終末医療について啓蒙活動を行った二人の医師   

一週間前に私の妹分を自認する和歌山のカツラさんから下記のメールをもらいま
した。

田辺にゆかりのある、英文学者で翻訳家かつ、児童文学研究者でもある津田塾
大学副学長の川敦子先生という方がいて、私は長らく家族ぐるみのお付き合いを
しているのですが、書籍『病院で死ぬということ』の医師で著者の山﨑先生とのつ
ながりの中、とても貴重な対談が6月21日からYouTubeで配信されるから、ぜひ聴
いて!と案内をいただきました。


キューブラー・ロス女史については有名な『死ぬ瞬間』ではなく、『エイズ 死ぬ
瞬間』を読みましたが強烈な印象を受け、以後、私の同性愛者への偏見を完全に
払拭してくれた著書です。

山崎章郎(ふみお)氏の『病院で死ぬこと』は、私の終末医療に対する認識と覚
悟を確立させてくれた本で、それ以来、同氏の著作、発言には眼を通し続けてき
ましたが、今、肺がんの4ステージだとのこと。
このように意識の高い医師でもこんな重篤の状態になるまで気がつかないのか、
という思いと、いや、終末医療の啓蒙活動に邁進した故の多忙さで、ご自身の健
康チェックもおろそかにされたのかという思いがない交ぜになりました。

津田塾大学創立120周年記念特別対談と銘打ったこの動画をご紹介します。
https://youtu.be/qfYoYAT_TVM

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