少年ピアニスト・オウキ君のピアノ演奏    2022.08.12編集

最近、ちょっとしたご縁でIshizawaさんというご婦人と知り合いました。
人の心を癒やす力をお持ちの方で、多くの人の心の悩みの相談相手なって人の幸せのために多くの
時間を割いているその生き様に私は深い尊敬の念を抱いているのですが、私がピアノ調律師であるこ
とを知って、ご自分のお孫さんのことを話されたのです。

Ishizawaさんが話されるには、孫がアニメ「ピアノの森」に強く惹かれてピアノを習いたがるので、私のか
つての顧客だった友人からピアノを譲り受け、音楽大学の教授についてピアノを習っているとのこと。
音楽大学の教授がまだピアノを始めたばかりの6歳の子のレッスンを引き受けるなんて、この業界で半
世紀生きてきた私の常識では考えられなかったことですから大変興味を持ち、詳細をお聞きしたところ、
最初、知り合いの女性ピアノ教師について指導を受けていたのだが、その先生がかなり高齢で途中で
体調を悪くされてレッスンを継続することができなくなったために、自分の教え子だった音楽大学の教
授に依頼したそうです。
そして老先生が体調を回復したとき、その音大教授はこの少年、オウキ君のレッスンを続けさせて欲し
いと言われたので今に至るまでその教授にレッスンを受けているとのこと。

まだ6歳の習い始めたばかりのオウキ君の音楽性に音大教授が目を付けたことにとても興味を持った
私が演奏の動画は無いでしょうか、と尋ねたところ、送ってくれたのが下記の動画です。
オウキ君、小4(10歳)のときのもので、教授と2台のピアノを使ってのデュエットですが、わずか4年足ら
ずでここまで弾けるようになるのかと驚きました。
画像をクリックすると動画が見られます。動画が出てこない場合は画像下のURLをクリックしてください。
https://youtu.be/_BMI5jd4TGI

そしてオウキ君は今年の7月全日本ジュニア・クラシックコンクールで関西代表に決まり、全国大会に
出場することになったのです。
その演奏が下記の動画です。

https://youtu.be/-aX__uDw_pI

曲は宍戸陸郎作曲のピアノソナタ第1番第3楽章、第4楽章。
叙情的な前半と高度なテクニックを要する後半の曲はいかにもコンクール向きと思いましたが、前半における
叙情性の表現力は、これが小学4年生の演奏か、と思うくらいのもので、オウキ君はどちらでも審査員たちの
心を鷲づかみにしたことと思い、関西代表になるのは必然だと納得しました。

オウキ君と言い、F.リリカさんと言い、私は最近音楽の才能豊かな少年少女たちに出会えてこのように紹介さ
せてもらえる幸せを噛みしめています。
私が白寿まで長生きしたいと願うのはこの若者たちの成長を見守りたいからでもあるのです。

以上、Ishizawaさんのご了解を得たのでここに載せさせてもらいました。