介護のおくるみに包まれて その3  k.mitiko 2025年01月19日

介護制度は国と地方自治体と個人が経済負担を担いながら進めていきます。
介護制度を利用する本人の体調や要望に個人差があり、それにこたえる事業所も差がありますので
ここからは私の経験を述べていきます。

私が介護認定を受けましたのは76歳のときで要支援1からスタートし、ました。
「要支援1」とは、基本的に一人で生活はできるものの、家事などの支援が必要な状態を指します。
介護保険から給付される1ヶ月あたりの上限額(支給限度額)が決まっています。
要支援1の場合は月額50,320円です。
支給限度額内でサービスを利用する場合は、費用の1割(一定以上所得者の場合は2割または3割。
私は所得から1割でした)を負担します。

私は頭部に異常があり、日常生活の基本的な動作は一人で行えるものの、部分的に周囲の手助け
や世話が必要な状態 になりつつありました。
長年治療を受けていました医師の死亡もあって、治療担当の医師の交代をきっかけに、要支援2を
お願いし、認定されました。
76歳で介護認定を受けて現在まで要支援2でくらしています。

現在通所している運動中心のデイサービスは14年になりました。
私の要支援2のくらしを成り立たせているもとは、電動ベッドや杖、歩行器、など介護用具とともに
週3回来てくれるヘルパーさんの存在です。

掃除、買い物、調理、入浴などで、体の動きが鈍くなり、掃除機の操作は腰を痛めるのでしていません。
現在、ヘルパーさんを必用としているのは掃除と買物だけです。
時間は1回45分ですので、その時間内にすませ、必用な時は自費でお願いしています。
利用者・ヘルパーさん・ケアマネージャの三者の意思統一は重要でそれを軸として介護が行われて
います。

私は要支援2を維持しながら自宅を終の棲家にしたいと区分で介護の段階に入らないように努力
しています。
経費については運動中心のデイサービスの利用料、週2回の使用料4290円以外はすべて口座
引き落としですので正確に把握していません。

できるだけ要支援2を維持するように、身体面や精神面を健康に保つ努力を続けていけば、一人
暮らしを選ぶ場合でも、元気に暮らし続けられます。
経費については運動のための週2回の通所の経費以外、すべてが口座落しのため把握していません。
利用者の個人差、事業所の差のため支払については個人で調べるしかないと思います。
その時ケアマネージャに相談したり、ネットの情報を利用しています。

運動中心のくらしは、体調を見定めながら高齢の一人暮らしが可能で私のモットーの「介護はプロに
愛情は家族から」を信条にくらしていましす。