7/12 2008掲載

モンテ・ビアンコ山麓トレッキング!・・・緊急速報!

「行って来ま〜す!」

ホテルから車で15分、、、ラパルドの村に駐車して、、、ケーブルカーの人となります。

彼の有名な・・・・・って、そう云う私

先日のNHK−BS「アルプス連続3夜編」で初めて知ったこの絶景ポイント、早速訪ねて見る事にしました。

どうかした?

「いやあ、ちょっと視界が・・・」

到着駅のすぐそばにあった観光植物苑的な施設で、一旦待機します。

「どうしますかね、これから?」 「そうやね、待てば海路の日和あり」

疲れ知らずの二人・・・・・

ハナパパからメール 「休養日をとるの忘れんように」 でした。

要は我々今

2130M地点に居ます。

さらに、3462M地点、NHKの画像で印象的だった、PuntaHelbronner(プンタ・ヘルブロンネル)を目指すかどうか思案中・・・・・料金もある事やし。

「まあ、行こか、、、何とかなるやろう」 「そうですよね、此処まで来たことやし」

でも・・・・・

何とかなりそうにもありません。

お山の数々眺める

絶好の地、に、居るとばってん

風速計見れば瞬間40M、しかも吹雪交じり・・・・・

これが・・・今日ばかりは

こんな風。

下界は少し明るくなりつつあるようですが・・・待つか、それともモンテ・ビアンコ山麓トレッキングに切り替えるか

決定する前にちょっと下の

売店にて、、、これ良かろう?

「降ります!」

先ほどお花畑のあった中間駅にて下車、、、トレッキング開始します。

「気持ちいい〜」

「あそこまで行こう」

お花の種類もスイスとは

一寸違うかニャ?

「最高ですよね」

荒川静香嬢もトリノ・オリンピックの際キャンプ張った此処クール・マイヨール、トリノに近く、アスリート羨望の地とか、勿論我々にとってもネ。

 

此処から下る事標高差で800Mあまり、、、足元はずずっと、まるで桃源郷状態です。

美し過ぎて頭は空っぽの二人・・・・・それでも口に出るのは「綺麗、美しい、凄い!」

深い緑のレベルに到達しました。

お花も少し違っているように感じます。

「良過ぎっす!」

 

「待たずに降りて正解やった!」

いい香りで〜す。

花も眺めも良いばってん、我等のお腹もいい具合!?

麓の村に近づいてきました。

「此処や!」

「良さそう、決まりや!」

「メニュー持って来ましたよ」

此処はホテル、三ツ星ですがシックな雰囲気が気に入りました。

決め打ちしたには訳があります。 直感です!

メニューと睨めっこするうちに係りのボーイさん 「もしかして日本からですか?」 「うん、どうして?」

「日本語のメニューでもあるのでしょうか?」 「そりゃ無かろうもん」

ややあって、厨房からやって来たのはTAICHI君、、、イタリアで7年修行の身とか

「どんな具合にされますか?」 「食べ尽くめ続いているので地元産の美味しいのを二人で取り分けようかな」

何と何と彼の好意で、我々の願ったり適ったりのアレンジしてくれています。

「取り分けでは何でしょうから、それぞれお皿に分けてお出ししましょう」

「それを伝えるの図」

カナッペからスタート。

冷製トマト仕立てのスープ

ホカホカのパン三種

「嬉しい配慮ですよね」

前菜の、地元で採れた

冷製鱒の秀作! りんごのベースと絡ませて食べると 「わあ〜、今回旅初の本格的料理」 「美味いレベルが違いますよね」

前菜二品目・・・・・

トマトベースの素晴らしいアレンジ! どうやって創ったらこういう味になるのでしょうか。

続いてリゾット

地元産茸を油でしっかり仕上げたものに絡める米の味、食感もさる事ながらベースの空豆の色合いが見事!

そしてメイン

カレイが主役の一品。 新鮮野菜の仕上がり具合素晴らしく、あっという間に皿は空!

折角のチャンス

アフターのフロマージュも堪能させてもらいました。

デザートの前の一品。

爽やかなクリーム仕立て、一口でパクッとやりました。 後口サッパリです。

料理の最後を締めくくるに

充分なデセール・・・・・充分待たされて登場しただけのことある逸品! アプリコットをリキュールにて熱々仕上げのアイスクリーム添え。

最後に喜びの品。

値段もリーズナブル!

此処でのシェフ TaichiMurayama との出会いのお陰で、普段ありえない半分量のフル・コース頂いた結果となりました。

お腹も爽やか! こんな料理日本であったらさぞかし通いつめの客多々と、、、察するに充分な技でした。

「時期が来たら東京でお店の計画を練っています」 との事でしたが、彼の成功を祈りましょう。 ご馳走様!!!

ホテルの下に

素敵な教会、小さいながらも地元密着の礼拝堂のようです。

戻って来ました!

このFiat、結構良く走ってくれて、大助かり!

クール・マイユールは日本で云えば軽井沢のような避暑地、ゆったりと時間が流れる格調高き村です。

もしかして・・・・・

グランド・ジョラスも頂見せ始めてくれたようです。

ホテルに戻ってベランダに出て・・・・・やっぱ今日は無理やったんやね。

モンテ・ビアンコは、終日頭出さずじまでした。

続く・・・・・