宇治の源氏物語ミュージアム&平等院巡り・その1 2021.08.01
コロナ過のために1年半も来阪できなかった娘ファミリーが7月27日から8月2日まで我が家に滞在した
のですが、百人一首カルタを使っての坊主抜きゲームが好きな2人の孫娘と毎夜のようにゲームをつ
きあったことから、十二単のお姫様や冠装束姿の貴公子たちの絵に慣れ親しんだ孫たちも興味を持っ
てくれるのではと思って、宇治の源氏物語ミュージアムにつれて行くことになったのです。
京阪宇治駅
改札口
小3と小1の2人ですが、予測どおりミュージアムの展示物に興味を持ってくれ、源氏物語の20分間の
映像もおとなしく観賞しました。もっともこの日の映像は「橋姫」という橋姫伝説にもとづいた複雑怪奇
な物語で宇治十帖をまだ読んでいない私でもよく判らない内容でしたが。
橋姫伝説については下記のページをご参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/
お昼時だったので駅近くの蕎麦屋「しゅばく」に入りました。
十割蕎麦が売り物のようで狭い店のため、しばらく外で待たされました。
でも数名の店員さんはとても感じよく、控えめでありながらいつも微笑みを浮かべて対応されます。
電動式臼です。
とてもこしのある蕎麦で美味しかったです。
右上のカップの中身は静岡の純米吟醸の喜久酔。これも美味しかったですね!
このセット、なにか病みつきになりそうで、涼しくなったらこれを賞味しにまた宇治へ来ようかなと思わ
せるものがありました。
源氏物語ミュージアムを目指します。京阪宇治駅から徒歩7分。
源氏物語ミュージアムに着きました。
エントランス。
猛暑のためかコロナ過のためか、訪れる人は少ないようで、職員の人がとても丁寧に迎えてくれます。
展示室への回廊
等身大の人物像です。
光源氏の邸宅、六条院でしょうか。
この牛車は迫力ありましたね。
車輪の直径は人間の背の高さほどもあるのです。
そして車軸を受け止める轂(こしき)という車軸受けの部分の頑丈そうなこと!
平安時代にこんなものを造っていたのか、と驚きました。
別の展示室への回廊
とても涼しげで幻想的ですらあります。
平安時代の宇治の風景。
20分間の映画を見てこんどは建物の北側に移ります。
エントランスを過ぎて北側への回廊
花散里という喫茶店兼売店があります。
図書館の書籍はすべて源氏物語関連のものばかりです。
蕎麦屋「しゅばく」で蕎麦と酒を一杯飲んで、ここで半日、源氏物語関連の本をあさるのも優雅でいいかも。
源氏物語ミュージアム
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始
観覧料:大人 600円(480円) 小人 300円(240円)
カッコ内は20名以上の団体料金