人前でピアノを弾きました。 2018.09.01
私は若い頃からピアノを我流で弾いてきましたが、人前で演奏することはありませんでした。
緊張して手が震え、ミスタッチはする、テンポは乱れる、途中で中断する、などでとても人様に
聞かせる演奏が不可能だったからです。
しかしこのまま人前でピアノ演奏をしないまま人生を終わってしまうのも残念な気もし、舞台の
場数をこなせばだんだんと緊張度もゆるんでいくのではと思い、アタックすることに決めたのです。
演奏の場は私が長い年月かかわってきた近畿修猷会の一サークル活動の「音楽を楽しむ会」。
曲目はJ.Sバッハの平均律クラビーア曲集第一巻の第一番ハ長調のプレリュード。
グノーのアベ・マリアの伴奏曲にも使われていることで有名な曲ですが、曲の構造が運指を間
違いにくいことと、何度弾いていても飽きがこないためにこの曲に決めたのです。
昨年12月に初めて演奏。左手が機関銃を乱射するように震えたにもかかわらず中断せずに弾
けましたがタッチはボロボロ。
今年4月、6月とアタックしてやっと震えが止まりました。
そして9月1日に4度目の演奏。最後にミスタッチが出ましたが何とか落ち着いて演奏することが
できました。
(画像をクリックすると動画が見られます)
百田潤一さん作詞・作曲「アキレギア」の歌。 2018.06.16