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00508 しばらく遊びに行きま〜す。 投稿者:nalちゃん  投稿日: 4月30日(金)17時58分52秒

GWは山口です。

遊び好き nalちゃん
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00507 はなパパさん 駄才さん有難うございました。 投稿者:K.mitiko  投稿日: 4月29日(木)09

時57分30秒

はなパパさん 駄才さんお二人のコメントで、一寸元気が出て又書いて
みようかな思ようになりました。

パウエル国務長官の発言はNHKで知りましたが、人質の若者を褒める
とともに自衛隊の活動も評価していました。戦争遂行の当事者が同盟国
の軍隊を評価するとともに、人質の若者達を認めていることに驚きました。
この事の意味するものは何なのか考えているところです。

はなパパさん 私の意見が大多数意見とは心強いかぎりです。
新聞などでは、人質の方たちや家族の方たちが匿名の手紙や電話で
傷つけられている状況が伝えられて、胸の痛む思いをしていました。
ここでこう言う発言するのはかなり勇気がいりますね。
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00506 ジャーナリストと自己責任 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月28日(水)23時23分26秒

リワキーノさん、急いでもう一つ書いておきます。ジャーナリズムの役割と
「自己責任」についてです。私たちは現在イラクで何が起きているのか、
それを知りたいと思います。一部ではベトナムのようになるのではないか、
といったことが囁かれています。しかし、真相を新聞やテレビはなかなか教
えてくれません。それは多分に情報がないからだと思います。これらの情報
を知るためにジャーナリストが危険な地域に入ることは止むを得ないことだ
と思います。しかし、その場合でも「自己責任」は付きまといます。自分の命
は自分で守る。これは平和なところにいようが、戦地にいようが、同じです。

勿論、外国で邦人が危機に晒されたら、我が日本国政府は救助の手を差し伸べる
でしょう。しかし、政府といえども、救助できない場所や状況があります。その
ような地域に入るジャーナリストは、危険を十分に承知して仕事をしなければな
りません。情報は取りたいが、命は惜しいから政府に守ってもらいたい、という
虫が良すぎます。
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00505 Re:「不可解」な日本? 人質への非難に驚く米社会  投稿者:駄才小寒  投稿日:

4月28日(水)23時08分2秒

リワキーノさん、私も明日からまた数日出かけるので、今晩はもうこれ以上
投稿できません。それぞれについて簡単に述べます。

外国の新聞記事ですが、私は全部読んだわけではありませんが、どこまで事情
を分った上で書いているのだろうかという感じがしました。また、外国の記事
を利用する一部の報道機関の仕方にも作為的なものを感じます。パウエル米国務
長官がやはり人質になった若者を誉めたということをTBSのキャスターが紹介
したことがありました。しかし、そのキャスターは、その後にパウエル長官が
自衛隊の活動を同様に賞賛したことを伝えなかったそうです。

私はこれをネット上で知りました。昔ならテレビの報道のまま偏ったニュースを
知ることになったのでしょうが、今はすぐにネットで正確な情報を知ることがで
きます。現在進行しているインターネット社会の大きなメリットです。ル・モン
ドやニューヨーク・タイムズの記事についても、ネット上で、誰がそれを書き、
どのような背景があるといったこともすぐに分ります。もう新聞が偏った情報を
独占的に流しつづける時代は終りました。
編集済
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00504 ボランティア 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月28日(水)22時53分23秒

mitikoさん、はなパパさん

御感想をお寄せ頂いて有難うございます。私だけが独占しているような
気がしていましたので、異なった意見や感想が出てくることは嬉しいです。

>NGOの方々の行動は私にはできません。
>かなたの人々、子供たちが恐らく辛い目に遭ってるかも
>しれないだろう、と想像はついても、私にはできません。
>ましてや、そういう事態に飛び込んで行った人たちには
>どこかの官房長官の言のように他人事のようには
>言えないですね。
>これはあくまでも私の感覚的なものいいです。

同じように彼等の行動に対しては、「何も戦争の起きている危険な地域で
人道支援活動をしなくても、この日本にも困っている子供は沢山いるので
はないか。なぜ外国でしか出来ないのか」という感想を持つ人もいます。

イラクで民間援助活動を行っている人についての興味深いサイトを発見しま
した。「イラク頭巾物語」といいます。決して読みやすいHPではありませ
んが、民間支援活動の一つのタイプであるだろうと思います。
http://danceart-web.hp.infoseek.co.jp/n6.htm
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00503 また、ゆっくりと・・・ 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月28日(水)22時49分39秒

はなパパさん

ご感想を寄せて下さって有り難うございます。
実は私、明朝5時半起きで山登りに行きますのでもうこれから寝なければなりません。
また、ゆっくりと語り合いましょう。

久しぶりの登山であり、私の所属する新宮山彦ぐるーぷの30周年記念登山、しかも明日は快晴
とか。
三重県最高峰の画像を撮ってきます。
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00502 Re:少数意見かもしれませんが・ 投稿者:はなパパ  投稿日: 4月28日(水)22時20分16秒

mitikoさん、決して少数意見ではありませんよ。
私はむしろ大多数意見だと思います。

こういったことに関して私は多くの新聞を見るわけでもなく、
評論家の方々の説を深く考えるわけでもなく、ただ単純に
自分の身に置き換えて考えるのです。
ですから反論があれば何も言うことはなく、ヘェ、ヘェ
そうなんですか、としか言えないのですが、ただ、視点が
違うことは言えますね。
持ちの中で、銃を向けられた子供たち、何を考えるのでしょう。
平和ボケした能天気の私には感覚的には感じても、実際
そういう目にあってないのですからコメントの仕様がありません。

NGOの方々の行動は私にはできません。
かなたの人々、子供たちが恐らく辛い目に遭ってるかも
しれないだろう、と想像はついても、私にはできません。
ましてや、そういう事態に飛び込んで行った人たちには
どこかの官房長官の言のように他人事のようには
言えないですね。
これはあくまでも私の感覚的なものいいです。

リワさん、
ここで投稿するのは結構しんどいですよ。
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00501 中田厚仁さんのご家族 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月28日(水)10時28分15秒

駄才さん

貴兄のご意見に今日は一つだけコメントさせてもらいます。

>確かにそうなのですが、多くの人は人質の家族の人たちの当初の対応に驚いたのでは
ないでしょうか。江川氏はこの家族の態度については何も言及していません。あのよ
うな応対を自然だと考えたのでしょうか。

私も、人質の家族の人達の当初の言動が多くの人達の反発を招いたと思います。
特に3人も人質になっているのだから自衛隊を撤退すべきだ、と発言したことは大変まずかったと
思います。冗談ではない!と私はひどく憤慨したことを覚えております。
身内があのような事態に陥ったとき、家族の方々が冷静ではおられないのはよく解りますし、それ
が自然な人情の発露なのでしょうが、少なくとも公の席では自重すべきと私は思います。一昔前
の日本だったら一家の家長となるべき人物がそういう世間の反発を招くあからさまな言動を押さ
えたと思います。世間体を考え、我が家族を救うのにより有利な状況に持って行くためにも。

状況は異なりますが、私は11年前にカンボジアでUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)のボ
ランティアとして活動中に射殺された中田厚仁さんのご家族の対応を思い出します。あのとき、遺
骨を抱いて、帰国されたお父上の武仁さんから、「政府は、あるいはUNTACはどう責任をとってく
れるのか」というような恨みつらみの言葉を聞き出そうとしたマスコミのインタビュアーもいた中、
武仁さんは、息子の死に対して、誰かに責任を求めるような言葉一つ吐かず、逆に下記のような
手記を残されたそうです。

「厚仁のからだは白い布に包まれ、とどめを刺された一撃である後頭部から左目に貫通した銃弾
の痕も、それと分からないように包帯で包まれていました。母親がせめて手だけでも握ってあげた
いと申しまして、恐れおののきつつ白い布を解きますと、厚仁の手は胸のうえで合掌するように組
まれていました。この姿を見たとき、私には、厚仁が私たちの息子であるというようりも何か崇高
なものであるような気がしたのです。・・・
息子ではありますが、気だかい人間性の発露、人間の尊厳を見たような気がして、もう厚仁は私
たちのものなどではなく、たいへん気高いものになったという感動を覚えました。・・・
信ずるもののためには命を捧げても行動する、という崇高さを持った人間を示してくれたことが、
厚仁の救いであると思います。貴いもの、崇高なものが人間の中にはあるということを信じさせて
くれた事が。」

あのときの中田武仁氏の言動ほど私を感動させたものはなく、私も息子に対してはかくありたい、
と思ったことを今でも強烈に覚えております。今も中田武仁氏の手記をこうして読み返すとき、息
子を持つ父親として涙無しで読むことができません。

しかし、このような感慨はもしかしたら男特有のものなのかも知れません。
厚仁さんのお母様のお気持ちはこれは男に想像もつかないものがあることでしょう。
夫の傍ら常に黙して語らず、悲しみを内に秘めておられた奥様のお姿もいつまでも忘れることが
できません。

この後、このサイトは編集者の下記の言葉を付記しておりました。

「今でも深夜や朝方には、耐え切れず、泣き叫ぶことがある」という親としての悲しみと、息子の気
高い姿に人間として感動するという事は、ともに真実の思いであろう。

全文は下記のサイトをご覧ください。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h10_1/jog032.html
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00500 Re:Re:自己責任論 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月28日(水)09時45分13秒

駄才さん
ご理解あるコメントをいただき、有り難く思っております。

>擁護論が必ずしも少数派であるとは思っていませんが、こ
の談話室もこれでバランスのとれたものになり、私も気持ちが楽になりました。一
方的な意見ばかりの掲示板というのは退屈なものです。

まさに同感ですが、貴兄の意見は決して退屈なんてことはありません。
今日も考えさせる記事を毎日新聞の「記者の目」で見つけました。
ただ、無断で全文を載せるのはなるべく避けたく思いますのでその一部を載せます。

「NGOの活動も戦争報道も必要なことだ。それには現場に行かなければならない。事件が起きた
後に結果論として「無謀だった」と切り捨てるのは簡単だが、フリージャーナリスト集団「アジアプレ
ス」の野中章弘代表は「危険だから行かないという選択肢もあるだろうが、全員がそう判断してし
まったら戦場取材は成立しない」と指摘する。」

全文は下記のサイトをご覧下さい。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040428k0000m070151000c.html
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00499 イタリアの人質 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月28日(水)00時00分46秒

私はずっとイタリアの人質の人のことが気になっていました。今朝の新聞に
久しぶりにその人たちの消息が出ていました。それは三人の命が無事である
ことを知らせると同時に、拘束している「緑の旅団」という組織が「イタリ
アの国民が伊政府に反対するデモを開かなければ五日以内に三人を殺害する」
というテープを放映したという内容でした。

私はこのニュースに接して吃驚しました。デモを要求するテロリストなど聞
いたことがなかったからです。軍隊の撤退要求が伊政府によって拒否された
ので、要求を落としたのか。しかし、デモを要求するなんて初耳です。デモを
したら釈放するのでしょうか。

通常は金を要求するのでしょうが、もしかしたら伊政府は取引を一切していな
いのかもしれません。金を取ることができず、しかし、人質を殺害することも
〈何らかの理由で)出来ない誇り高いイラク人にとって、デモをさせることが
彼等の面子を保つことなのかもしれませんが・・・

この要求からもう一つ分ったことは、イタリアでは日本と同じようなデモが起き
ていないことでした。イタリアでは人質の殺害によって撤退論が強くなったと聞
きましたが、我が国のようなデモは起きていませんでした。これも驚きでした。
我が国との違いを見せつけられたようにも思いました。
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00498 Re:自己責任論  投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月27日(火)23時22分6秒

リワキーノさん、人質になった人及びその家族への批判に対する反論を紹介して頂
いて有難うございます。擁護論が必ずしも少数派であるとは思っていませんが、こ
の談話室もこれでバランスのとれたものになり、私も気持ちが楽になりました。一
方的な意見ばかりの掲示板というのは退屈なものです。

今回の事件は、単に「人道支援活動」をしている若者の無謀な行為として片付けら
れない深いものが背後に潜んでいることを感じていますが、それはいずれ明らかに
なるしょう―いえ、そんなに簡単に明らかにはならないかもしれませんが。

さて江川氏の「自己責任論」批判ですが、いくつか感想を述べます。

・「自己責任」と「政府の責任」についてはきちんと議論する必要がある。彼等が
 戻ってきたら安全確保のためにどのような対策を講じたのか聞きたい。

この点は同感です。今後のこともあるので、どのような場合には政府はここまでなら
責任を持つということをある程度明らかにしておくことが必要です。後者についても
誰しも彼等に尋ねたいと思っているでしょう。

・今にも人質の命が危険に晒されている時に、自己責任論で被害者を非難するのはあ
 まりにも不人情ではないか。家族に対しても同様である。自分の身内が今にも殺害
 されそうなときに感情的になるのは仕方がないではないか。もっと寛容になるべきだ。

確かにそうなのですが、多くの人は人質の家族の人たちの当初の対応に驚いたのでは
ないでしょうか。江川氏はこの家族の態度については何も言及していません。あのよ
うな応対を自然だと考えたのでしょうか。

・人質になった若者は、荒れた海でサーフィンをして溺れた若者とは違う。「困難な
 状況にあって何の支援も受けられないでいる子どもたちを助けに行ったり、劣化ウ
 ラン弾の被害状況を調べに行った」人たちである。

荒海でサーフィンをして溺れた若者との比喩は必ずしも適切でないと思いますが、私は
政府はどちらの場合でも同等に救助しなければならないと思っています。政府がこの人
間は助けるが、あの人間は助けないということになれば、それこそ大変なことです。

・政府の対応も冷たかった。人質の命にもっと配慮があってもよかった。

後から判ったことですが、政府は最初放送された映像を解析して、どうやら脅されて
いる様子が演技であることを知っていたようです。そこで人質が殺されることはない
と判断したらしいです。明確に自衛隊撤退を否定したのは、この判断もあったと私は
考えています。

・人々はもっと遠くで起きている「殺されていく子どもたちのことに思いを巡らす」
 べきではないか。

18世紀にアダム・スミスは著書の中で次のような例え話を書きました。遠い中国で地震に
よって数百万の人が死んだとしよう。我々はそれに悲しみ大いに同情する。しかし、しば
らくするとそれをすっかり忘れるであろう。残念ですが、これは本当であろうと思います。
いかにテレビが発達して遠い異国の惨状を映し出しても、私たちは当初はそれに驚き胸を
痛めます。が、しばらくすると日常の中でそれを忘れていきます。自分の不幸には敏感で
も他人の不幸には鈍感なのが、悲しいかな人間であると、私は思うのです。
編集済
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00497 熊取! 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月27日(火)22時46分45秒

>天王寺公園周辺が気に入っておりまして、前回の出張時、
 月曜の午前中天王寺公園を訪れたのですが、休園日で、翌日熊取出張の帰りの夕刻4時過 

ぎに寄ったら植物園、動物園とも閉園時間で残念な思いをしたのです。

ルパンさん、
何故、そのとき、携帯電話にTELしてくださらなかったのですか。昨年上京した折りに電話番号は

教えていましたよね。天王寺でしたら電話頂戴した時点から約50分で駆けつけられたのに。
天王寺公園の青テントカラオケが強制立ち退きになったのは私としては寂しい気持ちです。朝っ

ぱらからカラオケやっているあの無頼振りは近頃珍しい光景に思ってたのです。
いや、この私の発言も無責任な感想ですが。

そうだ。ルパンさんは一度、西成区の新今宮近辺をご案内しなければなりませんな。
通称”釜ヶ崎”で知られたドヤ街です。
山伏の山谷無心さんが生きていたら、素晴らしく立ち入ったガイドをしてくれたのですが、私だけ
では案内できるところは限られます。それでも三角公園近辺など、浪速独自の雰囲気を持ったと
ころはうわべだけでも見る価値はあります。

>熊取出張を待ち望む P・L・N

熊取とはまた、大阪北部の寝屋川から見ると滅茶苦茶、僻南の地ですな。
沖合には関空が見えるところです。京橋駅で関空快速を見ると、遠いところまで行く電車やな、と
いつも思ってしまいます。
しかし、ご安心あれ。
ルパンさんに会うためには関空快速、紀州路快速に乗ってでも参りますぞ。
関空から帰られるのでしたら、まだ一度も行ったことのない関空まで見送りに行きます。
来月、連休明けに、熊取町よりもまだ和歌山寄りの阪南市に仕事に行く予定がありますが、偶然
の一致で貴兄の熊取出張が同じ日になったらいいですね。
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00496 お誘いありがとうございます。 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 4月27日(火)21時48分15秒

 リワさん
 大阪は熊取の出張時お会い出来たらと楽しみです。
 天王寺公園周辺が気に入っておりまして、前回の出張時、
 月曜の午前中天王寺公園を訪れたのですが、休園日で、翌日熊取出張の帰りの夕刻4時過 
ぎに寄ったら植物園、動物園とも閉園時間で残念な思いをしたのです。
 しかし、公園周りの青テントカラオケはBOSEのスピーカ使って怒迫力でびっくりしまし た。「大
阪ってすんげえーなぁー これが大阪だぁー!」と至極感心したのですが、
 その後TVニュースで、市が強制立退きさせたの報で、ちょっと安心するやら寂しく感じる やら
無責任な思いをしてました。
 
熊取出張を待ち望む P・L・N
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00495 Re:ぷれーばっく ! 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月27日(火)20時19分14秒

>いじいじした高校生活をすごした私にとってyoiyoi皆さんのそれは至極眩しく
映ります。皆さんのhpを覗いてみますと、青春してるなって感じます。

ルパンさん、
貴兄の高校時代がいじいじしていたなんて信じられません。
一度、高校時代のロマンスなんかを聞かせて下さいませんか。
少年時代のは過去にじっくり聞きましたからね。

>『ハニーに感謝して涙をふく決心をしています』を読ませて戴いてたら、涙がにじんでしまいました
。 『ハニーを背中の手打ち庵』&『山登り』玖珠玉のショットです。

貴兄の書き込みを見て私も久しぶりに手打ち庵殿のHPを拝見しました。
ハニーちゃんのことが思い出されます。私の息子が結婚した直後でして、息子夫婦や娘は亡くな
る直前のハニーちゃんに会ってます。曽爾高原のショットは本当に素晴らしいですね。

ところで、らんらん&りんりんさんが岡山旅行に来たことを知ったさすさらさんが、無断で岡山入り
しないこと、前もって岡山よいよい会に断ること、とよいよい会伝言板に記しておりました。会えな
かったことが悔しかったみたいですな。
同じ事を貴兄にも言いたい。関西に来られ、大阪を通過することがあったら是非、声をかけてくだ
さい。寸時でも会える機会があったら会いに行きますぞ。
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00494 Re:少数意見かもしれませんが・・・ 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月27日(火)18時23分42秒

>私もその一人です。貴方との電話でその話になった時、相容れないものを感じても
理論的に説明できない事を自覚していましたので、ただちにその話題は棚上げに
しましたね。「自己責任論」への反論、少数意見かも知れませんが、ここで紹介
してくださって良かったと思っています。

mitikoさん

ご理解いただけると思いますが、私はこれらの人質になった3人への擁護論に賛同するものでは
ありません。
ただ、mitikoさんを始め、人質になった3人を擁護する人達の思いも深いことを知り、江川紹子氏


「そんな思いは、「自己責任」を論じる人々には、感情的で抽象的で甘くくだらなく見えるのかもし
れない。しかも、「論」として主張を展開しにくい。「自己責任論」は短くインパクトのある言葉で語
れるのに比べて、こうした話はだらだらと時間と行数を要し、時にはとりとめのない話に陥ってしま
う(今も陥っているかもしれない)。そうこうするうちに、今の風潮に対する違和感や疑問を感じる
心は、「自己責任」という「論」に押されて、隅の方に押しやられているような気がする。」

の言葉を見るとき、私は自分の確信にわずかな懐疑を抱くべきでは、あるいは、これらの少数派
と思われる人達の意見というものにも耳を傾ける必要があるのでは、と思ったからここに転載した
のです。
つまり、この「自己責任論」についてはもっと慎重に深く論議を続けるべきではないか、と思ったの
です。
ですから、逆にここに載せられたことによって徹底的にこの人質擁護の論議が反駁される可能性
もあることをご承知置きください。
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00493 少数意見かもしれませんが・・・ 投稿者:K.mitiko  投稿日: 4月27日(火)17時05分3秒

リワさん

「反発と憤りを感じるがそれをうまく論理的に言葉に表して表現することができないため、その悔し
さ、悲しさの気持ちをそれぞれの心内に秘めているようなのです」

私もその一人です。貴方との電話でその話になった時、相容れないものを感じても
理論的に説明できない事を自覚していましたので、ただちにその話題は棚上げに
しましたね。「自己責任論」への反論、少数意見かも知れませんが、ここで紹介
してくださって良かったと思っています。
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00492 「不可解」な日本? 人質への非難に驚く米社会 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月27日(火)
12時26分7秒

4/24の共同通信の記事です。
フランスと言い、アメリカと言い、ボランティアの人質に対する認識が日本とは随分違うようですね
。共同通信の偏向のせいで少数意見が紹介されているのか、それとも、これが欧米社会のおお
かたの意見なのかどうかが知りたいところです。

【ロサンゼルス24日共同】イラク日本人人質事件で、解放された人質が日本国内で冷淡に扱わ
れたり、非難の声を浴びていることに、米国で驚きが広がっている。善意を尊び、職務の使命感
を重視する米国人の目には、日本での現象は「お上」(政府)が個人の信条を虐げていると見え、
不可解、奇異に映っているようだ。
 米主要紙には22日から23日にかけ「OKAMI(お上)」や「JIKOSEKININ(自己責任)」という
日本語が並んだ。
 ロサンゼルス・タイムズは「敵意の渦中への帰還」という見出しで人質への対応問題を特集。
 小泉純一郎首相が政府の退避勧告を無視しイラク入りした人質を、自己責任論を振りかざし非
難したと伝えた。同紙は、対照的な例として、カナダの人道援助活動家の人質が地元モントリオ
ールで温かい歓迎を受けた例を紹介、日本の例は「西側諸国とはまったく違った現象だ」と評した。
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00491 人質「自己責任」論に批判広がる (しんぶん赤旗4/22) 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月27日(火)
11時20分8秒

赤旗の記事の一部です。

京都新聞十八日付には、瀬戸内寂聴さんのコラムが掲載されています。このなかで瀬戸内さん
は、竹内外務事務次官の「自己責任」発言に便乗して、「自業自得」とか、「救出に税金を無駄遣
いするな」といった声がわき起こったことについて、「情けないことである。日本人はいつからこん
なに卑しくなったのだろう」と指摘。「彼ら(被害者)の過去の行状や、家庭のプライベートなことま
で書きたてる週刊誌などが出てくると、全く国の品位が疑われて情けなさが先立つ」とのべていま
す。
 瀬戸内さんは、そのうえで湾岸戦争直後に医療支援のボランティアでイラクを訪れた経験をふり
かえりながら、「若い人々の一途な情熱をすべてためてしまっては、国は老衰するばかりであろう
」と訴えています。
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00490 「人質こきおろす日本政府」(仏紙ルモンドが「自己責任論」を批判) 投稿者:リワキーノ  
投稿日: 4月27日(火)11時10分24秒

ルモンド紙の要約は共同通信が配信したもので、ルモンドの本文が探し出せなかったのは残念で
す。
ご存じ無い方もあるかも知れませんが、共同通信は朝日新聞、岩波と共に偏向報道が強い、と
保守派から批判が多い通信社です。

「人質こきおろす日本政府」(仏紙ルモンドが「自己責任論」を批判)

 20付フランス紙ルモンドは、イラク日本人人質事件で日本国内に「自己責任論」が台頭してい
ることを東京発で紹介、政府や保守系メディアが人質の無責任さを責め、健康診断や帰国費用
の負担を求めたことを批判した。
 「日本では人質に解放費用の支払い義務」と題した記事は「日本人は人道主義に駆り立てられ
た若者を誇るべきなのに、政府などは人質の無責任さをこき下ろすことにきゅうきゅうとしている」
と指摘。
 人質が「イラクで仕事を続けたい」と発言したことをきっかけに「政府と保守系メディアに無理解
と怒号が湧き起こった」とし、費用負担要求について「この慎みのなさは制裁まで伴っている」と非
難した。
 また「(人質の)若者の純真さと無謀さが(結果として)、死刑制度や難民認定などで国際的に決
してよくない日本のイメージを高めた」と評価。パウエル国務長官が「危険を冒す人がいなければ
社会は進歩しない」と人質に慰めの言葉を贈ったことも紹介した。
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00489 「自己責任」と想像力 江川紹子(後) 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月27日(火)11時06分16秒

 しかも、メディアは家族の感情が露わになった部分だけを伝えがちだ。
 例えば、高遠菜穂子さんの弟の修一さんが声を荒げた場面を見て不愉快になった、という人が
いる。
 しかし、別の時に私が見た修一さんは、むしろ逆だった。話をしているうちに感情がこみ上げて
きて話を続けることができなくなった妹の井上綾子さんと代わり、静かに「僕は日本国を信じてま
す」と語っていた。
 とりわけテレビは、短い時間でインパクトのある映像や声を、その前後を切り取って流すことが
多い。静かに穏やかに語っている部分より、怒りや涙といった感情的な場面がどうしても選ばれ
てしまう。新聞などの写真もそうで、被写体が泣いたり怒ったりすると、一斉にフラッシュが焚かれ
る。
 何もそれは悪意ではなく、あるいは特別なイメージを作ろうという意図があってのことではない。
 それでも、これだけ大きな話題であれば、一日に何度も同じ映像、同じ声が繰り返し流れ、視聴
者の頭の中で特定のイメージが形成されてしまいがちだ。
 そうしたマイナス効果を防ぐには、大きな事件に巻き込まれた被害者の家族は、何はともあれP
R会社かイメージコンサルタントに依頼をして、イメージ対策をすることから始めないとならないの
かもしれない。
 
 それにしても、被害者やその家族を叩く論調には、あまりにも想像力が欠如しているのではない
か。
 想像というのは、自分が体験していないことも、身の回りの人間関係や、自分のこれまでの経験
、知識などに照らして共通点を模索し、それを手がかりに進めていく作業だと思う。子どもがいる
人は「もし、これが自分の子どもだったら……」と考えるかもしれない。若い頃に無謀な冒険をした
人は、「自分だって……」と3人を思いやるかもしれない。ボランティア活動を熱心やっている友人
がいれば、高遠さんの姿と重ね合わせるかもしれない。
 ところが、今回の反応を見ていると、「自分はそういうことはしない」「自分とは関係ない」という感
じで、自分とは全く切り離し、共通する点より、違う点ばかりに目をむけているように思う。
 あるいは、例えば北朝鮮拉致被害者の問題と比べて、こういう点が違う、ああいう点が違うと指
摘するメールを下さる方が何人かいた。
 私自身は、この2つの事件を比べて論評することはこれまでなかったし、両事件はいろいろな点
で違いがあると思う。政治的な立場から見れば、ひょっとして正反対で決して混じり合うことのない
問題に見えるかもしれない。
 しかし、命や肉親への情愛という点では、この2つの事件の関係者に、相通じるものはあるので
はないか。政治でも思想でもない、命を思い、肉親を愛する気持ちは、少し想像力を働かせれば
感じ取れるのではないか。
 そんな思いは、「自己責任」を論じる人々には、感情的で抽象的で甘くくだらなく見えるのかもし
れない。しかも、「論」として主張を展開しにくい。「自己責任論」は短くインパクトのある言葉で語
れるのに比べて、こうした話はだらだらと時間と行数を要し、時にはとりとめのない話に陥ってしま
う(今も陥っているかもしれない)。そうこうするうちに、今の風潮に対する違和感や疑問を感じる
心は、「自己責任」という「論」に押されて、隅の方に押しやられているような気がする。
 私がこのサイトで自己責任論について書いたところ、今までにないほどたくさんのメールをいた
だいた。私に対する厳しい批判もある。が、賛同して下さる意見も少なくなく、その中には、こうい
う感想を書かれてくる方もあった。
「私も自己責任論が大手を振っている事にイヤーな思いをしていました。しかし『それは絶対違う』
とうまく言える言葉もなく、鬱々としていたところでした」
 私自身も、そういうもどかしさを自分自身に感じている。
 でも、あえて言いたい。
 こういう隅に押しやられている思いこそが、どんどん暴力がエスカレートしていく今の事態を考え
る時に、一番大事なものではないか。
 想像力――日常の人と人との関わりも、命や平和の問題を考えるのも、人の心を慮ったり、遠
い異国の地で殺されていく子どもたちのことに思いを巡らしたりする想像から始まる。
 人が持つ、この力を、私は信じたい。
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00488 「自己責任」と想像力 江川紹子(前) 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月27日(火)11時05分36秒

筆者の江川紹子さんはフリーのジャーナリストです。オウム真理教の犯罪が明らかになるずっと
前からこの教団を糾弾し続け、同教団の被害者たちに坂本弁護士を紹介したのも彼女であり、
同教団からは命もつけ狙われた人です。この人のここでの論調は私に言わせればかなり脆弱な
面があるように思いますが、このような意見があることを私たちも知っておく必要はあると思いま
す。

「自己責任」と想像力 江川紹子 (2004/04/15)

 「自己責任」の大合唱に、暗澹とした気持ちでいる。
 4月13日の夕方、私はTBSラジオの番組に出演したのだが、今日の一番大きなテーマがこの
問題で、リスナーに意見を求めていた。かかってきた電話の約9割が、人質の「自己責任」を問い
、家族をなじるものだった、という。
 前回も書いたように、私はいずれ「自己責任」と「政府の責任」について、きちんと議論する必要
は感じている。
 そのためにも、まずは当人たちが無事戻ってきて、安全確保のためにどのような対策を講じた
のか、どういう情報と判断に基づいて出発を決意したのかなどを聞きたい。それでこそ、意味のあ
る議論になり、私たちが教訓を学びとることもできるのではないか。
 なのに、3人が最悪の場合、生きたまま焼き殺されるかもしれないという状況にあり、その居場
所の確認すらできない状態でいる時に、わざわざ放送局に電話をして「自分の命は自分で守りま
しょう」なんてことが、どうして言えるのか……私には分らない。
 
 「自己責任論」には、例えばこんなものがあった。
<自分の意思で行ったのに政府に助けを求めるのは、サーファーが海で溺れて海上保安庁が助
け、その救助費用が私たちの税金から出されるのと一緒>
 果たして「一緒」だろうか。
 海が荒れている時にサーフィンをしに行くのと、困難な状況にあって何の支援も受けられないで
いる子どもたちを助けに行ったり、劣化ウラン弾の被害状況を調べに行くのは、「一緒」なのだろ
うか。
 
 蛇足かもしれないが、溺れたサーファーについても一言。溺れた側に落ち度や判断ミスがある
場合、後でそれを厳しく反省させることは必要だ。
 だが、溺れている最中の人に、海上保安庁の特殊救難隊員や消防のレスキュー隊や救急隊が
助けるより先に「自己責任」を云々するようになったら……そして、こうした「自己責任論」をつきつ
めていくと、どうなるのだろうか。
 極論を言えば、救急車を呼ぶ事態になっても、まずは患者に「自己責任」があるかどうかが明ら
かにされなければならない。子どもがたばこを食べてしまったり、お年寄りがお餅を喉につまらせ
たなどというケースは、家族の責任。責任があれば、費用は自己負担。救急隊としては取りはぐ
れないように、まずは命を助けるより支払い能力を確認することになるだろう。
 なんだかえらく殺伐とした世の中になってしまいはしないか。
 
 家族の感情的な対応がけしからん、という声もあった。
 しかし、3日以内に生きたまま焼き殺すなどと言われ、のど元にナイフを突きつけられ、あわや
という場面を目にして、冷静でいられる家族がいるだろうか。
 常にその動きは注視され、支援者たちの顔を見に行こうとすればすさまじい勢いで多数のカメラ
とマイクが襲ってくる。あの圧迫感は、本当に凄い。取材者としてそういう場に何度も立ち会った
私も、自分が撮られる側になり、怒濤のような取材を受けた時には、恐怖を感じ、平常心を保つ
のに苦労した。ましてや、今回の家族は、そうしたことには素人である。
 しかも、政府のとりわけ事件発生当初の対応は非常に冷ややかだった。結論は同じでも、その
表現の仕方で当事者の受け止め方は全く違う。そのうえ政府関係者には犯人グループを刺激す
るような言動が多い。国内での事件であれば、人質が解放されるまで、犯人を刺激するようなこと
は、極力慎む努力がされるだろう。この事件は海外の、しかもアラビア語圏だからという安心感か
らなのか、「テロに屈しない」姿勢を強調したいためか、私でさえ「どきっ」とするような発言や行動
がしばしばある。
 そのたびに、家族は神経を削り取られていく思いだろう。
 その窮状を思いやることができないのだろうか。
 仮に人質になった3人には”覚悟”があったとしても、家族にまでそれを求めるのは酷ではない
か。
 家族が、姉が、今にも焼き殺されようとしている時、とにかく何でもして助けてくれと懇願し、要求
し、叫ぶのは、人の情として自然なことではないか。冷静でいられたら、むしろ不気味だ。
 その表現の仕方が、感情がむき出しで洗練されていないものであったとしても、この家族が、こ
こまで叩かれなければならないほど、悪いことをしたのだろうか。
 ここでも私は、殺伐とした気持ちにさせられてしまう。
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00487 自己責任論 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月27日(火)10時59分53秒

駄才さん

自己責任論ですが、イラクの人質事件が伝えられた4/9に私は管理人室からの発信欄で、武装
集団の自衛隊撤退の要求には絶対に応じられないこと、その線で我が国政府が決断したとき、
私は支持する意志を表明しましたが、実はあのとき、「人質になった人達にはまことにお気の毒だ
が、危険を承知で現地入りした以上、自己責任を貫徹していただきたい」と文末に一時は記した
のです。
しかし、日本政府が要求に応じない場合は焼き殺す、と言われている人質たちにあの時点でその
ようなことを述べるのはあまりにも心ない酷薄な仕打ちではないか、とためらわれ、私はその一節
は削除したのです。しかし、あの時点で私は「自己責任」という言葉をはっきりと脳裏で意識しまし
たし、人質になった人達はそれを要求される行動を取った、とこの点もはっきりと思いました。
その後の、私が接した顧客、友人、知人のほとんどが私と同じ反応を示し、世論の動きもそれと
同じようでした。私を含む日本人の多くの人達が駄才さんの意見、感想に同感されることと思いま
す。

しかし、私にとって大変親しく近しい一部の人達がこの動静に激しい反発と憤りを感じていることも
私は知っております。
彼らは、この談話室におけるイラク人質問題に対するやりとりを見ているのですが、あえてここに
反論を記そうとはされません。
それは彼らは、反発と憤りを感じるがそれをうまく論理的に言葉に表して表現することができない
ため、その悔しさ、悲しさの気持ちをそれぞれの心内に秘めているようなのです。その人達は私
の知る限り、とても真面目で誠実でひたむきな人達です。
そこで私は彼らと同じ思いを共有していて私たちに反論してくるような論客はいないものか、とネッ
トの世界で検索したとき、3人の人質の方々を擁護する意見というのを見つけました。その意見を
私はここに紹介したいと思います。
ただ、駄才さんには是非ご理解いただきたいのですが、これは貴兄の意見に対して私が反論す
るためにするのではありません。私にとって貴兄に対するのと同じように親愛の情を抱きながらも
政治的信念、考え方が異なる仲間たちにも彼らの気持ちを代弁してくれるような(と私は想像する
のですが)意見をここに紹介したいのです。ですから、貴兄及び、他の人達が私が転載した記事
に対して反論されるのはもちろん自由ですし、それはそれでもしかしたら沈黙を決めていた仲間
たちが発言をするようになり、また新しい相互理解が生じるきっかけになるかも知れず、良いこと
ではと思ってます。
なお、検索しているときに判明したのですが、高遠菜穂子さんに対して、ネット上でひどい中傷が
されているようです。あまりにもひどいのでそのサイトを教えることはいたしません。その中傷のや
り方を見ているとネットというのは恐ろしいな、と思わされます。
高遠さんが現在精神的にかなり落ち込んでいるという報道でしたが、このようなひどい目に遭わさ
れているからでしょうね。強い憤りを感じます。
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00486 政府の自己責任論 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月25日(日)23時54分52秒

ルパンさん、リワキーノさん、御感想有難うございます。

政治家の「自己責任」が話題になっていますが、以下は私の感想です。今回
「自己責任」なる言葉が出てきた背景には、人質になった人々の家族及びそ
の支援者たちが、被害者の自ら招いた無謀な行動は棚上げにして、事件が起
きたのは政府の責任(自衛隊派遣決定)にあると述べたことに対する一般の
人々の反撥がありました。

私も反撥した一人でした。確かに政府は国民の生命と財産を守る責務があり
ます。けれども、政府といえども主権の及ばない外国の、しかも再三退避勧
告を出している危険な地域にまで責任は持てない。それにテロリストの要求
に屈したら、もっと多くの国民の生命と財産を守れなくなる。家族の辛い気
持ちは分るが、一方的に政府を責めるだけで、自分の子供の「責任」に言及
しない態度はいかがなものかというのが一般の人々の気持ちでした。そこか
ら「自己責任」なる言葉が出て来たと思います。

人質が解放された後、今度は政府首脳や与党政治家の口から「自己責任」論
が出てきました。表面的には、この言葉は、今後同じような事件が起きても
政府は責任を持たないから、イラク入りする人は覚悟して―自己責任で―行
くようにということを意味しますが、同時にこの言葉は今後のテロリスト対
策であり、かつ邦人保護対策であると私は思いました。

つまり、テロリストに対しては、邦人を人質にして政府を脅しても政府は人
質と交換に政策変更をしないと宣言することで、人質作戦が有効でないこと
を認識させること。そして、それが結果として、邦人の安全を高めることに
なります。なぜなら、人質を捕っても要求が叶えられなければ、政治的目的
のために人質を捕ることを止めるでしょうから。

ところが政府の「自己責任」発言は、一部の野党やジャーナリズムから批判
を浴びることになりました。例えば、朝日新聞は4月21日の社説「自己責任―
わたしたちはこう考える」の中で、

「だが、与党内を中心に声高に語られている過剰な「自己責任」論には、首
 を縦に振るわけにはいかない。」

と否定的です。社説はこの文の前で被害者の行動を「誘拐された5人の状況認
識に甘さがあったことは否めない」と批判しているので、同じ趣旨である政治
家の自己責任論がなぜかくも強く否定されなければならないのか分りません。
が、それよりも、政府首脳の「自己責任」発言が結果として邦人保護に繋がる
ことを、なぜ朝日の論説委員は見抜けないのだろうかと、その方が私には不思
議でした。
編集済
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00485 ぷれーばっく ! 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 4月25日(日)22時13分3秒

いじいじした高校生活をすごした私にとってyoiyoi皆さんのそれは至極眩しく
映ります。皆さんのhpを覗いてみますと、青春してるなって感じます。
手打ち庵氏の写真集に彼の凛々しい登山姿を探したのですが残念ながらupされてませんでした
。が、たるみ教授とご一緒の青春が写っていました。彼の教授だとすぐわかります。『裸の二人』

手打ち庵さんの腹筋が割れてる すんげぇー!
と、楽しんでいたのですが、
『ハニーに感謝して涙をふく決心をしています』を読ませて戴いてたら、涙がにじんでしまいました。
 『ハニーを背中の手打ち庵』&『山登り』玖珠玉のショットです。

明日も5時起き感傷男 A・L・N
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00484 談話室は広いのです。 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月24日(土)19時36分10秒

>イラクの人質事件に私も煽られたのか、
最近は談話室には相応しくない硬い話ばかりをしており、他の人の発言を
妨げているのではないかと心配しています。申し訳ありません。

駄才さん
私がこのHPを立ち上げた大きな目的は誰もがどんな話題でも語り合うことのできる談話室を作
ることでした。
そしてそこで私は様々な話題が硬派軟派織り交ぜて飛び交うことを密かに期待しておりました。で
すから政治的談義のような硬い話がこの談話室に相応しくない、ということは私の念頭にはありま
せん。
この談話室は駄才さんが想像される以上に多くの人が見ており、このような硬い話題に興味を持
つ人も結構おられます。

また、この談話室は広いのです。片隅で政治的論議がなされているときに、別の片隅で軽いお茶
請け話が語られても、いずれもが相手の邪魔にならない程度の広さは十分にあります。
mitikoさんなんかはそのあたりのことをよく心得ておられるから、硬い談義の合間に吉野山を持ち
出したり、マルゴさんに呼びかけたりされてます。

こういう次第ですから、駄才さんもどうかお気兼ねなく、思われたこと、感じられたことを今後もどし
どし書いて下さい。
ルパンさんも言っておられたように、偏向指向のなく、判りやすい駄才さんの論説は、この談話室
の立派な調度品のように思っております。
(ちょっと比喩が適切ではないですかな・・・つまり、管理人が自慢したくなるような存在という意味
です)
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00483 「知識人の言論が世論を牛耳っている」時代 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 4月24日(土)
11時27分15秒

 ごく最近まで、マスコミの言うことは、真実と思ってました。確かに嘘はついてないのでしょうが、
取材した一部をプレスすることによって読者の受け止め方を操作しているように感じます。掲載さ
れる写真もそうです。パシ パシ フラッシュがたかれ何十枚もとった中から一番凶悪そうな一枚
が載ったりします。ニュースショーでも「コメンテーター」が一方的に自分の考えを解説します。司
会者もアシスタントのお姉さんも同調し、口を半開きにTVを観てる私は、「なあーるほど そうなの
か」と感心して信じ込んでしまうのです。
 そんな「コメンテーター」が座談会で討論すると異なる意見を持つ他の知識人と口角泡を飛ばし
、今にも掴み掛からんが如くバトルを始めます。そんな時初めて今まで、「なあーるほど そうなの
か」と金科玉条に思っていた、「コメンテーター」の解説も「ものの極一面しか述べていないな」と判

ってくるのです。
 
駄才教授の講義は、偏向指向のない判りやすい授業です。

聴講生 A・L・N 
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00482 おはようございます。 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 4月24日(土)10時46分44秒

 家の藤がはじめて咲きました。クレアと散歩しながら雑木林の中にも咲いているのを見つけまし
た。一本の木を包むようにしてます。ふと、先週出張した岡山は、玉野の三井造船へ行く途中の
バスの中から見た『登り藤』を思い出しました。山腹にそれは見事に咲き誇っていたのです。まさ
しくそれは誰が見ても『藤の木』です。同僚が言いました。
「きれいな登り藤ですね」
家の藤も今朝散歩途中でで見た藤も、蔓(つる)となって、木に絡まっているんです。遠くから見ると
木に咲いた花のように見えるのですが、、、。同僚の言った「きれいな登り藤ですね」は、その時
家紋に出てくる「上向きに咲いてる藤の花」のように聞き取れたのですが、、、。私の思い込みで
そう感じたのかもしれません。

自然にかえる A・L・N
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00481 「知識人の言論が世論を牛耳っている」時代 投稿者:駄才小寒  投稿日:

4月24日(土)01時09分38秒

>「世論と民主主義」で貴兄が述べられたこと、私は全面的に共感し、
>支持いたします。

リワキーノさん、有難うございます。イラクの人質事件に私も煽られたのか、
最近は談話室には相応しくない硬い話ばかりをしており、他の人の発言を
妨げているのではないかと心配しています。申し訳ありません。

>その”自明の理”を全然判っていない知識人の言論が世論を牛耳る立場上で
>あまりにも横行しているのに私は絶望感さえ抱くときがあります。

私は新聞は『日本経済新聞』しか読んでいませんが、他紙はインターネット上
で読みます。今回の人質事件についての朝日、毎日と読売、産経の違いをこれ
で確認することができました。また、いろんな情報や識者の意見も読みました。
掲示板も覗きました。そこではいろんな情報や意見が飛び交っています。誹謗
中傷の類いもありますが、新聞では分らないような情報があったり、優れた見
解に出会うこともあります。

このようなことは今まではなかったのではないかと思います。これまでは、普通
人々は一つの新聞しか読まないので、その新聞と異なる見解を知ることはありま
せんでした。今は違いますが、30年くらい前は新聞の見解はどれも同じで、した
がって、新聞やテレビは一つの見方を独占的に流し続け、世論を誘導しました。

その後、産経や読売が朝日、毎日と異なる見解を示すようになったので、後者の
独占体制はなくなりましたが、普通の人が二つの新聞を同時に購読することは少
ないので、意見の対立はおきても議論はおきませんでした。しかし、今はインタ
ーネットを通して、二つの或いはそれ以上の見解を知ることができます。

知るだけではありません。人々は掲示板を利用して自由に自分の考えを述べるこ
とができます。掲示板を読んでいると、テレビに出てくるような「知識人」より
もずっと優れた意見を述べる人がいることに気づかされます。主に掲示板に参加
していると思われる若い人たちは、それらを読み、「著名な知識人」の嘘や浅薄
さに気づきます。これは画期的なことではないでしょうか。

それゆえ、私は貴兄と同様ときに「絶望感」(というよりもうんざり感)を抱く
ことはありますが、長期的には悲観しておりません。むしろ、今回の事件でイン
ターネットの果たしている役割を確認させられ、「知識人の言論が世論を牛耳っ
ている」時代は去ったとさえ思っているのです。
編集済
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00480 Re:世論と民主主義 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月23日(金)06時34分40秒

駄才さん
昨夜も疲労感と弱アル中気味(※これについてはまた説明いたします)で午後10時に就寝という
私は気合いを入れたコメントができず、本当に申し訳なく思っておりますが、これだけは記させて
下さい。

「世論と民主主義」で貴兄が述べられたこと、私は全面的に共感し、支持いたします。
私が常々痛感していたことを貴兄は実に論理的かつ簡潔に述べて下さっています。
「こんなこと自明の理」と貴兄が仰る、その”自明の理”を全然判っていない知識人の言論が世論

を牛耳る立場上であまりにも横行しているのに私は絶望感さえ抱くときがあります。
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00479 世論と民主主義 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月23日(金)00時38分10秒

先日の記者会見でブッシュ大統領が「自分は世論には従わない」と述べたことが
印象的でした。最近はマスコミが何でも世論調査を行い、現在は自衛隊撤退賛成
が何%、反対が何%と数字を出し、それを利用して現在大多数の国民は自衛隊撤
退に反対〈賛成)しているから、撤退すべき(撤退すべきではない)と、恰も世
論が政策を決定すべきかのように主張されることがよくあります。

また、時には、世論調査などの数字も示すことなく、印象で(或いは自己の政
治的目的のため)大勢のイラク人は自衛隊駐留に反対しているではないか、首
相は自衛隊を即刻撤退すべきだというような主張を耳にします。しかし、明ら
かにこのような主張は誤っています。議会制民主主義を採用している国では、
国の政策は議会で審議されて決まるのですから、世論がどうあれ、議会での審議
と採決が政策を決定します。したがって政策の変更も国会の審議を経なければな
りません。

こんなことは自明のことだと思うのですが、世論調査の数字を引用したり、デモを
行い署名を集めたりして政策の変更を迫る人々を見ていると、民主主義の仕組みを
分っておられないのではないと溜息が出ることがあるからです。もちろん、デモや
署名活動を全く否定しているわけではありません。それが必要な場合もあるでしょう。

しかし、国会で審議して決定されたことに対して、街頭でデモをして反対を唱えた
りすることは、議論ではなく宣伝であり、このような活動は昂じると議会制民主主
義の否定に繋がります。米国は大統領制度を採っているので我が国とは異なります
が、やはり大統領を選んだら、その人の考えが政策に反映されます。その時に世論
がどうであろうとそうです。その意味では、ブッシュ大統領の発言は正しいといえ
ます。
編集済
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00478 自衛隊派遣は人質事件の「原因」か? 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月21日(水)23時28分13秒

拘束された人々やその家族に対する非難をめぐって、盛んに議論が交わされてい
ますが、私も多くの人々が指摘するように、非難のきっかけとなったのは、やはり
家族の当初の言動にあったと思っています。

最初に「子供が危険な場所に出かけて多大の御迷惑をおかけして申し訳なかった。
自分の不注意とはいえ、親としては耐えがたい思いです。どうか救助して下さい」
という切実な声を聞いたなら、多くの人は心を動かされたのではないでしょうか。

そのような意味で言葉というのは難しいと思います。ただ、言葉はその人の心情が
映し出されるものですから、やはりあの家族は「拘束された原因は自衛隊派遣にあり、
政府が悪い」と思っていたのかもしれませんし、今でもそう思っているかもしれません。

人質の原因が自衛隊派遣にあるという主張は、別にこの家族の人たちだけでなく、多く
の人が論じているところです。例えば、船橋洋一という記者は、

>だから、言わないこっちゃない。陸上自衛隊をイラクに出すからこんなことに
>なるのだ。だいたい、米国のイラク戦争は間違いだった。日本政府はそれを
>支持し、対米支援に突き進んだのだから悪いのは日本政府だ。そういう気
>持ちが私の中にはある。
http://www.asahi.com/column/funabashi/ja/TKY200404150153.html

と書いています。私はいつも思うのですが、因果関係の探究というのは思いのほか
難しいもので、このような論法でいくと、米国のイラク攻撃は9.11のテロがな
かったら起き得ないものでした。それゆえ、人質事件の原因はアルカイダにあると
言うこともできます。しかし、アルカイダは米国本土を攻撃したのは米国の「帝国
主義」を打ち砕くためと云うでしょう。こうして原因は延々と後ろに続いて行きます。

このような時、どうしたら最も真実に近い原因を見つけることができるでしょうか。
この問題に対して、私はまずは主張されていることの反証を探します。自衛隊派遣説
についていえば、反証は容易に見つかります。今回軍隊を派遣していない国の国民
〈仏、中国など)も多く拘束されたからです。日本人、或いは軍隊を派遣している国
の国民だけを狙ったわけではありません。それも拘束は激しい戦闘地域に集中しています。

日本の自衛隊派遣に反対するのであれば、自衛隊が派遣されてからすぐにでも、手当
たり次第に日本人を見つけて拘束し、撤退要求を出せばよいのですが、そういうこと
は起きませんでした。つまり自衛隊派遣がなくても、日本人がたまたまその時期にそ
の地域を通りかかったら拘束された可能性は高いと思います。

私は原因を考える時、事態にできるだけ近い原因を考えます。今回の人質事件の場合、
確実にいえる事は、あの人たちがイラクに入らなければ拘束はされなかったことです。
これは自明です。しかし、イラクの同じような地域に住んでいたり、入国した人は他に
も多くいるようです。それなのになぜ彼等だけが拘束されたのか。ここから先になると
私には分りませんが、彼等個人の危機管理の不十分さが拘束をもたらしたというのは確
かだろうと思います。
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00477 Re:吉野山、それは母の思い出 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月21日(水)20時42分31秒

ルパンさん、

橿原神宮が貴兄の亡きお母様にとってそのようなご縁があるところとは全然存じませんでした。
「なんとなく寂しく、悲しい旅」だったかも知れませんが、いつか大和の地をもう一度訪れられませ
んか。そのときは是非、ご一緒させていただき、お母様の思いで話を聞かせていただきたいもの
です。
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00476 Re:Re:イタリア人の人質・・・ 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月21日(水)20時34分8秒

駄才さん

>リワキーノさん、このことは知りませんでした。

「有り難う!」は確か、「グラーチェ!」というイタリア語も併記されていたように記憶しております。

>そういうイタリア人も大勢いるのでしょうが、私の目にした記事では、イタリアでは
この事件の後、撤退論が強くなり、世論調査では7割が撤退に賛成していると述べて
いました。また、もともとイタリアでは軍隊のイラク派遣には反対が多いとも聞いて
います。

駄才さんが仰るとおりのようですね。鉄道同時爆破テロが大きく影響したようで、スペインも早期
撤退を決意しました。
イタリアも英米との協調路線を突き進むベルルスコーニ首相に国民の批判が湧き起こっているそ
うですから、早晩、撤退するかも知れません。
しかし、そうなれば結果的にこれは武装組織及びイスラム派テロリストたちのテロに屈っしたこと

になると私は思います。
スペインには踏みとどまって欲しかった。イタリアもどうか踏ん張って欲しい。
戦死した兵士へのイタリア国民の「有り難う!」の声は今、そんな思いの私を勇気づけてくれるよ
うに感じます。
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00475 Re:ご無沙汰かつ失礼しておりました 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月21日(水)20時01分9秒

マルゴさん
体調が優れなかったそうで大変でしたね。
サロンに無理に出てこられなくても良かったですのに。
どうかゆっくり休養をとってください。
私も風邪が長引いて困っていたのですが、今日あたりから咳がだいぶ収まってきました。
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00474 どうぞお大事に 投稿者:K.mitiko  投稿日: 4月21日(水)13時06分43秒

マルゴさん
季節の変わり目に体調をくずす方が結構多いようです。
どうぞお体にはくれぐれもお気をつけください。
福岡は今日は昨日に比べて気温が5度も高くなるそうで
明後日は6度下がるとのことで、気温の乱高下に
体がついていくのか心配です。
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00473 ご無沙汰かつ失礼しておりました 投稿者:マルゴ  投稿日: 4月20日(火)19時15分12秒

 Mitiko さま
 大変ながらく失礼しておりました。
 ごめんなさい。あまり元気ではないのです。
 身辺であまりに多くのことがありすぎて・・・・・。
 身体の調子も悪くて、半月ほど寝込んでおりましたので。
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00472 Re:Re:イタリア人の人質は・・・  投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月19日(月)23時35分36秒

>イラクに派遣されたイタリア軍の兵士が戦死して遺体が本国に戻ってきたとき、
>出迎えたイタリアの群衆の中から口々に「有り難う!」「有り難う!」と言う
>声が湧き起こったそうですね。

リワキーノさん、このことは知りませんでした。

>その記事を読んだとき、歯を喰いしばって米英との協調路線を貫ぬいていこうと
>するイタリア人たちの思いが胸に迫ってくるような気がしたものでした。

そういうイタリア人も大勢いるのでしょうが、私の目にした記事では、イタリアでは
この事件の後、撤退論が強くなり、世論調査では7割が撤退に賛成していると述べて
いました。また、もともとイタリアでは軍隊のイラク派遣には反対が多いとも聞いて
います。

今日のNHKニュースで、二番目に拘束されていた安田という人が拘束の経緯を話し
ていましたが、自分が助かったのは米軍のスパイではないことが明らかになった上に
武器を持っていなかったからだと述べていました。

イタリアの人質は米系の警備会社の社員だったようで、武器を持っていたようです。
イタリアではこれらの人々の「自己責任」を問う声はあがっていないようで、当然だ
と思うと同時にやはり気の毒です。イラクから外国の軍隊だけでなく、外国企業や技
術者も去るようなことになれば復興が遅れるのが気になります。
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00471 吉野山、それは母の思い出 投稿者:A・L・N  投稿日: 4月19日(月)23時23分43秒

18年ほど前、遠縁の病院の竣工式に母と二人で桜井に行きました。
式の前日、母が女学校(長崎島原高女)のころ勤労奉仕したと言う
近くの 橿原神宮 へ行きました。2月後にわかったのですが、当時母は、
胃癌を患っており不調を感じていたようです。元気なうちに思い出の地に行ってみたかったのだと

思います。母と二人で旅行するのは、最初で最後だったのですが、
なんとなく寂しく、悲しい旅でした。
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00470 吉野山、それは父の思い出 投稿者:K.mitiko  投稿日: 4月19日(月)21時59分54秒

KO-BUN さん

早速お返事有難うございました。父が西行法師に関心があって
子どもの頃から吉野のことをよく聞かされていました。
私も吉野といえばそれは「桜と歴史の吉野山」でした。
自然の美しさとともにそこで繰り広げられた、数々の
歴史のドラマがあるからこそいつまでも、吉野山に
惹きつけられるのかもしれません。

話は変わりますが、やはり10年ぐらい前京都で父の納骨を済ませた
後、弟と二人で「山の辺の道」を歩いたことがあります。
いくつかの天皇陵に参詣しながらこの道を愛した父のことや
歴史を語りながら歩いた思い出は、日本の歴史の始まりの
場所としての大和に再度訪れたいと今も思っています。
KO-BUN さんは素晴らしい所にお住まいで羨ましいです。
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00469 Re:私にとっての吉野 投稿者:KO-BUN  投稿日: 4月19日(月)20時51分19秒

K.mitiko様

>私にとっても子ども時代から物語で馴染んできた土地であり、由緒ある
>歴史を持つ吉野山は特別な場所です。

僕は以前から奈良県周辺以外の場所では「吉野」というと四国の「吉野川」の方が
有名だと思っていました。(今もそうですが)
ですからmitikoお姉さんのように奈良県から遠く離れた地に生まれ育った方々から
そういう風に言っていただけるのが嬉しくてたまりません。
いつだったかリワキーノさんに同じ事を話した時に「何を言ってるんだ、吉野といえば
桜と歴史の吉野山だ!」と言われた事を思い出しました。
勿論僕は県知事でもなければ、観光協会の人間でもないのですが、奈良県の良さをすこしでも沢

山の人に知ってもらいたいのです。

ところが、変わった事に何故か奈良県人は好きになれないんですよね。
自分は生粋の大和っ子なんですが・・・。

本当にありがとうございます。
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00468 マルゴさんお元気ですか 投稿者:K.mitiko  投稿日: 4月19日(月)20時30分17秒

マルゴさんお元気ですか。
せっかくこのホームページで出会え、交流を楽しみにして
いたのですが発言が途絶え、淋しく思っています。
女性は女性同士でしか通じないこと結構ありますよね。
お忙しいと思いますがときにはここでお会いしましょうよ。
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00467 Re:イタリア人の人質は・・・ 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月19日(月)19時36分44秒

駄才さん

イラクに派遣されたイタリア軍の兵士が戦死して遺体が本国に戻ってきたとき、出迎えたイタリア
の群衆の中から口々に「有り難う!」「有り難う!」と言う声が湧き起こったそうですね。
その記事を読んだとき、歯を喰いしばって米英との協調路線を貫ぬいていこうとするイタリア人た
ちの思いが胸に迫ってくるような気がしたものでした。
そのイタリアの民間人が人質になって処刑されたこと、我が国との対照的な悲惨な結果に私は暗
澹たる思いになります。
人質のご家族とイタリア国民の皆さんに心から哀悼の意を捧げます。
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00466 Re:みなさ〜ん お元気ですかぁ〜 投稿者:リワキーノ  投稿日:

4月19日(月)19時20分12秒

nalちゃんさん&怪盗ルパン・XPさん

重なるお気遣いの言葉を有り難うございます。
私の風邪もなかなか治らず、咳が身体を消耗させるようでしんどいです。

>今年もあたいんちに 語りに来てね 今度は間違いなく清酒用意してっから

ご厚意が本当に嬉しいです。八王子は良いところですし、貴兄宅も居心地のよいお家で、また行

きたいのですが、私の仕事も段々売上が減ってき、そろそろ贅沢も慎まなければならなくなりつつ

あります。
年末の上京は多分難しいのでは、と思います。
ところで、

>らんらん嬢
>温泉行ったのは、恋の病だったの ま、元気になってよかったよかった。

これ、ホントですか?
らんらんさんが恋の病に罹ってなんて、私は全然知りませんでしたぞ。
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00465 私のとっての吉野 投稿者:K.mitiko  投稿日: 4月19日(月)13時10分9秒

KO-BUNさん

「僕のように吉野生まれ吉野育ちの人類にとってはこれほど嬉しい事は
 ありません」
私にとっても子ども時代から物語で馴染んできた土地であり、由緒ある
歴史を持つ吉野山は特別な場所です。

桜の名所としての吉野山は手打ち庵さんのレポートや、はなママさんの
レポートでその美しさを知ることができましたが、その桜の季節も
そろそろ新緑に変わりますね。10年ぐらい前ちょうど今ごろ、弟の案内で
初めて吉野を訪れた時、桜はなくとも吉野山のいたるところに数々の
重要な歴史の舞台となった場所があり、長年憧れてきた場所に
たったという感動を今も鮮明に覚えています。私にとって吉野山は
桜があっても良し、なくても良しといえる所です。
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00464 うらやましゅうござる 投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月17日(土)18時57分28秒

怪盗ルパンX・Pさん

>ここ多摩では、木々の葉は軟らかな萌黄色になり、鳥たちが盛んにさえずっています。
>クレアと1時間ほど散歩して帰ってきたところです。家の前の小川では、カルガモ、鯉、>うぐい?

それに1.3メートルくらいのへーチャンまでが、にょろにょろ泳いでおりまし
>た。

うらやましゅうござるなぁ〜
そのように処に住まわれて。
昭和30年台の子供の頃を思い出しまする。
小川でザリガニやフナを捕り、少し大きな川ではウグイやハヤ。
時々はうなぎに鮎もとってましたなぁ〜。
それに山では目白や鶯を追って、過ごした子供の頃を懐かしく懐かしく思い出します。
へーちゃん(青大将)をつかまえておなかからねずみを引っ張り出したこともありましたっけ。

>手打ち庵さん真似て、『ポルシェ』で移動したいです。
『ポルシェ』とはすごい!!??
期待してますぞ。中年暴走族!!
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00463 おはようございます。 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 4月17日(土)10時28分30秒

リワキーノさん
お身体の調子如何ですか。今頃が更年期障害きついんですよね。
ここ多摩では、木々の葉は軟らかな萌黄色になり、鳥たちが盛んにさえずっています。
クレアと1時間ほど散歩して帰ってきたところです。家の前の小川では、カルガモ、鯉、うぐい?それ
に1.3メートルくらいのへーチャンまでが、にょろにょろ泳いでおりました。
来週は、岡山、静岡へ出張です。出張の足は馬じゃなくて電車です。「北海道、四国、九州は飛行
機で行くのが原則です。」と職場で云われてますので、屁理屈つけては、断っております。飛行機
は嫌いです。手打ち庵さん真似て、『ポルシェ』で移動したいです。
今から女房とクレア3たりで『軽四輪・ジムニー』で聖跡桜ヶ丘に出掛ける A・L・N
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00462 通りがかりさま 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月15日(木)23時48分53秒

>時々通りがかりに読ませてもらっておりますが、

有難うございます。

>既製の意見や記述に対する事細かな批判や引用に終始している感じがします。

痛いところを付かれました。確かにさうであります。

>荒削りでも独自の分析や、考察、検証を聞かせてもらいたいものです。

ところが今回の事件はあまりにも単純な上、世間知らず、非常識が横行し
ましたので、つい「常識」を振りかざすことになって、「独自の分析や考
察」を行うまでも至らなかったのでございます。
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00461 イタリア人の人質は・・・ 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月15日(木)23時32分34秒

テロリスト、もとい犯行グループの要求に屈することなく、人質解放を実現
したことは、我が国にとっては最高の形で3人の人質問題を解決したことに
なります。まずはおめでとうございます。

ただ、私は殺されたイタリアの人質の人が気の毒でなりません。日本人人質
に対する扱いとの違いを、NHKで中東専門家のO氏が、「イタリアの場合、
米国に協力して軍事目的で軍隊を派遣していること。またイタリア人質の仕事
が米軍〈米企業?)の警備であること」にあると述べていました。私は事情は
そんなに単純なものではないだろうと思いますが、日本の豊かな若者の無謀な
「人道支援活動」と貧しいイタリア労働者の「出稼ぎ」(だと思いますが)を
較べると、なぜかやるせない気持ちになります。
編集済
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00460 ミスしました 投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月15日(木)22時04分6秒

下の書き込み、最後の3行はKO-BUNさんの書かれた文章をあやまって
そのまま載せてしまいました。
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00459 Re:ありがとうございます&nalちゃんへ 投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月15日(木)21時51

分10秒

まずは皆さん、イラクの3人の人質が解放されて良かったですね。
嬉しい限りです。
しかし、今回のこの事件は日本という国の今のあり方についていろんな面で
考えさせられることが多かった出来事でした。
このあたりのことについてはおいおい述べてみたいと思います。

KO-BUNさん

>大和(あえて奈良と記します)の風景(桜)を褒めていただいて
>ありがとうございます。
>僕のように吉野生まれ吉野育ちの人類にとってはこれほど嬉しい事はありません。

そのように言っていただくと恐縮します。
私も九州で生まれ育ちましたが、考えてみれば、もう25年も奈良県に住んでいますので
大和(奈良)を褒めるといっても自画自賛になってしまうのですが。

>大宇陀の「又兵衛桜」は数年前のほうが良かったように思えます。
>以前はもっと素朴な感じがあったのですがまわりが整備されすぎて見世物的な
>感じになってしまいました(見世物といえば見世物ですが)。何か自然さが
>無くなったように感じます。

そのようですね。近所のアマチュア写真家である散髪屋の親父さんが言ってました。
「昔は又兵衛桜なんて名前もなく、田んぼの脇の石垣の上にポツンと何気なく
大きな桜が咲いていて、見物人なんかほとんど居なかったが、自分達アマチュア写真
のマニアが写真を撮っては雑誌に載せて、それ以来有名になって、名前はつけるわ、
周辺の道路の整備やら、駐車場を作るやら、風情がなくなってしまった」と。

nalちゃん

>BMぶいぶい云わせて 決まってるね

どぎゃんして、そぎゃんこつ、しっとーとね?

>あたいずぅ〜っと山岳部かと思ってたよ バレー部だったんだぁー
>でもね、山登りの写真あれは格好いい! ムー和尚のも 青春やってるって

ご無礼をばいたしました。隠すつもりはなかっど、山登りは単なる趣味でごわす。いつぞやも申し
上げたかと思いまんど、たるみ教授と青春をば謳歌しており申した。

大和の国にお越しになる際は是非ご連絡ください。グルメではないので(ただ単に
偏食が多すぎるだけですが・・・)美味しい店は解かりませんが
名所の道案内位はできると思いますので。
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00458 ありがとうございます 投稿者:KO-BUN  投稿日: 4月15日(木)20時54分4秒

手打ち庵様

大和(あえて奈良と記します)の風景(桜)を褒めていただいて
ありがとうございます。
僕のように吉野生まれ吉野育ちの人類にとってはこれほど嬉しい事はありません。
勿論僕が作った物ではないのですが自分の生まれ育った土地を褒めてもらえるのは
本当に嬉しいものです。
又、お時間があれば五月頃の吉野山の葉桜も見物にお出で下さい。
満開の桜とはまた違った趣があると思います。僕個人的には葉桜のほうが好みです。

大宇陀の「又兵衛桜」は数年前のほうが良かったように思えます。
以前はもっと素朴な感じがあったのですがまわりが整備されすぎて見世物的な
感じになってしまいました(見世物といえば見世物ですが)。何か自然さが
無くなったように感じます。

大和の国にお越しになる際は是非ご連絡ください。グルメではないので(ただ単に
偏食が多すぎるだけですが・・・)美味しい店は解かりませんが
名所の道案内位はできると思いますので。
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00457 みなさ〜ん お元気ですかぁ〜 投稿者:nalちゃん  投稿日: 4月15日(木)13時18分52秒

Mr.Eguchi
早期に治療されてよかったよかった

手打ち庵さん
BMぶいぶい云わせて 決まってるね
あたいずぅ〜っと山岳部かと思ってたよ バレー部だったんだぁー
でもね、山登りの写真あれは格好いい! ムー和尚のも 青春やってるって

らんらん嬢
温泉行ったのは、恋の病だったの ま、元気になってよかったよかった。

リワさん
今年もあたいんちに 語りに来てね 今度は間違いなく清酒用意してっから

駄才教授
特別講義ここで受講してんだ。とってもためになるよ。でもね、知識が増えて頭でっかくなるのがな
・や・み

悩み知らずの nalちゃん
手元不如意 ↓
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00456 nux 投稿者:nalちゃん  投稿日: 4月15日(木)12時50分30秒

>リワキーノさんもまだ風邪が直りませんか?
無理をせずに、完治するまで養生することです。
かく言う私も3月28日に引いた風邪が未だに完治していません。
なかなかゆっくり休めないものですね。
お互い気をつけましょう。らんらんさんも相当長い間お風邪を召しておられたとか。
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00455 Re:独自の分析、考察、検証を聞かせて 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月15日(木)08時36分8秒

通りがかりさん

>時々通りがかりに読ませてもらっておりますが、既製の意見や記述に
対する事細かな批判や引用に終始している感じがします。
荒削りでも独自の分析や、考察、検証を聞かせてもらいたいものです。

ご意見を有り難うございます。
独自の分析や考察、検証ができればそれは素晴らしいでしょうが、ここに集う仲間達は皆、それ
ぞれ仕事を持った一般社会人や専業主婦の人達です。
同じような新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどのメディアを通じて世の中の出来事を知り得る人が大
半を占めており、そこに貴殿の望まれるような独自の分析、考察、検証ができにくい面があること
はどうかご理解ください。

ただ、私は貴殿が指摘されるこの談話室の「既製の意見や記述に対する事細かな批判や引用」
さえ、知らない人達だって多く、中にはそのような意見があることにショックを受ける人がいること
も知っております。その人達からすれば、この談話室の論議は「独自の分析や、考察、検証」に映
るのかも知れません。
そういう意味ではまったくの無意味な論議ではない、と私たちの談義を思っております。

なお、次回、ご意見、ご感想をいただく場合は簡単な自己紹介をお願いできますか。
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00454 独自の分析、考察、検証を聞かせて 投稿者:通りがかり  投稿日: 4月15日(木)01時13分23秒

時々通りがかりに読ませてもらっておりますが、既製の意見や記述に
対する事細かな批判や引用に終始している感じがします。
荒削りでも独自の分析や、考察、検証を聞かせてもらいたいものです。
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00453 粗雑さのわけ? 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月14日(水)23時36分31秒

>私は、池澤夏樹という実に巧妙に人を自分の望むような結論に誘導していく話術の
>名人が、なぜ、こんな粗雑なことを書くのか理解できませんでした。

池澤氏をほんの少しだけ擁護するとすれば、あの4月9日に書かれた文章は拘束事件が
あって急いで書かれたものと思われます。したがって、構成は必ずしも論理的ではあ
りません。御二人が批判される点も、池澤氏にすれば、誘拐犯の要求を飲むような形
にしないよう注意して撤退すると言いたいのでしょう。しかし、急いで書いたために
その辺の表現が粗雑になったのではないでしょうか。

一つだけ批判を付け加えます。それは、池澤氏はイラクの反米勢力(我が国の反米勢力
はそれを利用しようとしていますが)の視点からしか自衛隊の活動を見ていないこと
です。例えば、手打ち庵さんが引用された次の文章があります。

>自衛隊が復興支援のために行っている、とい論法は相手が認めない限り意味がありま
>せん。

イラクに住んでいる人々は何も今回の誘拐犯のように反米勢力だけではありません。
過激ではない普通のイラクの人々には自衛隊の活動は意味のある活動と見られていると
私は考えています。

池澤氏のこの事件に関する論評は4月9日のものから止まったままです。少し冷静に
そして常識的になられたのなら、御同慶の至りですが・・・
編集済
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00452 Re:矛盾とは? 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月14日(水)20時23分8秒

手打ち庵さん

>この二つのことは、全くの矛盾です。
つまり、2で相手は「日本の自衛隊の派遣は復興支援のためである」といういことは決して認めな
いだろうと思っているにもかかわらず、そんなテロリスト達に対して、自衛隊を撤退した場合はテ
ロの要求に屈した取引の結果ではなく、自衛隊派遣を自ら誤りであったと認め、自主的に撤退し
たと思ってもらうという虫のよいものです。
なんと自己にだけ都合の良い論法でしょうか?
もし今の時点で自衛隊が撤退したら、犯人達は「自分達の作戦の成功」ということを喧伝すること
は当事者として当然のことです。

まさに仰るとおりです。私は、池澤夏樹という実に巧妙に人を自分の望むような結論に誘導してい
く話術の名人が、なぜ、こんな粗雑なことを書くのか理解できませんでした。
テロの脅迫に屈するのではない、という池澤氏のやり方を通すのなら、まずは、三人の人質を盾
にしている間は一切自衛隊の撤退に応じず、人質問題を解決してから後に撤退を発表するのが
理に合っていると思います。

しかし、池澤氏は

>では、今、日本はどうすべきか?
>自衛隊を撤退させればいい。それ以外に取るべき道はありません。

と記しており、人質問題解決前の策を言っているようです。
実際の話、この池澤氏の論法で日本政府が自衛隊を撤退させるときに、いったい政府首脳はど
のような発表をするのでしょうね。

「自衛隊を撤退しなければ3人の人質を殺すぞ!」と三日間の期日を切って脅迫してきた武装集
団に対して、「日本国政府は、首脳陣の間でたまたまここ一両日、イラク問題で会議があった折り
に、自衛隊のイラク派遣が根本的に間違っていたことに気がついたので、急遽、三日以内に自衛
隊を撤退させることに決定した。これは目下、三人の日本人がイラクの某武装集団に人質となっ
ていることとは無関係の決定で、なおかつ、国会審議も経ない、超高度的政治決断である」とでも

言うのでしょうか。
武装集団だけでなく、世界中の国々がげらげら笑い出すのではないでしょうか。

池内恵・国際日本文化研究センター助教授という方の意見、私は大いに有り得る話だと思います。
慰安婦問題から、靖国参拝問題、教科書問題、すべて問題を悪化させ、我が国の足を引っ張る
のは池内助教授が指摘されるたぐい(国益なんぞこれっぽちも念頭に無い)の国内の人や団体
がやっているのではないでしょうか。
しかし、

>日本政府は「自衛隊撤退」要求を拒み、イスラム聖職者の説得も取り付けて犯行グルー
>プをイラクで孤立させることに成功しつつあった。

の箇所は絶対に真偽を確かめるべき筋合いの話ですね。
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00451 Re:批判〈前)・(後) 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月14日(水)20時07分52秒

駄才さん

>米軍の攻撃を卑怯と呼ぶことにより、テロリスト
の卑怯な行為の効果を弱めようとする意図を持っています。このような狡賢い−
しかし浅薄な−論理が貴兄を苛立たせるのではないでしょうか。

まさにそのとおりです。北朝鮮の日本人拉致が明るみに出たときに、日本も戦前に同じようなこと
を朝鮮の人達にした、という左翼系の人達のあの論法の繰り返しを感じ、本当にムカッ!としてし

まうのです。同時に、間髪入れずにその論法の不条理さを論理的に指摘できない自分の能力の
無さにいらいらしてしまうのです。

>また、インフラ整備だけが自衛隊の仕事ではありません。
自衛隊には民間NGOは出来ない政治外交的な役割があります。

とても鋭いことを仰ってくださったです。
私は、それをもっとも重視するのです。
民間NGOでもなく資金の提供でもなく、アメリカが日本に一番強く望んだのは、形だけのものでも
良いから軍隊を送るということだったと思います。平和憲法を標榜する日本がイラク再建のため
に軍隊を送ってきた、という事実がアメリカ主導の連合軍諸国のイラク再建への軍事行動を伴う
対応にとっては大変プラスイメージを付加したことになったのではないでしょうか。
つまり、現在のイラクは丸腰の民間企業やNGOなどのボランティアの働きだけでは再建が不可
能なくらい治安が悪化し、混乱している、ということをアッピールさせた効果がある、と思うのです。
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00450 Re:肌合い 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月14日(水)19時58分21秒

駄才さん、手打ち庵さん

池澤夏樹氏の文章に対して丁重にコメントしてくださり、有り難うございました。
その備えておられる見識や人格について尊敬しております貴兄らお二人が、あのようなコメントを
してくださったことは私にとっては大変勇気づけられることです。

駄才さん

>リワキーノさん、貴兄は忘れられているようですが、数年前、アフガン戦争について
論争をしていた頃、貴兄からの情報でこの作家の発言を読み、批判した事があります。

もちろん、よく覚えておりますよ。他の方々への説明もあってあのような書き方をしました。

>(この記録はもう残っていないようですが)

いえいえ、幸いなことに、サイバーテロのためにかなりの書き込みが文字化けしてしまったよいよ
い会系統別伝言板保存文書の中で、貴兄のこの書き込みは無事に残っておりますぞ。また、機
会を設けて紹介させてもらいます。破壊されてしまった系統別伝言板で文字化けしなかった書き
込みは全部ピックアップしてまとめた文書にしようと思っておりますが、何しろ膨大な容量(テキス
トで5754kb!)ですのでなかなか手をつけかねております。

>「高く評価されている作家」については、確か貴兄の御嬢さんは文芸評論家福田和也
のファンでしたね。福田氏の本で「作家の値打ち」というものがあります。ここにこの
作家が値踏みされています。職業文芸評論家の評点ですから、参考になると思います。

読んでみます。
娘は福田氏の思想のファンではなく、あのやんちゃ者のような口の悪く、威勢のいい物言いが面

白いらしいです。

>貴兄が示されたサイトを開いて、久しぶりにこの人の文章を読みました。「どこが
支持されるのか」というのが私に対する御質問ですが、支持しているのは貴兄とは
政治的信条の対立する人たちだけではないでしょうか。特に独創的な見解を述べて
いるようには思えません。国家よりも市民が大事、何でも戦争反対、平和主義・・
などの典型的な「左翼」心情の持主であると思います。そのような思想を持ってい
ない人々が支持するようには思われません。貴兄は過大評価をされているのではな
いでしょうか。

この段についてはまた後日コメントさせてもらいます。
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00449 Re:Re:リワさんもおだいじに  投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月14日(水)19時53分11秒

手打ち庵さん

風邪ですが、やっと咳と痰がおさまってきました。今日は神戸の鈴蘭台まで遠出しての仕事でした
が、しんどくは感じませんでした。
吉野山の桜見、天気に恵まれて良かったですね。
花は満開を過ぎていたということですが写真で見る限り、いかにも吉野山の桜シーズンまっただ
中、という感じです。水分神社まで行けずとも、十分に桜の吉野山を堪能されたのではないでしょ
うか。加工された画像は鮮やかですが、吉野山のイメージではないですね。
川上村「杉の湯」での宴会のシーン、来月のことを想像して思わずニンマリしてしまいましたよ。
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00448 矛盾とは? 投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月14日(水)00時14分26秒

今回の池澤夏樹氏の意見に対して私が矛盾していると感じたことを述べてみます。
池澤氏は次のように述べています。

1.自衛隊を撤退せよ。ただし、3人が誘拐されたから、その命を救うために撤退するの  では
ない。それでは取引になってしまう。

2.自衛隊が復興支援のために行っている、とい論法は相手が認めない限り意味がありま 
 せん。

この二つのことは、全くの矛盾です。
つまり、2で相手は「日本の自衛隊の派遣は復興支援のためである」といういことは決して認めな
いだろうと思っているにもかかわらず、そんなテロリスト達に対して、自衛隊を撤退した場合はテ
ロの要求に屈した取引の結果ではなく、自衛隊派遣を自ら誤りであったと認め、自主的に撤退し
たと思ってもらうという虫のよいものです。
なんと自己にだけ都合の良い論法でしょうか?
もし今の時点で自衛隊が撤退したら、犯人達は「自分達の作戦の成功」ということを喧伝すること
は当事者として当然のことです。
私が大衆迎合で、平和ボケで、ノー天気と申し上げたのはこのことです。
相手があることです。その相手はしたたかでタフネゴシエーターです。
そのことを十分理解した上で、問題の解決にあたるのが当然なのにこのような平和ボケの考えで
は到底問題を解決することは困難でしょう。子供がダダをこねているのと同じかもしれません。
今日の日経新聞に「専門家の見方」というコラムがあり、大変興味深い意見が出されていました。
池内恵・国際日本文化研究センター助教授という方の意見です。
「日本政府を批判するデモ隊などの映像が中東の衛星テレビを通じて連日流れており、解放交渉
を膠着させる要因のひとつになっているかもしれない。
イラクで拉致事件に巻き込まれた国の中で、犯行グループでなく自国の政府を批判する家族や
団体が際立つ国は日本だけだ。政府批判をメディアで見聞きする習慣がほとんどないない中東を
拠点とする犯行グループにとり、自分達が日本国民の支持を獲得し、同国政府にさらなる交渉条
件を提示できるといった誤解を抱かせる可能性もある。家族は人質解放をを懇願し続けるととも
に、個人として犯行グループを非難する必要がある。
日本政府は「自衛隊撤退」要求を拒み、イスラム聖職者の説得も取り付けて犯行グループをイラ
クで孤立させることに成功しつつあった。」
というものです。これが事実なら、日本のマスコミや有識者といわれるノー天気のグループが大衆
迎合によって、返って、日本政府の足を引っ張り、人質解放を困難にしていることになります。
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00447 批判(後) 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月13日(火)23時48分19秒

(3)と(4)の議論について意見を述べます。

誘拐犯の〈最初の)要求及び被害者の家族の要請に応じて自衛隊を撤退させるべきか
否かについては、私は当然ですが自衛隊を引上げさせるべきではないと考えています。
自衛隊派遣は国会で審議され成立したイラク特措法によるものですから、方針を変更
するとしたら、あくまでもその法律に沿って行わなければなりません。そのためには
国会で十分に審議する必要があります。正体のはっきりしない誘拐犯の要求に応じて
重大な国会決定をコロリと変えるなんてありえないことです。

この点勿論池澤氏も承知されているようです。が、彼の場合、基本的に自衛隊は撤退
すべきであるという考えです。その根拠は次の引用文に明らかです。

「彼ら(自衛隊、引用者注)の駐屯の主たる目的が給水でないことはイラクの人々の目
にも明らかです。何よりも自衛隊は軍隊です。威圧と恫喝のための組織です。イラク国民
の目には星条旗に縫いつけられた小さな日章旗しか見えていないでしょう。」

つまり自衛隊は軍隊であって、イラクでは米軍と同様にしか見られないからというもの
です。しかし、米軍の行っていることと自衛隊の行っていることは明らかに違います。
今回の人質事件でも自衛隊は人質を救出できません。米軍とは明らかに異なる性格を
持ち、異なる活動〈復興事業)を行っています。仮に自衛隊がイラクで長期間このよう
な活動を行い続けることができるとしたら、それは新しいタイプの「軍隊」として歴史
に名を刻むかもしれません。しかし、ここで撤退したら、そのような輝かしい可能性は
消えることになります。したがって、私は自衛隊をいま早急に撤退させるのは賢明では
ないと考えています。

池澤氏の最後の論点は、自衛隊撤退のもう一つの根拠である、自衛隊よりもNGOの方
が効率的な支援ができるという点です。

「NGOに任せれば年間1億円以下の予算で10万人分の水が供給できる。自衛隊は年間
300億を超える予算で、1万6000人分を供給しているにすぎない。」

これだけではこの議論が正しいのかどうか分りませんが、給水は活動の一面に過ぎません。
他にもいろんな支援活動があります。自分に都合のよい例だけを挙げて議論する論法は、
この人の特色ですが、大企業と中小企業が異なる活動を行うように自衛隊とNGOでは
役割が明らかに異なるのではないでしょうか。現時点でNGOが自衛隊の活動に完全に
替わり得るとは思われません。また、インフラ整備だけが自衛隊の仕事ではありません。
自衛隊には民間NGOは出来ない政治外交的な役割があります。

以上、池澤氏の議論を四つに整理して、それぞれを批判的に検討しました。全体的な
感想はまた別に書きます。
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00446 批判〈前) 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月12日(月)23時51分26秒

リワキーノさん、今回の事件に関する池澤夏樹氏の見解を箇条書きすると次の
ようになります。http://www.impala.jp/pandora/index.html

1.誘拐するのは卑怯という意見があるが、民間人のいるところにロケット砲
  を打ち込むのも卑怯である。
2.人質になった人々が危険を承知で出かけたことに自分は敬意を表する。
  彼等はイラクの子供たちのためにイラクの平和のために出かけたのだから。
3.日本がすべきことは自衛隊を撤退させることである。ただし、それは人質と
  取引する形ではなく、派遣が間違いであったことを認めて政策転換すること
  である。
4.イラクの復興支援は自衛隊ではなくNGOに任せたほうが効果的である。

以下は私の意見です。(1)は、米軍の攻撃を卑怯と呼ぶことにより、テロリスト
の卑怯な行為の効果を弱めようとする意図を持っています。このような狡賢い−
しかし浅薄な−論理が貴兄を苛立たせるのではないでしょうか。何が卑怯で何が卑
怯でないかを論じるには、卑怯であることの基準を明確にしてから、これは卑怯で
あるがこちらは卑怯でないというふうに議論を展開しなければなりません。この人
の論法は、このような真っ当な手続きを省いて、表面的な事象だけを見せて、印象
によって読者を誘導しようとしています。

(2)の前段は完全に世間の常識と離れています。目的が何であれ、命を落としても
仕方のないような危険な場所に行ったのだから、どうかと思う、というのが普通の感
想だと思います。ただ私は、彼等が家族に自分は「人質になって命を落とすかもしれ
ないが、それは自分の責任であるから仕方がないと思って諦めて欲しい」くらいの書
置きをして発ったのなら、敬意を表したいと思います。しかし、現実には家族(一家族
を除いてかもしれませんが)は責任は政府にあるといった調子で、自分の子供たちの
無責任な行為を毫も反省していないように見えます。

また、池澤氏は人質になった人たちのイラクでの活動が立派であると感心していますが、
私は途上国に出かけて「ボランティア活動」をすることが他の仕事(企業や政府の仕事)
と較べて特に立派であるとは考えません。イラクで仕事を始める外国企業の活動もイラク
経済に寄与しているし、そのために危険を冒してイラクで仕事をするビジネスマンは立派
です。池澤氏のような人々は何かこのような「ボランティア活動」に劣等感を抱いている
ように思われてなりません。

長くなりましたので、(3)以下については別に書きます。
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00445 下の書き込み 投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月12日(月)23時15分22秒

この下の書き込み、駄才さんの「肌合い」を読まずに書いてしまいました。
どうやら、駄才さんも私と同じようなことを思われたようですね。
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00444 Re:Re:リワさんもおだいじに  投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月12日(月)23時04分7秒

リワキーノさんもまだ風邪が直りませんか?
無理をせずに、完治するまで養生することです。
かく言う私も3月28日に引いた風邪が未だに完治していません。
なかなかゆっくり休めないものですね。
お互い気をつけましょう。らんらんさんも相当長い間お風邪を召しておられたとか。

ところで

>ところで、私は池澤夏樹という作家のimpara通信というのにいらいらさせられておりま>す。最

近高く評価されている作家だそうですが、私はこの人とは根本的に肌合いが合わ>ぬものを感じ
ております。
わたしもこの文章読みましたが、かなり非道意(これ当て字ですが結構意味が通じる)と思いまし
た。今日はもうしんどいので詳細については明日書くことにしますが、理由は矛盾に満ちた文章だ
からです。

私もこんな人の文章がなぜ人気があるのかよくわかりません。
本当はきちんと分析しなければいけませんが、直感的には、この方、大衆迎合で平和ボケとしか
いいようがありませんね。
駄才さん、解説をお願いします。
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00443 肌合い 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月12日(月)22時38分44秒

>私は池澤夏樹という作家のimpara通信というのにいらいらさせられております。
>最近高く評価されている作家だそうですが、私はこの人とは根本的に肌合いが
>合わぬものを感じてお>ところで、私は池澤夏樹という作家のimpara通信というのに
>いらいらさせられております。最近高く評価されている作家だそうですが、私は
>この人とは根本的に肌合いが合わぬものを感じております。

リワキーノさん、貴兄は忘れられているようですが、数年前、アフガン戦争について
論争をしていた頃、貴兄からの情報でこの作家の発言を読み、批判した事があります。
(この記録はもう残っていないようですが)

「高く評価されている作家」については、確か貴兄の御嬢さんは文芸評論家福田和也
のファンでしたね。福田氏の本で「作家の値打ち」というものがあります。ここにこの
作家が値踏みされています。職業文芸評論家の評点ですから、参考になると思います。

>この人の書く文章は大勢の人の支持を得ているそうですが、
>駄才さん、どこが支持されるのかその秘密を解き明かしていた
>だけないでしょうか。

貴兄が示されたサイトを開いて、久しぶりにこの人の文章を読みました。「どこが
支持されるのか」というのが私に対する御質問ですが、支持しているのは貴兄とは
政治的信条の対立する人たちだけではないでしょうか。特に独創的な見解を述べて
いるようには思えません。国家よりも市民が大事、何でも戦争反対、平和主義・・
などの典型的な「左翼」心情の持主であると思います。そのような思想を持ってい
ない人々が支持するようには思われません。貴兄は過大評価をされているのではな
いでしょうか。この作家のイラク人質事件についての私の意見は稿を改めて書きます。
編集済
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00442 Re:リワさんもおだいじに 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月12日(月)19時04分30秒

ルパンさん
私の風邪へのお気遣いを有り難うございます。
少し治りかけになってきたかな、という感じですが、まだまだ油断できません。熱があるせいか、し
んどいです。何もやる気力が湧きません。

貴兄も仕事が多忙なようですね。仕事の移動は車で行かれるのですか、それとも電車で。
夕方にEguchi君から電話があり、大学病院における精密検査の結果、網膜に穴があいていたそ
うです。レーザー光線で穴を凝固させて液体の漏れるのを防いだそうです。
気がつくのが遅かったら網膜剥離を起こして失明していたかも知れないそうです。怖いですね。加

齢によって起きやすくなるそうですので私たちも用心しましょう。
それでEguchi君は来週はインドネシア出張だそうです。歳を考えていい加減、海外出張を減らした

らいいのに、と言ったのですが、そうもいかないらしいです。
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00441 リワさんもおだいじに 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 4月11日(日)23時26分57秒

 土日以外は、ほとんど出張で談話室にお伺いすることができません。
デスクトップを担いで出張するほどまめでもないし、、、。

明日は5時起きで、静岡は御前崎です。近くで浜名湖花博が開かれてます。

鬼 of work A・L・N なぁ〜んちゃって ! 
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00440 Re:頭がカッカ 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月11日(日)22時03分14秒

>先に人質になった人々に同情する気持ちになれなかったと書きましたが、それは
テレビに出ている家族に対しても同様でした。私はどうしてあの人たちはテレビに
出て、そして政府に救助を居丈高に(と、時に私には見えました)要求するのだろ
うと思いました。子供といっても、彼等はもう一人前の大人ではないか。大人が
自らの意志で危険な外国に出かけ、政府の勧告を無視して誘拐されたのは、自分た
ちの責任ではないか。そのあたりの認識が家族には何かひどく乏しいように感じま
したが、皆さんはいかがでしょう。

駄才さんの仰ることにまさに同感です。

>このような場合、親としては二つの態度があると思います。一つは子供といっても
もう一人前の大人なのだから、すべては彼/彼女の行ったこと(責任は彼らにある)
として、自分は沈黙することです。もう一つは、政府に救援を願いたいのであれば、
まずは子供の不用意な行為を謝罪すること。その上で、政府に救援を願う。

まさに正論だと思います。

>(私も相当頭がカッカしているかもしれません。)

あの穏やかな怪盗さんまでが「いい加減にせーよ!この呆けが!」と仰るのですから、誰もがカッ
カしているのではありませんか。

ところで、私は池澤夏樹という作家のimpara通信というのにいらいらさせられております。最近高く
評価されている作家だそうですが、私はこの人とは根本的に肌合いが合わぬものを感じておりま
す。
この人の書く文章は大勢の人の支持を得ているそうですが、駄才さん、どこが支持されるのかそ
の秘密を解き明かしていただけないでしょうか。
http://www.impala.jp/pandora/index.html

ますます風邪をこじらせて体調最悪ですので今夜はもう寝ます。
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00439 頭がカッカ 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月11日(日)13時36分59秒

先に人質になった人々に同情する気持ちになれなかったと書きましたが、それは
テレビに出ている家族に対しても同様でした。私はどうしてあの人たちはテレビに
出て、そして政府に救助を居丈高に(と、時に私には見えました)要求するのだろ
うと思いました。子供といっても、彼等はもう一人前の大人ではないか。大人が
自らの意志で危険な外国に出かけ、政府の勧告を無視して誘拐されたのは、自分た
ちの責任ではないか。そのあたりの認識が家族には何かひどく乏しいように感じま
したが、皆さんはいかがでしょう。

このような場合、親としては二つの態度があると思います。一つは子供といっても
もう一人前の大人なのだから、すべては彼/彼女の行ったこと(責任は彼らにある)
として、自分は沈黙することです。もう一つは、政府に救援を願いたいのであれば、
まずは子供の不用意な行為を謝罪すること。その上で、政府に救援を願う。
(私も相当頭がカッカしているかもしれません。)
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00438 Re:朗報!!!  投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月11日(日)12時50分51秒

命が無事であったのは何よりですが、私は正直言って、今回人質になった人々に
それほど同情する気持ちになれませんでした。それは他の地域ならともかく、
政府が何度も退避勧告を出している危険地域に入ったからです。私には、この地域
が具体的にどの程度危険でそれに対してどの程度の準備が必要かは分りませんが、
他のNGOなどでは、警備会社と契約をして安全を自ら確保して活動していると
聞きます。今回の人々の場合は、そのあたりの配慮がなかったように思われるからです。
編集済
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00437 「いい加減にせーよ!この呆けが!」 投稿者:怪盗  投稿日: 4月11日(日)11時33分42秒

 映画や漫画で、いつもいらいらしたのは、敵に人質取られて
鞍馬天狗や月光仮面が窮地に陥ってしまう場面でした。

 北朝鮮の脅威 これに対して、残念ながら日本国独自で、護る術はありません。
日米安保に頼らざるを得ないのです。米国からイラク復興支援を要請されれば否が応でも受けざ

るを得ません。軍事面において、今でも日本国は米国の占領下にあると思っています。
 "ボラさんとジャーナリストそれぞれの生きる道" 生きる道には当然自己責任が伴います。
その責任をマスコミや一部の知識人と称する輩が "イラク支援を決めた国が悪い"と言うのは笑
止千万 「いい加減にせーよ!この呆けが!」と叫びたくなるのでございます。 

A・L・N                                
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00436 朗報!!! 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月11日(日)10時44分9秒

一夜空けたら何という朗報!
まだ解放されたわけではないですが、私はどんなに安堵したことでしょうか。
スンニ派の指導者が武装集団を説得したとのこと。
ムスリムたちがいざというときに理性を発揮されたこと、神仏に感謝します。
その指導者の名前を是非、知りたいものです。
その恩誼を私は忘れることが無いでしょう。
小泉首相もブッシュ大統領も忘れてはいけません。
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00435 しばらく頭を冷やします。 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月11日(日)01時26分14秒

Eguchi君
眼の精密検査、たいしたこと無い結果であることを祈ってます。
(Eguchiファンの我が娘も心配しております。「Eguchiさん、口が悪いから眼もやられるんやわ」とま
では言っておりませんが)
貴兄の意地悪な質問は貴兄の眼の状況が正常になった時点で怪盗、いや解答ということでよろ
しいですね。(ま、彼がこの書き込みを見るのは来週の後半でしょうがね)

駄才さん、
ご丁重にコメントしてくださって有り難うございます。
最後の貴兄のコメントで、貴兄の仰りたいことがよく理解できました。
ただ私は今、イラクの人質問題に対する世論、マスコミの論調にだいぶ頭がカッカしている状況で
して、家内や娘がホームページで発言しない方が良い、と制御したくらい過激な論調を展開しか
ねないので、今夜はお口にチャックを実行いたしますこと、どうかご了承ください。

それにしても腹の立つ!新聞のあの記事、この記事。
「いい加減にせーよ!この呆けが!」
と言う下品、かつ、粗暴な感嘆詞が出そうです。
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00434 Eguchiさん お大事に 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 4月10日(土)17時21分7秒

熱血青年の主張 待ってます。

頑張りトーク楽しんでる A・L・N
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00433 Dr.Stop 投稿者:Eguchi  投稿日: 4月10日(土)11時48分41秒

今、近くの眼科から帰宅したところです。

1 来週明けに紹介先の大病院で精密検査を行うように、
2 それまでは、眼を使うのは必要最小限に止めるように

との診断を受けました。もちろんPC画面に向かうのも極力避けるように
とのことです。

途中で恐縮ですが、進行中の論議は中断させてください。
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00432 次善に甘んじる 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月10日(土)00時06分21秒

リワキーノさん、「次善に甘んじる必要はない」という考えをもう一度説明します。
私のいいたいことは、最大限努力して得た結果(例えば第一志望の大学合格)でも、
それが彼/彼女にとって本当に―長い目で見て―よい結果をもたらすとは限らない
ということです。だから、次善〈第二志望の大学)に「甘んじる」などと卑屈になら
ずに、堂々と第二志望の大学に通えばいいのではないかと思うのです。ただ、私は
「甘んじる」という言葉に過剰に反応しているのかもしれません。御父上から受け
継がれた貴兄の主張とさほど違わないのではないかとも思います。
編集済
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00431 危機管理 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月 9日(金)23時42分21秒

今回のイラクの邦人拉致事件のことを知って、真っ先に思ったのは、
どうしてそんな危険なところに行ったのだろう、ということでした。
報道によると、あの人たちは情勢が俄かに緊迫していることを知って
いたらしい。それにも関わらず決行したのは、やはりどこかで「自分
だけはまさか」という気があったのではないかと思います。
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00430 文章作法 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月 9日(金)23時16分0秒

>さて、私が出典をご参照いただきたい、と書きましたのは、私の解釈と一致してるか
>どうかのご質問ではなく、正しいですか? との質問だったからです。 私が著者で
>したら、そのお答えは出来ますが、著者ではありませんので、正しいかどうかについ
>ての回答をする能力はありません。

Eguchiさん、私が尋ねたのはもちろん私の解釈が貴兄のそれと一致しているかどうかと
いうことです。正確な表現で言えば、私が使ったのは「正しいですか?」ではなく、自分
の解釈が「間違っていないか」でしたが、意図はもちろん私の解釈が貴兄のそれと「異な
っていないか」ということです。

仮に私があの引用文を著者はどのように考えているのかを貴兄に尋ねるのであれば、私は
「著者の意図は斯斯然然ですか?」という質問の仕方をするでしょう。それが一般的な文
章作法だと思います。
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00429 Re:Re:私も久し振りに「頑張れ雑感」 投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月 9日(金)21時53分12秒

リワキーノさん

>貴兄が中学、高校を通じてバレーボールの選手だったとは初耳でした。

えっ? 言ってませんでしたっけ?
これでも、中高を通じて私は体育系ですぞ。修猷館では、さすサラさんや章君等の剣道部やラグ
ビー部は華々しい活躍で注目の的でしたが、バレーボール部もちゃんとありましたぞ。
城西中学の時は私はセッターとして福岡市大会で優勝、県大会では準決勝で惜しくも負け、3位
でした。
したがって、こんな私でも、その活躍を注目され、修猷館に入学の時は同じ城西中学から入学し
たチームメートの浅田君と岸川君(二人ともスパイカーでした)との3人が当時バレーボール部の
部長だった北島先生に呼ばれ、入部を依頼されました。浅田君はその誘いを断ってラグビー部へ
入りましたが、私と岸川君は素直にバレー部に入部したのです。そこには先輩として興平君の兄
さんもおられました。

練習で一番しんどかったのは、愛宕山までのランニング(もちろん階段の上り下りもあります)と百
地の砂浜でのランニングでした。こんな時、「あと少しだ!頑張れ!」という
言葉は自然に出てきたものです。

>吉野山ですが、いつかM.v.kさんやhikarikoさん、mitikoさん、を貴兄と一緒に案内した>いもの

ですね。
>そのときにはKO−BUNさんにも手伝ってもらって。

ぜひ、実現しませう。

では、明日から行って来ます。ついでに室生寺、長谷寺にも行く予定です。
写真、請うご期待!
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00428 ↓への補足 投稿者:Eguchi  投稿日: 4月 9日(金)02時42分44秒

もう少し補足します。

また、出典を明示したのは、当該部分が属する章を全部転記せずに、結論的部分を
抜き書きしたからです。結論は前提があっての結論ですから、前提部分を踏まえずに
結論の部分を熟考されて、その結論解釈の是非を問われてもとまどいを覚えるばかり
です。 ここに引用されたこの結論の前提はこういうことですか? との質問であれば
まだ理解出来るのですが。
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00427 「頑張れ」・・・ 投稿者:Eguchi  投稿日: 4月 9日(金)02時11分59秒

もう日が変わりましたが、昨夕8時少し前に帰国しました。またまた乗り換え含んでの
15時間(帰りは偏西風の関係で、時間が短くはなりますが)は、それなりに疲れました。(なら、こ
んな遅い時間に書き込みなぞしてないで、さっさと寝たら。。と言われ
そうですね。でも、ドバイでは、まだこの時間までは5時間ありますから午後9時です)

さて、私が出典をご参照いただきたい、と書きましたのは、私の解釈と一致してるか
どうかのご質問ではなく、正しいですか? との質問だったからです。 私が著者でしたら、そのお
答えは出来ますが、著者ではありませんので、正しいかどうかについての回答
をする能力はありません。

昔々、たしか遠藤周作氏だったとうろ覚えしてますが、氏の作品がある大学の入試問題と
なり、この著者の意識はどれか?という四択の問題だったそうですが、どの選択肢を
読んでも、氏はそうだよなあ・・ でも、これが一番近いかな? と思いつつ一つに
定めたところ、発表された正答とは異なっていたそうです。

出典を明示したのは、値段も手頃ですので、まずは読んでいただきたい。
その上で、議論するのが面白かろう、と思ったからです。

と、いうことで、是非、原典に眼を通されて、私はこう解釈したけど、君の解釈とは
一致するか否かという質問をお願いいたしたく存じます。

閑話休題

リワさんへ意地悪じいさんからの質問。「武士は喰わねど高楊枝」という言葉がありますね。これ
は肯定的/否定的、どっちに感じます?

ではぼちぼち寝ます。おやすみなさい。
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00426 Re:私も久し振りに「頑張れ雑感」 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 9日(金)00時17分47



手打ち庵さん

具体的な例を挙げて説明されてますので本当にわかりやすいです。
貴兄が中学、高校を通じてバレーボールの選手だったとは初耳でした。

吉野山ですが、いつかM.v.kさんやhikarikoさん、mitikoさん、を貴兄と一緒に案内したいものですね。
そのときにはKO−BUNさんにも手伝ってもらって。
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00425 Re:御礼を 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 9日(金)00時12分38秒

HotHouseFlowerさん

>私は 座右の銘を「てきとう」としたいような人間なので あまり深く考えないことにしました。

おや、陶淵明などが持ちそうな座右の銘ですね。

>要は ことばを使うのは人であって ことばに惑わされてはいけませんね。

ことばに惑わされることが多いから注意深くいなければならないと思います。
その点、私は何でも発言しますから、言葉に惑わされている部分を人に指摘され、それで結構勉
強になっております。

>また混乱してきました。 やっぱり考えるのはやめます。

それはいけません。偉い人も言っております。人間は考える足だ、いや葦だ、と。
考えなくなったらただの足の上に乗っかっている物体になってしまいます。
あなたがお好きだと聞いておりますドストエフスキーなんか、いつももの凄く深く考え抜いた人では
なかったでしょうか。どの小説も密度の濃いこと、もう白色矮星のようです。
「カラマーゾフの兄弟」なんてあんな長編でありながら、たった3日間の出来事を記しただけなので
すよね。この場合、ド氏もちょっと考えすぎたのかも知れませんが。
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00424 Re:頑張って!ポルちゃん 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 8日(木)23時54分51秒

nalちゃんさん(←へんてこな呼びかけ!)

禅問答のような書き込みですな。
それとも暗号ですか?どこかの原理主義団体やテロ組織に伝えるための。

ところで怪盗パルンさんが、しばらくお姿を見せないので心配していたら、今日よいよい会伝言板
で、あなたと同じような意味不明なことを言ってられましたね。
まあ、お元気そうですからよいですが。
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00423 Re:人間万事塞翁が馬(再) 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 8日(木)23時52分54秒

駄才さん

>リワキーノさん、貴兄が「もっと頑張れ」とか「もっと勉強しろ」と言われ
なかったことはよく分りました。平和な親子関係を築いておられたのですね。
どんなに努力しても最善の結果が得られるとは限りません。そのような場合、
最善の結果にいつまでも拘るよりも、次善、三善に「甘んじる」というのは、
一つの智慧という気がします。

上記の段については、私の述べたことをお分かりいただけて有り難いのですが、それ以降の段に
なると私は仰ることの意味がよく分かりかねます。
じっくりと反芻して意味を考えてみます。
今日は他にもコメントしなければならないことがありますので。
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00422 Re:Re:人間万事塞翁が馬(再)  投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月 8日(木)23時51分43秒

>それ以降の段になると私は仰ることの意味がよく分かりかねます。

リワキーノさん、有難うございます。自分でも「それゆえ」の段が論理的で
ないのが気になって、いま文章を手直ししたところです。これで多少は理解
して貰えるでしょうか。
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00421 Re:人間万事塞翁が馬(再) 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 8日(木)23時39分32秒

駄才さん

>リワキーノさん、貴兄が「もっと頑張れ」とか「もっと勉強しろ」と言われ
なかったことはよく分りました。平和な親子関係を築いておられたのですね。
どんなに努力しても最善の結果が得られるとは限りません。そのような場合、
最善の結果にいつまでも拘るよりも、次善、三善に「甘んじる」というのは、
一つの智慧という気がします。

上記の段については、私の述べたことをお分かりいただけて有り難いのですが、それ以降の段に
なると私は仰ることの意味がよく分かりかねます。
じっくりと反芻して意味を考えてみます。
今日は他にもコメントしなければならないことがありますので。
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00420 Re:「頑張れ」・・ 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 8日(木)23時30分59秒

Eguchi君、駄才さん

>Eguchiさん、私は貴兄が紹介された本の概要を説明してとお願いした
のではなく、引用された一文の意味を私は「かくかくしかじか」と思うが
その解釈は間違っていないかとお尋ねしたのですが・・・

私も上記のように受け取りました。
Eguchi君、ご推薦の本は値段も手頃ですし、それを読めば一番良いのでしょうが、ここで論議をす

るごとに挙げられた本を一々読むわけにもいかないと思います。
駄才さんのお尋ねの一文については私も貴兄のお答えを聞きたいものです。

>実は、私はあの引用文の「異文化を経験した人たち」という箇所が大いに
気になりました。異文化を経験するとはどのようなことだろうかと思うのです。

具体的な例を挙げて検証するのがよいのではないでしょうか。
たとえば、韓国人は身内のことを外部の人に語る場合にも尊敬語を使うこと。
中国人は上半身をさらすのはひどく嫌がるのに、間仕切り無しのトイレで一列にしゃがんで大を排
泄することに平気であること。
モンゴル人は川や海を極度に恐れて水泳など思いもつかないこと。(現代は知りませんが)
欧米語には「素直な」というほめ言葉がないこと。(これは伝聞ですの事実かどうかは定かで無し)

>前に紹介した http://www.hmt.toyama-u.ac.jp/gengo/iji09.html
に面白い指摘があります。引用します。
このサイトは読ませてもらいました。共感する部分が多々ありました。
黄文雄氏のサイトのを読んでから(こちらは長いのでプリントアウトしました)コメントしたく思ってま
す。ちなみに黄氏の本は何冊か読みましたが、熱烈な親日家ですね。
その著作を読む限り、黄氏は中国や韓国の対日批判派の人たちにとっては目の上のたんこぶみ
たいな存在でしょう。
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00419 人間万事塞翁が馬(再) 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月 8日(木)23時25分50秒

>@は最善を尽くせ、と私が言ったようにも受け取られるかも知れませんが、
>息子や娘の頑張りようを見ていて最善を尽くすのは結構だが結果が最善で
>なかった場合、というニュアンスでした。
>つまり、頑張れ、と言ったつもりではなかったです。

リワキーノさん、貴兄が「もっと頑張れ」とか「もっと勉強しろ」と言われ
なかったことはよく分りました。平和な親子関係を築いておられたのですね。
どんなに努力しても最善の結果が得られるとは限りません。そのような場合、
最善の結果にいつまでも拘るよりも、次善、三善に「甘んじる」というのは、
一つの智慧という気がします。

ただ私は、結果とそれが本当に本人のためになるのかどうかは別であると思っ
ています。最大限の努力をして最善の結果を得た場合でも、その結果が彼或いは
彼女に幸せをもたらすものかどうかは分りません。「人間万事塞翁が馬」の故事
の通り、何が幸いし何が災いするかは事前には分りません。つまり努力の結果は
必ずしも幸福とは結びついていないと思うのです。

しかし、もしもそうであるなら、なぜ努力する必要があるのだろうか、そこまで
頑張る必要があるのか、という疑問が浮かびます。それに対する答えは、おそら
く第一目標を達成することはその人にとって、その時の最大の幸福であるだろう
から。そのために努力をする。後で後悔をしないため。それゆえ、頑張らなけれ
ばなりません。

が、その結果が失敗に終ったら・・・。そのとき、私は次善や三善に「甘んじなさ
い」と言うだろうか・・・。おそらくそうは言わないと思います。それが最善で
あったのは、事前にそう考えたからであって、それが本当に君によい結果をもたら
すかどうかは分らない。我々は一瞬たりとも先のことを予測できないから。

「甘んじる」という言葉には、やはり無念さが残っているような感じがあります。
私は次善、三善の結果に少しも「甘んじる」必要はないと思うのです。「頑張る」
こと、それは「現在」の―未来ではありません―最善を求めるために必要ですが、
そうして得た結果が「未来」の最善をもたらすとは限りません。

また「偉そうなこと」を言っていると、どこからか声が飛んできそうですが、これ
が私なりの智慧です。
編集済
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00418 私も久し振りに「頑張れ雑感」 投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月 8日(木)22時59分41秒

>最近、高校野球の選手等が判で押したように「楽しんできます」とか「楽しみました」
>などと言いますが、私はそれを聞くと不愉快な気分になります。どうして「頑張って
>きます」「頑張りました」と言わないのだろうと思うのです。そのような思いが
>「過敏に反応した」背景にあるのかと思います。

4月6日に駄才さんが書かれた「頑張れ」に関する上記の意見に私も共感を覚えます。
私は中学、高校を通じてバレーボールの選手でした。極く普通に「頑張れ!!」
と言われ、またチームメートに対して「頑張れ!!」と言ったものでした。

スポーツの世界は勝ち負けが明確であり、勝ち負けの要因は技術や体力によることも当然です
が、精神力の差によることがかなりあります。先日の名古屋女子マラソンで優勝し、アテネオリン
ピックの代表に選ばれた土佐選手はその典型的な例だと思います。彼女は一度後退して、もは
や逆転は困難かと思われた状況から、将に肉体の限界を精神力で補ったのです。「よく頑張った
」と言われてしかるべきでしょう。
他のスポーツもそうですが、殊にマラソンは精神的に「頑張れるか、頑張れないか」が勝敗を大き
く左右してしまいます。したがって、沿道の市民はこぞって「頑張れ!!」と声を掛けます。「楽しめ
!!」とは誰も言いませんね。
高校野球も技術的には肩の力を抜いてリラックスしてプレーをすることが大切ですが、精神的に「
頑張る」ところなくては到底勝利は望むべくもないと思います。
と、適当に思いつくまま書いてしまいました。
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00417 Re:吉野山 投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月 8日(木)22時24分20秒

リワキーノさん

>いいなぁ〜
>うらやましいなぁ〜
>行きたいなぁ〜

>私、風邪引いて、9日の宝塚歌劇に行くのが精一杯です。

この前の土日で無理をしてしまいましたな。
気をつけてくださいな。
二晩続けての飲み会がよろしくない。特にこの時期は寒暖の差が激しくて
風邪を引きやすい気候です。
それに、この歳になるとなかなか風邪が治らないのです。
私も先週の日曜日に引いた風邪がまだ完治せずに未だに咳が出て困ります。
それでも行ってまいりますぞ、吉野へ!!

>水分神社からちょっと下がったところの吉野全山が遠望できる場所からの撮影を頼みま
>すぞ。

確かに承りました。貴兄の分まで楽しんで参りませう。
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00416 御礼を 投稿者:HotHouseFlower  投稿日: 4月 8日(木)21時59分13秒

リワキーノさん お答えありがとうございました。
私は 座右の銘を「てきとう」としたいような人間なので あまり深く考えないことにしました。
要は ことばを使うのは人であって ことばに惑わされてはいけませんね。また混乱してきました。

 やっぱり考えるのはやめます。
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00415 頑張って!ポルちゃん  投稿者:nalちゃん  投稿日: 4月 8日(木)16時21分52秒

 貯金始めました。
 あたい ももえちゃんと張るつもり無いんだけど
 ポルちゃん ぶいぶいが夢なんだ
 あのこと横横はしって逗子マリーナ行きたいな ! 
 
 赤いポストの貯金箱 夢みる nalちゃん
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00414 Re:「頑張れ」・・  投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月 8日(木)00時14分0秒

>恐縮ですが、出典を明示してますので、まずはお求め頂き、
>自ら検証して頂けませんでしょうか。

Eguchiさん、私は貴兄が紹介された本の概要を説明してとお願いした
のではなく、引用された一文の意味を私は「かくかくしかじか」と思うが
その解釈は間違っていないかとお尋ねしたのですが・・・

実は、私はあの引用文の「異文化を経験した人たち」という箇所が大いに
気になりました。異文化を経験するとはどのようなことだろうかと思うのです。

前に紹介した http://www.hmt.toyama-u.ac.jp/gengo/iji09.html
に面白い指摘があります。引用します。

「とある文化人類学者の話によれば、「土地の言葉を覚えずに通訳を介して
短期間の調査をすれば面白い文化論が語れる。しかし、土地の言葉を覚え、
長期にわたって現地に住んで調査をすると、簡単に文化論など語れなくなる」
らしい。つまるところ、ことばで文化を比較するのは面白いが、ことばで文化を
すべて語ることはできない。

なかなか面白い指摘だと思われませんか。
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00413 Re:Re:Re:Re:Re:「頑張れ」雑感 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 8日(木)00時08分20秒

駄才さん

>リワキーノさん、私は(いつものように)早とちりをしていたようで、貴兄が
想像されるような危機感を抱いてはおりません。

早とちりについては、何を早とちりされたのか、よく解りませんが、私の推察が外れていたことは
判りました。失礼いたしました。

>しかし、貴兄が子供さんたちに「最善を尽くせ」と言われた〈教育された)ことは、私には「頑張れ」
と言われた〈教育された)ことと同じであると思われます。

これについては私はこの談話室で下記のように記してきました。

@「私は、息子や娘には最前を尽くして駄目だったときは次善に、次善が駄目だったら三善に甘
んじなさい、と言ってきました。これは我が亡父の教えの猿真似です。」(3/24)

A「私は息子娘に勉強しろ、もっと頑張れ、最善を尽くせ、と言ったことは無いと思います。」
「最善、次善、三膳の話は、最善を尽くすのはいいけれど、どうしてもその域に達せられなかった

とき、その最善に到達しなかったことにこだわることによって不幸になりやすい、と考えたから我
が父はこのことを私に言い、私もそれをもっともなことと思いましたので、その教訓を子に伝えた
のです。」(3/25)

@は最善を尽くせ、と私が言ったようにも受け取られるかも知れませんが、息子や娘の頑張りよう
を見ていて最善を尽くすのは結構だが結果が最善でなかった場合、というニュアンスでした。
つまり、頑張れ、と言ったつもりではなかったです。
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00412 Re:Re:Re:Re:「頑張れ」雑感  投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月 7日(水)22時43分20秒

>つまり、頑張れ、と言う言葉が一番自然に出てきそうなところでなぜ、
>違う言葉を使ったりするのか、という不審感を感じられ、そのような
>妙な言葉選びはやがて特定の言葉を使いにくくするような風潮へと発展
>していくのでは、という危惧感を感じておられるのではないかと思ったのです。

リワキーノさん、私は(いつものように)早とちりをしていたようで、貴兄が
想像されるような危機感を抱いてはおりません。

私もEguchiさんが指摘されるまでは、「頑張る」についてほとんど考えたこと
はなく、改めて調べるといろいろと「考察」している人がいるものだと感心した
のです。

貴兄の場合、特に「頑張る」を嫌っているのではないことは分ります。また、
「頑張れ」と言う必要がなかったことも理解できます。しかし、貴兄が子供さん
たちに「最善を尽くせ」と言われた〈教育された)ことは、私には「頑張れ」と
言われた〈教育された)ことと同じであると思われます。
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00411 Re:Re:Re:「頑張れ」雑感 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 7日(水)20時35分47秒

>リワキーノさん、私は「頑張れ」という「言葉」に拘っているわけではありません。

>最近、高校野球の選手等が判で押したように「楽しんできます」とか「楽しみました」
などと言いますが、私はそれを聞くと不愉快な気分になります。どうして「頑張って
きます」「頑張りました」と言わないのだろうと思うのです。そのような思いが
「過敏に反応した」背景にあるのかと思います。

駄才さん、
私は駄才さんに、「頑張れ」の言葉に拘る、ではなく、「頑張れ」の言葉の使い方にこだわられるの
は、と記しました。
つまり、頑張れ、と言う言葉が一番自然に出てきそうなところでなぜ、違う言葉を使ったりするの
か、という不審感を感じられ、そのような妙な言葉選びはやがて特定の言葉を使いにくくするよう
な風潮へと発展していくのでは、という危惧感を感じておられるのではないかと思ったのです。
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00410 Re:ちょっと質問を 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 7日(水)20時18分3秒

HotHouseFlower さん

お声をかけて頂いてとっても嬉しいのですが、難しいご質問にいささか狼狽しております。
後ろの方の漢詩云々だけだったら、わーい!と喜びの声をあげて、ぺらぺらとおしゃべりをしたこ
とでしょうに。
でもせっかくお尋ねいただいたのですから、私もこっそりと、そう、どこかの偉い先生がたの目に

触れないようにひそひそ声でお答えいたしませう。
「私も頑張っているのですから」とこの談話室で私が口にしたことから、Eguchi君が「頑張る」への
考察を始めたことからもお判りのように、私は「頑張れ」という言葉を別に嫌っているわけでも使わ

ない訳でもないのです。
ただ、自分の子供達には使った記憶が無い、というだけで、それも手打ち庵さんが指摘されてい
ように使ってはいても記憶していない可能性もあります。

>人生の中自分のためにどうしても頑張らなくてはいけないときがありますよね。そのときはなんと
いってその人を励ませばいいのですか?

ずばり、「頑張れ」「頑張って」でよろしいじゃないですか。
家族が路頭に迷いそうになっているときに必死で職探しをしている人にまさか、「楽しんでらっしゃ
い」「楽しんで」とは言わないでしょう。そんなこと言ったら張り倒されるかも知れません。

>「ふんばれ」じゃ相撲みたいだし、「全力を尽くせ」じゃお国のためみたいだし、そもそも
がんばるとはどういう意味ですか?頑を張るとはどういうことですか?だんだん混乱してきます。

あまり、難しいことを私に聞かないでください。私も混乱してきます。
頑張るを頑(かたく)なを張る、と解釈するとあまりいいイメージにはなりませんね。

余談ですが「ふんばれ」で戦国時代のエピソードを思い出しました。
大阪冬の陣か夏の陣か忘れたのですが、徳川方の大軍を迎え撃つ豊臣方の真田勢が、雨あら

れのように打ち込んでくる徳川方の鉄砲の猛攻の前で立ち往生する中、大将の真田幸村が「ふ
んばれっ!ふんばるのじゃ!誰か一歩でも後退したら全滅だぞっ!」と叫ぶ声が戦場に鳴り響き
、真田勢は死傷者を多く出しながらも、ついに持ちこたえたということです。
かけ声だけでもこれだけ効果を発揮する場合があるのですね。もっとも希代の戦上手の名将真
田幸村のかけ声だからこそ、神通力があったのでしょうが。

>それから漢詩 楽しく読んでいます。漢詩というと高校時代の漢文の授業の退屈な思い出しかな
かったのですが、リワキーノさんの人柄あふれる作品の紹介でイメージが変わりました。

そう仰っていただけるのは何よりの励ましになります。
さあ、また”頑張って”漢詩をご紹介しますぞ〜
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00409 ちょっと質問を 投稿者:HotHouseFlower  投稿日: 4月 7日(水)12時00分52秒

「頑張る」この一つの言葉から文化論、比較文化論、民俗論まで広がってゆく様子をただ驚いて

拝見してます。そこでリワキーノさんこっそりおたずねします。人生の中自分のためにどうしても
頑張らなくてはいけないときがありますよね。そのときはなんといってその人を励ませばいいので

すか?「ふんばれ」じゃ相撲みたいだし、「全力を尽くせ」じゃお国のためみたいだし、そもそも
がんばるとはどういう意味ですか?頑を張るとはどういうことですか?だんだん混乱してきます。
お風邪で体調が悪い時しょーもないことを聞いてすみません。
それから漢詩 楽しく読んでいます。漢詩というと高校時代の漢文の授業の退屈な思い出しか
なかったのですが、リワキーノさんの人柄あふれる作品の紹介でイメージが変わりました。
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00408 「頑張れ」・・ 投稿者:Eguchi  投稿日: 4月 7日(水)10時49分1秒

>Eguchiさん、このような意味でよいでしょうか。

恐縮ですが、出典を明示してますので、まずはお求め頂き、
自ら検証して頂けませんでしょうか。

他の箇所も興味深い部分が多々ありますので、お求め頂いても
決してご損はないと思います。

今、ここの時間で7日午前5時37分(時差が5時間あるのですが、
時差調整が出来ずに日本の時間で目が覚めます。)ですが、今晩の
フライトで、またバンコックで乗り換えて、8日午後8時位に成田に
着きます。そのため、部屋中にちらばってる携行品と大幅に増えた
おみやげ(ここは物価が安くて・・・)をこれから荷造りしなければ
いけません。やれやれ、といったところです。

来週は前半に大阪・広島。(確定) 後半はインドネシアに出かけることに
なりそうです。(未定)
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00407 「頑張れ」文化論 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月 7日(水)00時47分56秒

>異文化を経験した人たちは、日本の国内で何の疑いもなく使われている言葉を、
>日本の文化の反映として受け止めているのですね。

この文章、最初は何のことを言っているのか理解できませんでしたが、何度か
読むうちに、次のような意味であろうと思いました。「外国に暮らしてかの地の
文化を身につけた人は、無意識に使っている自国の言葉が自国文化を映し出して
いることを嗅ぎ分けることができる。」Eguchiさん、このような意味でよいで
しょうか。

「頑張れ」の比較文化的な考察に話が及びそうなので、googleを使って「頑張る」
と「文化」で検索してみました。途中で止めましたが、いくつか面白いサイトに
出遭いました。一つは、大学の講義シラバスで
す。http://www.u-shimane.ac.jp/sogosesaku/curriculum/syllabas/210kiso_bunka/d21022001_
nihon2_horiuchi.htm

これはeguchiさんが以前述べられていた考えに近いように思われますが、
結論として

「頑張れば何とかなる」という認識は、日本民族の共同幻想へと昇華し、
本来「個」的なものである「頑張り」が、「個」的な「頑張り」にとど
まらず、「全体」へと敷桁されて行く。その結果が日本民族全体が同一
方向へ向かった戦争である。

と述べています。もう一つは、「台湾からみた日本の精神と文化」
http://www.wufi.org.tw/jpn/kobuno9.htm という文章で、この中で
台湾の精神を表すものとして、「頑張る=バービヤ」があると著者〈黄文雄)
は述べています。

最後は、「『がんばる』文化は緊張文化だ」というタイトルで、副題が
「文化を論じることの危険」となっています。
http://www.hmt.toyama-u.ac.jp/gengo/iji09.html 

これらの中で、私は最後の文章に共感を覚えました。「頑張る」という
言葉から「日本は緊張文化」だと論じることは可能であるが、他方で
その反対の文化論を展開することも可能だとして、文化論の脆弱さを
指摘しています。
編集済
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00406 吉野山 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 6日(火)23時27分17秒

手打ち庵どの

>今週末、吉野へ参ります。
>桜のシーズンでは20年振りですので、楽しみです。

と、よいよい会HP伝言板に記されておりましたね。
いいなぁ〜
うらやましいなぁ〜
行きたいなぁ〜

私、風邪引いて、9日の宝塚歌劇に行くのが精一杯です。
水分神社からちょっと下がったところの吉野全山が遠望できる場所からの撮影を頼みますぞ。
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00405 ちょっと体調を崩しております 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 6日(火)20時57分33秒

doramiさん、
「嵯峨野はんなりひとやすみ」コンサート、今年も素晴らしかったです。
世話役として、司会者として大変だったでしょうね。

駄才さん
お帰りなさい。(ところでどこに旅行されていたのですか?)

>この1週間の間、「頑張れ」
についてどころか、投稿が少ないことに驚きました。いったい、皆さんどう
なさったのでしょうか。

そりゃ、皆さん、色々ご事情があったのでしょうよ。私も4日から体調を崩しておりまして、今日、や
っとここに顔を出すことができました。

Eguchi君
まだドバイなの?

KO−BUN殿
約束が延び延びになってえらいすんまへんでした。
今日、大峯の画像を入れ替えました。奥駈レポートに使わなかった写真を集めております。(一部
重複も)
次からはアナログ写真を掲載せざるを得ないようです。(もうデジカメ画像は無いんだから)
モデル料?
そんなの知りまっしぇーん!
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00404 「頑張れ」余談 投稿者:Eguchi  投稿日: 4月 6日(火)00時51分41秒

今回の出張に際し、このところ大学院関係の書物しか持参してなかったわけですが、
それも終わりましたので、出張前日にジュンク堂日比谷支店で(池袋に本店のある
大規模書店ですが、この日比谷支店は勤務先の隣りの隣りにあり、ここも結構、
取り扱い冊数が多いのです。)、適当に目に付いた本を7冊ほど買い込みまして
持参したのですが、その中の次の一冊を昨晩にようやく目を通しました。

・日本語の「大疑問」 池上彰 講談社 2000/3/1 ISBN4-06-272007-8

母国語と母語は違う、、などという面白い記述がありますが、それはさておき、
なんと「頑張れ」についての記述もありました。

題は:「頑張れ」とは何を頑張るの? というものですが(同書 P169)
具体的内容については、興味がある方は同書を購入していただくとして(本体定価
740円)、著者は、この章のまとめとして、次のように述べていました。

 異文化を経験した人たちは、日本の国内で何の疑いもなく使われている言葉を、
日本の文化の反映として受け止めているのですね。(以下 略)

ご存知のとおり、社会人になってからはらあちこちと外国を飛び回る生活をしてました
(今もしてますが・・)ので、そのあたりが、私が違和感を持ってる原因の一角を
なしてるかもしれない、と思いました。

この本の著者は、ご存知かと思いますが、「週刊こどもニュース」のお父さんです。
彼が著した本は、どれも最近の私のお気に入りです。

アラブ首長国連邦ドバイにて

江口

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00403 Re:Re:「頑張れ」雑感 投稿者:駄才小寒  投稿日: 4月 6日(火)00時00分49秒

昨日〈日曜日)少し長い旅から戻ってきました。この1週間の間、「頑張れ」
についてどころか、投稿が少ないことに驚きました。いったい、皆さんどう
なさったのでしょうか。

>駄才さんが「頑張れ」の言葉の使い方にこだわられるのは、多分、色々な
>言葉を使いにくくさせる風潮を今の世の中でひしひしと感じられるからでは
>ないでしょうか。

リワキーノさん、私は「頑張れ」という「言葉」に拘っているわけではありません。
Eguchiさんや貴兄が子供に「頑張れ」と云ったことがないと述べられたことに驚い
ただけです。Eguchiさんがご長男に「頑張れ」と云われなかった事情はよく分りま
した。が、そうでない場合であっても「頑張れ」と云ったことがないと述べられた
ことに驚き、同時に「頑張れ」に対してやや否定的なニュアンスを感じたので、多少
反論を述べてみたのです。

最近、高校野球の選手等が判で押したように「楽しんできます」とか「楽しみました」
などと言いますが、私はそれを聞くと不愉快な気分になります。どうして「頑張って
きます」「頑張りました」と言わないのだろうと思うのです。そのような思いが
「過敏に反応した」背景にあるのかと思います。

吉野弘という詩人に「自分自身に」という詩があります。短い詩なので全文引用します。
なお、この詩は http://smile222.cool.ne.jp/f-sub1-7.html から貰いました。
〈著作権に関してもこのサイトを御参照下さい)この詩にある「少しの無理をして」と
いうのが、私には「頑張る」ことの意味だと思われるのです。

     他人を励ますことはできても
     自分を励ますことは難しい
     だから―――というべきか
     しかし―――というべきか
     自分がまだひらく花だと
     思える間はそう思うがいい
     すこしの気恥ずかしさに耐え
     すこしの無理をしてでも
     淡い賑やかさのなかに
     自分を遊ばせておくがいい
編集済

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00402 Re:嵯峨野ではありがとうございました! 投稿者:手打ち庵  投稿日: 4月 5日(月)23時26

分24秒

doramiさん

とても楽しいコンサート&トークでしたね。
また、来年も開催できることを願っています。
コンサートの模様は今日編集して「よいよい会のHPの編集長」へ送りましたので
明日には掲載されると思います。勝手にdoramiさんの写真を使いましたがお許しください。
この左側にある「修猷館昭和41年卒同窓会」の会員だより今月号に出ます。
島根は津和野、出雲大社、日御碕、宍道湖、それに松江城、小泉八雲しか知りませんが落ち着
いたとても良いところという印象があります。
昨秋もリワキーノさん等と鳥取砂丘まで行きました。もう少し足を伸ばせば島根ですね。

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00401 嵯峨野ではありがとうございました! 投稿者:dorami  投稿日: 4月 5日(月)20時12分13


リワキーノさん、手打ち庵さん、そして奥さま…昨日はあいにくの雨模様…足元の悪い中、「嵯峨
野はんなりひとやすみ」コンサートに来ていただきありがとうございました。リワキーノさんには次
の予定があるにも関わらず、ぎりぎりまで聴いていただき恐縮しています。前夜祭にもお付き合い
いただきとっても嬉しかったですよ。
k.mitikoさん、この間は書き込みしてくださりありがとうございました。
みなさんと出会えて嬉しいです。これからもよろしくお願いしますね。いつか島根にも遊びに来てく
ださいね。 

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00400 Re:写真を・・・。 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 3日(土)17時52分10秒

KO−BUN殿

たまに書き込みをしてくれるときは厳しい注文ですな。
確かに、「写真館の画像は3、4日間で入れ替えます」と記しているのに、もう一月もほったらかし
なのだから、言われて当然なのですが。

ところが、デジカメの良い大峯の写真が少ないのです。
また、今日はこれからドラミさんに誘われて「嵯峨野トーク&ライブ」の前夜祭に出席のため、今
日中には写真を掲載できません。
明日、何か格好のつく大峯の写真に入れ替えますのでどうかお待ちください。

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00399 写真を・・・。 投稿者:KO-BUN  投稿日: 4月 2日(金)21時08分3秒

リワキーノ様

自分勝手な事を言って申し訳ありませんが、
そろそろ写真館の更新をお願いしたいのですが・・・。

今の写真を見たときに「あぁ、この山も行ったなぁ。」
「そういえばここでリワキーノさんと二人で豆腐ヨーグルトを
美味しく(?)食べたなぁ。」などと嫁に話してました。

そろそろ今の写真では嫁に話すネタが尽きてきましたので
僕達の夫婦円満の為にも宜しくお願いします。
大普賢岳のあの独特な姿なんかがあればうれしいなぁ。

あっ、そうそう。大事な事を忘れるところでした。
あの二月の釈迦ヶ岳登山の時の写真のモデル代がまだ
振り込まれてませんが・・・。
まぁ、今回は無理なお願いをしているのでサービスと
いうことにしておきます。

よろしくお願いします。

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00398 桜の満開について 投稿者:K.mitiko  投稿日: 4月 2日(金)20時14分53秒

今晩のニュースで福岡の桜について、開花宣言は日本一
早かったのに、平地での満開が遅れているのは今年の冬の
温暖化が原因だそうです。寒さの厳しい山間部は順調に
満開になっているのに、身近な桜が中々満開にならず
疑問に思っていましたら、原因がわかると桜を長く
楽しめると単純には喜べないなと思いました。
地球温暖化の影響は知らず知らずにうちに忍び寄って
いるようです。

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00397 今日、お帰りか? 投稿者:リワキーノ  投稿日: 4月 2日(金)09時13分59秒

今日は駄才さんが仙台に帰ってくる日じゃないかしら。

前書き込みで、彼の留守の間に驚異的な書き込みがあったら、なんて要らぬ心配したら、何と驚

異的な書き込みの無い週間でした。
わっはっはっは
   ↑
自嘲気味の笑い