『「ゆっくり動く」と人生が変わる』 小林弘幸・著 PHP文庫 ¥576


健康は、交感神経と副交感神経の高度のレベルでのバランスを保つことから守られることを
説いた本で、著者は自律神経研究の第一人者として知られる、順天堂大学医学部教授です。
ではどのようなことをしたらいいのか。

ゆっくり動く
ゆっくり食べる
ゆっくり呼吸する
ゆっくり話す


以上です。
日常の自分自身の行動パターンを少し変えるだけでできることがらであり、お金は少しもかかり
ません。
ただし、急ぐあまりに焦った行動や運転をしないためにも十分な時間の余裕を持たせる必要は
ありますが。

私は4ヶ月おきに血液精密検査を受けているのですが、あらゆる数値が正常値なのにアミラーゼ
だけが一昨年から異常に高く、常に400〜500なのです。(正常値は100以下)
幸い、私の場合は急性膵炎を起こす可能性がある膵臓の数値では無く、唾液からくるものなので
すが、昨年の8月の検査でこのアミラーゼの数値が一挙に100以下となったのです。
驚いた医師が「この4ヶ月の間で何があったのですか?お酒をかなりひかえたのですか?(医師
は私が大酒飲みであることを知っている)なにかサプリメントみたいなものを服用してますか?」と
尋ねるのです。
休肝日は設けず酒は飲み続け、サプリメントの類いは一切服用しない私が唯一思い当たるのは
この『ゆっくり動くと人生が変わる』の内容を実行したことだけなので、そのことを話したら医師は
その本のタイトルをメモしていました。
そして4ヶ月後の昨年の12月の検査のときも数値は正常値でした。
この自分自身の体験から私はこの本を皆さんに紹介しようと思い立ちました。