コロナ緊急事態宣言初日の休日は香里ヶ丘へお散歩に。   2021.04.25

香里ヶ丘は私の住む寝屋川市の北部、枚方市と接するところにある広大な丘陵地帯です。
工場は無く、商業施設もスーパーや個人商店やスポーツクラブくらいでイオンなどの大型店舗などなく、
純住宅地です。
香里ヶ丘の中心に位置する香里団地の中を貫くメイン通りはケヤキの並木道で春の新緑、秋の黄葉で
美しく彩られ、その季節になると私は回り道となってもこの並木道を車で通り抜けるのです。

そしてこの香里ヶ丘の素晴らしいところは住宅地の中に点々と存在する緑地帯です。
公園として残っているそれらの緑地帯は多分、香里ヶ丘が開発されるときから緑地帯として残されたも
のと思われ、それが香里ヶ丘の中を車で走り抜けるとき、いつも自然の息吹を感じるのだろうと思うの
です。

そして緊急事態選言が発令された今日、素晴らしい晴天の中、私たち夫婦は香里ヶ丘散策に出かけ
たのです。
我が家から車で10分ほどのところにある税務大学校に面した通りに車を置き、まずケヤキ通り(私の
つけた名称)を散策します。


娘時代に友人を訪ねてここに訪れたChakoさんは、バスの車窓から見る香里ヶ丘の緑豊かな風景に、
ご自分の住む都会ど真ん中の福島区と比べてすごく羨ましく感じられたそうです。




ケヤキ通りの西端に税務大学校があります。
私たちが目指す目的地はこの先の左手にあるこんもりとした小高い樹林帯なのです。


税務大学校の生け垣のサツキも凄い色合いでしたが、私はどちらかと言うと、白いサツキの花が好きです。


税務大学校前の坂道を上がったところから樹林帯の中に入ります。
右手のフェンスの隙間から入るのです。


入ったところの樹林帯はこれが住宅地の中に存在する地かと疑うほど自然に恵まれたところでした。


倒木を乗り越えていくと上の方にサツキの花が咲いているのがとても野趣があり、まるで深山にいるか
のような気分にさせられます。


最高地点。
晴天の休日だというのに誰もいません。
ベンチなどの人工造築物がない自然そのままのこの場所。
今度来るときは簡易チェアーを持参してここでビール片手にランチをしようと家内と語り合いました。
その場合はバスでここまで来なければなりません。でもそれだけの価値のある樹林帯でした。