緊急事態宣言下の連休は近郊のお散歩に限ります。 2021.05.03
5月3日は息子宅に泊まりがけで会食に行くつもりだったのですが、直前に変異型ウイルスの恐ろしさを横浜の娘が言ってきたので
急遽中止しました。
しかし素晴らしい快晴の天気に今日も家内と香里ヶ丘へ出かけました。
今回は自宅から歩いて行きました。
バス通りを避けて裏道を行くと成田不動尊の裏側に出ます。
成田不動尊の裏門。
バス通りを横切るとこのような閑静な住宅街に。正面は四方黒池治水公園。
池の周囲を散策路が設けられていますが、護岸工事がされていて成田公園のような野趣に乏しいです。
池のそばに瀟洒な建物があります。
ブティックを兼ねるカフェです。素敵な雰囲気ですが私は入ったことがありません。
このあたりから香里団地まではずっと純住宅地。徒歩30分ほどの距離です。
坂道が続きます。右側に見えるビルは香里園駅のランドマークとなるマンション。
成田町から末広町にかけては広い邸宅ばかり。俗に言う高級住宅地ですな。
このお家は本格的な日本建築。
この日本建築のお家は相当古いように思えるのですが、全然痛んでいません。
この高台で3年前に大阪を襲った台風の被害をよくも受けなかったものです。
もしかしたら屋根瓦は修復したのかも知れませんが。
このお家は私の顧客宅。建物の裏側は広い敷地の中に巨木が何本も立っているという、それは素晴らしい庭なのです。
南西の眺め。仏舎利塔の向こうに生駒山系の山並みが。
なだらかな坂道をさらに行きます。
ここの右側の緑地帯が私は好きなのです。
かなり急な傾斜の崖です。
桜の老木。
こんな太いクヌギの木は成田公園にもありません。葉っぱも大きいこと。
本当に緑に恵まれた閑静な住宅街ですが、「こんなに坂が多いところは動力付き自転車じゃないとダメだね」と家内が言います。
坂を下りていきます。成田町から末広町にかけては道路が曲がっていたり、斜めで他の道路と交差したり、一方通行が多いので
昔は初めて訪れるドライバー泣かせの迷いやすい一帯でした。
今はスマホのマップがありますから迷う心配はありません。
代替わりの相続税のために家、土地を手放すお宅も多く、このような細分化された宅地になっていくところがここ成田町、末広町
だけでなく同じ香里ヶ丘にあるお隣の枚方市の住宅地でも増えています。
正面の擁壁の階段を上っていくとバス通りに出ます。
香里園駅から枚方市、交野市へ向かうバスが通る道路です。左側が枚方市、右側が寝屋川市。
このあたりでは両方が急な坂となっており、道路は尾根の上を走っている感じで、ちょうど吉野山の街の地形のようです。
道路から坂道を下りていきます。向こう側に私たちが目指す小高い自然林の丘が見えています。
坂道を下りたところは香里団地の中をとおるけやき通りの西端です。
香里小学校をすぎると
すぐ左手に香里ヶ丘南公園です。
私たちの好きな丘はこの奥にあります。
平坦なところと起伏に富んだところがあって格好の子供の遊び場です。
何という針葉樹でしょうか。
公園の奥から。
私たちは丘の頂上を目指します。
税務大学校側と違って草に覆われた獣道みたいなところを上がって行くと深山に来たような気がします。
見覚えのあるトーテムポールのような枯れ木が見えてきました。
そしてそこをさらに上がると最高点です。心地よいそよ風に吹かれ、ウグイスの鳴く声ののどかさに私たちはしばらくここに立ち尽く
しました。
「最高!なんて気持ちがいいのかしら」と家内がつぶやきます。
下りは税務大学校側へ下りていきます。
税務大学校前の出入り口。
カーブミラーにご注目を。私たち夫婦が映っています。
私、前回にこの花をサツキと記しましたがツツジでした。
税務大学校の東側
けやき通りです。
東に向かって歩きます。雲一つ無く、湿度の低いまさに五月晴れの中のけやき通りの散歩は快適そのものです。
萬凛さんお勧めの素敵な喫茶店があるピーコックはこのすぐ先なのですが、私たちはここで引き返すことにしました。
建物は勝山愛和香里ヶ丘幼稚園。
古くからある幼稚園なのですが、立て替わっているのに気がついたのは散歩したからでした。
税務大学校方面に向かっての画像です。
香里ヶ丘9丁目のバス停からバスに乗り、香里園まで出ます。
香里園で大起水産の寿司屋に入ってランチを取りました。
ただし、アルコールはメニューから消えており、ビールが飲めないのが残念でした。
(ゴールデンウイークは正月休みと同じ感覚で捉える私は、家では昼間からアルコールを飲んでます)
「緑を堪能し、美味しい寿司も食べられて贅沢な一日だったね」と家内が言います。
交通費二人で200円(寝屋川市発行の高齢者&妊婦用にバス代130円分負担してくれる補助券があるのです)
寿司代2600円(中トロ、カニ、ウニ、いくら、ホタテ貝など高い皿ばかりを注文したにしては安価)
これで贅沢な一日だったと家内は言うのですから本当に幸せな人です。(私もしあわせ)