ミュージッシャン・衣川亮輔と三木市 2025.06.08
日ごろ、応援しているアーティストのコンサートに行ってきました。
場所は兵庫県三木市の”三木山森林公園音楽ホール”
寝屋川市から高速を利用しても1時間40分の遠距離です。
歴史好きの人なら三木市と聞くと、戦国時代に豊臣秀吉の「備中高松城の水攻め」、「因幡鳥取城の渇え殺し(かつえごろし)」
と共に「播磨三木城の干し殺し」と有名な城攻めの地であることを想起されると思います。
三木市は衣川さんが生まれ育った故郷の地であり、ここの”三木山森林公園音楽ホール”を彼のYou Tube動画で何度も見ていて、
一度訪れたいものだと思っていたところに3年ぶりにここでのコンサートが実現したのです。
以前、仕事で三木市に行ったときにそこに至る播磨の国の田園風景に魅了され、それ以来、三木市だけでなく、海辺の加古川市
に行くときも西宮北インターからは内陸部の一般道路を走って景色を堪能したものでした。
兵庫県の海岸線を行くよりはるかに渋滞が少なく、風光明媚な丘陵地帯をほとんど信号に引っかからずに走るドライブは快適以外
のなにものでもないのです。
衣川さんのオフィシャルサイトに下記の記述があります。
https://kinugawaryosuke.com/
衣川亮輔は…
なんだか なつかしくて…
ちょっぴり せつなくて…
いっぱい 元気になれる…
をテーマに
自ら名付けた「わらべ唄ロック」というジャンルで歌い続けております。
ふるさと・家族・ともだち・日本の原風景を題材に
子ども〜ご高齢の方までが一緒に口ずさめるメロディ
を目標に楽曲制作をしております。
三木市は人口は7万5千人と決して大きな町ではないですが、衣川亮輔さんが上記のような作品を作ってしまうことを肌で感じさせる
町と周辺地域なのです。
三木市街地
流れる川は加古川の支流、美嚢川(みのうがわ)
音楽ホールがある三木山森林公園にやってきました。
森林公園のマップ
森の文化館という建物の中に音楽ホールがあります。
駐車場から到着するのは建物の2階。
音楽ホールは1階なので斜面に建てられているようです。
ホールの入口
音楽ホール (ネットから画像を拝借)
舞台背後の樹林の光景が想像していた以上に素晴らしく、思わず嘆声の声が出ます。
「三木市に過ぎたるものが二つあり、衣川亮輔と三木山森林公園音楽ホール」
「治部少輔に過ぎたるものが二つあり、島の左近と佐和山の城」をもじった戯言です。
治部少輔とは石田三成のこと。
衣川亮輔さんのバンドの演奏です。
衣川さんは音楽も素晴らしいですが、トークも絶妙なのです。
ファンの多くはこのトークを楽しみにしているフシも感じます。
彼のファンである80代のおばあさんが語った話の紹介。
「私ね、水泳を習っているのですよ。平泳ぎもクロールもできるようになったの」
「ほう、それは素晴らしい!」
「ところがね、嫁がコーチにターンは教えないでください、って言うの」
衣川さんの作品の中から私が愛してやまない下記のものを是非、お聞きになってください。
「千年の花」
衣川亮輔「千年の花」(Short Ver.)【公式 Music Video】
江戸の花火
衣川亮輔「江戸の花火」【公式 Music Video】 - YouTube
「三木の唄」
衣川亮輔「三木の唄」【公式 Music Video】 - YouTube
「夏に降る雪」
衣川亮輔「夏に降る雪」(short ver.)【公式 Music Video】