今年の九重の秋  2009.11.05
  
 
11月5日に妹夫婦と恒例の秋の九重登山に行ってきました。今回は
今までとは違ったコースで雨ケ池までということでトレッキングの
心づもりで出かけました。
 
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九重への道、色彩ロードの途中にある紅葉の名所によりましたが、全体が
紅葉というよりは淡い色合いで、前途をなんとなく予感させるものがありました 

 
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色彩ロードの駐車場のもみじは紅葉していました

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まわりはススキなのかアシなのか背丈ほどの高さで見通しはよくないの
ですが、心も軽やかに長者原のタデ原湿原を歩き始めました。
 
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三股山の裾を左に周りながらのコースです。
 
 
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雨ケ池まで2,7kということでハイキング気分です。
足元には落ち葉が重なっていて脚に優しく感じました。
 
 
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進むにつれて山道らしく大小の石が、足元への注意をひきつけ
ます。
 
 
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ふと見上げると所々に色づいた木々にほっとします。
 
 
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全体に紅葉した木が少ないようです。
 
 
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土石流の跡を横目に見ながらの登りはいつものことながら
小休止の連続で進んで行きました。
 
 
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私たちが登っているルートは荒れ果てて標識の赤いテープが途切れて
いるため、探しながらの登りは予想を超えてきついものでした。
途中で道が途絶え、土石流の跡を渡るなど思いがけない登りになって
きました。
 
 
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木段も壊れて散乱している状況に、次第に疲れも出てきて青息吐息で
登って行きました。
 
 
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ようやく目的地の近くになって登りはなくなりましたが、ぬかるみに
脚を取られないように注意しながらの気の抜けない道が続いていきます。
 
 
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目の前にそびえるのは三股山で紅葉はあまり見えませんでした。
後でホテルの方から11月はじめの寒波で雪がつもり
樹氷もできていっぺんに紅葉の色艶が落ちてしまったと
聞きました。
 
 
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長者原から坊ケつるの登山コース沿いにある雨ケ池にやっと
着きました。前方左側は平冶岳と黒岳、右側は大船山で、
雨ケ池を降ると坊ケつるです。ここで昼食をとりましたが、
大船山からの下山者が次々と通りかかり、私たちはおにぎりを
ほおばりながら、その方たちとつかの間の会話を楽しみました

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ささやかな万歳です。
 
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三股山の斜面は、土石流の跡がいく筋もあり、その荒れようが
気になりました。
 
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降りは積もった落ち葉の陰の浮石や木の根っこに目をこらしながら
用心して歩いて行きました。 
 
 
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やっと無事に降り記念撮影です。童謡の「紅葉」に歌われているように
山裾は紅葉に彩られてきれいでした。私たち高齢者にとって雨ケ池までの
道のりは、道なき道をたどりながらでトレッキングというよりは登山で
あったと思いました。
 
 
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妹が見つけたリンドウで、これ一輪だけでしたが背が高いの
には驚きました。
 
 
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秋も深く紅葉も終わりに近づいていましたが、この秋もこの山を見れて
幸せでした。来年春80歳を迎える義弟のお陰でまたここに来れて感謝
しております。今までどれだけ九重に来たか数えきれませんが、そのたび
感動と喜びを与えてくれるこの場所に又来年の春来れたらと願っている
ところです。写真は妹夫婦に提供してもらいました。