テレマン室内オーケストラ コンサート 2023.05.30
家内が主に通っている寝屋川市の整形外科医院の院長のお嬢さんがテレマン室内オーケストラのコンマス
を務めていることから同室内楽団の演奏会に夫婦で行きました。
左は指揮者の延原武春氏
テレマン室内オーケストラは1963年に指揮者・延原武春氏が結成というので
すから60年の歴史を持つバ
ロックアンサンブルです。
バッハに熱中していた20代の若き日に、西宮の夙川教会での同楽団の演奏によるバッハの「ヨハネ受難
曲」の生演奏を聴いたときの感動は半世紀経った今も覚えています。
その当時は確か、テレマンアンサンブルと名乗っていたように記憶しています。
今回は会員制の高級クラブの大阪倶楽部でしたが、同楽団の演奏は完璧なものを感じたにもかかわらず、
感動はイマイチでした。
原因は同倶楽部ホールの音響の悪さでした。
大阪倶楽部は今までに何度も演奏会を聞きに行っていますが、そのほとんどがピアノ演奏か声楽に関す
るもので、弦楽合奏は今回が初めてだったのです。
弦楽器のソロも合奏も音がこんなにも艶の無い、無機質な音になるものだろうか、という思いに悩まされ
ながら添付のプログラムを聴いたのです。
終演後、家内に聞いたら、家内も私と同じ感想でした。
数年前にコルネーノさんとChakoさんと一緒にクリスマスシーズンに西宮市の夙川教会での同オーケ
ストラによるッハの「クリスマスオラトリオ」を聞きに行ったときはまったく音響に対する違和感は無かっ
たのです。
声楽やピアノでは満足できた同倶楽部が弦楽器による演奏には向いていないことを私は強く認識し、
以後、このホールでの弦楽曲の演奏会には行かないことを決意しました。
このようなことを記すと同ホールにも迷惑をかけるかも知れませんが私の感じた事実はそのまま表明します。
家内も私もテレマン室内オーケストラの演奏をちゃんとしたホールで聞いてみたく思っています。