、スパイラル、ブルーベリ
ーと三つあり、今では私はその三つ全部に参加しています。
社交ダンスの世界に若い女性は本当に珍しく、また人柄もとっても素直なのでみんなに可愛
がられ、私も宝塚歌劇にも一緒したり、彼女とはとても親密だったのです。



梅田スカイビルで。



しかし、彼女は医師から子供を産めない身体と宣告されていて、出産のことは諦めていたの
です。
生来子供が好きな彼女のことを知っている私はこういう時、いつも祈願に行く常照皇寺で彼
女が妊娠することを祈っていたのです。
ところが何と!彼女はこの集まりがあった数ヶ月後に妊娠していることが判明し、昨年の12月
に元気な男児を出産したのです。
暮れも押し迫ったときに産院に彼女を訪ね、赤ちゃんを見た私の感動は言葉には言い尽くせ
ないものがありました。
こうしてかつてのダンス仲間に我が子を見せにやってきた彼女は今もダンスへの情熱を失っ
ておらず、「もう少し大きくなったら子連れでレッスンに来ます」と言ってくれるのです。
「そのときはみんなで交代して赤ちゃんの面倒を見るよ」と私たちは言いました。

アンソロジー・コンサート
中川史子さんと知り合ってから毎回、行っているプロ、アマチュアが入り交じったコンサートです。
会場は大阪倶楽部。
特に印象に残ったのがこのご婦人。86歳のアマチュアの歌手なのです。
是非ともホームページに掲載したく、演奏後、YouTubeへのアップの承諾をお願いしたところ、
付き添っていた孫娘さんが「かまいません。祖母も喜ぶと思います」と言って下さったので
公開が可能となりました。
岸惠子さんを連想しました。
歌とダンスは今はやりのアンチエイジングにもっとも近い手段ではないでしょうか。


16.10.23
タンゴの会
これも中川史子さんのお誘いで行ってきた音楽会です。
会場は池田市の逸翁美術館内にあるマグノリアホール。
逸翁美術館は阪急の総帥、小林一三を記念してできた美術館です。
近くに小林一三の住居もあります。


中川さんから年代物のスタインウエイがあります、と聞いてましたが、


オーバーホールされており、ピアノとしては現代の製作品です。

しかし透かし彫りの譜面台は素晴らしい。

中川史子さんを始め、多くの演奏家によるタンゴの曲が弾かれたのですが、皆さんの了解を
得ていないので中川さんの演奏のみ紹介させてもらいます。
なお、ピアノ音楽としてのタンゴの演奏だったので、実際にはとても踊れないような曲もあり
ました。



16.11.03
千葉海音シャンソンライブ
今年もやりました。彼女の歌に惹かれたリピーターがたくさん来てくれ、とても嬉しかったです。
(画像は永野洋さん撮影)






当日の演奏から。


終演後、有志だけで打ち上げ会。
昨年は最終電車で新大阪駅近くの友人宅に帰ったので今回は我が家に泊まってもらいま
した。
おかげで翌日も一日中、彼女と私たち夫婦は一緒に過ごせ、彼女の半生記をお聞きする
ことができました。
それは小説のように興味深い話でした。


16.11.12
旬彩和食「万や」
社交ダンスサークル「スパイラル」仲間の息子さんが経営するお店は素晴らしいです!
真ん中、白っぽい服を着ているのが店主のお母様。
大らかで接する人をほんわかとさせてくれるご婦人です。


料理の紹介は苦手なのですが、お品書きをクリックして見てください。
お品書き
万や  
住所:〒541-0057 大阪府大阪市中央区北久宝寺町2丁目6−11
電話:06-6243-1706



16.11.15
ブーケの会
辰巳さんのハーモニカ演奏は初めて聴いたブーケの会の人達の大変な賞賛を浴びました。


16.11.19
近畿修猷会・教養講座
世話役の久保さんの人脈の広さには毎回驚かされますが、今回は廃炉に追い込まれた原
子炉もんじゅの当初から元三菱重工で原発に関与された田下正宣さんの講演でした。
久保さんも私も夢の原子炉と言われて巨額の国家予算をつぎ込んだもんじゅを何とかして
再生させることはできないのかという願望を持っていましたが、田下さんは「それはもう今と
なっては無理です」とのお答えでした。
もんじゅそのものは性能的に決して失敗作ではなかったが、途中で起きた事故が不幸な事
態が重なってもんじゅの開発そのものがひどく疑問視されて長期にわたる停滞に陥った上
の今回の廃炉となったようです。
田下さんは講演会のときの質疑応答でも大変温厚でバランス感覚に秀でた人という印象
でしたが、二次会で接したとき、とても東大工学部原子力工学科卒、三菱重工のエリート
社員とは思えないような親しみやすい人間味に溢れた御仁でした。
真ん中が田下さん

酒席からよく退席されるので尋ねたらタバコを吸いに屋外に出ておられたとか。
「中で吸ってくださいよ!東大出の三菱重工のエリートがタバコを吸っておられるとは何か
凄く心が和らぎます。私の友人のスモーカーたちに伝えたら、きっと大きな慰めになると思
いますよ」と言ったら
「私の喫煙でそんな褒められ方をしたのは初めてです」と言われて以後は室内で吸われま
した。
私も昔はヘビースモーカーでしたから喫煙者の心理はよく判るのです。


近畿修猷会s40年卒の先輩たち。右から近畿修猷会会長の松川さん、教養講座世話役
の久保さんです。
私たちより一年先輩ですが、この年度の同期生が一番団結力が強いのではないでしょうか。
近畿修猷会を支えている御仁たちです。


16.11.20
この日、またもや、親しい女性、E.ミホさんの妊娠を知りました。
独身時代から娘を通して仲良しになった彼女が結婚してから6年間妊娠しないので、常照
皇寺に行って祈っていたのですが、それがH.フミコさんに続いて彼女も妊娠したとき、私は
光厳院様への深い感謝と畏怖の念を強くしたものでした。
切迫早産の恐れがあって彼女は郷里の福岡県大川市の親元で今、養生していますが、
最近の便りで切迫早産の危機は回避できたそうで今は来年3月の出産を待つばかりだそ
うです。
画像は丁度1年前に会食をしたときのもの。
梅田伊勢丹の高麗橋吉兆のランチはリーズナブルなお値段でゆったりとした時間を過ごす
ことができます。
画像掲載はご両人の承諾を得ていないので顔をぼかしています。
(夫君は片目のお化けみたいになってますが、とてもイケメンです)


16.12.01
日本最古の楽器店の一つ、私の古巣の三木楽器
(一般社団法人)日本ピアノ調律師協会主催の技術講習会が私が20数年勤務した三木楽
器店で開かれるので出かけていきました。
地下鉄本町駅を下車して御堂筋を南下し、

北久宝寺町3丁目の信号を左折し




高級外車のショーウインドウを横目に見ながら行くと



心斎橋筋商店街に面したところに三木楽器本店があります。
1923年(大正12年)に木造だった本店を地下1階地上4階のモダンな鉄筋コンクリートのビルに建
て替え、その、3、4階にホールを開設、現在に至ってます。



エントランス






22年前に私が退社したあとに内装の大改造が行われましたが、腰壁と階段の大理石、
楽譜棚は昔のままです。



2階への階段
私が居たときのピアノ技術部は3階にあったのですが(多分今も)、白壁に茶色の木製腰
壁の内装は昔放映されたテレビドラマ「アンタッチャブル」の連邦特別捜査官の事務所の
ような雰囲気でしたね。


玄関の木枠とステンドグラスも創建時のもの。


レッスン室
ここを借りて1時間スタインウエイを弾いた私の顧客のピアノの先生は至福のときでした、
とコメントされました。


技術研修会はレンナージャパン社による講習会です。
レンナージャパン社は世界的に有名なドイツのピアノの部品メーカー、ルイス・レンナー社
の日本総代理店です。
最高級の品質で有名なルイス・レンナー社のハンマーはスタインウエイ、ベヒシュタイン、
グロトリアン、ベーゼンドルファー、ファツィオリ等の有名メーカーのピアノに採用されてい
ます。


レンナー社独自の工具類。
奥に映っている黒っぽいスーツの男性は星誕音楽堂の専属調律師の大藪さん。
スタインウエイの技術者であり、すぐれた技術を持っているのにとても謙虚な人柄です。


ハンマーヘッドにつかうフェルトです。
最低音から最高音にかけてハンマーは大きさが変わっていくのですが、これを88個に切り
分けて平坦な面を外側にして折りたたみ、


下記のようなハンマーにするのです。このため、先端部は強い張力がかっかっています。




講演するレンナージャパン社の社長でピアノ調律師の宿利さん。
大変判りやすい解説でした。



16.12.08
アルバトロス倶楽部
今回は中国古筝奏者、伍芳(ウーファン)さんをお招きしての例会です。


彼女の演奏は録画できなかったのでネットから採取したものを紹介します。
このYouTubeの演奏はガラスの筝なので実際の中国古筝とは音色が違います。


手前のテーブル左端のウーファンさんの隣の男性大矢さんが彼女を招きました。
アルバトロス倶楽部の会費では、とてもお招きできないような高額出演ギャラのウーファン
さんが来られたのは大矢さんとの長い付き合いがあるからなのだろうと思いました。


今回はヴェラーティさんや藤村さん夫妻、そして私の家内も初参加です。


会長夫人の喜多内真美さんの挨拶。

この画像は別の例会のときのものですが、大矢さん、喜多内さん夫妻はいずれも80代の年齢。
80代になってもこのように品格を保つ先輩たちを見ると勇気と励みが出てきますね。


16.12.22
奈良教室ダンスパーティ
HTさん夫妻のダンスサークルは奈良にも二つあり、上級クラスなのでいつかその様子を見
たいと思っていたのですが、今年やっとそのダンスパーティを見に行くことができました。
奈良と言っても奈良市よりははるか南、法隆寺よりも南の上牧町です。


宏先生のデモ演技です。


HTさんとジルバを軽快に踊るこの男性は80歳からダンスを始めて今は87歳とか。


16.12.22
ロンドの会
今回は集まりが少なかったですが、その分、親密な話ができました。


TomoさんがHTさんのダンスのレッスンを希望しているので、3人でカラオケボックスに行き
ました。
レッスンの様子は下記のYouTubeでご覧下さい。
バックの音楽はHTさんが持参した簡易ポータブルラジカセによるものです。



16.12.23
ロシア領事館Xmasコンサート&パーティ
この3人のソプラノ歌手は関西で有名な存在だそうですが、3人による「愛の賛歌」は迫力
ありましたね。


後方の楽譜を持つ一団は宮崎剛さん率いる「合唱団CET」ですが、この合唱団の「トロイ
カ」は素晴らしかったです。
次回のブーケの会ではこの合唱団の歌ったテンポと雰囲気でトロイカを2人で二重唱をし
ませんか、とHTさんに提案したくらいです。


右から2人目がこの集まりに導いてくれた中川史子さん。


コンサートを終えてパーティ前の乾杯の歌

グリンカ作曲、バラキレフ編曲の「ひばり」を弾いて私たちを深く感動させてくれたピアニスト
の福原端木さんと。


この日のピアノ調律を担当した高木さんと。
彼とは12月1日の三木楽器における技術研修会の二次会で偶然隣席となり、お互い好きな
日本酒を酌み交わして急速に親しくなったのでした。


16.12.25
バッハの会
バッハの会は、ジャズを好んで弾くコルネーノさんが若き日から変わること無いバッハへの
深い傾倒を表現するために個人的に1年に一回年末に催す集まりです。
場所は横山亜美さんも演奏会をしたプチ・エル。









左から2番目、右から2番目の女性を除けば皆アマチュアの演奏家です。

左側の白の服を着た渡辺信子さんはピアニストであり、左隣の夫君、植松奎二さんと同じく
彫刻家でもあり、お二人の作品は日本だけでなく海外でも展示されています。
お二人から頂戴した絵はがきより。
渡辺信子さんの作品
 
 


植松奎二さんの作品
モニュメントは右端の石を錘としてワイヤーで天井から吊されています。


ネットから紹介。


兵庫県立芸術文化センター前広場の唯一のモニュメントも植松さんの作品です。


食事会は東三国のイタリアンレストラン、Relax&Recreation Room。
みんな本当に素敵な店を知っているなと感心させられる美味しさであり、居心地の良い
雰囲気でした。
右端の男性はコルネーノさんのお兄さん。
東京から駆けつけられ、この後、新幹線で帰られました。
コルネーノさんの結婚式でお会いして以来、40年振りの再会でした。
このご兄弟のお母様は現在97歳。
結婚式のときにシルバーグレーのドレスを着てこられた気品あるすらりとしたお姿は何十年
経っても覚えています。
一度、横浜の実家にコルネーノさんに連れて行ってもらったとき、「貴方たちがタバコを吸う
ように、私も家事の合間の息抜きにピアノを弾くのですよ」と言われましたが、今もシューマ
ンの曲などを弾くそうです。