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01207 Re:お尋ねします  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月31日(火)23時43分0秒

>「姦通をした夫人とともに男も刑罰を受けました」
>では夫の浮気又は恋の結果はどうなるのでしょうか。
>相手が人妻であれば姦通罪の対象になるのでしょうが、
>そうでない場合はどうなのでしょうか。

もちろん、夫が他人の妻以外の女性と姦通(浮気、不倫)をしても
罰せられません。このように男女間で著しい不均衡があるが故に、
この法律は廃止になったのではないでしょうか。

ところで、法律廃止をめぐる国会の論議の中で、男女平等というの
であるなら、夫にも姦通罪を適用したらどうかという議論がおきた
そうです。しかし、これにはほとんどの男の国会議員が反対して実
現しなかったそうです。この点はeguchiさんが記した韓国の生き方
とは異なったわけですが、形式上の男女平等主義をとるならば、姦
通罪を廃止するか、或いは両方に適用するかどちらかになります。

また妙なことを言い出すと思われるかもしれませんが、私は戦前の
姦通罪というのは、家庭の夫人を男の誘惑から守るための手段である
と考えていいのではないかと思っています。もちろん、妻に貞操を
強く要請するという側面もありますが、やはり婦人を保護し家庭を
守るための法律であったと考えます。

妻だけに適用されるのは不平等だ、ということで、廃止された姦通
罪でしたが、それは果たして妻の地位を高めたといえるのでしょうか。
この疑問に答えるためには、「地位」の意味を明らかにする必要があ
りますが、姦通罪の適用されなかった戦前の夫と同じになったことが
「地位が高まった」のかどうか、私には疑問です。

そのようにして何でも「男女平等」にすることよりも、私にはもっと
大事なことがあるように思われます。それはどちらが幸福になるだ
ろうかということです。男と「平等」になったとしても、それが幸福
に結びつかなければ、法律「改正」とはいえないからです。
編集済
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01206 老いらくの恋 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月31日(火)22時57分18秒

>川田順の「老いらくの恋」は私の中学生の頃話題になって
>いたように思います。私の思い違いでなければ戦後のことと
>思いますが、姦通罪の適用を受けたのでしょうか。

mitikoさん、私の思い違いでした。川田順の結婚は昭和23年
でした。姦通罪は昭和22年に廃止されたので、もちろん適用
されていません。ご指摘有難うございます。
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01205 仲の良いご夫婦だったのですね 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月31日(火)21時05分30秒

R-Juneさん

ご紹介のサイト読みました。私と同じ世代のご夫婦。
老老介護の悲劇と一言では済まされない、その背景を
考えますと暗澹たる気持ちになります。
気持ちの通いあったご夫婦にはこの道しか無かった
のでしょうね。この方たちの心中の意味するものを
考えることが大事でしょうね。これ以上は何も
書けません。
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01204 思わず皆さんにご連絡します 投稿者:R-June  投稿日: 8月31日(火)15時27分14秒

皆さん、
私の好きな文章の中で、浅田次郎で団地で人生を送った夫婦の短話があります。
とてもとてもあたたかい、大好きな文章です。

その実話とも思えるニュースが今日、ありました。

仕事中なのに涙がとまりません。どうしよう。。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040831-00000058-mai-soci
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01203 ご教示有難うございました 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月31日(火)13時17分44秒

Eguchiさんご教示有難うございました。

「但本夫姦通を縦容したるときは告訴の効なし」とは
どう言う意味なのでしょうか。旧刑法の条文を目にするのは
初めてなのでどう理解すればよいのかわかりません。
解説してくださると有難いのですが。

駄才さん

川田順の「老いらくの恋」は私の中学生の頃話題になって
いたように思います。私の思い違いでなければ戦後のことと
思いますが、姦通罪の適用を受けたのでしょうか。
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01202 ご参考:旧刑法184条 投稿者:Eguchi@Tokyo  投稿日: 8月31日(火)12時01分1秒

第一項 有夫の婦姦通したるときは2年以下の懲役に処す
其相姦したる者亦同じ
第二項 前項の罪は本夫の告訴を待って之を論ず
但本夫姦通を縦容したるときは告訴の効なし

なお、戦前の日韓併合時代の韓国刑法は日本刑法と同じでしたが、
戦後の刑法見直しに際し、日本は削除して民事問題にまかせることとした訳ですが
韓国では平等でないことが問題であるとして、「有婦の夫」の姦通も罰することに
改正しています。
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01201 吉野熊野の旅良かったですね 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月31日(火)09時23分6秒

リワさん
家族で吉野熊野の旅、変化に富んだ風景を家族で楽しんだ
旅は、私もその一員だったらどうしただろうと考えながら
読みました。さすが世界遺産に登録された場所だけに山々
の姿風情がありますね。あの絶壁は高所恐怖症の私には
近寄りもしないだろうと思いました。
ユミちゃんの撮った育生町の風景素敵ですね。私もその場
に居たら同じようにしていたでしょうね。
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01200 お尋ねします 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月31日(火)08時57分8秒

駄才さんお返事有難うございます。

またお尋ねしたいのですが。「姦通をした夫人とともに男も刑罰を受けました」
では夫の浮気又は恋の結果はどうなるのでしょうか。相手が人妻であれば姦通罪の
対象になるのでしょうが、そうでない場合はどうなのでしょうか。
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01199 姦通罪 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月31日(火)00時30分25秒

>話は変わりますが、妻の地位についてですが私が戦後高くなったと
>思いますのは、姦通罪が無くなったことでそれまでは夫の浮気は許
>されて、妻は罰せられるという理不尽な法律が無くなったこと、
>妊娠中絶も優性保護法のもとで罪にとわれなくなったことです。
>それとこれは妻だけではありませんが、戦後婦人参政権が認められ
>たことなどからそう言う風に考えております。

mitikoさん、御教示有難うございます。夫人の地位についてそれほど
深く考えていたわけではなかったので参考になりました。姦通罪につ
いて、一言感想を述べます。

私が姦通ないし姦通罪という言葉を聞いて思い出すのは、近松門左衛門
の心中物の主人公と北原白秋です。両者とも厳しい社会の掟を前にして、
命懸けの恋をしました。白秋の歌。

 かなしきは人間のみち牢獄(ひとや)みち馬車の軋みてゆく磔道(こいしみち)
 しみじみと涙して入る君とわれ監獄(ひとや)の庭の爪紅(つまぐれ)の花
 一列(ひとつら)に手錠はめられ十二人涙ながせば鳩ぽつぽ飛ぶ
 監獄(ひとや)いでてじつと顫へて噛む林檎林檎さくさく身に染みわたる
 ひなげしのあかき五月(さつき)にせめてわれ君刺し殺し死ぬるべかりき

姦通罪がなかったらこのような歌は生まれなかっただろうと思います。もう一人、
姦通で世間を騒がせた歌人を思い出しました。「老ひらくの恋」の川田順です。

 樫の実のひとり者にて終らむと思へるときに君現はれぬ
 わが子らの怪しむ目をば憚りて間遠に君はなりにけらしな
 押し黙りわれは坐りぬこの恋を遂ぐるつもりかと友のおどろく
 相触れて帰りきたりし日のまひる天の怒りの春雷ふるふ
 いづこにていかに死なむと日ねもすを考へ疲れ夜は眠りぬ
 
戦後、姦通罪は廃止されて男女は「平等」になりました。しかし、と私は
思います。禁忌がなくなって、このような真剣な恋は生まれ難くなったの
ではないかと。

また私は思います。姦通罪の廃止は果たして女性に幸をもたらしたのだろう
かと。戦前の姦通罪では、姦通をした夫人とともに男も刑罰を受けました。
姦通罪は無くなり、眞の恋の代わりに嘘の恋が横行し、それは不幸を増やし
たのではないかと。
編集済
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01198 Re:主人と檀那様  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月29日(日)15時22分23秒

マルゴさん、御意見有難うございます。趣旨は、夫の妻への暴力を無く
すためには、「主人」のような支配関係を示す言葉を無くすことが必要
であるというように受け取りました。

>何故なら、彼女たちが夫を「主人」と呼んでいる以上は、支配→被支配の
>パワーコントロールのロジックから抜け出せないからです。

がその理由のようです。しかし私には、なぜ「主人」と呼ぶことが支配−被
支配の関係に繋がるのか分りませんでした。現在、ほとんどの妻が夫のこと
を主人と呼んでいると思いますが、それらの夫婦が支配−被支配の関係にあ
るとは思えません。

私には問題は主人のような呼び方にあるようには思われません。むしろ、本
当の意味で「主人」(家長)であるなら、妻に暴力を振るい周囲を困らせる
ようなことはしないだろうと思います。そういう人は、「主人」どころか、
大人にもなっていないように思われます。
編集済
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01197 「独り言」から・追記 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月29日(日)10時31分43秒

>妻は決して「夫の使用人」ではありません、と。

ただ私は「主人」という言葉は主従関係における主人という意味は含
まれていないが、家庭の代表者(主な人)という意味は有していると
考えています。これはちょうど英語の husband に対応する関係です。
(ただし、伝え聞くところによると欧米の夫は、husband の名の通り、
財布を握っているそうです。この点で欧米の夫の方がより「主人」的
だと思われます)

家庭もまた組織である以上、代表者(責任者、長)が必要です。「一
つの船に二人の船長は要らない」という諺があったかどうか知りませ
んが、代表者は普通は一人です。家庭の長は、伝統的に(おそらく欧
米でも)夫が担ってきました。私は大方の人の「主人」という言葉の
理解はそのような理解であり、それは無理のない使い方だと考えてい
ます。
編集済
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01196 「独り言」から 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月29日(日)09時58分15秒

>だから、独り言氏の「困ったことにまた言葉遊び云々」は、偏見で
>はないのかと、些か心外でありました。

ムーさん、「言葉遊び」という表現にそれほどの意味を込めたつもり
はなかったのですが、それによって気を悪くされたのなら謝罪します。

皆さんの論議を読んで、「主人」という言葉が「妻の主人」という理解
のされ方をしているので、それは「違うんじゃない」と云いたかっただ
けなのです。妻は決して「夫の使用人」ではありません、と。

その後の議論は御覧の通りですが、ムーさんの問題提起によって私自身の
理解や考えも深まりました。感謝しています。
編集済
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01195 Re:言い出しっぺから・追記 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月29日(日)07時19分19秒

>>このあたり、確かに軽薄ではありますが、皆さんの意見を導き出す
>>役にはたっていると自賛の気分もあります。
>
>まさに仰るとおりです。

仰るとおり、というのは「皆さんの意見を導き出す役にはたっている」という部分についてです。
軽薄とは思いません。
こういうのが軽薄だったら私のような性癖はどう表現したらいいのでせうか。
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01194 Re:言い出しっぺから  投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月29日(日)07時16分16秒

ムー殿
もうすぐ出かけなければならないので簡単に記させてもらいます。

>ただ、これは性癖というものでしょう、他人の言葉じりをとらえては、
>すぐに云々してしまいます。
>いってみれば、言葉の使われ方を面白がっているにすぎないのです。

結構な性癖です。大歓迎です。

>このあたり、確かに軽薄ではありますが、皆さんの意見を導き出す
>役にはたっていると自賛の気分もあります。

まさに仰るとおりです。

>だから、独り言氏の「困ったことにまた言葉遊び云々」は、偏見で
>はないのかと、些か心外でありました。
>文芸の中には、言葉をもてあそんで楽しむという部分があると思うからです。
>しかし、今ではあれはむしろ歓迎を意図する裏返し表現だと解釈しております。

もちろん、そうですよ。そうに決まっているじゃありませんか。

そうですか・・・
あの独り言氏の発言、マジにとられる可能性もあったのですね。
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01193 言い出しっぺから 投稿者:ムー  投稿日: 8月28日(土)23時14分52秒

議論のタネを蒔いては言いっ放しで素知らぬふり。
知らぬ顔の半兵衛決め込んで失礼しております。
以前にも、男女平等の論議を引き起こしてしまいましたが、
さりとて、私は自分がとりたててフェミニストだとは思っていません。
普通に、男女を問わず、人となりに応じて対応しているつもりです。
ああいうことを書いて、ここに登場される女性達に阿諛するわけでもないし、
男女不平等な言葉を糾弾する意図もないのです。
むしろ所謂差別用語の撤廃などはその大部分が無意味だと思っています。
したがって、リワさんや駄才さんの「言葉を大事に」というお考えにはわたしも心強く思うものです。

ただ、これは性癖というものでしょう、他人の言葉じりをとらえては、すぐに云々してしまいます。
いってみれば、言葉の使われ方を面白がっているにすぎないのです。
このあたり、確かに軽薄ではありますが、皆さんの意見を導き出す役にはたっていると自賛の気分もあります。
だから、独り言氏の「困ったことにまた言葉遊び云々」は、偏見ではないのかと、些か心外でありました。
文芸の中には、言葉をもてあそんで楽しむという部分があると思うからです。
しかし、今ではあれはむしろ歓迎を意図する裏返し表現だと解釈しております。
編集済
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01192 Re:主人と檀那様 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月28日(土)20時30分6秒

マルゴさん
お久しぶりです。
私、今夜はちょっと多忙なので別の日にコメントしたかったのですが、あなたは今日外すと今度いつ訪れて下さるか解らないので、尋ねられたことだけお答えします。

>「主人・檀那」は、武家社会からの言葉ではないのですか?

さあ、それはよく知りませんが、少なくとも檀那は違うのではないでしょうか。

>農民のような一般人も、「だんなさま」と呼んでたのでしょうか?

多分。
大店の商家の主人が使用人から檀那さまと呼ばれるのだったら、豪農や庄屋の主人も使用人や小作農の人たちから檀那と呼ばれたのではないでしょうか。あくまで推察ですが。

また、コメントしますね。
編集済
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01191 妻の地位について 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月28日(土)20時17分50秒

駄才さんお返事有難うございます。
私や他の女性の方たちが「主人」と言う言葉にこだわるのは
マルゴさんのコメントのようなことがあるからです。
私も以前は無邪気に主人と言う言葉をなんの疑念も抱かずに
使っていましたが、現在は必要悪として使っています。
これまでの論議から見てこの女性の思いを理解していただくのは
むつかしいなと思うようになりました。念のために申しますと
排除しなくてもいつとはなく消え去ってしまうと思っています。

話は変わりますが、妻の地位についてですが私が戦後高くなったと
思いますのは、姦通罪が無くなったことでそれまでは夫の浮気は
許されて、妻は罰せられるという理不尽な法律が無くなったこと、
妊娠中絶も優性保護法のもとで罪にとわれなくなったことです。
それとこれは妻だけではありませんが、戦後婦人参政権が認め
られたことなどからそう言う風に考えております。
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01190 Re:上下関係とは  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月28日(土)15時15分29秒

mitikoさん、二つの問いに対する私の考えです。

>上下関係とは昔は主人と家来、現在は夫と妻の関係になっていて
>人間関係は変わってきているのに言葉が昔のままというのが
>疑問に思うのですが・・・。主人と言う言葉は今の時代、死語
>になっても良さそうなのに、何故使われつづけるのか。

「大手小町」の掲示板を読んでいて面白かったのは、状況に応じて
夫の呼び方を使い分けるという話でした。夫の会社の人やセールス
の電話などに対しては、「主人」というのだそうです。主人は、
旦那や亭主に較べるとやはり公的でかつ権威的な感じがするのかな
と思いました。(「夫」は公的ですが、権威的な感じはありません)
「主人」が未だに!使われている理由として他に次のような理由が
考えられます。

☆ 好んでまたは意識して「主人」と呼ぶ人がいること。
☆ 辞書に主人とは「妻が夫を指していう称」(広辞苑)とあるように、
  多くの人は、夫婦の間に「主従関係」があるなどとは考えずに使っ
  ていること。
☆ 家長権は失われても一家の長は夫であるという社会慣習や意識は
  残っていること。

これらの理由と呼びかけの場合の御主人はなかなかなくならないで
しょうから、残念ながら「主人」が死語になることはないと思います。

>話は変わりますが、「戦後は妻の地位そのものが低くなったのでは・・・」
>とはどういうことなのでしょうか。私は逆に高くなったと思っていた
>のですが。

これは旧民法の廃止によって、家長がなくなり、それと共に家長の奥様の
権威も落ちたのではないかということでした。家の崩壊は家長主婦の権威
を落とさせたと云うつもりでした。

ところで、mitikoさんやその他の方は、「主人」という言葉にずいぶん拘
っておられるようですが、私は夫と妻は同じ土俵上の競争相手であるとは考
えていません。お互いの役割は異なり、それは補完的なものです。それをお
互いに尊重していれば、呼び方がどうであれ、二人は「平等」なのではない
でしょうか。多くの人はそう思っているから、特に「主人」と使って、不都
合がないのだと思います。
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01189 主人と檀那様 投稿者:マルゴ  投稿日: 8月28日(土)11時43分9秒

お久しぶりでございます。
ご無沙汰していて、おまけに皆さんの事前トークをほとんど読んでいない、という失礼をおかしつつ、ルール違反の上で参加させてください。
毎日、多くの女性の相談を受けている私は、やはり来談者のパートナーの呼称に迷います。
相談者の9割は「シュジン」と、呼びます。
私が受けている相談はそのまた9割がパートナーからの暴力の相談です。
自分に暴力を振るう相手(犯罪者)を「主人」と呼ぶ彼女たちの内に、奴隷(服従)の姿を視てしまいます。
私は躊躇いますが、でもあえて「お連れ合いの方」「あなたのパートナー」「夫さん」「あなたの夫」等、相談者の年齢的状況的配慮をしつつ呼称を変え、レスポンスします。
何故なら、彼女たちが夫を「主人」と呼んでいる以上は、支配→被支配のパワーコントロールのロジックから抜け出せないからです。主人(おもな人)がいたら従者(従うもの)が必ずいます。(たった一人のご主人様はありえない)(笑)
そして、「ダンナ」もまた、仏教用語の「ダーナ」ほどこす人という語源から来ています。施す人→ヤシナイ人、これも「誰が養ってやっているか判ってるのか!」という、言葉の暴力に繋がります。
たかが表象言語とお思いかもしれませんが、まずは言葉からでも変わらなければ意識は永遠に変わりません。
「主人なのだから養ってもらってるのだから、暴力はしかたの無い事」という暴力を容認する諦めの気持ちに繋がります。
そこに親類縁者が加担をし、痣だらけ、傷だらけ、骨まで折れた女性を囲んで説得が始まるのです。「ここまで怒らせるあなたが、悪い。」「生活していけるのは、XXXXXのお陰なんだから」「女は辛抱」「謝って許してもらいなさい」(一方的に暴力を振るったのは夫なのに、なぜか?被害者があやまるように説得される。)
「主人だから・男だから面子を立たせてあげなさい。」「女だからガマンしろ」ここには、駄才さんやリワさんのような、論理的根拠はかけらもありません。ましてや、対等性の塵もないのです。
言葉だけでも変えなければ、日本の国が産み出す暴力の受容と連鎖はとまらないと、私は想います。
「主人・檀那」は、武家社会からの言葉ではないのですか?
農民のような一般人も、「だんなさま」と呼んでたのでしょうか?
教えて!リワ様

最近では、漢字表記の変わってきたものがずいぶんあります。子供→子ども、子どもは人格権を持った人間です。大人のお供ではないからです。

今日は、久しぶりのお休みです。
昨日は、仕事のあと「高校生の性被害調査報告会」に行って、帰宅したのは12時半でした。
男子も、当たり前にチカンやレイプの性被害者になっています。
男だって性の被害に遭うのです。普通の男らしい男子ですよ(笑)女らしい男子ではありません。同性愛者でもトランスジェンダーでもありません。
しかし、男性が性被害に遭った場合は「男らしさの根幹」が破壊されるほどの心的外傷を負うようです。それは、彼のセクシャルオリエンテーションやセクシャルアイデンティティーに多大な影響を及ぼします。
男性のみなさんはどう感じられますか?


書き逃げのようですが、また多忙な日々が始まります。
レスが出来ない時もあることをご容赦ください。
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01188 Re:言葉の存続は自然のままで  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月28日(土)10時52分28秒

mitikoさん、リワキーノさん、有難うございます。
初めにリワキーノさんの「言葉の存続は自然のままで」について感想を記し、
次にmitikoさんの「上下関係とは」について述べます。

リワキーノさんの意見に全面的に賛同します。特に次の二つの文章は、言葉に
対する私の基本的な考えと同じなので心強く思われました。

>長い歴史をくぐり抜けてきた言葉というのは文化の一部ですから、今の世の中に
>不適切だから、不快感を感じるからという理由だけで簡単に排除することに対し
>ては私は反対です。

>ここで私が言いたいのは、皆、個人の好みで呼称を選んだらよいのであり、
>既にある言葉を使わせないような風潮を作って欲しくない、ということです。

今から30年前、留学をしていた頃、ユダヤ人の友人に「なぜユダヤ人はあんな
に多くのノーベル賞をとるのか」と質問したことがあります。彼はそれに答え
ず、私に「なぜ日本人はあんなに優秀な工業製品を作るのか」と反問してきま
した。彼は何か説明してくれたかもしれませんが、私は語学力と知識不足のた
め彼に何も回答することができませんでした。

しかし、現在でも依然としてこれが理由だと答えることができるかどうか自信は
ありません。(ここは、優秀な工業製品を作られておられる手打ち庵さんに登場
願いたいものです。)ただ、私は現代の日本人が優れた工業製品を作ることと過
去の日本人が繊細で優れた工芸品や美術品を作ったこととは結びついていると考
えています。

そして、優れた芸術品を生み出したことと日本語とは関連があるだろうと思って
います。日本語もまたきわめて繊細な言葉だと思います。他の言語に詳しくない
ので、優れた言語という言い方はできませんが、ここで話題になっている夫や妻
を示す言葉をとっても様々な言葉があります。これらの言葉は過去の日本の文化
と密接に結びついています。現代の日本人はそれらを状況に応じて上手に使い分け
ています。

日本語の豊富な語彙とそれぞれの持つ微細な意味の違い、そのような繊細さが、
日本の文化の特色であり、それは和歌や俳句などの文藝作品だけでなく、工芸品
や美術品を生み出し、ひいては現代の優れた工業製品の技術に繋がっているので
はないか、と考えるのです。したがって言葉は消してはいけない。たとえ現代の
価値観からみて好ましくないと思われる語彙であっても消してはいけないと思う
のです。
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01187 言葉の存続は自然のままで 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月28日(土)00時10分27秒

>戦前は都会の中流家庭では使用人がいました。が、戦後は平等化が
>進んで使用人のいる家庭は少なくなりました。しかし、言葉は残り
>ます。家来や使用人のいない家庭でも、御主人・奥様は残りました。
>そこで「主人」は妻の主人と誤解されるようになったのではないで
>しょうか。

私も駄才さんの推測に同感です。
海外の小説でも貴族が召し使いに命じて自分の妻を呼ばせるときに「奥様をお連れしなさい」と言うシーンがありますね。デュマの「モンテクリスト伯」でお馴染みでした。
我が国の時代劇や小説でも、大家(”おおや”ではありません、”たいけ”、もしくは”たいか”と読んでください)の奥方が自分の主人が帰宅したことを召し使いに尋ねるとき、「旦那様はお帰りかい?」と尋ねるシーンを見聞きします。
それが使用人がいなくなった後も尊称とそれの対象である夫婦だけが残った、というのは説得力がある説のように思えます。
要するにこの言葉が適切かどうか、適切でなければ残すか残さないかで様々な意見が出るのでしょうね。
この点については長い歴史をくぐり抜けてきた言葉というのは文化の一部ですから、今の世の中に不適切だから、不快感を感じるからという理由だけで簡単に排除することに対しては私は反対です。
そんな短絡的な発想で古くから伝わるものをどんどん排除していって、我が国の精神とでも言える文化は予測もつかないような重大なダメージを受けるのではないか、という危惧感を私は覚えるからです。

主人、旦那、奥様、家内、嫁と言う言葉が嫌いな方はもちろん使わない自由はあるのですから、お使いにならなければよろしいと思いますし、また、それらの言葉に抵抗を感じない人たちはそれらの言葉を使うことを恥じ入る必要も無ければ、後ろめたく思う必要も無いと思います。
それでよろしいのではないでしょうか。

他人の夫に対する適切な呼称が無いから無念の思いで「ご主人」や「旦那さん」の呼称を使ってしまうという女性も多いようですが、それだったら「あなたの夫君」「あなたのご伴侶」という呼称をどんどん使って定着していったら良いのです。奇妙な言い回しに思えてもそれが繁く使われるようになれば誰もが奇妙に思わなくなるのが言葉なのではないでしょうか。
それが定着しなかったらそれはやはりその集団(ここでは日本国)には馴染まない言葉なのでしょう。その場合は仕方がない、誰もが馴染む言葉に落ち着くのだと思います。

ここで私が言いたいのは、皆、個人の好みで呼称を選んだらよいのであり、既にある言葉を使わせないような風潮を作って欲しくない、ということです。
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01186 上下関係とは 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月27日(金)20時28分42秒

駄才さん

上下関係とは昔は主人と家来、現在は夫と妻の関係になっていて
人間関係は変わってきているのに言葉が昔のままというのが
疑問に思うのですが・・・。主人と言う言葉は今の時代、死語
になっても良さそうなのに、何故使われつづけるのか。
答えは次の世代に期待するしかないようです。

話は変わりますが、「戦後は妻の地位そのものが低くなったのでは・・・」
とはどういうことなのでしょうか。私は逆に高くなったと思っていた
のですが。
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01185 私の映画報告 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月27日(金)20時10分17秒

HotHouseFlowerさんお久し振りですね。

4本のうち「ひまわり」は2度目ですが、HotHouseFlowerさんの
おっしゃるように昔の感動はありませんでした。何故なのでしょうね。
後は映画の名前は知っているのですが、見ておりません。

そのかわり戦後すぐに見たシューマン夫妻の「愛の調べ」と何年か前に
見た「トロイの女」(どちらもキャサリン・ヘップバーンの主演です)
をみましたが、こちらは2作品とも感動しました。
「愛の調べ」はシュウマン夫妻の愛情物語をたんたんと描いているのですが、
映画全体に品の良さがかもし出されて、アメリカ映画の良き時代をしのばせる
ものでした。近くお会いできますね。又映画のことおしゃべりしましょう。
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01184 昔は夫も妻も偉かった! 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月27日(金)19時49分15秒

mitikoさん、有難うございます。

>主人と言う言葉はどんな理由があっても、根本のところは上下
>関係を意味していると思います。

誰の誰に対する上下関係という点が重要なのではないでしょうか。
推測にしか過ぎないのですが、主人はもともと夫の妻に対する上
下関係を表すのではないと、私は考えるのです。昔の家来あるいは
使用人のいる家庭で、夫又は妻は彼らに対する主人であり奥様で
あったと。そう推測しているのです。

戦前は都会の中流家庭では使用人がいました。が、戦後は平等化が
進んで使用人のいる家庭は少なくなりました。しかし、言葉は残り
ます。家来や使用人のいない家庭でも、御主人・奥様は残りました。
そこで「主人」は妻の主人と誤解されるようになったのではないで
しょうか。

私は戦後は妻の地位そのものが低くなったのではないかと、これも
推測ですが、考えています。主婦という言葉があります。主婦は
辞書によれば「妻として一家の中で家庭生活のきりもりと管理の
責任を持つ女性」(大辞林)です。さらに「主婦権」なる言葉が
あり、「伝統的に家長の妻に認められていた、生産活動の一部と
消費活動の一切をとりしきる権利」とあります。

こんな権利があるなんて、私はこれまでまったく知らず、mitiko
さんにお聴きしたいくらいですが、戦前の妻の地位は相当高かった
に違いないと思います。戦後、主婦という言葉は残りましたが、
主婦権はなくなりました。それは家庭の中での妻の地位の低下です。
もっとも家長であった夫も「家長権」を失ったので、戦後の夫婦は
揃って地位の低下を招いたのでしょう。
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01183 Re:映画報告 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月27日(金)19時29分8秒

HotHouseFlowerさん

「さよなら子供たち」は娘がかなり感銘を受けてビデオを購入したため、私も2回ほど見ました。
HotHouseFlowerさんの仰るとおり、センチメンタリズムの映画とは違いますね。
映像は美しかったように記憶しているのですが嘘っぽさがなく、余韻の残る映画でした。
ユダヤ人少年の風貌が印象的でした。娘はこの少年に凄く惹かれたようです。
私の記憶違いでなければ確か、高級レストランでドイツ軍の軍人たちが紳士的に振る舞っていたのではなかったでしょうか。他の映画と混同しているのかも知れませんが。

「灰とダイヤモンド」は見てみたいものですね。

今日は、仕事を終えて映画「キング・アーサー」を見にいく予定だったのですが、お客さまの都合で仕事が遅れ、行けませんでした。
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01182 訂正 投稿者:HotHouseFlower  投稿日: 8月27日(金)12時24分52秒

ひまわりはデシーカでした。
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01181 映画報告 投稿者:HotHouseFlower  投稿日: 8月27日(金)12時23分21秒

8月中旬にNHKBSで放送された 名匠が描く戦争というシリーズ4本を
録画して見ました。どういう基準かよくわかりませんが次の4本です。
さよなら子供たち(フランス)ルイ・マル 灰とダイヤモンド(ポーランド)
アンジェイ・ワイダ 風の中のとり(小津安二郎) ひまわり(イタリア)
カルロ・ポンティ
さよなら子供たちはドイツ占領下のフランスの田舎の寄宿舎に収容所行きを
逃れるためにやって来たユダヤ人の少年と主人公との交流が描かれてます。
こう書くと甘い友情物語のようですが決してそうではない そうはいかない
時代の怖さとその後のユダヤ少年を思うと重くなる映画です。
灰とダイヤモンドは題名だけは名作として知っていたのでずっと見たかった作品です。
ずばりいわゆる名作でしょう。戦後すぐの政情不安定なポーランド。そういう複雑な
国情を知らなくても主人公の悲しさはズンときます。今から見ると時代がかったような演技や
シーンの数々も次第に気にならなくなりました。こういう状況はいまだに世界各地に
あることが考えさせられます。
風の中のとりはやはり戦後すぐの日本です。復員する夫を待つ妻が子供の病気の治療費の
ために一夜だけ身を売り それを帰ってきた夫が知り悩むと言う話です。主題も
暗いのですが あの考えられないほどの貧しさがわたしには強烈な印象です。でも
みんな貧しい中一生懸命生きているのです。相手を許す事の難しさを一生懸命
悩み苦しんでいる姿は今の日本映画にはない美しさだと思いました。
ひまわりはちょっとがっかりしました。この映画はむかし見て大いに泣いた物でした。
久しぶりにひと泣きしようと意気込んで見たのですが なぜか泣けません。涙腺は
最近はずいぶん弱っているはずなのに。愛する者同士が戦争のために結ばれない。
これ以上べたな泣かせるストーリーはないのに。結局二人は幸せな家庭を持てたじゃない
とつい現実的に思ってしまったのです。あの甘美なメローディーも広大なひまわり畑も
なんの感慨も私には与えることができませんでした。これはどうしたことでしょうか?
以上だらだらと映画報告です。
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01180 Re.主人と御主人 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月27日(金)08時23分59秒

私も主人と言う言葉にこだわりを持ちながら昨日も
使いました。友人の夫をよぶそれに代わる言葉がないからです。
主人と言う言葉はどんな理由があっても、根本のところは上下
関係を意味していると思います。女性がなぜ言葉にこだわるか。
言葉を通して意識をつくられてきた歴史が、日々の生活にいかに
大きな影響を受けてきたかに気がつきはじめたからではないで
しょうか。現代でも世間の常識と言う枠の中で、沈黙を強いられて
いる女性が数多く居ることを私は知っています。
私も弟のホームページだからこそ発言する勇気がでました。
言葉をめぐる男女の意識の差は一歩ずつしか解決していかないでしょうね。
駄才さんの紹介してくださったホームページ読みました。
フエアな駄才さんだからこそ失礼も省みず書いてしまいました。
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01179 主人と御主人 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月26日(木)20時12分42秒

既婚の女性が自分の夫のことを「主人」、他人の夫のことを「御主人」
と呼ぶことに、意外なほど抵抗があることを「大手小町」というHPの
掲示板で知りました。http://www.yomiuri.co.jp/komachi/reader/200207/2002071600004.htm#0001

その理由は自分が夫よりも下にいるように感じるからだということのよう
です。しかし、私は「(御)主人」は、「奥様」同様、家来から見た呼び
方であるから、夫は妻の主人ではなく、したがって、そのような意識は無
用であると考えています。もっとも、私は家来から見た呼び方だというこ
とを証明する資料を提示できませんので、これは推測に過ぎませんが。

しかし、仮に「主人」が husband(財産管理人) と同様「家長」を意味
するにしても、家は会社と同じような組織ではありません。夫と妻に法
的な意味での上下関係はありません。いや、問題は法的な関係ではない。
「主人」という言葉がそもそも上下関係を示すから嫌だということであ
れば、「夫」「亭主」(私の友人は亭主不合格と呼ばれておりました)
「ダンナ」「かれ」等々いくらでも呼び方はあります。この点 husuband
しかない英語と違い、日本語は状況によって微妙な使い分けができる点、
至極便利です。

実をいえば、自分の夫のことを「主人」と呼ばないことはできるのですが、
問題は他人の夫をどう呼ぶかです。通常は「御主人」か「旦那様」くらい
しかありません。自分の夫を主人と呼ぶのに抵抗のある人は、他人の夫を
「御主人」と呼ぶことに抵抗を感じると(旦那様でも同じ)、「大手小町」
の掲示板で悩みを寄せる人がいました。

しかし、そういう悩みは無用です。もしもその人が他人の妻を「奥さん」と
か「奥様」と呼んで抵抗がないのであれば、その対句である「御主人」と呼
んでどうしていけないのでしょうか。
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01178 『今から出張です。』 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月26日(木)11時53分58秒

時には仕事もします。とは云ってもビジネスマンみたいにノートパソコン抱えて新幹線の中でカチャカチャしません。ブラインドタッチなんて出来ません。格好つけられないのです。
新幹線の中で弁当食べるのが大好きです。強制的に持たされている携帯の電話は常に切っておきます。そもそも一度も使ったことがないのです。使い方知らないのです。
来週の水曜日に戻ります。

仕事の鬼 a・l・n
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01177 “Blue Canary” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月25日(水)21時35分36秒

艦の出入港は、通常早朝行います。特に薄暮時は、他の艦船や障害物の識別がし難いため極力避けます。早朝、夏の思い出、サン・ディエゴを後にして、練習艦隊は南下します。

エンスンX・Pのグループは航海科です。ブリッジ(艦橋)での実習です。操艦するのは当直士官、その補佐をするのが副直士官で、艦位を測定したり、変針点等のリコメンドを行います。操舵員は当直海曹の役目です。CPO(海曹長)は、艦内放送等全般の補佐を行います。ブリッジの両翼には当直海士が赤外線暗視装置のついた双眼鏡で見張りをし、行きかう船の動向を報告します。艦長は、余程のことがなければ士官室でブリッジに興じます。コントラクト・ブリッジは、艦上での数少ない娯楽のひとつです。

当直実習は、夜の当直時間のみ行います。0800から1630までは、課業時間と云って、司令部が作成した、訓練項目を履修します。1630から翌朝0600まで当直勤務に就くのです。
それが隔日義務付けられるのです。

Duty Offの者は自由に過ごします。艦内売店の酒保(しゅほ)には、アイスクリームやツマミ等の日用雑貨が揃っています。缶ビール、タバコは、日本の領海を出ると税抜き価格になります。艦内各部の点検や人員の確認のための巡検が終わると、後甲板で映画の上映が始まります。
缶ビールとつまみを両手に抱え、ぞろぞろ集まってきます。
“寅さん”と”志麻ちゃん”が一番人気です。

“寅さん”には、みんな腹抱えてげらげら笑っていますが、”志麻ちゃん”が眉間にしわ寄せ切なそうな顔でいやいやを始めますと、一同しーんと、静まりかえり、お隣さんの生唾ごっくんが聞こえるのです。みんなで観る映画ってホント面白いのでございます。

品のない話が続いて恐縮ですが、ついでに、艦は、重畳性をもたせるため、ボイラーを左右に1缶づつ計2缶もってます。魚雷等で被弾しても1缶で航行できるようにです。
通常航海では、ボイラーは1缶しか焚きません。隔月で運用しますので片方のボイラーは運転してないのです。 機関当直実習で仲良くなったボイラー室のCPO 「映写会しますが、観に来ませんか」と、お誘いしてくれるのです。
ブリッジでのお話をと思っていたのですが、艦上部のブリッジから艦低部ボイラー室まで降りて、話も落ちて・・・、やらしい8mmフィルムのモーター音がボイラー室に響き渡るのでございます。

“Blue  Blue  Blue  Blue  Canary”♪

a・l・n 航海日誌
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01176 CM : a・l・n航海日誌 "Imagenation" 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月25日(水)11時34分41秒

親愛なるK.mitikoさんの仰るとおりでございます。
ウイリアム・ヘンリー・ハドソンは、『はるかな国とおい昔』でも、綺麗な自然を感受性豊かに表現してます。「緑の館」も、読者のイメージが膨らみすぎて映画では、表現できず不評のようでした。

 a・l・n航海日誌を否が応でも目にしなければならない、このリワキーノ談話室の皆さんは、イメージするのです。しなければなりません。
エンスンX・Pは、眉目秀麗・スリム・英語ペラペラ・スペイン語堪能で小顔なのでございます。そうです、すんげー・いい男なのでございます。

演出家 a・l・n
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01175 エンスンX・Pさんのこれからの旅楽しみです。 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月25日(水)07時26分28秒

怪盗ルパンX・P さん
私もやっと会話に参加できる話題になりました。ハドソンの
「緑の館」を読んだのは50年以上も前のことで、妖精のような
少女リーマには強烈な印象を受けました。(私も若かったものですから
・・・)それが映画化されても、私のイメージを
壊したくなかったので、あえてみませんでした。

エンスンX・Pさんのこれからの旅楽しみです。あの本を読んで以来
ヴェネズエラ、ギアナ高地は特別の場所になりました。
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01174 Re:英語でも夫は偉いのだ! 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月24日(火)23時57分52秒

皆さん
独り言、というお名前は初出です。
初めて登場される御仁には下記のようなルールの遵守をこの談話室は求めておりますよね。

>1.初めての方は居住地、性別、このホームページを知るきっかけになったことなど、簡>単な自己紹介をお願いいたします。
>そして必ず、管理人までメールによる入室の届出を行って下さい。
>再三の督促にもかかわらず、応じていただけないときは以後書き込みをお断りする場合が
>あります。

しかし、下記の書き込みを見たら、この御仁がどんな人かすぐに正体が判別しますよね。

>しばらく留守をしていたら、また言葉遊びが流行っている。困ったことだ。

まさに東北の方角で存在感を示しておられる某教授ということがチョンバレではありませんか。管理人室への連絡なぞ、茶番ですな。

私はですね、野口みずき選手がマラトンからアテネに向かっての歴史的熱走を繰り広げているとき、応援のために歩道をでっかい日の丸をはためかせながら走っているのは我らが愛国者のホープ、駄才教授に違いない、と確信していたのに、チエッ!そうじゃなかったのですか。
がっかり!
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01173 NHKラジオの反日行動についての解説 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月24日(火)23時46分12秒

今朝のNHKラジオで、「解説委員」がアジアカップでの中国人の
反日行動について、「解説」をしていました。解説委員は、原因につ
いて「反日教育とか中国内部の格差への不満などいろいろと言われて
いるが、究極的には情報社会の到来で政府も民衆の動きを管理できな
くなったことにある」と述べていました。

私はこのような認識は完全に誤りだと考えています。なぜ私が原因を
反日教育に求めて、民衆の不満に求めないのかといえば、仮に後者で
あれば、何もサッカー会場で暴れる必要はないし、サッカー会場で暴
れるとしても、日本チームやファンだけに攻撃の矛先を向ける必然性
はないからです。今回の攻撃の対象は明らかに日本でした。

また、都市地方の間の所得格差への不満が原因だとしたら、重慶で起き
たのは理解できるとしても、豊かな北京ではそれほどひどくはないと考
えられます。しかし、実際には北京でも同程度の或いはそれ以上の暴動
が起きました。

中国で政府が民衆の情報獲得を抑えられなくなったなどという見解に至
っては、私には冗談としか言い様がありませんでした。中国では政府の
意図に反するようなHPはインターネットに流れないよう操作されてい
ると聞きます。情報は完全に管理されています。あの騒ぎも中国内部で
は報道されていないと聞きます。

情報革命がもたらしたものは、今回のような国際的なスポーツ大会でお
きた(政府に都合の悪い)情報を外部の人々に知らせることができたこと
です。しかし、正確にいえば、それは中国が国際社会に一部開かれてきた
ためであって、必ずしも情報革命の所為ではありません。中国国民には未
だに政府に都合の悪い内外の情報は抑えられているからです。
編集済
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01172 英語でも夫は偉いのだ! 投稿者:独り言  投稿日: 8月24日(火)22時56分14秒

しばらく留守をしていたら、また言葉遊びが流行っている。困ったことだ。

>「旦那」にしても「主人」にしても、男性が主で、女性が従の言葉。
>日本語には、配偶者を対等な関係で指す言葉がないようです。
>外国語ではどうなのでしょう?

「ご主人」や「奥様」は、本来家来の主人に対する言葉だ。「主人」は
妻の夫に対する尊敬語ではない。同様に「奥様」は夫の妻に対する尊敬
語でもない。夫を主人と言うから、妻が夫の下にあると考えるのは軽薄
な誤りだ。そう認識すれば、「日本語には配偶者を対等な関係で指す言
葉がない」などという誤解は生じない。

仮に主人が家長で偉いのだとしたら、husband も「一家の長」という
意味である(hus=house、band=holder)。英語でも夫は偉いのだ!
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01171 CM: a・l・n航海日誌『Green Mansions』 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月24日(火)20時25分18秒

今から40年ほど前のことでしょうか。朝日新聞の日曜版に"世界の文学"シリーズが一面を飾っておりました。南米アマゾンを舞台とした物語で、政治亡命した青年と、妖精のような少女とのお話です。W.C.ハドソンの原作で後にメル・ファーラーが監督し、映画化されました。オードリーと、アンパキで。緑の館を読むと、妖精のような少女リーマに恋します。エンスンX・P、妖精リーマを求めて南米に向かうのです。
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01170 私も見ました 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月24日(火)19時28分19秒

「その時歴史が動いた・奇跡の銀メダル、人見絹枝」を見ました。
今から76年前、日本の女子スポーツ界にこういう女性がいたこと
に驚くとともにその責任感の強さと頑張りに感動しました。

私の子ども時代にはもう伝説の人で、その業績は知らなくとも
名前は知っていました。あれから76年、今年のアテネオリンピック
の女子選手の活躍ぶりに頼もしく思うと同時に、この道を切り開いた
女性人見絹江選手の偉大さを再認識しました。
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01169 イラク、サッカーで準決勝進出 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月24日(火)09時32分25秒

今日の毎日新聞朝刊にイラクがサッカーで豪州を破って準決勝に進出したことを報じていました。
イラクは1960年のローマ大会以来44年間、メダルを1個も取っていないそうで、準決勝進出を決めた瞬間、放送していたアナウンサーは「ありがとう!」と絶句して泣き崩れ、普段、テロや誘拐などを警戒して静まりかえっているバグダッドの町が車の警笛を一斉に鳴らしたり、空に向かって自動小銃を乱射するなど興奮のるつぼと化したそうです。
度重なる外国との戦争、国際社会からの経済制裁、フセインの恐怖の独裁制の中で長い年月、何一ついいことの無かったイラク国民の人たちのことを思うとこの報道には本当に胸が詰まります。
私はイラクが決勝に進出し、できることなら金メダルを取れるよう祈る所存です。
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01168 ご無沙汰しております 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月24日(火)09時23分33秒

皆さん、
ご無沙汰しております。
ふと気が付いたら私は、一週間以上もここの談話室で発言しておりませんでした。
もちろん、しょっちゅうやってきてはいるのですが、ここのところ色んなことがありまして、よいよい会HPの方にも頻繁に出かけなければなりませんでしたので、つい、こちらでの発言ができませんでした。

ルパンさん、
どうか航海日誌を続けてくださいね。

KO−BUNさん

>ただ、今日僕の「嫁さん」にそのことを話すと「亭主関白やろっ!」
>と一言で会話が終わってしまいました。
>リワキーノさん、そんな事ないですよね?

いえ、そんな事、あります。←変な日本語

ところで駄才先生もこのところずっとお姿を見ませんね。
文学趣味男なのに結構スポーツが好きな彼のこと、オリンピックの話題を大いに提供されるのではと思っていたのですが旅行に出かけておられるのでしょうかね。
まさか、アテネに行っているんではないでしょうな。そういえば今は大学は夏休みだし。--------------------------------------------------------------------------------
01167 “Fly me to the moon” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月20日(金)15時58分39秒

仲良しになったSharanが、Point Loma を案内してくれます。
サンディエゴ湾入り口の切り立った崖にあり、Old San Diego と、呼ばれているところです。突端
の崖の上には、灯台があります。サンディエゴ湾を挟んで手前にはヨットハーバーがその向こうに
は、サンディエゴのダウンタウンが見渡せる眺めの良いビューポイントです。
数人のTokyo出身者は、かって東京に住んでたという、家庭の、ティー・パーテイーに招待されるは
めに、他の者は、サンディエゴ動物園にスクールバスに乗って出かけました。濱ちゃんは岡山出
身ですから、動物園に行きます。井の頭動物公園とたいした違いはないぐらいに思っておりました
が、海の珍しい動物が見られたようです。考えてみますと、ディズニーワールドにしろ、サンディエ
ゴ動物園にしても、わざわざ海を渡って見に行くとこでは無いと思います。

見学コースを決めるのは、司令部です。練艦隊司令部の幕僚が前年に、遠洋航海の寄港先を飛
行機で回り、下調べをして決めるのです。此度の幕僚は、動物好き、植物好きの御仁でした。多
分。と、云うのはその後、ブタニックとかズーの見学会がまたぞろ続いたのです。
ワタシタチハ、ドウブツガクシャでもなければショクブツガクシャでもありません。

青春真っ盛りのフレッシュエンスン楽しいわけがない!!
屁のつつぱりにもなりゃーせん!!

ティー・パーティーも終わり、艦に戻るとSharanが来てました。彼女のポルシェに乗ってハーバーブ
リッジを渡り、フレッシュエンスン君達がきゃーきゃー喜んでるサンディエゴ動物園の脇をブイーン
と、すり抜けPoint Lomaの丘に向かいました。

 ホテルや海鮮料理のレストラン、マリンレジャーで賑わうお洒落な街です。

 夕日に染まる、なんたらピアには、“かとり”と“きくづき”のマストに灯がともり、
 西のそらには、Venusが“キラーン”と輝く、サン・ディェゴ出航前夜です。

“Fly me to the moon,
   and let me play among the stars”♪

a・l・n 航海日誌
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01166 「旦那」の語源 補足 投稿者:ムー  投稿日: 8月20日(金)13時09分32秒

興味を持って下さる方がいらっしゃろうとは
おもいませんで、雑に書いてしまいました。
サンスクリットには長母音と短母音があります。
前記の”da”、”dana”はともに長母音。
したがって発音は「ダー」、「ダーナ」となります。
「ダーナ」が「檀那」とすぐ判りますよね。
もし、他所でお話になることがあれば、
そう発音して下さい。
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01165 嫁はん 投稿者:R-June  投稿日: 8月20日(金)10時28分43秒

KO-BUNさん、おはようございます〜。

感覚なんですよね。「ムーさんのおっしゃる「旦那」(ムーさん、ほんとうに面白いお話を教えてくだ
さってありがとうございます!)は、ある意味正しい。生計を男の人の収入に頼るのは、まだまだ
男社会がつづく今の世の中、受け入れている事実なので「旦那」もごく自然に受け入れているのだ
と思います。
でも、嫁」というと「○○家に入った女」、文字通り「家に入った女=嫁いだ女」という感覚は20代の
私たちにもあり、ひっかかるのです。
パートナーとの関係で「妻」となり「奥さん」となるのは自分で選んだことですが、「嫁」というと、自分
で選んだ事以外に身分を決められているような・・・そんな感覚かな? 英語で「嫁」という呼び名
がないように、なんだか私の中では、義父母に言われるのは全く抵抗はないのに、結婚相手に言
われるとひっかかる気がします。
私より5才上の人は「嫁はん」もひっかからないのかもしれませんけど。
ちょうど、境目なんでしょうね。感覚の。
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01164 知ることの大切さ 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月20日(金)08時15分3秒

ムーさん
「旦那」の由来そうだったのですね。何となく
そうではないかと思っていたのですが、納得しました。

先日ギリシャと言う国名はトルコ語では「奴隷」と言う意味だと
知ったときは驚きましたが、長年馴染んで来た上に代わる言葉も
ない場合は、このまま続けるしかないかなと思いました。
ただそれを知ったことはギリシャの名前とともに、ギリシャの
たどった苦難の歴史を考えることが出来、知らなかったことより
思いは深くなりました。

「旦那」の言葉を使うとき、知らないで使うよりはよりましなのでは
と思います。意識しながら使うことは大事ではないでしょうか。
私もこんな解ったようなこと言っていますが、普段は矛盾だらけの
言葉遣いをしています。

KO−BUNさんが亭主関白とは思いませんが、私たち女性は気が
つき始めると男性が想像する以上に女性だけの独特な用語(差別)
にこだわる時代に来ているように思います。ギリシャの国名と同じで
知っていて使うのは知らないで使うより面白くはありませんか。
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01163 「旦那」の語源 投稿者:ムー  投稿日: 8月19日(木)22時31分51秒

R-Juneさん はじめまして。
たしかに近ごろお若い奥さんがつれあいのことを
「ダンナ」というようですね。
もともと、この「旦那」、本来は「檀那」ですが、仏教語。
悪い癖で、蘊蓄講釈させていただきますが、
サンスクリット語の動詞"da"(与える)からの、
派生名詞"dana"(人にものを与えること)が語源です。
サンスクリットと云えば仏教。仏教で与えるといえば?
そう所謂「お布施」です。
確かめたわけではないので、以下想像ですが、
サンスクリット語から支那語へ翻訳するときに、
対応する適当な言葉がないときには
似た音の字をあててすませることがあります。
「般若」、「菩提」、「菩薩」等々。「檀那」もこの類い。
「布施」という言葉ができてそちらのほうが一般的になっても、
僧侶の業界用語で「檀那」を使ったのでしょう。
在家の人の前で
「あそこの家の布施がどうのこうの」
と聞かせたくない会話をするときなどに。
そのうちに、「布施をしてくれる人や家」
も指すようになった。
とくに家を指す時が「檀家」ですね。
「檀那」は「人に施しができる裕福な人」の意味に使われ、
ひいては、「裕福な家の主人」で
商家の当主などを指すようになった。
そのうち、意味までインフレして、
普通の家の当主をも云うようになった。
と、こういう経過であったでしょう。
だから、「旦那」ってもともと
所謂「パトロン」の意味合いをもっているのです。
そこには当然非対等な関係が生じます。
いらぬことにこんなトリビアがあったもので、
「谷選手の旦那さん?」となったのでありました。
編集済
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01162 Re:私も考えました 投稿者:KO−BUN  投稿日: 8月19日(木)22時28分57秒

R−Juneさん

ご無沙汰してます。

「嫁」というのは亭主関白なんですか〜。
僕の知り合いは(奈良県人に限ってですが)ほとんど
例外無く、自分の連れ合いのことは「嫁さん」「嫁はん」
と呼んでいます。
僕自身もよほど改まった席で無い限り大抵そう言っています。
自分では亭主関白とは思っていないんですが・・・。
ただ、今日僕の「嫁さん」にそのことを話すと「亭主関白やろっ!」
と一言で会話が終わってしまいました。
リワキーノさん、そんな事ないですよね?

一つ自己弁護。
「嫁」と呼ばずに「さん」、「はん」(関西弁ですね)を
付けているとこが優しいと思いませんか?
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01161 人見選手のこと 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月19日(木)15時15分6秒

人見選手の名前は子ども時代からよく聞いていました。
若くして亡くなったこと以外は知りませんでしたので
再放送はみます。長いこと何故か気になる人でした。
ベルリンオリンピックの前畑選手の影に隠れた感じ
がしていました。
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01160 ”ハイッ 時間切れ!”  投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月19日(木)13時57分46秒

誰もお分かりにならないようなので

正解は”曲の題名”です。

クイズ王 a・l・n
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01159 ここで問題です。『a・l・n 航海日誌の題名のkey word』はナンでしょう。 投稿者:怪盗
ルパンX?P  投稿日: 8月19日(木)13時54分52秒

正解しても賞品はありません。

a・l・n
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01158 “Mrs.Robinson” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月19日(木)13時44分13秒

夜は、サンディエゴ市長主催、日米親善協会主催、Tokyo・Yokohama・San-Diego友好都市協会主
催etcの歓迎パーティーが連日続きます。練艦隊も艦上レセプションを催します。

パーティーに招かれると、艦で軽い食事を摂って会場へ赴きます。空腹で臨み、食べてばかりで
は、楽しい会話を疎かにし、非礼に当たるとの配慮からです。

シャワーを浴び身綺麗にします。浴槽もあります。が、航海中は使用できません。水は海水を蒸留
して作るので貴重なのです。従って、洗濯も出来ません。褌がシャワータイムでは、タオルに変身
するのです。褌は日本の文化です。
『褌は、下着のホームラン王!です。』

蛇足ですが、Tバックは“arrow”が30年ほど前、世界に先駆け販売したのです。デザイナーが誰
かは、知るところでは、ございません。

講釈が長くなりましたが、パーティーは、アメリカン・スタイル。会場に着いたら、主催者の挨拶を受
けます。背筋を伸ばし、にっこり微笑み

『お招きありがとうございます。I am Ens.X・P, Nice to meet you ! Sir Ma’m 』と、握

手を交わします。

周りはざわついてるし、挨拶の英語は、Nice to meet you !しか知りません。
濱ちゃんが教えてくれたのです。

「あのな 知ってる英語と日本語チャンポンでおしゃべりするんヨ、相手もな大概わかってくれるし、
 余所から見ててもな 流暢に英語しゃべっとるにみえるやろ」
濱ちゃん結構見栄っ張りのええ格好シイなのであります。

下戸の私は、ウイスキーのロック、濱ちゃんはワイルド・ターキーのグラスを手に、ご婦人方に近づ
き、ディズニーランドが、楽しく、大人も楽しめる。さすがエンターテーメント アメリカだあ。とか日
本の四季はそれぞれ趣があり素晴らしい。だの、ぎこちない優等生的会話を続けてますと。
“ガールフレンドいるの”と、おたづねになるのです。
それからの会話は、わいわいがやがや、X・Pの卑猥な笑い声も混じり、練艦隊司令官
ビセ・アドミランテもお仲間に入りしたさそうに、周りをうろうろするのでございました。

会場には、“Mrs.Robinson”♪が流れています。

a・l・n 航海日誌
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01157 ”ハイッ 時間切れ!” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月18日(水)21時39分57秒

誰もお分かりにならないようなので
正解は”ビバリーヒルズ”です。

クイズ王 a・l・n
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01156 さてこの『特別区』は、何処のことでしょう 投稿者:怪盗ルパンX?P  投稿日: 8月18日(

水)21時31分45秒

椰子の木みたいなそてつのようなフェニックスと喚ぶのか定かではありませんが、幹の長い街路
樹に囲まれた所を通過します。左右は広々とした屋敷が連なる高級住宅街です。
ハリウッド・スターや事業家などの大金持ちが住んでいる特別区です。

正解しても賞品はでません。
話はころっと変わりますが、親父によく言われてました。
『女の涙にだまされるな』
リワキーノ氏家訓とは、いささか異なりますが、不肖私、いいつけを守っております。
が、ユジンの涙には、騙されてもいい気がします。

『涙』にだまされず『色香』に騙されるa・l・n
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01155 “ Moon River ” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月18日(水)14時08分49秒

ディズニーランドでは、塵を目にすることがありません。紙くずが落ちようモノなら、いずこからとも
なく塵とりとほうきを持ったお兄さんが、すうーっと現れ、目にもとまらぬ早業で、きびきびと、紙くず
をちりとりに収容し、何処へと消えるのです。
 
ゲートを出て、駐車場に戻るときは、手の甲にスタンプを押して貰います。無色透明ですが、日の
光に当て、斜めから見ると、ディズニーマークが浮かび再入場することができます。

4時間近く遊んで再びスクールバスに乗り、ロスの街を観光します。途中、
椰子の木みたいなそてつのようなフェニックスと喚ぶのか定かではありませんが、幹の長い街路
樹に囲まれた所を通過します。左右は広々とした屋敷が連なる高級住宅街です。
ハリウッド・スターや事業家などの大金持ちが住んでいる特別区です。

市内はまさに摩天楼です。周りを見渡しても見えるのは、高層ビルの壁ばかり、天を仰がないと、
空は見えません。新宿の淀橋浄水場跡地に高層ビルが登場したのを皮切りに各地にマークランド
タワーが出現してますが、当時は、吉祥寺の名店会館が6階建で、中央線沿線では、一等のっぽ
の建物でした。今の博多みたいなモンでした。・・・ちと違うかも。

チャイナタウンは、下町商店街という印象です。その一角であったか、外れに、ハリウッドスターの
手形を、はめ込んだレリーフ広場があります。
 
のマリリン・モンローの可愛い手に触れたのは、言うまでもありません。
スクールバスには、米国留学中のお嬢さんが同乗し、ガイド役をしてくれます。そのお姉さんが、お
いでおいでの手招きをするので、おすけべ2人組がのこのこ付いて行くと、何気怪しげな建物の2
階に階段をギィギィきしませ誘うのです。部屋の中はティファニーを思わせる宝石がギンラギンラ
輝いているのです。濱ちゃんは、ブラックオパールを買ってました。

階段をギシギシ云わせながら下りていると、片隅で猫がミニャウォォ〜ンと啼いてました。

“ Moo〜n river wider than a mile ”♪

a・l・n 航海日誌
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01154 私も考えました 投稿者:R-June  投稿日: 8月18日(水)11時04分31秒

ム−さん、mitikoさん、

なにが適切かどうか、ということではなくて、私の周りがどんなふうに
結婚相手のことを言うか、思い出してみました。

女友達はその結婚相手のことを「ダンナ」「連れ合い」「彼」ということが多いような気がします。こ
の「ダンナ」は、旦那の意味が20代の私たちには変わって来ているので、もともとがそういう意識
がないので、あえて古いしきたりを感じさせる言葉をつかって、結婚相手のことを話す気恥ずかし
さを紛らわしているようにも思います。
男友達がその結婚相手のことを話すときは「奥さん」「あいつ」と言いますね。
「嫁」を言うのは、関白亭主を気取っている性質の人に限られているように思います。

私が結婚したら、どう言うのでしょう。。。。
乞うご期待。
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01153 またまた考えました 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月18日(水)07時48分10秒

ムーさん

またまた考えてみましたが、あたりさわりのないところでは
おをつけてお連れ合いと言うのが無難ではないでしょうか。
成人に対して熟年(私は好きではありません)と言う言葉が
出てきたように期が熟すれば何か適当な用語が出現するかも
しれませんね。今は過度期なのかもしれませんね。
若い世代に期待したいと思います。

息子の連れ合いたちの生き様に、様々な社会の枠を取り払って
行くのは彼女たちだと思へる日々です。

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01152 “Sukiyaki Song” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月17日(火)13時00分29秒

遊園地はいくつになっても楽しいモノです。ジェットコースター大好き、コトコトと、高いとこへ登って行くときは、ちとビビリますが、びゅう〜んと、下り始めてからは爽快です。がたがたがたがた、、、ぐうおー〜〜んっがたがたがたがた、、、英語人が何やら叫んでますが、こっちも必死です、思考力0でございます。

 カリブの海賊は暗い洞窟内の探検で、ちと怖いのです。と、云うのは狭所恐怖症なのです。
産みの苦しみなのです。生前からのデカ頭、誕生するとき、それは大変圧苦しく、やっとこさ生まれたことを、今も覚えております。
狭所恐怖症の人は、皆デカ頭、デカ顔です。・・・と、思います。

 サンタフエ鉄道から見た、ミシシッピーを楽しげに下る、蒸気船に乗ったり、手漕ぎカヌーで島に渡ったりで、腹も空き、昼食を摂ることにします。

園内のレストラン、急に明かりが消え、5本のろうそくを立てたケーキが、てんパーの可愛い女の子の前に置かれます。大きな瞳をもっと大きく開き、ほっぺをふくらまし、フゥッと消します。と、同時に照明がパッと明るくなり、デキシーランド・バンドが賑やかに“Happy Birthday”♪を演奏します。
女の子の家族も周りの人も皆で、祝福します。

Happy Birthdayが終わると、バンジョー、ドラム、ペットにボーンのデキシーバンド、景気の良い“錨を上げて”を響き渡らせるながら数席離れたこちらに向かってきます。
 
席の側に並んで、

“Sukiyaki Song”♪をデキシーに演奏するのです。

他の客は我々に人差し指と中指をクロスさせ “Good Luck !”サインを送ってくれます。
エンターテーメント アメリカ なのであります。

a・l・n 航海日誌
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01151 対等な夫婦の呼び方 投稿者:ムー  投稿日: 8月17日(火)02時18分35秒

自分の配偶者のことを人にいう場合は、「夫」でも「妻」でも「つれあい」でも
あるいは「家内」「女房」、「宅」、「亭主」、「内の(人)」などと対等な感覚で表現できるのですが、
相手が女性の場合にその配偶者のことを云うのは、日本語の敬語表現が邪魔して難しくなりますねぇ。
「あなたのつれあい」、「あなたの亭主」では相手を見下しているようだし、
「おつれあい」じゃ「もつれあい」と聞き間違えられそうだし、
「ご亭主」、「背の君」ならまぁまぁ対等だけど、時代劇みたい。
「ご夫君」はまぁ対等でしょうが、「ご父君」と間違えやすい。
ところが、相手が男性でその妻のことを云う場合は比較的表現しやすいようです。
「奥さん」、「奥方」、「ご妻女」、「ご内室」、「ご令室」などなど。
これでも、後の三つはやや大時代な感じですねぇ。
ちと古いが「ご家内」も対等といっていいでしょう。
これから、こういう男女関係を表す言葉に、新しい対等な表現が生まれてくるのでしょうか?
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01150 Re:Re:Re:日朝実務者協議と朝日新聞 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月16日(月)23時02分7秒

駄才さん、
早速のご感想を有り難うございます。

>http://www.iic.tuis.ac.jp/links/newspaper/newspaper.html

こんなサイトがあったのですか。
私は他紙の内容を見るときは朝日新聞、読売新聞、産経新聞とその都度検索してHPを開いておりましたが、このサイトでしたらクリック一つで各新聞のHPにたどり着くことができますね。
ご教示を有り難うございます。

>私は日頃朝日新聞を読んでいないので、朝日が今でも北朝鮮を「擁護」している
>のかどうかは知りませんが、カッコの中で指摘されているような「過去の誤った
>認識」を糊塗するための悪あがきをしているという点はその通りかと思います。

私も日常的に朝日新聞を読んでいるわけではありません。
私が不定期に読む、政治評論を載せる月刊誌のいくつかが朝日新聞の記事や論説を頻繁に引用しますので、それで朝日がどのような論調を通してきているかが理解できるのです。
もっともそれらの朝日の記事・論説の大半が批判するために引用されておりますので、おおむねお粗末な記事ばかりが目立つという点はあります。
朝日にも聡明にしてかつ心ある記者がいるでしょうし、そのような記者の手になる記事は私の目には触れにくい面があることは認めます。

>新聞の社説を同時に詠むことのできない時代であるなら、このように朝日が
>一日遅れで論評したことに気づかないで終ったでしょうが、インターネット
>の時代はそれが通用しなくなりました。

考えてみれば、政治や経済の評論家や記者にとってはインターネット盛んなる現代は恐るべき時代になったと言えるでしょうね。
いったん文字となった記事や論評はほとんどがデーターとしてどこかで残される可能性があり、日本の国益に対して大きなミスリードをしたジャーナリスト、文化人は将来必ず、それらのデータを提示されて厳しく追及されるようになることが予測できるからです。
いえ、既に北朝鮮の日本人拉致事件が明るみに出た時点で多くの左翼的知識人たちがそのやり方で批判されてます。
自分の発言、記したことについては責任を持つ、という覚悟を言論人に持たせる意味では多いに結構なことと思います。
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01149 “Over The Rainbow” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月16日(月)17時35分3秒

早朝から黄色いロールスロイスならぬスクールバスのお出迎えです。
片道6車線のパン・アメリカン・ハイウエーを60マイルの速度で北上します。
目指すは、ロサンゼルス。右も左も車の群れ、魚群が川をさかのぼるような光景です。

フェアレディZとセリカを、よく目にしますが、パン・アメリカン・ハイウエーを疾走する姿は、しゃきっとメリハリの効いたスタイルで、一際目を引きます。
 
ディズニーランド開園の時間には、 スクールバスも到着し、エンスンご一行もチケット片手に、園内マップを見ながら散らばって行きます。 7月とあって、子供達で一杯です。
ノーチラス号やスペースなんたら、ミッキーマウス・ショー、カリブの海賊、スモールワールド等、後に浦安に出来るTokyo ディズニーランドと同じアトラクションが、催されています。か゛、
今日のエンスンX・P、何気、遊園地のアトラクションできゃーきゃーする子供ではないのです。濱ちゃんとベンチに腰掛けコーラを飲んでおります。

其処にカメラを抱えた男性が近づき、なにやら話しかけるのです。女性との会話には、五感・ろっかん・身体中を耳にしてお話し、しますが、男性との会話は、ちと苦手なのでございます。
 
何やら、食品メーカーのキヤンペーンで、その日は、子供達家族らを招待し、その光景を取材している。らしいのです。一緒にキヤーキヤー喜んでるJMSDFのニューエンスンに出くわし、たまたま、暇そうにコーラを飲んでる2人組に目をつけ、取材の申し込みのご様子です。
と、云うのが判ったのは、満面にっこりポーズの、デカ顔写真とともに
『アメリカの人はフレンドリーです。女性はチャーミングで、楽しく、希望に満ちたエキサイティングな国です。』
のコメント入り掲載の新聞が、ニュージランドはオークランドの港に届けられていた、9月のことでした。

「西部開拓、スピリット魂とか云うてな、ヨーロッパから移民が続々押し寄せ、メイフラワー号の人たちを暖かく迎え、トウモロコシの作り方、ジャガイモ栽培の方法を親切に教えてやった先住民をな、居住区に隔離してから、アメリカはな、繁栄してきたんでー」
と、濱ちゃんは、ぼそっと、つぶやくのです。
 
目の前を、子供達やエンスンご一行を乗せた“サンタフェ鉄道・ケーシー・ジョンズ号”が、ポーッ ポオォーーーツ と、汽笛を鳴らし走りすぎる向こうには、折りからの、にわか雨に、でっかい虹が架かっておりました。

“Somewhere over the rainbow skies are blue
  And the dreams that you dare to dream really do come true ”♪

a・l・n 航海日誌
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01148 Re.谷選手の旦那さん 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月16日(月)13時19分20秒

ムーさんの谷選手の「旦那さん」のコメント、私も色々考えてみました。
私は二人の息子の配偶者については、いつもつれあいと言い亡夫のことは
夫と言うようにしてます。出来れば主人とか旦那さんとか嫁とか使いたく
ないのですが、状況によっては使わざるを得ない時もありますので現状では
臨機応変に行くしかないかなと思っています。谷選手のインタビューの場合
どちらも興奮状況では仕方のないことかもしれませんね。
嫁、姑、姦しい、姦通みな女偏で、私は男女対等の用語(男性、女性、等)
の場合使うように心がけています。
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01147 Re:Re:日朝実務者協議と朝日新聞  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月16日(月)09時24分13秒

リワキーノさん、御感想有難うございます。

>あれだけの数の新聞の論説を検討することは並大抵の努力ではないと推察いたします。

それほど手間はかかりません。次のサイトを開くと各新聞のHP住所が掲載されており、
そこから社説を読むことができます。見出しもコピーすれば済むことです。便利な世の
中になりました。http://www.iic.tuis.ac.jp/links/newspaper/newspaper.html

>朝日新聞は今回の日朝実務者協議の成り行きに関しては、日頃強い肩入れを
>している北朝鮮への擁護論(実は過去に積み重ねてきた朝日新聞の北朝鮮関
>連報道を今さら唐突に否定するわけにも行かずに自社の正当性を守らんがた
>めの悪あがきと言ってもいい論)の根拠をどうやっても探し出すことができ
>ず、だからといって、すぐさま北朝鮮非難の論調も出す決断もできないゆえ、
>一瞬、立ち往生状態になったのではないでしょうか。

私は日頃朝日新聞を読んでいないので、朝日が今でも北朝鮮を「擁護」している
のかどうかは知りませんが、カッコの中で指摘されているような「過去の誤った
認識」を糊塗するための悪あがきをしているという点はその通りかと思います。

朝日の立場は、「話し合い、経済制裁反対、早期正常化」だと思いますが、今回の
協議の失敗(北の不誠実な態度)には朝日も困惑したのでしょう。以下の点につい
ては同意します。

>他の新聞の論評も見、世論の動きをも見、それで我が大切な左翼の
>牙城である大朝日新聞のステータスを守る論調を見いだそう、と努
>力した結果がこの14日の論調となったのではないでしょうか。

新聞の社説を同時に詠むことのできない時代であるなら、このように朝日が
一日遅れで論評したことに気づかないで終ったでしょうが、インターネット
の時代はそれが通用しなくなりました。
編集済
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01146 Re:日朝実務者協議と朝日新聞 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月16日(月)00時49分55秒

駄才さん
いつも世の中の(特に国際情勢とそれに対応する我が国の世論の)動静について注意深い観測をし続けられ、そのなかの見過ごすことのできない論議、風潮をここに紹介してくださることに対しては、このHPを主催する人間として本当に有り難く思っております。

13日の貴兄の投稿は、人権問題には素早く、ラディカルに反応する朝日新聞が状況によっては如何に慎重、控えめになるかを浮き彫りにさせてくれました。
ある論点に関してあれだけの数の新聞の論説を検討することは並大抵の努力ではないと推察いたします。

>朝日がなぜ他紙よりも一日遅れたのか、このことに私はたいへん興味を
>惹かれますが、推測でしかないし、私の推測を証明する手立てを私は示
>すことができないので、ここには書きません。とりあえず、朝日もやっと
>社説で論評を加えたことだけはお伝えしておきます。

「これは私の推測の域を一歩も出ませんが」という断り書きをした上での節度あるコメントならば私設ホームページでは掲載が許されると思いますから私の感想を言います。

朝日新聞は今回の日朝実務者協議の成り行きに関しては、日頃強い肩入れをしている北朝鮮への擁護論(実は過去に積み重ねてきた朝日新聞の北朝鮮関連報道を今さら唐突に否定するわけにも行かずに自社の正当性を守らんがための悪あがきと言ってもいい論)の根拠をどうやっても探し出すことができず、だからといって、すぐさま北朝鮮非難の論調も出す決断もできないゆえ、一瞬、立ち往生状態になったのではないでしょうか。
他の新聞の論評も見、世論の動きをも見、それで我が大切な左翼の牙城である大朝日新聞のステータスを守る論調を見いだそう、と努力した結果がこの14日の論調となったのではないでしょうか。
もちろん、これは私の推測の域を一歩も出ませんが。
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01145 Re:盆はいつまで? 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月16日(月)00時41分24秒

ムー殿
早速、私の疑問に応えてくださって有り難うございます。

>福岡では、現在は盂蘭盆は十五日の夜に送り盆をします。
>古くは十六日に送っていたそうです。
>有名な長崎の精霊流しに倣ったのでしょうか?

いえ、私が16日にこだわったのは京都の大文字焼きがこの日にあたるからです。
関西の鉄道、バスの時刻表は少なくとも京阪電鉄に関する限り、16日(月)まで日曜・祝日ダイヤルとなっております。

>昔は初盆にかぎらず、どの家も盆の供物を近くの
>川へ流していたものが、環境問題から禁止になり、
>初盆船は暗黙に許されていたものが、
>それもだんだんやりずらくなってきたのです。
>初盆船を一手に引き受けていた町内の仏具屋が
>今年からとうとう作らなくなりました。

仕方ないことなのかも知れませんが、やはり寂しく感じますね。

>それでも、姪浜では十五日夜が精霊流しで、
>港(能古の渡船場)に供物をもってゆき
>指定の場所に供養して(清掃局が始末します)
>小規模な花火大会が行われます。

そうなんですか。
このあたりの光景を三宅島紫陽花さんが取材してくださると嬉しいのですがね。

>あ、福岡をご存知ない方のために説明しますが、
>私の町、姪浜(めいのはま)は、福岡市内の西の方、
>古くから漁業と農業でさかえた町で、昭和40年代までは、
>福岡市街の西の端、東京でいえば品川みたいなところ?
>(勿論ずっとスケールダウンしてのたとえです)

品川?
”浮浪(はぐれ)雲”のお膝元ですな。
姪浜はもっと上品な住宅地というイメージを私は抱いていたのですが・・・

>ともあれ、そういう訳で私が盆のお参りで走り回るのは、
>十三日の夕刻から、十五日の夕刻まで、正味二日間です。

改めて、お疲れ様でした、と申し上げます。
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01144 盆はいつまで? 投稿者:ムー  投稿日: 8月15日(日)22時51分16秒

福岡では、現在は盂蘭盆は十五日の夜に送り盆をします。
古くは十六日に送っていたそうです。
有名な長崎の精霊流しに倣ったのでしょうか?
リワさん憶えているやら、福岡でも長崎に似た送り行事がありました。
初盆の家は精霊船を仕立てて、浜から、或いは漁船に乗せて沖だしして
流しておりました。
わが家でも、十七年前の親父の時にはやりましたが、
三年前のお袋のときはやりませんでした。
昔は初盆にかぎらず、どの家も盆の供物を近くの
川へ流していたものが、環境問題から禁止になり、
初盆船は暗黙に許されていたものが、
それもだんだんやりずらくなってきたのです。
初盆船を一手に引き受けていた町内の仏具屋が
今年からとうとう作らなくなりました。
それでも、姪浜では十五日夜が精霊流しで、
港(能古の渡船場)に供物をもってゆき
指定の場所に供養して(清掃局が始末します)
小規模な花火大会が行われます。
あ、福岡をご存知ない方のために説明しますが、
私の町、姪浜(めいのはま)は、福岡市内の西の方、
古くから漁業と農業でさかえた町で、昭和40年代までは、
福岡市街の西の端、東京でいえば品川みたいなところ?
(勿論ずっとスケールダウンしてのたとえです)
ともあれ、そういう訳で私が盆のお参りで走り回るのは、
十三日の夕刻から、十五日の夕刻まで、正味二日間です。
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01143 ムー殿、お疲れ様でした。 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月15日(日)19時46分53秒

一年で一番多忙なときでしたね。
本当にお疲れ様でした。

私も今日、京都東山浄苑(我が家は長男の私が関西住まいなので、亡き父母が墓を本籍の島根県からここに移してくれたのです)までお墓参りに行ってきました。
帰りの送迎バスの窓から比叡山が見えたとき、20年前にここに父母を伴ってお参りした後に比叡山を案内したときの父母の大変な喜びようのことなどが思い出され、思わず胸がいっぱいになりました。

ところで盆は一応16日の送り火の日までも含むと思うのですが、僧侶の役割は送り盆のときには既にお役ご免なのですか。
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01142 Re:“ San Francisco ” 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月15日(日)19時30分20秒

>広い店内にはいり、スーツ、ネクタイからハンケチの小物まで、ひととおり流し見し、
>シャッを選んでると、“コッ コッ コッ”と、足音が近づき
>
>『お気に入りが見つかりましたか。』と、
>
>プラプラプラチナ・ブロンドのお姉さんが、微笑んでいるのです。
>あれこれと、からだに合わせてくれます。その度に、プラチナ・ブロンドの髪が
>エンスンX・Pの頬をくすぐるのです。フェロモンの香りが漂うのであります。
>キヤバレー雇われ店長 濱ちゃん、
>
>「楽しい“でなー”できる店知ってるぅ?」と、
>
>岡山なまりの流ちょうな英語で、お誘いしたのであります。
>6時にお迎え、ブルネットのお嬢さんもご参加の4人で、
>
>「楽しい“でなー”」がコーディネートされたのであります。

ルパン殿!
もう、滅茶苦茶、私は好奇心の塊と化しましたぞ。
現在の”日本国海軍”にもそんな粋なエンスンがいるのでありますか?

そんで そんで そんでどうなるの。
R-June さん!、じゃない、a・l・nさん!
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01141 ムー和尚殿、女性は皆" Venus "なのでございます。 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月15日(日)19時20分14秒


“A goddess on a mountain top
was burning like a silver flame.
The summit of beauty and love
and Venus was her name.
She's got it,
Yeah baby she's got it.
"Well, I'm your Venus,
I'm your fire at your desire.
Well, I'm your Venus,
I'm your fire at your desire."

Her weapon were her crystal eyes
Making every man mad, ah
Blond as the platinum bright she was
Got what no one else had wa!
She's got it
Yeah baby, she's got it
Well, rm your venus
I'm your fire at your desire
Well, I'm your Venus
I'myour fire at your desire

Ah...... Ah......

She's got it
Yeah baby, she's got it
Well, Pm your Venus
I'm your fire at your. desire
Well, I'm your Venus
I'm your fire at your desire” ♪

ギターのリフ
16ビートのイントロ
8ビートのリズミカルなノリ
16ビートのエンディング
サンディエゴ、夏の思い出。
爾来、西の空にVenusをみると、こしが熱くなるのです。

a・l・n 航海日誌
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01140 谷選手の「旦那さん」 投稿者:ムー  投稿日: 8月15日(日)19時06分5秒

mitikoさんがよいよい会の掲示板に書いてらしたことにコメントをつけようかと思ったのですが、
こちらに書いた方が反応が良いかな?
谷亮子選手の優勝インタビューをたまたま見たのですが、
インタビュアーが「旦那さんも云々」と質問しておりました。
おいおい、そこで「旦那さん」と云うかなぁ、と思いました。
「旦那さん」じゃあ、なにやら卑俗な言い回しに感じたのです。
そこは、「ご主人」と云うんじゃぁないのかい?と、、、。
でも、まてまて、このインタビュアー
「ご主人」じゃ男尊女卑な表現だと慮って、他の言葉をさがして
「奥さん」は男女平等な感じだから、その対語で「旦那さん」にしたのかもしれない。
大辞林の「旦那」の項に
 3)妻が夫をいう語。現代では,主に他人に対して自分の夫をいう。また,他人の夫をいう語。
という語釈があるくらいだから、おかしくはないのかもしれない。
しかし、
 4)女性と特別の関係をもち,生活の面倒をみている男。パトロン。
なる語釈もある。
私はこちらの方を先に思い浮かべて卑俗と感じたのでしょう。
お里がしれますなぁ。
「旦那」にしても「主人」にしても、男性が主で、女性が従の言葉。
こんな場合、何と谷亮子さんに云えばしっくりするのか?
私には思い浮かびません。
日本語には、配偶者を対等な関係で指す言葉がないようです。
外国語ではどうなのでしょう?

お盆のあがり、疲れと解放感で支離滅裂なままですが、、、。

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01139 “ San Francisco ” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月15日(日)13時58分55秒

サンディエゴは“Souse of the border down Mexico way”♪ へ通じる港街です。帆船やモーターク
ルーザー、ヨットが何処までも続く桟橋に係留され、その周囲は、南カリフォルニアの太陽に映える、緑の
芝生が敷き詰められた公園です。港へ延びる大通りを中心に、碁盤状に街が広がっています。
ご存知濱ちゃんと、サンディエゴの探索開始です。何気口ずさむのは

“If you come to San Francisco 
 Summertime will be a love-in there”♪

ご当地の唄、知らないだけです。
せかせか足早に歩いてると、
「そんな急ぐなや、おてんとさんカンカンの、まだ2時半で〜、店、まだ、よおー開いとらんで〜。それんな、

開いとっても乗員の連中で、いっぱいヨ。女の子足りんで、おえんぞな」
学生時代岡山で、キヤバレーの雇われ店長してた濱ちゃん、おみずの世界詳しいのです。
港の近くには、なんたらパーラーの看板を掲げたお店が、やたら目に付きます。艦から上陸した御一行さ

ん、一人消え、二人消え10分も歩くと、濱ちゃんの二人だけになっておりました。
前方右手に“Arrow”が見えてきます。
「カッターシャッ買おや」
の誘いに、暑さも手伝い、従うことに。
広い店内にはいり、スーツ、ネクタイからハンケチの小物まで、ひととおり流し見し、シャッを選んでると、“
コッ コッ コッ”と、足音が近づき
『お気に入りが見つかりましたか。』と、
プラプラプラチナ・ブロンドのお姉さんが、微笑んでいるのです。
あれこれと、からだに合わせてくれます。その度に、プラチナ・ブロンドの髪がエンスンX・Pの頬をくすぐる
のです。フェロモンの香りが漂うのであります。
キヤバレー雇われ店長 濱ちゃん、
「楽しい“でなー”できる店知ってるぅ?」と、
岡山なまりの流ちょうな英語で、お誘いしたのであります。
6時にお迎え、ブルネットのお嬢さんもご参加の4人で、
「楽しい“でなー”」がコーディネートされたのであります。

a・l・n 航海日誌
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01138 日朝実務者協議と朝日新聞 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月15日(日)11時14分39秒

13日(金)の投稿で、今回に日朝実務者協議について朝日新聞のみが
社説で論評をしていないと書きましたが、朝日は昨日(土)の社説で
「日朝協議――これでは前に進めぬ」という題で論評しました。

内容は、他紙と同様「現状では、正常化交渉を進めるための最低限の
信頼関係さえおぼつかない」と今回の協議に失望を示しています。が、
今後の具体的な進め方については何も述べていません。

朝日がなぜ他紙よりも一日遅れたのか、このことに私はたいへん興味を
惹かれますが、推測でしかないし、私の推測を証明する手立てを私は示
すことができないので、ここには書きません。とりあえず、朝日もやっと
社説で論評を加えたことだけはお伝えしておきます。
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01137 ムーさんとは次元が違いますが・・・ 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月15日(日)08時59分28秒

ムーさん

残すは今日一日、本当に大変ですね。ムーさんとは次元が
違いますが、私も今日一日頑張ろうと思っています。
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01136 いいなぁ! 投稿者:ムー  投稿日: 8月15日(日)07時06分30秒

皆さん
盆休みとかで、海のはなし、山のはなしで盛り上がっとるですなぁ。
それに、美味しい話も、、、。
くそっ!!
残すは今日1日、頑張らねば。
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01135 もう 美味しいもののお話は勘弁しておくれでないかい? 投稿者:らんらん  投稿日: 8月14日(

土)22時34分36秒

蛍烏賊のしゃぶしゃぶ想像するだけで ぐぐっときましたね。

手打ち庵さんの絶品手打ち蕎麦
 鮎 勿論天然もの スイカのような香りのするやつに串を打って 鰭には焦がさないようたっぷりと化粧



炭火で焼いて 皮はぱりっ
身はほくほく
すたち きず をきゅっと絞って

たまらんねー

私の夕食は88歳の母にあわせて5時なんですから
もう夕食後5時間半が経過しております。

しかも健康診断にいった結果
「標準体重に減らしなさい。」とお医者さまからきついお達し
よってこの腹ペコ状態のまま
go to bed しなければならないんです。
うらめしやー
夢にみるかもよ。
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01134 『南鳥島』 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月14日(土)15時34分0秒

別称”マーカス”は東京から約2000q、硫黄島の東に位置してます。現在気象庁、海上保安庁及び海上
自衛隊が常駐し、気象観測、通信機材の維持管理などをしています。周囲は、一辺2qの三角の形をし
た小島で、中央には、艦船位置測定用の電波を送信するロラーン局の鉄塔がそびえています。椰子の木
やまんごうの木が茂った、日本最東端の島です。週毎、海自YS11機、空自C1機が交代で、補給物資を
運んでくる以外は、外界と閉ざされ、まさに絶海の孤島です。
かっては、伊勢エビがごまんと捕れたようですが、乱獲がたたり、一夜、網をかけても一匹も捕れないこと
が多いです。
 魚はごまんと捕れます。ゴムボートで、リーフの外にでて、糸を垂らすと、バラクーダがいくらでも釣れま
す。鮫の三角ビレが近づいてきますので、すぐに取り込みます。
 一週間この島で過ごしましたが、ロビンソンクルーソーにはなれないと思いました。
本土との往復時、燃料給油のため、硫黄島に寄ります。
”屋久島以北に三島という三つの島があるのはご存じでしょうか。
 竹島、黒島、硫黄島 という三つの島々からなります。”(ルリさんwrote)
ルリさんの夏の思い出の地と、ちと違った硫黄島です。

 おせっかい a・l・n
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01133 硫黄島 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月14日(土)12時58分58秒

実を言えば、「R-Juneさんの海の物語」の一回目を読んだとき、
硫黄島に行かれたと書かれてあったので、興味を抱きました。
硫黄島はあくまでも海のきれいな平和な島として描かれていました。
当然だと思います。あのいくさからもう60年も経つのですから。

といっても、私は昭和20年2月から3月にかけて、この島で繰り広
げられた日本軍と米軍との壮絶な戦闘を詳しく知っているわけで
はありません。(記録を見ると、当方の戦死者20,129名、生還者
1,033名。相手方の戦死者6,821名、負傷者21,865名。合計28,686名)

また私は、このいくさに神風特攻隊や回天特攻隊が加わったとことも、
あるいは、指揮をとった栗林忠道陸軍中将や市丸利之助海軍少将が
きわめて優れた武人であったことも知りませんでした。

ただ、このいくさで命を失った人の中に釈迢空(折口信夫)の教え子
がおり、その人を愛(かな)しんで迢空が詠んだ詩なら、文藝趣味男
として知っておりました。その詩の一部を例によって写してみます。

    静かなる音

 思ふ子は 雲居はるかになりゆけり―。去りゆけりとぞ 思ひしづめむ
 たゝかひに果てし我が子を かへせとぞ 言ふべき時と なりやしぬらむ
 たゝかひに果てし我が子の 還り来し夢を語らず。あまりはかなき。

    竟(ツヒ)に還らず

 たゝかひに果てし我が子のおもかげも、はやなごりなし。軍団(イクサ)解けゆく

編集済
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01132 Re:富山から  投稿者:手打ち庵  投稿日: 8月14日(土)12時39分51秒

R-June さん

早速の調査、ありがとうございます。
「小林」ですか。了解しました。
あれから、私もどんな「鱒寿司」があるかなぁ〜?とネットで調べてみました。
こんな、サイトがありましたよ。
http://www.ctt.ne.jp/~kapon/masu/masulist.htm

>あとは、もちろん5月の蛍イカ!
>お刺身はもちろん、地元ならではの食べ方は、昆布
>だけ入れてぐらぐら湯だった土鍋に、しゃぶしゃぶの
>ごとく「釜揚げ」をするのです。

蛍烏賊にこんな食べ方があったのですか?
刺身や「おどり」は食べたことがありますが、しゃぶしゃぶ風とは
なるほどですね。これも是非やってみます。

>母は毎年、蛍イカとよしな、こごみ、サスの昆布〆をクール便で
>送ってきてくれます。

ところで、ルリさん、この「サスの昆布〆」の「サス」というのは、
皆さん解らないと思いますよ。うっしっし ですね。

私も駄才さんのらんらんさんに対するコメント、笑ってしまいました。
さすが、グルメの女王です。

今日は、我が家の前の公園で盆踊りと花火大会があり、我が家でも
花火見物がてら、何人か集まって、「蕎麦と鮎の塩焼き」を食う会を
催します。
らんらんさん、においだけ送りますね。待っててください。
http://www.ctt.ne.jp/~kapon/masu/masulist.htm
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01131 富山から 投稿者:R-June  投稿日: 8月14日(土)10時25分24秒

おはようございます。

手打ち庵さん、母に聞くと東町あたりの「小林」だそうです。
「青なんとか」というのは間違えでした!
竹林堂の酒まんじゅうは一年中もとめられますよ。
ただ、ほんの数秒レンジでチン!とすれば、酸味の芳しさが湯気とともに鼻に抜けてさらにおいしくなるの
です。冬場は特に好きです。

あとは、もちろん5月の蛍イカ! 
お刺身はもちろん、地元ならではの食べ方は、昆布だけ入れてぐらぐら湯だった土鍋に、しゃぶしゃぶの
ごとく「釜揚げ」をするのです。
濃厚でいながら、新鮮なのでさっぱりとした蛍イカのミソ、ほのかに温かく口いっぱいに広がり、もうたまり
ません。
酢味噌、マヨネーズしょうゆ、ポン酢、ごまだれ。何でも合います。
この時期、我が家ではだいたい山菜の「よしな」を摘みに山に入り、蛍イカとよしな、こごみはこの時期恒
例のごちそうとなります。
母は毎年、蛍イカとよしな、こごみ、サスの昆布〆をクール便で送ってきてくれます。

らんらんさん、おいしいもの好きですか!? 
私も、コンビニの新作スナックから南の島限定の珍味まで、おいしいもの大好きです。よし。おいしいもの
レポート時々報告いたします。

駄才さん、皆さま。
拙い文章をお読みいただいたこと、本当に感謝いたします。
まったく、自分が見たもの思ったものしか書けないので
ミステリーなのか、心象風景表現なのか、ただの日記なのか
わけのわからない仕上がりとなっているかと。
数限りない文章を愛好されている皆さんには、お恥ずかしい限りです。

目を通してくださった方々に、改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

ルリ
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01130 思はず笑ってしまいました 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月14日(土)08時29分33秒

「それにしても、食べ物の話になった途端に、突然、久しぶりに登場する
人がいるんだなあって、いたく感心」思はず笑ってしまいました。
駄才さんのお人柄が滲み出た発言、らんらんさんへの友情を感じました。

らんらんさん貴方の素朴な発言、R-Juneさんの素敵な文章にここに
書くことに気後れを感じていましたが、いろいろあっていいのだなあと
思いました。
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01129 Rex3:R-Juneさんの海の物語  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月13日(金)23時18分7秒

私は小説のようだと思いながら読みました。それにしても
次のような詩的な文章を、「仕事の合間に10分程度で」
書かれたというのには感心しました。

>暗夜に沈む硫黄島の、オレンジ色に照らされた港。
>堤防に佇み、海から迫り上る夜風が濡れた顔をなでていきました。
>マストに響く金属音が私の鼓膜と胸をふるわせます。
>黒とオレンジ色と、そして波の反射光。

また、話がどこに行くのだろうというミステリー風の面白さもありました。
ただ、心情の描写の場面ではよく分らないところもありました。例えば、

>このオーナーへの後悔で、私は5年前、海から離れることにしたのです。

というところ。

それにしても、食べ物の話になった途端に、突然、久しぶりに登場する
人がいるんだなあって、いたく感心。
編集済
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01128 Re富山 投稿者:らんらん  投稿日: 8月13日(金)22時56分20秒

R-Juneさん 手打ち庵さん

寝る前に富山の美味しいもの尽くしを拝見して
急にお腹がすいてきました。

今だったら
氷見うどんが食べたいなー
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01127 日朝実務者協議 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月13日(金)22時49分21秒

日朝実務者協議が終りました。期待はずれというよりも、やっぱり
という思いを抱いたのは私だけではないと思います。どうすればこの
「ならずもの国家」に「誠意」という小泉首相の好きな言葉を感じる
ことができるのか。いつまで待てば「誠意」ある回答が出てくるのか。

北朝鮮の狙いは明らかです。できるだけ回答を引き伸ばして日本の世
論が沈静化するのを待つ。私たちの関心が薄まるのを待つことです。
そのようにならないためには、私たちはいつまでも拉致問題に関心を
持ち続ける必要があります。

世論の関心の持続に大きな影響を与えるのは、マスコミです。そこで、
私は今朝の新聞各紙が実務者協議をどのように論評しているかを見て
みました。概ねどの新聞も社説に取りあげて、例えば次のような見出
しを掲げています。

[日朝実務協議]「不信が募る『北』の安否再調査」 (読売新聞)
 拉致問題 融和策が裏目に出た(東京新聞)
 日朝協議*いつまで「安否不明」か(北海道新聞)
 日朝実務者協議 これが総書記の再調査か(産経新聞)
 北朝鮮の誠意ある対応を強く求める(日本経済新聞)
 拉致解決が正常化の前提 安否調査(西日本新聞)

こうしてみると、だいたいどの新聞も北朝鮮の対応に批判的です。
これは国民を拉致をされた国の新聞としては当然の対応だろうと
思います。しかし、今朝の社説で論評していない新聞が二紙ありま
す。それも大新聞です。もちろん上のリストを見れば一目瞭然です
が、朝日と毎日です。

もっとも毎日は11日の社説で「日朝実務者協議 安否不明者の再
調査きちんと」と論評しているので、一度も論評していないとは
いえません。が、協議終了後の論評はありませんでした。他方、朝
日は一度も論評していません。

なぜ朝日は実務者協議に触れないのか。これでは朝日が、「人権に
敏感な」朝日が、北朝鮮に拉致され、いまなお戻っていない人に
冷たく他方で北朝鮮に甘いと批判されても仕方ないと思われます。

私自身は、東京新聞のいう「拉致事件は、北朝鮮の国家犯罪であり、
被害者の原状回復−帰国を早急に実現する責任がある」を原則と考え、
今後の対応としては、「改正外為法や特定船舶入港禁止法に基づく経
済制裁の発動が必要である。五月の首脳会談で約束した二十五万トン
の食糧支援などのうち半分以上の拠出をすでに決めているが、残りの
支援は保留すべきだ」(産経新聞)に賛同するものです。
編集済
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01126 Re:富山 投稿者:手打ち庵  投稿日: 8月13日(金)17時17分45秒

R-Juneさん

富山は良いところですね。
出張では昔から時々は行っていたのですが、そのころはせいぜい
寒鰤しか知りませんでした。
それが、今からちょうど6年前、突然富山へ転勤。砺波の散居村
のど真ん中に会社が新築の一戸建て(建売住宅の売れ残り?)を
借りてくれましたので、そこに1年間、家内と2匹のシーズーと
暮らしました。家内のアレンジフラワー教室の都合で奈良の家は
そのままにして置きましたので、奈良と砺波と行ったり来たりで
したが、田んぼの真ん中で、のんびりとした生活をしました。
なにしろ、通勤時間は車で3分。ゆっくり流れる時間がたっぷり
ありました。
山に、海に、温泉に、富山県内の観光地や金沢はあらかた行きましたよ。
多分、地元の人よりいろんなところに行ったのではないでしょうか。

氷見うどん、大好きです。
魚津の居酒屋で飲んだあと、食べるあの氷見うどんは絶品と思います。
とにかく富山は食べ物が美味しい!
バイ貝、万寿貝、白えび、昆布締め、それにやっぱり寒鰤。
酒飲みには堪えられません。

鱒寿司はモチ「○ナモト」は買いませんよ。
キオスクや駅前の売店で買う人の気が知れません。
多分、他のを食べたことが無いからでしょう。
お母様のご推奨は「青なんとか」ですか?
まだ、試したことはありませんが、今度買ってみます。
これまで、なかのや、高田屋、関野屋、竹勘などいろいろ
食べてみましたが、私の一番のお勧めは上本町にある「紀雅」
です。ご存知ですか?小さな店で、2時ごろを過ぎると売り切れで
直ぐになくなってしまうのです。
もし、まだ食べておられないようでしたら、一度お試しください。

竹林堂の酒饅頭は知りませんでした。
この冬の楽しみにします。

それでは、富山でごゆっくりとお盆をお過ごしください。 
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01125 “ Oh Pretty Woman ” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月13日(金)15時19分15秒

岸壁では、早朝にもかかわらず米海軍軍楽隊がブンチャカブンチャカ演奏し、在米日本大使館の職員や
米海軍、それから見学の市民も練艦隊の入港状況をナンタラ・ピア桟橋で見守っています。
旗艦のかとりが最初に接岸します。
艦長の腕の見せ所です。乗員にとって、良い艦長とは、如何に早く艦を岸壁に着け、乗員を上陸させるこ
とが出来る。か、なのです。
風を読み、潮の流れを読み機関と舫それに押し船を上手に使って接岸させなければいけません。
出入港は、艦長が操艦します。艦艇は何時でも直ぐ出撃できるように“出船”に泊めます。玄関で履き物
をそろえる、あの作法と同様です。
 
操艦は、“えっへん、”エンスンX・Pのように天性の素質の良さにもよりますが、経験がモノを云います。因
みに練習艦隊に所属する艦長の操艦は一流です。また、“きくづき”のように遠洋航海のため、臨時に一
線部隊から練艦隊に編成された艦長の腕も一級です。
sannoh hpの陽子さんのご主人、超エリートです。サッポロ・ミュンヘン・ミルウォーキーではありませんが
、アナポリス・ダートマス・江田島と世界に冠たる海軍兵学校は、アナポリス海軍兵学校のリズナンス・オ
フィサー(連絡士官)であったのでは。と、推察します。この配置、Lt.Com:ルテナント・コマンダーの同期ト
ップクラスが就くのです。
陽子hpの画像にアナポリス校長の画像を見て、当時、陽子女史は何者か。と、不思議に思っていたので
すが、先日のsannoh hp に
“アメリカ滞在の長かった元RasaSayangクルー、陽子さんの旦那さんから転任のお知らせ。
「私儀 この度 ゆうぐも艦長を命ぜられ過日着任しました・・・」”
を、拝見し、なるほど。と、納得したモノです。
 
アドミラル要員は、艦長配置が短いのです。艦をぶつけて経歴に傷を付けさせてはいけません。第一線
部隊の艦長にはしないのです。地方部隊で大過なく艦長を経験させる。そう、国家公務員の高級官僚と
同じです。と、思います。

講釈が長くなりましたが、あこがれのプラチナ・ブロンドではなく、アメリカに着いたのですが、待ち受けて
いたのは、黄塗りのボンネットバス、そう、キャラハン警部がハイジャックされた小学校のスクールバスの
屋根に飛び乗り、マグナム・ナンタラを携え、あっちゴロゴロこっちゴロゴロ、のたうち回っていたあの黄色
いバスです。ドライバーは、な・な・なんとこれまた女性ドライバーです。
 エンスン達は、海軍差し向けの黄色いスクールバスに乗せられて、サンディエゴ海軍基地の見学に出発するのです。フレッシュエンスンは、きくづきに24名、かとりに約100名乗艦してます。バス5台に分乗し、海軍基地へと向かいます。

 ベース入口では、SPがシャキーンと、決めポーズで敬礼します。ドライバーのおばちゃんも、満足げに
バシッと、挙手の敬礼をし、基地内を進みます。
 補給倉庫やなんだか訳のわからない施設を興味無げに眺めている中に、気色の悪い半漁人像が睨み
つける建屋の前にバスは止まります。
水中処分部隊の見学です。アメリカ人は好んで部隊のマスコットやらニックネームをつくります。海中に潜
り、機雷処分や、潜水作業を任務とすることから、
大アマゾンの半漁人GILLMAN君がスコードロン マスコットになっているのです。中では、ダイバー訓練のマニュアル、装備品それから高速ゴムボートなどを見ながら説明を受けます。
エンスンX・Pより、ちょこっとまじめなエンスン君、長々と訳のわからない質問を訳のわからないENGLISH
で始めるのです。
気持ちは、ふわふわ其処にあらず、
「・・んなことどーでも良いじゃぁねえか、早くおわろ〜ぜ。」
と、いらいらしながら、ポケットに忍ばせた100ドル紙幣2枚を握りしめるa・l・nでした。

“Pretty Woman walki’n down the street ”♪

a・l・n 航海日誌
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01124 Re:皆さま 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月13日(金)14時01分2秒

ルリさん

>海、行ったんですよ というご報告だけのつもりが。。。
>投稿時間をみていただければわかりますが、仕事中の合間、えいっと自分で
>休憩時間をつくったときに10分程度で、がーっと打ちつづった文章です。

そうですか。そんな状況でよくもこれだけの文章を書けるものです。

>そんな、本棚になんて恥ずかしい。
>編集者時代の自分なら、がんがん赤入れをしている文章です。

いえいえ、校正したらつまらないと思います。
このまま載せさせてください。

私は今日これから京都に行きます。
ルリさんが帰省するのでなければ夕方一緒に飲めたのかも知れませんね。
故郷で思いっきりリフレッシュしてきてください。
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01123 富山 投稿者:R-June  投稿日: 8月13日(金)12時39分31秒

手打ち庵さん、
はい。私は富山市生まれです。
今日、仕事が終わったら21時頃発のサンダーバードで富山に帰るんですよ。
学生時代から、本当に実家に帰らない親不孝な娘です。
「地元、好きです」なんて、東京、京都とひとり暮らしをしている負けず嫌い私は、めったに口にしませんけ
ど:)

毎週のように富山に行かれるんですか! それはすごい。
じゃぁ「氷見うどん」ご存じですよね。あれ、本当においしいです。
夏場、きりりと冷やして茗荷と紫蘇とショウガ、刻みのりできゅきゅっと食べる。
冬場は竹林堂の酒まんじゅうを買って帰ります。
あと、まさか鱒寿司「○ナモト」は買いませんよね。
だめです。富山人はあそこのは買いません。ええと、「青なんとか」とかいうところの鱒寿司が母曰く一番
だそうです。聞いてきます。
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01122 皆さま 投稿者:R-June  投稿日: 8月13日(金)12時20分13秒

怪盗ルパンX・Pさん、手打ち庵さん、リワさん、
皆さんのご厚意に甘えるままに、こんなにも長々と拙い文章を載せてしまいました。
自分でもこんなに長くなるとは思っていなかったです。
押しつけの投稿でごめんなさい。

海、行ったんですよ というご報告だけのつもりが。。。
投稿時間をみていただければわかりますが、仕事中の合間、えいっと自分で
休憩時間をつくったときに10分程度で、がーっと打ちつづった文章です。
そんな、本棚になんて恥ずかしい。
編集者時代の自分なら、がんがん赤入れをしている文章です。
読み返すのがこわい。

読み苦しい言葉の羅列や意味不明な構成に関しては、どうぞお許しください。
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01121 海を目指しました 6 投稿者:R-June  投稿日: 8月13日(金)11時50分30秒

朝4:40。

三島の空は赤く染まることなく一日を始めました。
透明で澄んだ何ミクロンの光の粒が、硫黄島を、海を、私を包み込みます。
昨夜は意味深な香りを漂わせていた夜風も、今は高貴で清廉さを感じさせる朝風です。

けだるく穏やかで静かな、新しい陽が昇りました。

ひと気のなくなった夜更けに大群で遊びに来ていたカネブンが
朝になったのも気づかず眠りこけて廊下にぼろぼろと散らばっています。
朝風呂一番乗りです。
熱い湯にからだをくぐらせます。爪の先がじんじん真っ白になりました。
蝉がとぎれとぎれに鳴き始め、爪のじんじんとリズムが同調します。
からだを拭いて、大きくひとつ深呼吸をしました。
少し灼けた肌全部を使って、硫黄島の空気を思う存分吸い込みました。

帰りは、誘いをいただいてヨットに乗ることになりました。
出港するときにわき上がる、未知なる行く手へのたまらない興奮。
いつまた会えるともわからないヨット仲間との別れ、そこに感じる熱い絆。
島を離れることになぜか郷愁の思いでいっぱいになる。
切なく熱い、躰がしびれるほど濃縮した、そんな想い。
嬉しいのか泣きたいのか、叫びたいのか眠りたいのか。
感情の波に溺れるままに、心が私を突き動かすのに身を任せました。

5年ぶりのヨットです。
このセイリングが私にとってどれほど大きな意味を持つことでしょう。
5年前に一度会っていただけで名前を覚えていてくださったオーナーに、
クルーに、5年前出会ったすべてのヨットの人たちに、
そして5年分出会ったすべての人たちに
空と海が交差する果てしない光を見つめながら、心の全部で感謝しました。
私がこうしてまた海にたどり着けたのは、みんなががいたからです。
心の在処をまた確認できたのは、海にたどり着いたからです。

「また、おいで」
別れ際のオーナーのこの言葉が嬉しくて。

濃紺の海をのぞき込むと、海の中で揺らめく潮がなびいていました。
地球の、胎動でした。

                        (終わり)
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01120 Rex2:R-Juneさんの海の物語 投稿者:手打ち庵  投稿日: 8月13日(金)08時27分6秒

リワキーノさん
お盆にもかかわらず、お仕事、ご苦労様。

>ときおり、ハッとさせられるような素晴らしい表現力と描写力
>を見せるルリさんの文章を彼女と出会った当初から私はとても
>愛好しておりました。

そのとおりですね。きらりと光る文章です。

>ところでルリさんは8月25日のカナダの大和撫子ことミホ
>さんの送別会に出席の予定です。
>夕方で場所は心斎橋ですが、手打ち庵さん、もし時間が取れ
>るようでしたらご参加になりませんか?

残念です。こちらに居れば是非出席したいのですが、その日は
富山に行っております。次の機会に是非ご紹介ください。
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01119 Re:R-Juneさんの海の物語 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月13日(金)07時48分17秒

手打ち庵さん
お早うございます。

>管理人殿
>パルンXPさんのエッセイに次いでR-Juneさんの作品も本棚に掲載お願いできますか?
>もちろんご本人がよろしければ です。

ときおり、ハッとさせられるような素晴らしい表現力と描写力を見せるルリさんの文章を彼女と出会った当

初から私はとても愛好しておりました。
このように長文になるエッセイ、本棚に格納したい気持ちは山々ですが、彼女の了解を得てからと思って
ます。
このエッセイが終わったときにきっと彼女が返事してくれることでしょう。

ルリさんの「海を目指しました」と怪盗ルパンさんの「a・l・n航海日誌」の同時連載はいかにも夏にふさわ
しい便りですね。
ご両人に感謝しております。

ところでルリさんは8月25日のカナダの大和撫子ことミホさんの送別会に出席の予定です。
夕方で場所は心斎橋ですが、手打ち庵さん、もし時間が取れるようでしたらご参加になりませんか?
しかし長い盆休暇明けの翌週のこと、超多忙な貴兄は無理かもしれないことは重々承知しておりますが。
私は今日から盆休暇のはずだったのですが、ピアノが急に故障したということで午前中、宇治まで行かな
ければなりません。
調律の狂いくらいだったらお客さまも2、3日は待ってくれますが、音が出ない、となると緊急を要するので
す。
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01118 R-Juneさんの海の物語 投稿者:手打ち庵  投稿日: 8月13日(金)00時22分6秒

R-Juneさん
「海を目指しました」楽しく読ませて頂いています。
怪盗パルン大先生か北杜夫に勝るとも劣らないエッセイです。
殊に今回のNo.5は海の香りと共に青春の香りがとてもよく伝わってきます。

管理人殿
パルンXPさんのエッセイに次いでR-Juneさんの作品も本棚に掲載お願いできますか?
もちろんご本人がよろしければ です。

ところで、R-Juneさんは富山で育ったのですね。私も仕事の関係で毎週のように富山に
参ります。行き先は魚津、砺波ですが、立山は京都からの行き来のつど眺めています。今年は八尾の「
風の盆」にも行くつもりです。富山で大学時代を過ごした「さすサラさん」等と。「さすサラさん」ことうちだ君
はよいよい会のメンバーですので、そちらのHPに時々登場されていますので、ご確認下さい。

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01117 海を目指しました 5 投稿者:R-June  投稿日: 8月12日(木)19時29分41秒

祭りが終わりに近づきました。花火を見上げます。

5年前、3ヶ月もの旅の間乗せていただいたヨットのオーナーと顔を合わせました。
あれ以来ぶりです。
学生から社会人へ。周りからの目が「女の子」から「女性」へと変わっていった、
私が彷徨っていたあの頃。幼いわがままさと傲慢さをぶつけてしまった相手です。

このオーナーへの後悔で、私は5年前、海から離れることにしたのです。
海への想い、島への憧れ、自分の醜さ、彼への怒りと心からの感謝。
すべてが入り交じって、私は海にそんな自分をさらけ出せなくなったのです。
これ以上、もうこれ以上は。。。。
大好きな海だからこそ、大好きな島だからこそ、大好きな人だからこそ
潔癖なまでに自分の醜さを憎み抜きました。そして疲れ果てました。
「果て」をのぞきこんだ、私の大切な大切な精神的経験です。
夜の果ては、朝では決してないのです。
夜の果ては闇でした。
「きれいになったな」

かなわないなぁ、と思いました。 ありがとう、と思いました。
鼻をつんとすることもなく、胸をぎゅっとすることもなく
眼からただ淡泊な水がとめどなく流れ始めました。
ありがとう。
ありがとう。

暗夜に沈む硫黄島の、オレンジ色に照らされた港。
堤防に佇み、海から迫り上る夜風が濡れた顔をなでていきました。
マストに響く金属音が私の鼓膜と胸をふるわせます。
黒とオレンジ色と、そして波の反射光。
星がきれいでした。

私の大切な人たちは、覚えているでしょうか。
7年前の同じ夜、祭りが終わった後に皆で山上の「恋人岬」をめざしました。
たどり着いたかたどり着かなかったか、記憶はおぼろですが、
ごろんと皆で道路に寝ころび見上げた星空は、一粒一粒すべて私に刻まれました。
火照ったコンクリを背中で受け、鹿児島以南の小さな島から宇宙を感じた星夜でした。

                         (次回、終わります)--------------------------------------------------------------------------------
01116 海を目指しました 4 投稿者:R-June  投稿日: 8月12日(木)16時02分40秒

1997年の夏、大阪で偶然出会った鹿児島のヨットセーラーに誘われ、
ミシマカップで初めてヨットに乗りました。はじめての世界です。
まるで昔あそんだ「ドラゴンクエスト」のごとく、船で大陸と大陸を渡り動くことが
当たり前の人たち。その肌の灼けすぎ具合に、最初目をまるくしてしまいました。

灼熱の太陽とデッキの輝く白さ、底の見えない素敵に深い青海。
揺れ動くセイルは風の化身。瞬くごとに変化する海のサーフェス。

ぬらりぬらり。さわさわ。かくかく。どぽんどぽん。

波がこんなにいろいろあるなんて!  
大好きな雲のながれを、こんなにも独り占めして眺められるなんて!
まちがいなく、私は海に恋をしました。

私は富山市の新興住宅区域で「今日の立山はきれいだねぇ」と毎日望む育ちをしました。
町内何百人みんなが私の成長を知っていて、私もみんな顔みしりでした。
勝ち気な女の子がとても多い近所で、ケンカと仲直りを日々飽きずに繰り返し、
そのなかでも私は飛び抜けて気が強かったと今聞かされます。
芝庭のある小さな一戸建ての家には、ガーデニングが好きな父が色とりどりのバラを
丹精して植え込み、負けずに母はハナミズキに水仙、ボタンにツツジ、あじさい、
スズラン、金木犀など。そして柿にブラックベリー、枇杷、ブルーベリーがありました。 
決して裕福な家ではありませんが、私が望むかぎりのものはすべてそこにありました。
強情で頑固な父に、同じ事を何度も言う口うるさく涙もろい母、
「もう一回やったら縁切ってやる」と何千回私に言わせたほどからかうことが大好きな姉。
ケンカはもう絶えません。
海に行くといっても石川の海水浴場。川に行くといっても神通川でグミとり。
山といっても立山連峰にトロッコを使ってハイキング程度。
二県またげば、それはもうビッグジャーニーのごとく感じる「一般家庭」です。 
特別、大自然に対して感性豊かに育てられた環境というわけではありませんでした。

ヨット界にはいろんな人がいます。3つに満たないときから船で外洋に出ていた人。
情熱を胸に独りヨットで世界一周を成し遂げた人。島育ちで海の厳しさを
生活のすべてでわかっている人。海にひたむきな探求心をもった学識ある人。
ヨットや海の動きに哲学を見出している人。14のまだ幼い時に海の上で数ヶ月
独りで過ごし、命をかけて海との対話に真正面から向き合った人。 
それを喜びとしている人たち。
その人たちにとっては、それが「当たり前」なのです。

ふつうの陸地、住宅地育ちの私にはその「当たり前のもの」すべてが「とびきりのもの」でした。

わからないから、私はすべてがすごいと思いました。
海が大きいこともすごい。青いこともすごい。風が生まれることもすごい。
太陽が肌を灼くこともすごい。こんなに海が塩辛いことがすごい。
ヨットを操る人がすごい。海に生きる心意気がすごい。
それを感動と言うかはわかりません。でも私は「そこに在るモノ」として
全部受け入れる心境になりました。
「在る」こととは、なんてすごいことなんでしょう。

私は今も昔も、ヨット界の人たちと自分に何か違いがあると思ったことがありません。
それが、前に述べた育ちをしたからこその、私の強みです。
「特別」や「違う」と思うのではなく、ただすごいと思うのです。
海であろうと島であろうと山であろうと、東京であろうと京都であろうと
アリゾナであろうとインディアン居住地区であろうと、
人がそこにいるならば、人に馴染んで大自然(大都会)への扉を開け、
心ふるわせる経験をしたいと私は思うのです。そういう人でいようと思うのです。

海への経験は、私のそういう指針に光を与えてくれました。

     (話がずれています。書いたので載せますが直に消しますね。 次回へ)
編集済
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01115 “ River of No Return ” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月12日(木)15時06分56秒

濱ちゃんポッチャン騒動後に度々行われた、操艦術を磨くには一番の溺者救助訓練では、溺者を特定する人員チェックで、必ず誰かが『濱 居るか』と、叫ぶのでした。

日付は代わり、朝靄のたなびくサンディエゴ外港では、ガラガガラガラと静寂を破り、錨をたぐり寄せ、前進しながら、練習艦隊が一斉抜錨し、旗艦かとりを先頭に、単縦陣で出航するのです。
程なくして、威勢の良いラッパとともに

“錨地まで5マイル 入〜港〜よ〜〜い!”

と、元気もりもり、期待わくわくの号令に続き、

“作業に関る者の他 総〜員 登舷礼の位置!礼装に着替え!”

の指示がありエンスンは詰め襟長袖の夏制服に着替え、白手袋をはめ、デッキに整列するのです。
サンディエゴ湾に差し掛かると左岸は切り立った崖、右岸にはもやの中に係留された米海軍の軍艦がその威容を現します。
 
旗艦かとり艦上から米国大統領へ礼砲が ポン ・ ポン ・ ポンと、頼りなげに発射されます。と、
 
“ど・ど・ど・どっかあ〜〜〜ん〜ぁん〜ぁん〜ぁん”と、

米国からの返礼砲が鳴り響き、左岸の切り立った崖と、右岸の米海軍の軍艦の間を行ったり来たりいつまでも轟きます。ペリカンがビックリ仰天して一斉にぱたぱた飛び立ちます。
エンスンもビックリして、眠気眼がビックリ眼に変わります。21発の礼砲交換がが続く中、あこがれのアメリカに、二十有余年待ちに待ち続けたプラ・ブロに、もうすぐ上陸できるのであります。

エンスンX・Pに、マリリンが優しく微笑み、あの声で囁くのでありました。

“No Return  No Return  No Return ”♪

a・l・n 航海日誌
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01114 海を目指しました 3 投稿者:R-June  投稿日: 8月12日(木)13時35分44秒

浴場にはヨットから降りた人たちがどんどん入ってきます。
今日の昼間、ヨットの上で陽の光をいっぱいあびた小麦色の手足。
でも胸部や臀部はやけに白くて、パンダのようだ と思いつつ
ちょっと滑稽な色合いのその肌がただただ羨ましく、のぼせるまで湯船から眺めます。

そこに「ルリちゃーん、久しぶりねー。元気しとったかねー。
    ちょっとそこで涼んどって。一緒にお祭りいよーよー。」 
5年ぶりに会う友人の声に、一瞬で私はよそ者でなくなります。
あったかいです、人は。 鏡に映った自分の顔に、笑みがありました。

ミシマカップは、三島村の夏祭りに合わせて毎年開催されます。
ヨットを全国から集め、黒島・硫黄島・竹島の島民が総出で祭りを盛り上げるのです。
夜店に花火、抽選会にステージ。今年は全国大会で優勝もしたという
小学生ジャズバンドが来てくれていました。そして何より、ジャンベという
アフリカン楽器の音色がとびきりクールなママディ・ケイタショーがあるのです。
三島の子供たちは「ジャンベ・スクール」をつくってママディさんの指導のもと、
毎年この祭りで「競演」します。なんか、いいでしょう! 
抽選会の一等は、二等三等の電動自転車や液晶テレビを押しのけて、
三島産の牛一頭だったりするところも、なんかいいでしょう!

なんて、なんて、いいんだろう、こんなお祭りは。
来るたびにあたたかいものがぎゅっとこみ上げてくるお祭りです。
濃縮したあたたかいものが、まだ自分の胸の内に前と変わらず確かにあることを
気づかせてくれる、そんなことに感謝します。
祭りが進むにつれて、静かに私も興奮状態になってきました。 泣きそうです。

            (本当に長くなりました。ごめんなさい。次回へ)
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01113 文芸部の思い出 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月11日(水)23時23分9秒

高校のことが出てきたので、リワキーノさんから尋ねられていたのにま
だ答えていない質問を思い出しました。

>文藝趣味男と私が揶揄しますが、貴兄は本当は文学部を目指していたの
>ですか?

半分くらい本気であったと申し上げておきましょう。高2になったばかり
の頃、新しく入学した女性徒が文芸部に入ってきました。私が自分の(文
学的)才能(の限界)というものを悟ったのは、このYさんとその親友
(後から部員になった)のおかげでした。

Yさんが初めて部室に来た後、彼女が私の印象を書いた文章があります。
私はそれを大事に持っています。そして、それを読むたびに、彼女の才能
とその頃の揺れ動いていた自分を思い出します。

「もう一人の男の子は、ひまなんですか。一年生っていうものはですねえ。
まだ子供ですね、何にも知らんとですよ。まさか、矢つぎばやの質問で、
人を試験して、ユウエツカンを味わうなんて、みっともおかしい考えでは
ないでしょうか。
 私はですね、いそがしい。いそぐのです。問題は豊富でしょうが、大部
分だれか考えてくれてる。自分より頭のいい人が。私には私のやり方があ
りますねえ。ありきたりの問題じゃ、『文芸部員として一年進歩し、次の
一年で又、もとにもどってふたたび進歩し』けっきょく、すすまんですね。
それはそれで又いいかも。
 けども、(なつかしい人を思いだしたんです書いている内に。)私は文
芸に入る時、思ったことの一つに、ヒヤクしたフンイキを楽しむ、という
のもあったんです。残念ながら、たった一年上の二年生しかいない。それ
でも一年特に経験は深きよう。
 だいたい男の子は女の子よりも精神年齢が低い。女の子が早く大人びる
のです。ところがもう16ともなれば女の子に追いつくころ。期待してま
すぞ。なんて、バカにしているようだけど、オテマエの方がオレよりずっ
と、めぐまれて、すぐれている。と思われる。なんとなく。がんばって
ください。がんばっている人を見るのは、楽しい。・・」
編集済
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01112 ”killing me softly with his song ”続き 投稿者:快盗ルパンX・P  投稿日: 8月11日(水)23時21分52秒

講釈が長くなりましたが、2番目の寄港地“サンディエゴ”外港に錨を降ろした“かとり”と“きくづき”は翌日の入港に備え艦の化粧直しを始めます。
「最初はプラチナブロンド・・・。」なぞと、訳のわからないことをつぶやきルンルン気分でカンカン虫と称するペイント剥がしのエンスンX・Pと其の同期が作業してるデッキに練艦隊司令部から艦内放送が響き渡るのであります。

“指定作業 実習幹部 訓練、派遣防火隊用〜意 想定僚艦火災、炎上中”

“かとり”でも同じような指令が下っています。
どちらのエンスンが先に放水を始めるか競争です。
可搬ポンプ、防火服、防煙マスク等の装備品を抱え、おまけに新撰組のような『派遣防火隊』と、時代がかった旗を掲げ、舷梯(ラッタル)を駆けおり、内火艇に乗り組みます。

2艦並んだら競争です。旧海軍からそう決まっているのです。
我が艇は既に、ピピピの前進全速。火の玉エンジン全開です
内火艇の乗員は、もやい作業する見張り、エンジン掛の機関員それに舵を握って操船する艇長の3人です。
艇長は号笛を口にくわえ、前進微速は1回ピッと吹き、半速は2回ピッピッそして全速は3回ピッピッピッと景気良く吹くのです。

きくづきの艫をかわそうとした其のときです。
足元に置かれた可搬ポンプを挟んで私の反対側で異変が起ころうとしておりました。
舵を右に取ったため、艇は最初右に傾きそれから左に遠心力で傾きます。
其の瞬間乱雑に置いていた海水を可搬ポンプで汲み上げる際ごみなどを吸い込まないように取水ホースの先につける“網かご”が艇からこぼれ落ちそうになったのでした。

対面に席していた”濱ちゃん”咄嗟に網かごの縁を掴んだのですが、網かごが海面に漬かってしまったらしく、視界からあっという間に消えてしまいました。
艇長のアサノ君目指すは”敵艦かとり丸” ようそろ(目標) かとり で気づきません。

“ アサノ 濱が落ちたぞ ! 溺者救助 溺者救助 ! “

アサノ艇長 ピピヒ゜前進全速で 取り舵一杯の Uターン
網かご掴んだ濱ちゃん “ようそろ” でまっしぐらに突き進むのでありました。
艇が濱ちゃんに向首すると 何を思ったのか濱ちゃん反対向いて逃げ始めるのです。
艇長のアサノ君逃がしてはなるものかと全速力で追い掛け回そうとするのです。

気がつくとすぐそばに、ほんまもんの本艦の内火艇が近づき
「溺者はこちらで救助します。派遣防火頑張って下さい。」
と、アシストしてくれました。
濱ちゃんが落ちた瞬間”きくづき”で艦内放送が流てるのが聞こえ、目の端には、内火艇揚収用のラビットのロープを伝って乗員が内火艇に乗り込もうとしているのが映ってました。我が艇が回頭し、濱ちゃんに向首した時は、既に溺者の近くに進出しておりました。

アサノ艇長 ピピヒ゜前進全速のまま減速を一度もしないまま”かとり”に到達したのですが、
練艦隊司令部から艦内放送が響き渡ったのであります。

“状況中止! 訓練派遣防火隊用具収め” 

が下令されてしまったのです。
きくづきに戻り用具を片付け濱ちゃんを探すと 医務室に居ました。
照れくさそうにしながら 「わしな かごが落ちそうになったから 海に落としちゃいけんと思って掴んだんよ。そしたらわしごと一緒にぽちゃんしてしもた。」岡山弁丸出しでお話するのです。
“アサノが助けに行ったのに何で逃げた。”
「あほ言え、わしに向かって突っ込んでくるんじゃ。わしゃあ殺されるかとおもーたで」
”何で医務室にいるんだよ”と、言うと
「一応受診しろっていわれ、シャワー浴びて、冷えんようにって言われてウィスキー飲んだとこや。」
” そんで ? ”
「そんでて いま事故報告書かされトンじゃ」

医務室のラヂオからは
”kill me softly 〜 kill me softly〜 with his song ” ♪
と意味不明の歌声が聞こえてくるのでありました。

a・l・n 航海日誌
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01111 ”killing me softly with his song ” 投稿者:快盗ルパンX・P  投稿日: 8月11日(水)23時20分55秒

通信手段は無線通信による交話やFax、手旗信号、旗流信号あるいは光や音によるモールス信号で行われます。情報戦争の今日、電子戦による傍受を避けるため、原始的と思われがちな手旗信号、旗流信号や光モールス信号がタスク・グループ内では多用されます。

港内でマストのてっぺんからツリー状に色々の旗が連なって飾ってあるのを見かけます。満艦飾です。それに使われるのが旗流信号の旗です。ABCの英字旗、1、2、3の数字旗等から構成され、その組み合わせにより情報を表します。“U・W”は『安全なる航海を祈ります。』と言った具合に。これは国際信号で船舶万国共通です。“O(オスカー)”は、ちなみに「船から人が落ちた」を現します。

航海中に“溺者救助訓練”なるモノが行われます。落ちるところを目撃され“すわっ”と、いう状況で訓練が行われるのです。大海に落ちたら大概は見つけることはできません。数年前の遠洋航海でも、フレッシュエンスンがインド洋で海に落ち、数日捜索されましたが発見できませんでした。遭難信号を発し、かつ救命ボートで漂流している状態でさえ、発見されれば幸運なのです。

艦中央部の見張りが、木製人形ウッディ君が上甲板から海に落ちるのを見ました。
“艦橋・・中部見張り 人が落ちた右”
艦橋に報告されると、ブリッジ当直士官がすぐさま号令を発します。
「面舵いっぱぁ〜い!・両舷前進きょおーそーく!」
羅針盤やらレーダー海図台をうろちょろ動き回っていた副直士官が
「マイク入れます。“訓練 人が落ちた右。溺者救助配置につけ”」
の進言に当直士官は艦橋右張り出しの羅針盤に向かいながら
「マイク入れい!」
と指示します。マイクで溺者救助が発動されるや否や旗流信号
“Oオスカー”がマストに勢いよく揚げられます。
と、同時に右舷の内火艇に乗員が乗り込み海面上にスウーッと降ろされます。
甲板にはライフ銃を持った警戒員が鮫の来襲に備えます。

艦は右に怪盗否、回頭し始め艫(とも:艦尾)を左に振ります。
これで溺者をスクリューやウエーキに巻き込むのを防ぎます。
ウッディ君波間に見え隠れしてます。
当直士官は元の針路からの回転角度に注意し、風向きを見、溺者の位置を確認しながら艦の速度を
“両舷前進半速、微速、停止”
と落としていき溺者を艦の舳先にかかった所で
“両舷後進はんそーく“
と、後進の号令をかけ、惰性による艦の行き脚を止めにかかります。
ウッディ君は艦から10m余りも風下側にぷかぷか助けを待っていますが、艦の中央部くらいに差し掛かると風下に艦がおとされ5mぐらいに接近してくるのです。
このエンスンX・Pが当直士官役をやるときにはね。
 
“溺者が救助された 訓練溺者救助用具納め” 
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01110 神出鬼没のEguchiさんへ 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月11日(水)22時46分37秒

画像便り「駄才さんへサービス・ショット」という投稿に
返事を書こうと思いましたが、RES投稿というのですか、
その仕方が分りません。管理人に直接尋ねるよう注意があり
ます。しかし、もう夜更け、今ごろはいい気分でおられる
ことでしょうから、それもためらわれます。仕方なく、内輪の
ことですが、ここで返答をさせて貰います。

Eguchiさん、有難うございます。ええ、私は新聞部ではなく、
文芸部でした。もっとも新聞部には時々遊びに行っておりまし
た。それにしてもEguchiさん、神出鬼没という言葉は貴兄のた
めにあるような言葉ですね。驚きを通りこしてただただ感心す
るのみ。
編集済

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01109 Re:チタ・リベラ Chita Rivera 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月11日(水)19時12分8秒

Eguchi君
早速のご紹介を有り難う。

>鍛えられたダンサーは年齢に関係なく魅力的である!! ということを実感
>させてくれる人です。 1933年1月23日生。

40代までプリマを演じ続けたと言われるクラシックバレエのマーゴット・フォンテーンにかつて賛嘆した思

いがあったけれど、71歳で現役とは凄いですね。

>ところで、彼女と直接話をしたことがあります。
>「蜘蛛女のキス」を観た翌年だったと思いますが、偶々、新宿の京王プラザホテルの
>ロビーで彼女を見かけることがあって、幸運にもかねて知り合いの通訳が横にいたので
>す。
>で、その通訳に声をかけて、彼女に紹介してもらい、前記の博品館も、「ザ・リンク」も
>開幕10日目に見たし、もちろん「蜘蛛女のキス」もブロードウェイまで観にいったと
>いう話をしましたら、もう大喜びしてくれまして、ハグ(!)されてしまいました。

それは素晴らしい!
役者は観客の反応が生き甲斐でしょうからね。

>と、いうわけで、決して宝塚だけにハマっているのではないことが分かるかな?

元から貴兄のことは舞台芸術の生き字引と思ってましたよ。
しかし、紹介のチタ・リベラのホームページは迫力ありますね。
またこのような話題があったら紹介してください。
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01108 Re:後悔したくなければ・・・ 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月11日(水)18時56分53秒

皆さん
山田方谷の特別番組の誤報を流してしまいまして本当に申し訳ありませんでした。
NHK総合テレビで放映されたのが好評だったのでNHKBSハイビジョンで再放送する、という案内だった

のです。
後悔したくなければ、サイトの案内文の一字一句を念入りに見るべきでした。
録画の用意をされた方、午前中の予定を変えられた方、本当にご迷惑をおかけしました。
お許し下さい。
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01107 ↓ 補足 投稿者:Eguchi@Tokyo  投稿日: 8月11日(水)17時24分0秒

鍛えられたダンサーは年齢に関係なく魅力的である!! ということを実感
させてくれる人です。 1933年1月23日生。

ついでながら、凛々しい女性は年齢に関係なく魅力的である、と言っておこう・・(独り言)
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01106 チタ・リベラ Chita Rivera 投稿者:Eguchi@Tokyo  投稿日: 8月11日(水)17時19分43秒

簡単に紹介してよ、とのリワさんの要望ですが、まずは、彼女のオフィシャル・サイト
です。詳しくはここと見て下さい。英語ですが、翻訳能力付ブラウザを使えばおおよその
ことは分かります。

http://www.chitarivera.com/enter.htm

さて、以下、補足(順不同)

私が最初にえらいカッコ良いお姉さんと思ったのは、映画「ウエスト・サイド・ストーリー」のアニタ役のリタ・
モレノと一緒に歌いだすシーンの”♪ぺ〜ルトリコ〜”での歌とダンス。 これは、レンタルショップでも定番
であるでしょうから、御用とお急ぎでない方はレンタルしてどうぞ。 

なお、この時、舞台版では彼女はアニタを演じたとのことです。

私が、直接の舞台を観たのは、1984年にブロードウエイでの「ザ・リンク」。
廃業したローラー・スケート・リンクを舞台に母娘の葛藤を描いたミュージカルが最初。
開幕10日目に観て、絶対にこれはなんらかのトニー賞をとると確信した作品でした。
共演の娘役はライザ・ミネリ。結局、主演女優賞をチタ・リベラが5回目!の
ノミネーションにして始めてトニー賞を手にしました。

昨年、ブロードウェイの「ナイン」というミュージカルを観ましたが、これに出演。
この作品で、彼女はなんと8回目のトニー賞ノミネーションを得ています。

前後しますが、私が一泊二日でロンドンーニューヨークを往復してみた「蜘蛛女のキス」は、その前の7回
目のトニー賞ノミネーションで2回目のトニー賞を取っています。

また、まだ、「ザ・リンク」でトニー賞を取る前ですが、東京・銀座・博品館劇場で彼女の
ダンス・ショーがありまして、もちろん、これも観てますが、当時はまだ国内では無名。
最近ほどにはミュージカルも根付いておらず、わずか500席のキャパにも拘わらず、
観客はほぼ5割程度の入りでした。でも、凄い迫力で圧倒されました。

「蜘蛛女のキス」のあとは、国内でも一般ミュージカル・ファン特に海外ものファンは、まず彼女の名前を
知るようになっています。

ところで、彼女と直接話をしたことがあります。
「蜘蛛女のキス」を観た翌年だったと思いますが、偶々、新宿の京王プラザホテルの
ロビーで彼女を見かけることがあって、幸運にもかねて知り合いの通訳が横にいたのです。
で、その通訳に声をかけて、彼女に紹介してもらい、前記の博品館も、「ザ・リンク」も
開幕10日目に見たし、もちろん「蜘蛛女のキス」もブロードウェイまで観にいったと
いう話をしましたら、もう大喜びしてくれまして、ハグ(!)されてしまいました。

と、以上、とりとめのないダラダラ文で失礼。

>リワさんへ

と、いうわけで、決して宝塚だけにハマっているのではないことが分かるかな?
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01105 訂正いたします 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月11日(水)08時17分59秒

皆さんお早ようございます。
昨日リワキーノが山田方谷について8月11日午前
9時半から10時半までNHK総合で放送されるように
お知らせしていましたが、これは勘違いでNHKBS−
ハイビジョンでのことでした。弟のパソコンが不調
ですので私がお知らせします。申し訳ございませんでした。
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01104 「近代国家」再考 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月11日(水)06時22分42秒

どのような性質を備えた国家を「近代国家」と呼ぶかは、いろいろ議論の
分かれるところでしょうが、私が考える「近代国家」足りうる第一の要素
は、民主主義国家という点です。つまり、国民の選挙によって国家の代表
者が選ばれ、選挙によってその代表者は交代させられる(独裁ではない)
制度を有していることです。

第二に情報が公開されていること。時の政府に都合の悪い情報が公開さて
いなければ、国民は選挙に際して公正な判断をすることができません。

この二つの必要な要素に照らして合わせると、中国は明らかに「近代国家」
ではありません。一番目については言うまでもないことですが、二番目の
要素が備わっていないことも、出版や報道の統制から自国の歴史(毛沢東
時代の1千万人ともいわれる自国民の虐殺や少数民族の抑圧など)の国民
への隠蔽をあげれば十分でしょう。アジアカップ決勝戦の試合後の騒ぎで
すら中国国内では報道されなかったといいます。

私などはこのような中国政府の性質からして、中国が「南京大虐殺」など
で主張する「歴史的事実」は「事実」ではなく「政治的宣伝」だろうと考
えます。ところが、そう考えずに、中国のいうことをそのまま鵜呑みにし
て報道するジャーナリストがいたり、修学旅行で子供たちを中国の(反日)
記念館に連れて行く先生たちがいるというのは、いったい何だろうと思い
ます。しかも、そのような報道機関や先生たちは、自分たちを民主主義者
だと言うから不思議です。

さて、「中国は近代国家ではない」という場合と「中国は近代化が遅れて
いる」という場合では、後者はいずれ中国は近代化する(近代国家になる)
という含みがある点で、それを暗に否定している前者とは大きな違いがあ
ります。私が「中国は近代化が遅れている」という表現をしなかったのは、
中国政府は将来中国の政治体制を経済と同様に民主化することを考えてい
ない、つまり一党独裁制は継続するとしているからです。

しかし、中国はいずれ政治的にも近代化せざるを得ないでしょう(楽観的
か?)。それはどのような形で起り、またどのような形態になるのでしょ
うか。
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01103 Re:『a・l・nの航海日誌』について 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月10日(火)22時50分49秒

怪盗ルパンさん

筆者の了解も得ず、勝手にホームページの本棚に掲載したことに何の不満も仰らないどころか、謝辞め
いたことを付記されて事後承諾してくださったルパンさんに大感謝です。

>『あ〜あ 江田島』と『航海日誌』を平行してそれぞれ5回位書いていたのですが、途
>中サボったり、PCが壊れたりで、やりっぱなしにしていたのです。今度は最後までPan
> Pacifico Trainning Cruiseをリワキーノ氏hpをお借りしてお話させていただきたいと
>思います。

有り難いことです。是非初志貫徹を願いますぞ。

>段落のきり方も句読点の取り方も漢字もめちゃくちゃで、ねちっこく、くどい表現です
>が、それはそれとして、無視せず隅から隅まで流し読みすることも無く、しっかり繰り
>返し筆者が何を言いたいのか理解できるまで読んでいただければ幸甚です。

はっはっは。
このホームページの管理人である我が輩の文体が貴兄以上にその性癖を備えておりますから、どうぞご

心配無く。少なくとも私はとことん読解しますぞ。

>追伸
>この度光栄にも尊敬するリワキーノ氏の本棚に入れて頂き、ありがとうございました。
>気が変わって消去したり、ウィルスに侵され無いよう永久保存してください。

今は、貴兄の談話室における書き込みをそのまま転写している荒っぽい形式を採っておりますが、記事
がある程度まとまった暁には、もう少し体裁を整えたいと思っております。
バックアップの点についてはどうぞご安心ください。
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01102 『(いつ終わるのか、長くなります。次回へ)』 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月10日(火)22
時27分47秒

私のhpではないのですが、ど〜んなにながくなってもいいよ。

隅から隅まで熟読し、筆者の心境や状況を想像する a・l・n
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01101 『a・l・nの航海日誌』について 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月10日(火)22時15分50秒

 書き始めのきっかけは、"アインシュタイン姉妹の夏休み"です。
アインシュタイン姉hpのエッセーで、"お兄様は海軍兵学校へ入校が決まっていたそうですが、原爆でお
亡くなりになった。"そして、アインシュタイン姉妹は海と船が好きということを知ったからです。そこで、もし
兄上様が江田島を卒業し、海軍に行かれていたらどんなことしてたんだろうか。と、云うことを私が勝手に
押し売りし、メールにしたためていたのです。『あ〜あ 江田島』と『航海日誌』を平行してそれぞれ5回位
書いていたのですが、途中サボったり、PCが壊れたりで、やりっぱなしにしていたのです。今度は最後ま
でPan Pacifico Trainning Cruiseをリワキーノ氏hpをお借りしてお話させていただきたいと思います。段
落のきり方も句読点の取り方も漢字もめちゃくちゃで、ねちっこく、くどい表現ですが、それはそれとして、
無視せず隅から隅まで流し読みすることも無く、しっかり繰り返し筆者が何を言いたいのか理解できるま
で読んでいただければ幸甚です。

押し売り a・l・n

追伸
この度光栄にも尊敬するリワキーノ氏の本棚に入れて頂き、ありがとうございました。
気が変わって消去したり、ウィルスに侵され無いよう永久保存してください。
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01100 後悔したくなければ・・・ 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月10日(火)20時23分32秒

皆さん
後で後悔したくなければ今日の「管理人室からの発信」をご覧になってください。
明日午前中のNHK総合テレビ放送の案内です。
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01099 Re:海を目指しました 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月10日(火)20時20分1秒

神出鬼没のように行動するルリ・ジュンさん。
元アルバトロスクラブの面目躍如ですね。
そういえばあなたはヨットとの縁で十津川村におけるアルバトロスクラブの忘年会にやってこられたのでし
た。
それにしても躍動感あふれる文章と光景が目の前に広がるような情景描写は本当に舌を巻く思いです。

>名前の通り、硫黄島は硫黄ガスの吹き出す島です。島のすそは硫黄で
>海がどっぷりと黄土色になり、黒潮とまじりあったその行く手は
>エメラルドグリーンのスカートを纏ったような島です。

う〜む・・・

>もちろん急に決めたので、ひとりで連絡船で海を渡ります。
>大型船の強引な速さに、とても申し訳ない気持ちになりながら
>名前の聞き馴染んだヨットを追い越して硫黄島に到着しました。

いかにもルリさんらしい心情。

いくら長くなってもかまいません。どうか思うままを書き綴ってください。
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01098 Re:映画三昧 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月10日(火)20時00分22秒

HotHouseFlowerさん

>mitikoさん リワキーノさん こんにちは。ご無沙汰してます。よくまあ私のことを
>覚えていてくださったと今感激してるところです。

忘れるわけがありません。いつかドストエフスキーや宮澤賢治のお話を伺いたいと狙っておりますので。
ハンドルネームは覚えにくいのでご本名を記して変換するとHNが出てくるようにしてあります。

>ここへはほぼ毎日お邪魔してます。

嬉しい仰せです。

>皆さんのこの猛暑にも負けないあつい熱いご意見をただポーッと眺めているだけでした。

私もそのような時期が再三ありました。
ひところの暑さは応えましたね。

しかし、まあ、よくもこれだけの映画を見つけてこられますね。私の知らないものばかり。
「ヒーロ」とか「ラストサムライ」、「トロイ」、「キングアーサー」みたいな話題作は敬遠なさるのですかね?
評価1の「アンダーグラウンド」はユーゴの作品とか。観てみたいなと思いました。
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01097 海を目指しました 2 投稿者:R-June  投稿日: 8月10日(火)17時33分25秒

道ばたの色濃い草群が途切れ、突然眼下に海が広がります。
黄土色からエメラルドグリーン、ディープブルーの黒潮がグラデーションとなって、果てない青海に彩りを
与えています。遠くに見えるのは屋久島。雲をかぶることなく島全景がはっきりと見えるのは、本当にめず
らしいことでした。手前には密林のような緑が波打ち、その向こうには硫黄ガスをはき出す黄色い岩山が
そびえます。

時間は13:15。 時計をはずしました。
10kgはあるだろうバッグを道路に降ろし、暑さと爽快さが一緒くたになっためまいに、しばし全ての動きを
止めて目を閉じました。
1、2、3、4、5秒ゆっくり数えてもう一度目を開けてみます。
光の強さ、緑の強さ、碧の強さ、大地の強さ、すべてが一気に飛び込んできて、たまらなく嬉しくなりました

島にいるんだ、私 という実感です。

熱いので座ることもできず、ただ立ったままそこで1時間、白く光るヨットがぽろぽろ港に入ってくるのを眺
めていました。

今回、このミシマカップには40艇あまりの参加がありました。
6:00 amスタートのこのレースは、特に錦江湾の中では風が吹かないことで有名です。今回もスピンスター
トでした。(スピンとは、後ろからの風に使うカラフルなセール。微風の場合が多く、後ろからの風なので対
面風がなく、船上はとても暑い時を過ごすことになります。常に風を読んで微調整が必要なので手間と技
術が要ります)
あまりに進まないレースに、リタイア(エンジンをかけはじめる)したヨットも多かったそうです。
港に降りると、5年ぶりに見る顔があります。
以前とてもお世話になったヨットも来ています。
ヨットでは来なかった自分が、よそ者のように感じられて近づけません。
港からすぐのところにある公営のお風呂に逃げ込みました。
汗と一緒に、都会の臭いとかいろんなものを一気に洗い流したくて。
陸地では1秒でも無防備に紫外線にあたることを忌み嫌っている私ですが、今はお風呂場の鏡に映る生
っしろい身体が恥ずかしく思えました。

              (いつ終わるのか、長くなります。次回へ)
編集済
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01096 『 Around the World 』  投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月10日(火)14時05分31秒

落丁
日付が後戻りします。

”七つの海を制覇した大英帝国は自国を太陽が一番近づく時、即ち正中する時を1200G、世界標準時
としたのです。”

その結果地球の正反対が日付変更地となったのです。
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01095 『 Around the World 』 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月10日(火)13時46分2秒

 遠洋航海中、フレッシュエンスンは右舷、左舷の2個班に分かれ航海科、機関科、CIC(作戦情報室)を
3サイクル回ります。1ターム目は海士の、2ターム目は海曹のそして3ターム目は幹部の任務を実習す
るのです。

 エンスンX・Pの班は、機関科です。艦の上部甲板から3Fほど下に機関室があります。水線下です。機
関は蒸気機関車に似た蒸気タービンです。でっかい釜に水を張り石炭の代わりに重油を燃やし、蒸気の
圧力でピストンの代わりに羽根車を回しギヤーを介し推進力となるプロペラを回転させます。当初は乗組
員ともお互い遠慮がちですが、2、3日も経つと気心も知れタメになります。

 機関操縦室はガラス越しに遠隔操作で行われ空調も効いてますが、定期的に配管からの蒸気漏れ、水
位の確認あるいは補機点検のため、ボイラー室に入ります。騒音と高温多湿の中、各部を点検し、操縦
室に手先信号で状況を報告します。

“各部”は右手を胸の前に伸ばし、軽く摘んで左・中央・右と3点を山を描くように摘むような動作をします。

丁度鮨職人がガリをカウンターの客に配り置くような格好です。
“点検”は人差し指で目を指し示します。
“異常なしは”右手のひらが相手に見えるように右上方に真っ直ぐ大きく揚げます。
 これで“各部・点検・異常なし”の情報が手先信号で伝達されます。

 対潜訓練、陣形訓練あるいは出入港時は艦の速度がめまぐるしく変わりますが、通常航海中は18ノッ
ト(32km/h)前後で航行します。従って夜の機関当直は何もすることなく、機関士、海曹長、海曹、海士
長それにフレッシュエンスンの5名で自慢話や趣味の話で時間を費やします。機関科に関するお勉強の
お話はあまり聞いたりしませんでした。私の場合。
 
 当直時間は機関科が3時間で他の部署は2時間の3直制です。従って機関科当直の場合夜間1度当
直に立つと6時間の仮眠が可能になるのです。当直は隔日毎ですので結構ハードです。最大の悲劇は現地標準時に切り替わるときのワッチです。地球を東回りしますので1時間時計を戻します。通常0000時に調整しますので深夜この時間帯にワッチが当たると、それも機関科当直だと4時間のワッチとなります


 講釈が長くなりましたが、日本から亜米利加合衆国へ東回りに進み、日付変更線の子午線を越えると、
日付が後戻りします。その結果地球の正反対が日付変更地となったのです。1時間は経度15度に相当
します。日本は東経135度、明石を太陽が通過する時を日本標準時としました。
135度÷15度/時間=9時間 Aから数えて9番目“i”を時間のすぐ後に付けると日本時間を表します。
1200iちなみに世界標準時では1200G(グリニッジのG)のように表します。経度を測るには棒を垂直に
立て太陽の陰が一番短くなる時間を計ってその地の標準時位置の経度に加減すれば求めることができ
ます。ちなみに60秒で経度1.5度に相当します。
 更に講釈が長くなってしまいましたが、“日付変更線”と聴くと連想されるのがジューン・ベル
ヌの“Around the World”です。デビッド・ニーブン、カーンティンフラス、シャーリー・マクレーンの映画は
どきどきはらはら胸きゅんストーリーでした。TV番組「兼高かほる世界の旅」の冒険とロマンのBGMにも
この主題曲、何気心ときめく旋律が流れていました。 最終フレーズのポエムがまたすばらしい!

“ No more will I go around the world 

       for I’ve found my world in you 〜 “ ♪

この決め台詞をロッサノ・ブラッツィがやったみたいにいつの日か、耳元で囁こうとたくらんでいるエンスン
X・Pでありました。
そして後にそのチャンスが巡ってきたにもかかわらず、、、。知る由もないa・l・nでありました。

a・l・n航海日誌
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01094 Re:Re:画像便りの答え 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月10日(火)09時23分25秒

駄才さん
>リワキーノさん、7月末に御嬢さんがこちらを旅行されたのですか。
>事前にお知らせ頂ければ、町や大学くらいは案内できたかもしれま
>せん。7月29、30日はオープンキャンパスといって、大学を高校
>生など一般の人に開放して、研究の内容などを紹介する祭りがあり、
>私のいるところでは学生たちが様々な実験をして見せていました。

画像便り欄にも記したように、娘は一晩のライブを見るためだけに面白高原に行ったのです。高い旅費を
費やして東北まで行くのに一泊二日なんてあまりにももったいない、と私たちも休暇を取ること勧めたので
すが、月末と月初めは職場における娘の仕事が一番忙しいときで、休めないというのです。土曜日の始

発ののぞみで出発しました。
実は、娘があと2日ほど休暇が取れるのだったら私たち夫婦も仙台まで一緒して別行動で八幡平に行っ
てみようかなとも思ったのです。

ところで、オープンキャンパスというのはどこの大学でもやっているのでしょうか。
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01093 お久し振りですね。 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月10日(火)08時33分10秒

HotHouseFlowerさんお久し振りですね。
貴方の見られた映画ほとんど見ていません。1、2に該当
する作品は見てみたいですね。
「我が青春のマリアンヌ」懐かしい映画ですね。

話は変わりますが、ベスト電器が隣が今大改装していて
ビデオ部分の建物も2階3階も活用するようで(本屋も
入る)12日リニュアールオープンです。
ビデオの内容が充実すればと期待しているのですが・・・。

再会を楽しみにしています。

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01092 Re×8:中国は近代国家ではない・其の2  投稿者:駄才小寒  投稿日:

8月10日(火)00時16分36秒

>私が先に述べたその後に生じた諸事情の変化に対する国民感情・・・

リワキーノさん、諸事情の変化とは

>具体的に例を挙げれば南京大虐殺の新しい”事実”の出現と、
>日本国首相の靖国神社参拝、慰安婦問題の登場、新しい歴史
>教科書問題などです。

を指されるのですね。私はそれらは過去の歴史的事実であって、
日中平和友好条約以降に生じた新たな「事実」であるとは思い
ません。変ったのは、それを取りあげるかどうかの姿勢ではな
いでしょうか。首相の靖国参拝にしても70年代から80年代半ば
の中曽根首相の参拝が問題になるまでは、中国は問題にしてい
ませんでした。

「南京大虐殺」の新しい事実の出現が何を指すのか、私には分り
ませんが、貴兄が指摘されるように1970年代から80年代にかけて
の中国首脳はそのような過去の問題を問題視していなかったと聞
いています。胡耀邦総書記は83年11月に来日した時、次のよう
に語ったそうです。

 日本民族は偉大な民族です。戦後の年代に日本人民は発
 奮して自国を現代化した経済発展国にきずき上げました。
 また同時に、過去の教訓を汲み取り、日本と隣国の関係正
 常化を逐次実現しています。*

*清水美和著『中国はなぜ『反日』になったか』文春新書、
 平成15年。この本は「反日」の背景を説明しています。
 (私はまだ全部を読んだおりませんが)

>私の記憶ではその反日教育が顕著に表れるようになったのは
>江沢民政権からのようです。
>江沢民元主席はそのような反日的と言われても仕方ない政策を
>採ったのかについては貴兄の方が詳しく説明してくださること
>でしょう。

残念ながら、私にはそのような力量はありません。おぼろげに聞
いているのは、70年代80年代は中国にとってソ連が敵国であった。
特にソ連のアフガン侵攻は中国にとって脅威であった。そのために
日本に近づいた。しかし、ソ連が崩壊すると敵がいなくなった。
国民の政府への不満をそらすための敵国として日本が浮上してきた。

これが大方の大雑把な見方なのではないでしょうか。さらにこの戦
略を助長したのが、日本国内の親中国派政治家の存在と政府の「弱
腰」外交、そしてマスコミの中国迎合ではないかと思います。

>個別的な事例で挙げてくださったらまだ対応できるかも知れません。

我が国は韓国と昭和40年(1965年)に基本条約を、そして中国とは
それから13年後の昭和53年に平和友好条約を締結しました。その条約
では両国間の賠償問題*は解決しました。他の多くの国とも同様の条約
を結び、我が国は戦争処理を完了しました(北朝鮮に対する支払いも
韓国を通して済んでいます)。
*韓国は日本の領土であったために、韓国へ支払った3億米ドルの無償
 供与は賠償ではなく、経済協力です。

多くの国は、その後我が国と戦後処理をめぐって何の問題もおきません
でした。ひとり中国と韓国だけが、条約を結んでから何年も経ってから、
それに反するようなことを引き起こし、問題を生じさせています。これ
らを見ると、このような政府の方針がくるくる変る不安定な国、そして
「法」というものを遵守する精神があるのか分らない国と関係を深める
ことが我が国にとって有益なのだろうかと思うのです。

小泉首相はかつての田中首相のように自分の名前を残したいのではないか。
それで急いでいるとしたら、それはたいへん危険なことだと思うのです。
編集済
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01091 Re×8:中国は近代国家ではない・其の1  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月

9日(月)23時23分57秒

リワキーノさん、長文の御意見有難うございます。

>近代化と近代国家では全然意味が異なりますね。

この点については改めて書きます。

>私は中国の肩を持つつもりはありませんが、30年前に平和条約を
>結んだから過去の戦争は精算した、と我が国が主張しても、その
>後の諸事情の変化で片方がクレームをつけたくなることが起こり
>得るということも考えられませんか?

貴兄の言われるのは、前の稿でも指摘されていた日本政府や企業を相手に
して頻繁に起きた個人補償の件だろうと推察します。実際にそのような
訴えが頻発しましたが、その多くは相手国(韓国や中国)の側から起きた
というよりも、我が国の一部の人々の運動によるところが大きいと私は
みています。

しかし、それらの裁判では、ほとんどすべてが日中共同声明または日韓
基本条約を根拠に退けられていると理解していす。つまり、補償は国家
間で解決済みです。個人が補償を求めるのであれば、それは日本ではな
く自国の政府に対してだというのが一般的な理解ではないでしょうか。

韓国では基本条約があることすら国民は知らされておらず、それを巡っ
て裁判が起きているそうですから*、中国でも共同声明や日中平和友好
条約は忘れられた存在なのかもしれません。
* http://www.geocities.com/naverlogs/1965Agreement02a/

>いったん結ばれた国際間の条約は、条約そのものを更新するか破棄する
>以外には後から問題視して一部を変えたりできる筋合いのものではない
>と私は思ってますから、このような諸事情の変化によるクレームについ
>ては合法性があるかどうかは疑問に思っておりますが。

法律を作り、それが実情に合わなくなったら、その法律を改正すればいい
ことです。しかし、改正されるまではその法律は効力を発揮するのでは
ないでしょうか。条約についても同様だと私は理解しています。
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01090 Re:画像便りの答え  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 9日(月)22時28分13秒

今日はムーさんをはじめ、HotHouse Flower さん、R-Juneさんと
お久しぶりに顔を出されて、嬉しい日です。

Hothouse Flowerさんは本当に映画が好きな方ですね。私の知ら
ない映画ばかりで、たいへん参考になります。R-Juneさん、いい
文章ですね。続きを楽しみにしています。また、最近はルパンさん
の文章が素晴らしい。ユーモアもあります。特に島の子供との遣り
取りが生き生きと描かれています。

さて、仙山線沿線の山ですが、私は残念ながらまだこの山には
登ったことがありません。手近なスキー場として有名ですが、特に
面白いことはないと思います。

リワキーノさん、7月末に御嬢さんがこちらを旅行されたのですか。
事前にお知らせ頂ければ、町や大学くらいは案内できたかもしれま
せん。7月29、30日はオープンキャンパスといって、大学を高校
生など一般の人に開放して、研究の内容などを紹介する祭りがあり、
私のいるところでは学生たちが様々な実験をして見せていました。
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01089 『(長くなりそうなので次回に)』 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月 9日(月)22時00分48秒

長いの大好き。
そんで そんで そんでどうなるの。
R-June さん! 

浪速のおばん男2号 a・l・n
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01088 Re:“Come on a my house ” 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 9日(月)21時08分9秒

怪盗ルパンさん

軍艦の航行に関する記述なのに、なぜこうも一編の詩のような美しい響きを持つのでせう。
貴兄の幼き日に転校していく憧れの”よしのちゃん”とその麗しきお母様が学校へ挨拶に来られ、その後
去っていく姿を教室の窓辺から見送ったことを回想した貴兄のあの記述を思いだします。
元軍人にして詩人、そしてロマンティスト、それにもしかしたら両性具有かも知れない貴兄に乾杯!
そうですか、ミッドウエイにはそのような少女たちが存在するのですか。妖精のようですね。その妖精を見
守る貴兄もエンスンの制服を着たピーターパンのよう。

「a・l・n航海日誌」
是非、連載をお願いいたします。
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01087 Re:画像便りの答え 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 9日(月)20時29分53秒

>あちらへのレスの入れ方がわからないので、ここで、、、。

Eguchi君を除けば誰も画像便りを出してくれない、と気にしていたら、どうも方法をご存じ無いようですな。
mitikoさんに新規投稿の方法を聞かれ、PCには強いムー和尚に上記のように書かれて私はそう判断しま
した。

う〜む・・・
この画像便り欄は制限を設けずにオープンにした方が良いのかな、と迷いだしました。
皆さん、どうでしょうか?

うん?
あっ!もちろんムー殿のご推察どおりですぞ、娘が行った高原は。
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01086 Re×7:中国は近代国家ではない・其の2 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 9日(月)20時15分49


駄才さん、続きです。

>しかし、少なくとも日本側は毎年多額の政府開発援助を行い、留学生
>や研修生を受け入れ、友好的であろうとしてきました。が、中国は必
>ずしもそうではありません。政府は、多額の援助を受けていることを
>国民に知らせていないと聞きます。とりわけ問題なのは、子供の教育
>です。平和友好の精神とは逆行するような(反日)教育が行われてき
>ました。今回の騒動は図らずもその長年の成果が出たと私には思われ
>たのです。

私が先に述べたその後に生じた諸事情の変化に対する国民感情、そして元来対日感情が決して良くない
と言われる軍部(中国人民解放軍)の意向を決して無視できない共産党指導部はどうしても反日的ポー

ズをとる必要性に駆られることもあるだろうと私は推察しております。
それが戦後の日本に対する対応姿勢に色々な変化をもたらすのではないでしょうか。
ひところ、つまり周恩来首相やケ小平主席の時代には日本の経済的貢献を高く評価し、日中友好の重要
性を強く認識していたようですから国民にもそれを顕彰していたように思えるものがあったように記憶して
おります。
(今すぐにその裏付け資料をここに提示することができないのですが)
私の記憶ではその反日教育が顕著に表れるようになったのは江沢民政権からのようです。
日中戦争を忘れないためにとたくさんの記念館や資料館を軒並みに造ったようですが、その大半が見学
したものに反日的な感情を抱かせるものらしいです。
なぜ、江沢民元主席はそのような反日的と言われても仕方ない政策を採ったのかについては貴兄の方
が詳しく説明してくださることでしょう。
実はこの江沢民が権力の表に躍り出たのは胡耀邦主席の失脚という劇的事件があったからでした。私
は胡耀邦の失脚とその後の憤死には心底がっかりしました。
ケ小平主席の後を胡耀邦氏が引き継いで何年かの権力維持ができていたなら、日中関係は今とはもっ
と違ったものになっていたのではと私は思います。これについてはここでは詳しく触れません。

>しかし、たとえ「平和条約」を結んでいなくても、「近代国家」であ
>れば、外国の国歌に対して敬意を払えと教えるのが、「近代国家」の
>政府の務めであるだろうと思います。それが行われていなかった。そ
>れゆえ、私は「中国は近代国家ではない」とあえて刺激的な言葉遣い
>をしたのです。

近代国家を自認する国だったら当然備わっている常識を欠いている場合、それは貴兄の仰るとおり否定
的に見られても仕方ないと私も思います。

>今から30年前、ちょうど田中角栄首相が北京に飛んで日中共同声明を発表
>した頃、私は「日本はまた中国との関係を誤るのではないか」というある
>人の文章を読んで衝撃を受けたことがあります。その後の歴史は、もしか
>したらそのようになっているようにも思われます。

この段については今一つ、解りづらい面があるのでノーコメントです。

>中国や韓国、或いは北朝鮮との関係は、我が国にとってその地理的関係か
>ら逃れることのできないものです。中国との平和友好条約、或いはその前の
>韓国との関係改善の、その後の経緯を見るにつけ、私は今政府が行おうとし
>ている北朝鮮との国交正常化が果たして好ましいものなのか、大いに疑問を
>感じているのです。

この段については具体的なレスを私はすぐには出来ません。
個別的な事例で挙げてくださったらまだ対応できるかも知れません。

>韓国との関係も含めて、歴史に詳しい貴兄の見方をぜひ
>お聴きしたいものです。

歴史に詳しいからといってもあくまで素人の下手の横好きの範囲の知識知見です。現在の日中、日韓の
関係をたちどころに簡単に述べられるものでもないでしょう。
これも対話、論議を積み重ねていくうちに具体的な素人なりの意見、感想を言えるようになるのではない
でしょうか。
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01085 Re×7:中国は近代国家ではない・其の1 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 9日(月)20時14分53


駄才さん
>この点は誤解があるようなので、もう一度説明をしておきます。
>私は「中国は近代化が遅れている」という言い方はしていません。
>中国は「近代国家」ではない、と述べたのです。

すみません。私の書き損じというよりは無造作な言葉遣いの間違いでした。
近代化と近代国家では全然意味が異なりますね。
貴兄の主張の大意は取り違えてはいないと思うのですが、貴兄の主張を表す重要なキーワードに対して
無神経な態度だったと反省しております。
申し訳ありません。

>もっとも私は政治学を専門にしているわけではないので、私の考え
>は間違っているかもしれませんが、近代とは国家に主権を付与した
>時代である、というのが私の議論の前提です。主権は正当な理由が
>なければ侵すことのできないもの。そして国歌国旗は国家の象徴です。
>したがって、国歌を侮辱する行為は国家を侮辱することと同じだと
>いう理屈になります。

同感です。

>まして中国は日本との間に30年も前に平和友好条約を結んで過去の
>戦争は清算したはずです。共同声明では、「一衣帯水の間にある隣
>国である」という美しい表現が使われています。しかし、その後の
>両国関係は決して真から友好的なものでもまた安定したものにもな
>っていません。平和友好条約を締結したことなど、すっかり忘れた
>かのような関係になっています。

仰るとおりです。
しかし、私は中国の肩を持つつもりはありませんが、30年前に平和条約を結んだから過去の戦争は精算
した、と我が国が主張しても、その後の諸事情の変化で片方がクレームをつけたくなることが起こり得ると
いうことも考えられませんか?
具体的に例を挙げれば南京大虐殺の新しい”事実”の出現と、日本国首相の靖国神社参拝、慰安婦問
題の登場、新しい歴史教科書問題などです。
その主張される内容の信憑性、正当性はともかくとしても、いずれも過去の戦争と密接な関係性を持って
おります。
ただし、いったん結ばれた国際間の条約は、条約そのものを更新するか破棄する以外には後から問題
視して一部を変えたりできる筋合いのものではないと私は思ってますから、このような諸事情の変化によ
るクレームについては合法性があるかどうかは疑問に思っておりますが。
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01084 海を目指しました 投稿者:R-June  投稿日: 8月 9日(月)18時53分8秒

この週末、えいやっと、ひとり、鹿児島に行って来ました。
今朝、京都に戻ってきたところです。
決断したのが木曜日夜。金曜日のランチタイムで家に戻って準備をして
夕方早退して土曜日仕事を強引に休み、新幹線と特急を乗り継いで、
土曜日2:00amに鹿児島到着です。

鹿児島は5年ぶりです。

5年前の今、私は3ヶ月ほどヨットで鹿児島以南の島々、
沖縄をめぐって旅をしました。
それから陸地に上がり、ばっさりヨットの自分と別れました。

屋久島以北に三島という三つの島があるのはご存じでしょうか。
竹島、黒島、硫黄島 という三つの島々からなります。
鹿児島山川沖から硫黄島までのヨットレースがあるのです。
私が初めてヨットで外洋に出たレースでした。

早朝、かつては毎日通った港そばにある温泉銭湯に行き、
裸体のおばあちゃんの話す鹿児島弁に、5年という年月を越えます。
かすかに硫黄の混じった、しょっぱい熱いお湯を頭から一気にかぶりました。

もちろん急に決めたので、ひとりで連絡船で海を渡ります。
大型船の強引な速さに、とても申し訳ない気持ちになりながら
名前の聞き馴染んだヨットを追い越して硫黄島に到着しました。

名前の通り、硫黄島は硫黄ガスの吹き出す島です。島のすそは硫黄で
海がどっぷりと黄土色になり、黒潮とまじりあったその行く手は
エメラルドグリーンのスカートを纏ったような島です。

降りたってすぐ、島の山上にある岬に足を運びました。
炎天下の日陰をつくるものなど何もない中、
ひとり、独り、もくもくと1時間歩きました。
カネブンがぎらぎらと激しく飛び回るのを、もうろうとして
目のはしで捉えます。
痛ましいほど熱く照り注ぐ太陽の光を、この瞬間は全部私が
受け止めている気がして、逃げずにただ歩きました。
                (長くなりそうなので次回に)
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01083 映画三昧 投稿者:HotHouseFlower  投稿日: 8月 9日(月)15時25分44秒

mitikoさん リワキーノさん こんにちは。ご無沙汰してます。よくまあ私のことを
覚えていてくださったと今感激してるところです。ここへはほぼ毎日お邪魔してます。
皆さんのこの猛暑にも負けないあつい熱いご意見をただポーッと眺めているだけでした。

この2ヶ月間NHKBSの映画を12本見ました。私は適当な人間なので映画の評価は
だいたい4段階くらいしかありません。1「よかった」2「まあまあよかった」3「うーん
どうでもいいや」4「つまらん」 こんなものです。mitikoさん いまからこの評価をつけて
報告します。
星のない国 これはフィリップ様の作品なので評価不能 
父よ(フランス)2  ラヴアフター デス(アメリカ) 3  活きる(中国)3
アンダー グラウンド(ユーゴ)1  2ペンスの希望(イタリア)2
少年期 5人の兄妹 好人好日 (笠 智衆の作品)3  愛よ限りなく(イタリア)4
リラの門 我が青春のマリアンヌ (これらはmitikoさんのほうがよくご存じですね)

以上です。おはなししたいことが山のようにあるのでこんどお会いするのが楽しみです。
いつも時間に追われて書いているので尻切れトンボでごめんなさい。
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01082 “Come on a my house ” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月 9日(月)12時42分49秒

 岸壁では軍艦マーチの流れる中、艦長が最後に乗艦します。艦の玄関である舷門で“ホヒーホ〜〜”と
当直海士の吹く甲高いサイドパイプに迎えられ艦旗に挙手の敬礼をし悠然とブリッジへ向かいます。艦長
、最高の快感を覚える時なのでございます。
 ブリッジでは出航に備え各部との情報をサウンドパワーなるヘッドセットをかぶった乗員が航海長に報
告し騒然と整然を保っております。ブリッジには司令と艦長用にしかない唯2の椅子に艦長が腰掛けます
。『艦長 ! 出航用意よし マイク入れます。』 “うん”艦長はめいっぱい威厳のある落ち着いた風体で
うなずきます。『マイク・ラッパ出航用意』航海長の指示で当直海曹が「しゅっこーよーーい」と元気よく抑揚
をつけてマイクを入れます。と、同時“パカパパ パカパパ パカパパッパパパッパー”とこれまた威勢の
良いラッパが横須賀港に響き渡ります。最後の舫(もやい)が岸壁を離れると登舷礼でデッキに居並ぶフ
レッシュエンスン始め乗員はマイク「帽振れ」の号令で帽子を高々と掲げ2,3回振り回し、家族や見送り
の人たちに別れを惜しむのです。6月も半ば蒸し暑い中艦が岸壁を離れてもしばらく登舷礼は続くのであ
ります。艦橋(ブリッジ)では、これまた航海長があっち行ったりこっち行ったりちょろちょろ忙しげに動き回
って艦位の確認や機関の状況を艦長に逐次報告しながら『艦長!自衛艦隊司令官に敬礼します。』と、
進言します。艦内マイクの“自衛艦隊司令官に敬礼する右(舷)気をつけ”に登舷礼中のフレッシュエンス
ン始め乗員は誰も見えない司令部の建家に正対し不動の姿勢をとるのであります。艦長は身なり整えブ
リッジの張り出しにでて、“パッパ パッパカパーーー”のラッパとともに自衛艦隊司令部の方を向き挙手
の敬礼をするのであります。ブリッジでは当直海曹が双眼鏡で建家を覗いております。「自衛艦隊司令官
答礼されました。」『直れ、やすめ』すれ違う商船やヨットからの敬礼も受けます。東京湾を出るまで敬礼・
答礼の繰り返しです。

 講釈が長くなりましたが、7日ほどの航海で最初の寄港地ミッドウエーに接岸します。リーフに囲まれた
小島は、アホウドリの繁殖地です。柔らかなうす灰色の羽毛に包まれたでかい図体した幼鳥がくちばしを
カパカパと音をたて親鳥の帰りを待ってます。その数たるやごまんと居るのです。他にもくちばしのとがっ
た小さないろいろな鳥が巣作りをしているのです。
 中学生と小学生らしき女の子が近づいてきたので「沢山鳥が居て天国みたいな島だね」と、流暢な英語
で話しかけると、“最初はね。でも1週間もいると退屈で退屈でイャになっちゃうよ。だから1か月に1回ハ
ワイに行くんだよ”これまた流暢な日本語で年長の女の子が話してくれたのです。小さい子が負けじと、”
ねえねえあたいんち来ない ネエ Come on a my house !巣から落ちた小鳥育ててんだよ”「ママお
家居るの?」“居ないよ”「じゃあ行けないな」“何で、ママも誰も居ないから大丈夫だよ”年長の子が云いま
した。“居ないから行けないのよ”ちっちゃな女の子は、合点が行かない風でした。

 コバルトブルーの海と紺碧の空、白砂の海岸 リーフに囲まれたこの楽園で海戦などとは無縁に 思わ
れる平和がありました。

 a・l・n航海日誌
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01081 画像便りの答え 投稿者:ムー  投稿日: 8月 9日(月)11時40分33秒

あちらへのレスの入れ方がわからないので、ここで、、、。
高原の名、Googleで 「高原 仙山線」と検索したら、一発。
面白かったです。
mitikoさんの花は「ヨツバノシオガマ」だと思います。
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01080 オリンピック開幕を迎えて 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月 9日(月)08時51分21秒

アテネオリンピック開会目前にして現地も日本も
盛り上がっているようです。
古代ギリシャのオリンピックが約1000年続いて終焉し
1500年の時を経て近代オリンピックとして蘇ったことは
どなたもご存知のことと思います。どちらのオリンピックも
その間は平和が保たれたことに、人間の叡智の発露として、
感動させられます。
私のような運動神経はゼロ、勝負ごとは嫌いな者にも
オリンピックには無関心で居れず、その白熱した競技には
心から感動します。
こども時代からいつも私の心の片隅に生き続けた古代
ギリシャ文明、今その故郷でのオリンピック開幕、平和の
うちに終わることを願わずにはおられません
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01079 Re:印象に残った映画「永遠の語らい」 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 9日(月)00時03分27秒

>HotHouseFlowerさんご無沙汰しています。
>このホームページご覧になってますか。

私もお尋ねしたいです。HotHouseFlowerさん、ご覧になってますか?
ついでにトトロさん、あなたも最近お姿を見かけしませんね。

ところで「永遠の語らい」ですが、mitikoさんの書き込みと輝姫様のよいよい会ホームページにおける下記
の書き込みでもの凄く興味を抱かされました。

>歴史学の教授をしている母は7歳の娘を連れて船旅を楽しんだ。
>地図のように
>@ポルトガル Aフランス Bイタリア Cギリシャ Dトルコ Eエジプト F紅海
>Gイエメン
>
>と母娘で訪ねる旅は歴史をたどる旅でもあった。
>
>幾千年の時をかけて現代へと受け継がれてきた歴史。
>その長い歴史を持った彼の地は往時の生臭さが消え浄化されていて、今やたくさんの人
>々が訪れる観光地となっている。
>
>徹底してきれいな風景が続く・・・
>
>それが最後の、想像だにしない結末!

これにmitikoさんの下記のコメント

>衝撃的な結末には納得いかないものもありましたが、前半の
>遺跡の紹介と後半の会話(三人の乗客と船長は言葉の壁と
>言うものがないようです)全体を通して人間の過去と未来を
>語る一つの文明論になっておりました。「政治が文明をつくり
>文明が歴史をつくる」と言う言葉が何故か印象に残りました。

う〜む。新しいハードディスク付きDVDレコーダーが我が家に来たら絶対に見るぞ、と決意しました。
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01078 『平等』について 投稿者:怪盗X・P  投稿日: 8月 8日(日)21時03分56秒

小学校の教室には教壇がありません。先生は生徒と同等だからだそうです。先生は人間であり生徒も同
じ人間だから平等でなくてはならないとの理由です。先生は労働者だそうです。労働報酬を得るための手
段で、職業に貴賎は無いのです.何もかも平等なのです。労働運動もします。教え子にも破廉恥します。
人間だから欲望もみな平等にもつのは当然なのです。
道徳、課外奉仕活動のカリキュラムは小学校にはありません。学校では読み書きそろばんしか教えなくな
りました。授業をしないで年休とって赤旗振り回すのは、労働者の権利です。みーんな平等なのです。
 教職は聖職です。正義を教える聖職です。"仰げば尊し"を胸張って聞ける聖職です。

 中国、北朝鮮、教育について考える a・l・n
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01077 Re:『La Marseillaise 』  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 8日(日)11時20分21秒

怪盗X・Pさん

>中田英寿選手も胸を張り歌います。

中田(ヒデ)が胸に手を当てていた試合を見たことを思い出しました。
最近テストマッチに出場していないので、忘れておりました。御教示、
有難うございます。

>他の多くの日本選手は肩を落とし、下をうつむきう なだれ、罪人か
>のごとき情けない格好をしてます。

外国の選手に較べると、日本の選手は確かにそう見えます。これが下記
のような君が代をめぐる教育現場の混乱の所為なのかどうか、私には分
りません。

>君が代が天皇を称える歌だからと一部の教諭が反対し、小学校、中学校
>の義務教育の場でもかって生徒が歌うことがありませんでした。

「天皇を称える歌だから」君が代を歌うなという議論、及び「一部の教諭
が反対し」たから、国歌を歌わせないという議論は大きな間違いだと私は
考えています。

この論理でいくと、国会で「民衆を称える歌」を国歌として定めても、
「一部の教諭」が反対すれば、国歌は歌えなくなります。つまり、国歌に
反対する教諭が一人でもいれば、国歌は、どんな内容であれ、歌えなくな
ります。

もしも先生が、現在「民衆を称える」歌であれば歌ってもよいと考えてい
るのであれば、その先生は「反民主主義者」です。その先生が「民主主義
者」であって、「君が代」が日本国の国歌としては相応しくないという考
えの持主なら、選挙の際に君が代に反対している政党に投票すればいいこ
とです。しかし、学校で国歌演奏や斉唱が定められていれば、それには従
わなければなりません。そのように行動することが、議会制民主主義の下
での「政治的な」行動だろうと私は考えます。
編集済
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01076 『La Marseillaise 』 投稿者:怪盗X・P  投稿日: 8月 7日(土)13時41分0秒

>日本のサッカーチームでは、三都主と五輪代表の闘莉王が直立不動で胸に手を当て君が代 を歌って
います。
 中田英寿選手も胸を張り歌います。他の多くの日本選手は肩を落とし、下をうつむきう なだれ、罪人か
のごとき情けない格好をしてます。
 君が代が天皇を称える歌だからと一部の教諭が反対し、小学校、中学校の義務教育の  場でもかっ
て生徒が歌うことがありませんでした。
 Mr.Eguchi紹介で、『他諸国のものには、穏やかならざる詞を持つものが結構ある。』
 と解説されてますが、ラ・マルセイエーズのポエムは敵をやっつけろ、ぶっ殺せと言っ た好戦的歌詞で
す。国家は国民・領土・政府から成立してます。
 今のフランス共和国が成立するとき、多くの血が流れ戦いがあったのではと思われます。
 ここたら辺の歴史については無知ですのでリワキーノ氏の薀蓄を伺いたいところではあ りますが、そ
れぞれの国がそれぞれの状況下で国を成立し、国の象徴として国歌、国旗 を定めています。そして国
歌と国旗に愛着と誇りを持っていると思います。
 その象徴に対する侮辱行為は、紳士・淑女ならば決して行わないでしょう。

 自称怪盗紳士 a・l・n
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01075 Re×6:中国は近代国家ではない  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 7日(土)10時14分28秒

リワキーノさん、御返事有難うございます。
皆さん、おはようございます。毎度お騒がせして申し訳ありません。

>日中間の軋轢の問題を論議するとき、そんなに簡単に一度の書き込みで
>書き尽くされるものではないことは貴兄も同意してくださるでしょう?

同意します。

>あの場合、私はまず、貴兄の瀋陽の騒ぎだけを取り上げて中国の近代化
>は遅れている、と主張されることに反撥を感じる人は結構いるのではな
>いか、という危惧感をまず感じました。

この点は誤解があるようなので、もう一度説明をしておきます。
私は「中国は近代化が遅れている」という言い方はしていません。
中国は「近代国家」ではない、と述べたのです。

もっとも私は政治学を専門にしているわけではないので、私の考え
は間違っているかもしれませんが、近代とは国家に主権を付与した
時代である、というのが私の議論の前提です。主権は正当な理由が
なければ侵すことのできないもの。そして国歌国旗は国家の象徴です。
したがって、国歌を侮辱する行為は国家を侮辱することと同じだと
いう理屈になります。

まして中国は日本との間に30年も前に平和友好条約を結んで過去の
戦争は清算したはずです。共同声明では、「一衣帯水の間にある隣
国である」という美しい表現が使われています。しかし、その後の
両国関係は決して真から友好的なものでもまた安定したものにもな
っていません。平和友好条約を締結したことなど、すっかり忘れた
かのような関係になっています。

しかし、少なくとも日本側は毎年多額の政府開発援助を行い、留学生
や研修生を受け入れ、友好的であろうとしてきました。が、中国は必
ずしもそうではありません。政府は、多額の援助を受けていることを
国民に知らせていないと聞きます。とりわけ問題なのは、子供の教育
です。平和友好の精神とは逆行するような(反日)教育が行われてき
ました。今回の騒動は図らずもその長年の成果が出たと私には思われ
たのです。

しかし、たとえ「平和条約」を結んでいなくても、「近代国家」であ
れば、外国の国歌に対して敬意を払えと教えるのが、「近代国家」の
政府の務めであるだろうと思います。それが行われていなかった。そ
れゆえ、私は「中国は近代国家ではない」とあえて刺激的な言葉遣い
をしたのです。

>それとあの論議は日韓関係の軋轢と関連して、継続して色々な問題点を
>取り上げてなされるべきものと思いましたので、とりあえず、私は手始
>めとしてあのような書き方をしたのです。

今から30年前、ちょうど田中角栄首相が北京に飛んで日中共同声明を発表
した頃、私は「日本はまた中国との関係を誤るのではないか」というある
人の文章を読んで衝撃を受けたことがあります。その後の歴史は、もしか
したらそのようになっているようにも思われます。

中国や韓国、或いは北朝鮮との関係は、我が国にとってその地理的関係か
ら逃れることのできないものです。中国との平和友好条約、或いはその前の
韓国との関係改善の、その後の経緯を見るにつけ、私は今政府が行おうとし
ている北朝鮮との国交正常化が果たして好ましいものなのか、大いに疑問を
感じているのです。韓国との関係も含めて、歴史に詳しい貴兄の見方をぜひ
お聴きしたいものです。
編集済
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01074 印象に残った映画「永遠の語らい」 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月 7日(土)08時28分13秒

HotHouseFlowerさんご無沙汰しています。
このホームページご覧になってますか。
昨日やっと「永遠の語らい」を見ました。
新聞の映画欄注意して見ていたのですが
いつまで経っても紹介ないので諦めていました。

二日前ふと新聞を見ますと六日で終わりとのこと
慌てて最終日、この欄にも登場される輝姫さんを
誘って見に行きました。

もともと私がこの映画を見たいと思ったのは、母娘の
(母親はポルトガルの大学の歴史学教授)船旅を通して
地中海文明の遺跡を訪れると言う内容でした。
外国旅行をしたことのない私はせめて大きな
画面でそういう遺跡を見たいという単純な動機でした。

映画館の大きな画面で見るアクロポリスの丘の
パルテノン神殿やその近くにある円形劇場、ポンペイの
遺跡やトルコの聖ソフイヤ大聖堂などテレビや美術全集等
とは比べられない迫力がありました。

映画の後半はフランス(カトリーヌドヌーブ)イタリヤ(ステフアニー
サンドレッリ)ギリシャ(イレーネパパス)の三人の乗客と船長
(アメリカ)の船内でのディナーでのそれぞれの母国語での
会話がメインになり、各人が抱えている悩み、希望に私たち
観客との共通点もあってその内容に共感を覚えました。

衝撃的な結末には納得いかないものもありましたが、前半の
遺跡の紹介と後半の会話(三人の乗客と船長は言葉の壁と
言うものがないようです)全体を通して人間の過去と未来を
語る一つの文明論になっておりました。「政治が文明をつくり
文明が歴史をつくる」と言う言葉が何故か印象に残りました。
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01073 Re×5:中国は近代国家ではない 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 7日(土)07時42分47秒

駄才さん、お早うございます。
貴兄の言わんとしておられることが理解できました。
それを要約すると

>私が貴兄の文に不満を抱いたのは、貴兄もまた朝日と同様いろいろと
>背景を説明してくれますが、何が根本的な原因なのか、はっきり指摘
>していないように見えたからです。

ですね。
仰るとおりだと思います。
しかし、日中間の軋轢の問題を論議するとき、そんなに簡単に一度の書き込みで書き尽くされるものでは
ないことは貴兄も同意してくださるでしょう?
あの場合、私はまず、貴兄の瀋陽の騒ぎだけを取り上げて中国の近代化は遅れている、と主張されるこ
とに反撥を感じる人は結構いるのではないか、という危惧感をまず感じました。私自身は中国の江沢民
政権以降の反日政策の実態をある程度知っておりますから、貴兄の主張は至極当たり前のものであり、
理解できるのですが、そうでない人も結構いると判断したのです。
それとあの論議は日韓関係の軋轢と関連して、継続して色々な問題点を取り上げてなされるべきものと
思いましたので、とりあえず、私は手始めとしてあのような書き方をしたのです。
何が根本的な原因なのかを私が指摘しようとすれば正確な裏付けのある情報、事実関係を提示しなけれ
ばなりませんから、なかなか私はこの論議に加わることはできなかったでしょう。
そのあたりのことをご理解いただけますか。
そうお断りした上でこの書き込みでは下記の件だけ触れさせてもらいます。

>>重慶や済南での「反日」騒動には、むろん日本の中国侵略という歴
>>史的な背景がある。とくに重慶は、日本軍機の無差別爆撃によって
>>膨大な数の市民が犠牲となった。日本の若者たちも、この事実を知
>>っているかいないかで、騒動への見方が変わってくるだろう。

>これは貴兄と同じ指摘ですが、貴兄と違って朝日は巧妙で危険です。
>後段を付け加えることによって、この騒動の原因が日本軍の攻撃にあ
>ると思わせようとしています。日本軍の攻撃はあった。それによって
>市民が犠牲になった。これは事実です。しかし、日中は30年後に平和
>友好条約を結びました。平和友好条約は、過去の戦争を清算し、未来
>に向って良き関係を築いて行くためのものです。が、上の朝日の文章
>は、そのような前向きの姿勢はありません。むしろ無礼行為の責任は
>日本にあるかのような印象を与えます。

この段は貴兄のご指摘されることに全面的に共感します。
朝日新聞のある事件、事象を語るのに過去の事実を都合良く抽出して記事の中に巧妙に挿入する手口
は、もう朝日のお家芸というよりも性癖と言いたくなるものですね。
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01072 胸に手を当て 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 7日(土)00時35分53秒

>重厚な旋律が40秒流れます。サンディエゴ港に紅い夕日がさよならします。
>桟橋の公園で先ほどまでウイスキーボトルをラッパ飲みしていたホームレ
>ス風の男性が、ボトルを地面に置き、右手を胸に当て、艦旗に敬礼してる
>シルエットに 亜米利加国家を感じた エンスンX・Pでした。

映画の一シーンのような情景ですね。国旗掲揚や国歌演奏の際に胸に手を当
てている姿は、見ていて美しと感じます。日本のサッカーチームでは、日本
代表の三都主と五輪代表の闘莉王が直立不動で胸に手を当て君が代を歌って
います。彼等の元々の習慣なのか、それとも国を代表しているという意識が
強いのか分りませんが、私は彼等のその姿を見るといつも感動してしまいます。
編集済
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01071 Re×4:中国は近代国家ではない  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 7日(土)00時19分50秒

リワキーノさん、御返事有難うございます。

>私の書き込みは、反日感情の発露、つまり日本の国歌や国旗に
>対するブーイングを仕方ないものと肯定しているのではないこ
>とです。そのことは貴兄も当然理解されてでのその後の書き込
>みだとは思いますが。

もちろんそうです。貴兄があの行為を肯定しているなどとは毫も
思っておりません。さすがのあの朝日新聞でさえも、昨日の社説
では、

>スポーツの場らしからぬ大人げなさと言わざるを得ない。若者向
>けの中国共産党系紙が「こうした『愛国』には誰も喝采しない」
>「スポーツと政治を混同するな」とたしなめたのは当然だ。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html

と、共産党系新聞の威を借りながらも批判していました。私が貴兄
の文章を批判的に論評したのは、あの騒動の原因について、貴兄の
意見が朝日新聞のそれと同様であったからです。朝日はこう述べて
います。

>重慶や済南での「反日」騒動には、むろん日本の中国侵略という歴
>史的な背景がある。とくに重慶は、日本軍機の無差別爆撃によって
>膨大な数の市民が犠牲となった。日本の若者たちも、この事実を知
>っているかいないかで、騒動への見方が変わってくるだろう。

これは貴兄と同じ指摘ですが、貴兄と違って朝日は巧妙で危険です。
後段を付け加えることによって、この騒動の原因が日本軍の攻撃にあ
ると思わせようとしています。日本軍の攻撃はあった。それによって
市民が犠牲になった。これは事実です。しかし、日中は30年後に平和
友好条約を結びました。平和友好条約は、過去の戦争を清算し、未来
に向って良き関係を築いて行くためのものです。が、上の朝日の文章
は、そのような前向きの姿勢はありません。むしろ無礼行為の責任は
日本にあるかのような印象を与えます。

さらに朝日は他にもいろいろと「背景」を説明をします。

>それだけではない。重慶のような内陸部は、発展著しい沿海部と比
>べてはるかに貧しい。就職先のない若者も多い。不満はなかなか政
>府に届かない。そんなうっぷんを「反日」に託して晴らそうとした
>面も小さくない。

>小泉首相の靖国参拝や尖閣問題、加えて日本人による中国での集団
>買春など、中国側からすれば感情をさかなでされるような出来事に
>は事欠かない。若者に高まりつつある大国意識や江沢民時代の「愛
>国教育」の影響もあるだろう。

ここに来てやっと江沢民時代の「愛国(反日)教育」が出てきました。
朝日はあれこれ「理由」を挙げていますが、私の考えでは、今回の騒
動の原因はすべて中国の(反日)教育に由来するものです。中国が平
和友好条約の精神に則って、我が国に対して「友好的な教育」をして
いれば、このような騒ぎにはならなかった。そう思います。

私が貴兄の文に不満を抱いたのは、貴兄もまた朝日と同様いろいろと
背景を説明してくれますが、何が根本的な原因なのか、はっきり指摘
していないように見えたからです。

長くなったのでもう終りますが、次に一言。

>確かに共同声明から30年経ったのに重慶事件のようなことが起きるの
>はお粗末だとは思いますが、

私は今回の事件が「お粗末」という軽い言葉で表されるようなものだ
とは考えていません。中国政府の意図的な教育の見事な!「成果」だ
と考えています。

日本の外交はいま岐路に立っていると私は考えています。経済的に緊密
になっている東アジアとの関係を中心に据えるのか、それとも依然とし
て米国との同盟関係を機軸にしていくのか。この二者選択を考える時、
中国や韓国(そして北朝鮮)の政治手法(それはその国の人間を考える
ことにもなりますが)を見極めることがきわめて重要になると思うので
す。
編集済
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01070 Re:世界の国旗・国歌 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 6日(金)23時30分12秒

いやぁ、Eguchi君、私のミスを訂正してくれて有り難う!
自分では全然気が付かなかった。

ところで紹介してくれた世界の国旗・国歌のサイト。
たいへん興味深く、帰宅してからヨーロッパ関係のを全部見てしまったよ。

まず、驚くのがヨーロッパは知れ渡った名の国々ばかりなのにそれぞれの国の人口が少ないこと。
そんなことある程度は知っているつもりだったけれどこうやって次々に表示されていくと改めて驚かされま
す。
アイスランドは27万人。寝屋川市(24万人)とあまり変わらないんだ。
大国と言われるイギリス、フランスでも580万人、ドイツが820万人。
超大国のロシアでも1億4千万人と日本よりも2千万人多いに過ぎない。

フランスとオランダは図案色合いが縦と横の違いだけ。
オランダは国歌に「忠誠を イスパニア王に誓う」と旧宗主国の君主への忠誠を歌った文句がそのまま残
っているのには驚きました。
ちょっと青の色合いが違うけれど、現ユーゴスラビア連邦共和国はオランダと青と赤の位置が入れ替わっ
ただけ。
クロアチアとスロバキアとスロベニアは色もデザインもそっくりでロゴが違うだけ。クロアチアとスロベニア
は旧ユーゴスラビア連邦から分離独立した言わば兄弟国であり、スロバキアは旧チェコスロバキアから分
離した元々別の国なのにどうしてこんなに似ているのでせう。しかも配色の順やロゴの位置はスロバキア
とスロベニアは一緒なのに、クロアチアは違う。不思議ですね。
デンマーク、ノルウェイ、スウェーデン、フィンランドなどの国旗は皆十字架をあしらったデザインをしてい
るが「スカンディナビア十字」と言われているとのこと。元祖はデンマーク国旗らしく、世界最古の国旗とか

スイスは何か救護班のテントの側にはためいているような錯覚を起こします。
ロシアの国旗は目立たないですね。やはり旧ソ連時代の赤地に鎌と槌のデザインがインパクトあります。

こうしてヨーロッパの国旗だけを見てると日本の日の丸は紛らわしい類似が無い簡潔さを持ったいいデザ
インだと思うのですが。

皆さんもこのサイトを見たら意外感を感じるところが随所にあるのでは。
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01069 Re:グランドキャニオン 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 6日(金)20時39分12秒

よっころりんさん

>久しぶりに「柴やん」サンを見て、感動しました。
>私もグランドキャニオンはいつか訪れることが出来た
>らいいなぁと憧れている土地なので、本当に羨ましい!

グランドキャニオンはこの談話室のメンバーでもある輝姫ことHikarikoさんも素晴らしいレポートを作ってお
られます。
http://members.jcom.home.ne.jp/hikariko-1/america-grand.htm

グランドキャニオンだけでなく、他のアメリカ旅行レポートも素晴らしいものばかりです。
レポート末尾の飛行機が飛ぶシーンの枠内をクリックすると旅行レポートのトップ画面に出ます。いずれも

出色のレポート揃いですから是非ご覧になってください。

>柴田さんとは、かれこれ6-7年はお目にかかっていない
>と思います。今は関西に拠点を置かれているのでしょうか。

いえ、住まい、仕事は今でも神奈川県です。
しかし、6月の蛍祭りと9月の大峯奥駈のサポートには必ず彼はやってくるので私は確実に年に2回は会

っているのです。
2003年の蛍祭りレポートをご覧になってください。彼がもっと大きく写っておりますよ。
koharu/shuyu/moriwaki/myself/image/year2003/june/newpage1.htm
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01068 Re:Re:Re:中国は近代国家ではない 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 6日(金)20時23分10秒

駄才さん

念のためにまず最初にお断りしておきたいのですが、

>私もこのニュースにはかなりの不快感を感じましたが、場所が支那事変で
>国民党政府が本拠地を置いたために日本の猛爆を受けたという重慶なので
>すから、この反日感情の発露は起こっても不思議ではない、とも思ってます。

の私の書き込みは、反日感情の発露、つまり日本の国歌や国旗に対するブーイングを仕方ないものと肯
定しているのではないことです。そのことは貴兄も当然理解されてでのその後の書き込みだとは思います
が。

>もしもそうだとしたら、中国政府はこの30年間何をしてきたのかと思います。
>1972年9月に日中共同声明が発表されました。この声明の前文は、
(中略)
>日中両国は「両国関係の歴史に新たな1ページを開く」と宣言し、中国は日本
>側の「過去の戦争の責任を痛感する」に対し「戦争賠償の請求を放棄する」と
>述べました。両国の不幸な関係はここで終ったはずです。もちろん感情的なわ
>だかまりは残るでしょう。しかし、友好関係を築くと宣言した政府は国民の感
>情を宥め、共同声明に謳ったような「恒久的な平和友好関係を確立する」努力
>をしなければなりません。

仰るとおりだと思います。

>今回の騒動は、明らかに中国政府がその努力を怠ってきたことに原因があると私
は考えます。

同感です。中国人民抗日戦争記念館や南京虐殺館などを作って膨大な数の中国国民が見るような状況
を作り上げているのですから、努力を怠るどころか対日感情の悪化をあおり立てていると言われても仕方
ない面があるように思います。
します。

>「日本の猛爆を受けた重慶だから」とか、「重慶は内陸部にあたる
>四川省に所属します。北京、上海に比べてまだまだ国際的感覚からはほど遠いと
>ころにいるのでしょう」などという物分りのよい解説は、共同声明から30年も経
>つことを考えると、どこに持っていっても通用しないと思います。

これは意外なことを仰るという感じです。
私は何も重慶のサッカーファンたち、ひいては中国人民たちの非礼的行為に対して物分かりのよい解説
をした覚えはありません。
ただ反日、反日を叫ぶ輩もいれば、日中友好や日中の将来に目をやって眉を顰めるひとたちもいるだろ
う、そして、後者のような人はどっちかというと、外国人に接する機会の多い北京や上海に多いのではな
いか、それらの人達までが反日ではないだろう、という推測を述べたまでです。要するに中国全部が反日
と捉えることは危険なのでは、と言うよっころりんさんの考えに同調したまでです。

確かに共同声明から30年経ったのに重慶事件のようなことが起きるのはお粗末だとは思いますが、サン
フランシスコ条約を結んだ大東亜戦争における日本の対戦国はすべて日本への賠償問題は決着済みと
なっているのに、戦後だいぶ経ってから捕虜虐待や慰安婦問題を持ち出して訴訟に持ち込もうとするイギ
リス人やオランダ人たちもいて、それらを支持する人達もいるのです。どこに持っていっても通用しない論
理がまかり取っているのが現実の世界ではないでしょうか。
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01067 “Red Sail in the sunset” 投稿者:怪盗ルパンX・P  投稿日: 8月 6日(金)17時57分6秒

横須賀を出航し3、4日も航行すると北回帰線を越え、
水平線上には南十字星が全貌を現します。遠洋航海中は天文航法で航海します。ちなみに内地巡航は
、地文航法で、陸地に見える灯台とか島あるいは山の頂等3点の方位を羅針盤で測り海図上に3方位線
をおとします。3直線に囲まれた三角形の中心が自艦の位置として求められます。羅針盤でトランシットを
上手にとらないと海図にできあがる三角形は大きくなり艦の在置誤差が大きくなります。
陸地の見えない大海航行中の天文航法では、六分儀なる器具を用いて3つの星の高度を測りその角度
から“何たら天測表”を基に引いたり足したりの計算で、高度方位を算出します。これら算出した3本の線
により囲まれる三角形の中心が自艦の位置となり緯度・経度が確定されます。だったっけyoi yoi編集長

講釈が長くなりましたが、航海中の艦位を求めるのは、新米エンスン(Ens.3等海尉 海軍少尉Mr.Eguchi
解説のとおり)の任務なのであります。
星の高度は水平線からの角度です。星が見えない中は天測不能です。当直舷エンスンは、旗流信号を
揚げる旗甲板で太平洋にでっかい太陽が沈むのを待ちます。
“れ〜っ せ〜〜 いんざ さんせ〜〜 っ ♪ ”
忽然とエンスンX・Pは、ひよどりごえで『夕日に赤い帆』を歌い始めたのであります。そのすんだ歌声は太
平洋の海原に美しくいつまでも映えようとしておりました。
“歌ってる旗甲板の実習幹部 Be a Gentleman !”旗甲板のスピーカーからお叱りの言葉が流れてき
たのでありました。

アインシュタイン姉妹兄上の後輩 a・l・n
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01066 もひとつ、ついで 投稿者:Eguchi@Tokyo  投稿日: 8月 6日(金)15時24分41秒

エンスン=ensign →米軍で海軍少尉のことをこう言う。英軍では別。
          詳しくは、以下のURL参照。 

http://www31.ocn.ne.jp/~zenibo/mclnavy.htm
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01065 訂正(2つ前)↓ 投稿者:Eguchi@Tokyo  投稿日: 8月 6日(金)15時07分54秒

訂正:誤  他諸国のものには、穏やかならざる詞を持つものが多い。
   正  他諸国のものには、穏やかならざる詞を持つものが結構ある。
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01064 世界の国旗・国歌 投稿者:Eguchi@Tokyo  投稿日: 8月 6日(金)15時01分35秒

以下のURLで確認出来ます。

http://www.h3.dion.ne.jp/~pekochan/kokkikokka/kokkikokka.htm
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01063 話題が話題だけに、一応・・ 投稿者:Eguchi@Tokyo  投稿日: 8月 6日(金)14時58分17秒

・・要訂正 国家→国歌 

ついでに 
anthem :聖歌,賛美歌, 祝歌,頌歌(しようか) その他の同意義の歌。

従って a national anthem で、 国家を祝う、賛美する、頌栄する歌の意味合いから
「国歌」に相当する英語。

日本の「君が代」の詞は穏やかだが、他諸国のものには、穏やかならざる詞を持つ
ものが多い。
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01062 グランドキャニオン 投稿者:よっころりん。  投稿日: 8月 6日(金)11時13分14秒

リワ様

久しぶりに「柴やん」サンを見て、感動しました。
私もグランドキャニオンはいつか訪れることが出来た
らいいなぁと憧れている土地なので、本当に羨ましい!

柴田さんとは、かれこれ6-7年はお目にかかっていない
と思います。今は関西に拠点を置かれているのでしょうか。

よっころりん。
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01061 Re:"National Anthem" 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 6日(金)09時35分39秒

怪盗ルパンX・Pさん
大変興味深く、時宜にかなった書き込みを有り難うございます。
貴兄ならではの内容ですね。

最後のところ、外国の艦船が国家の演奏とともに国旗を降ろすのを桟橋に居合わせた酔っぱらいが敬意
を表するシーンは素晴らしいです。
酔っぱらっていても外国の国旗や国家に対するこのマナー、これぞまさしく”近代国家”の市民のものでし
ょう。

ところでNational Anthemが国家であることは解りました。
エンスンって何の略でしょうか。

駄才さん、貴兄へのレスは仕事から戻ってからにさせてください。
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01060 Re:Re:中国は近代国家ではない  投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 6日(金)00時29分48秒

リワキーノさん、御意見有難うございました。

>私もこのニュースにはかなりの不快感を感じましたが、場所が支那事変で
>国民党政府が本拠地を置いたために日本の猛爆を受けたという重慶なので
>すから、この反日感情の発露は起こっても不思議ではない、とも思ってます。

もしもそうだとしたら、中国政府はこの30年間何をしてきたのかと思います。
1972年9月に日中共同声明が発表されました。この声明の前文は、

「日中両国は、一衣帯水の間にある隣国であり、長い伝統的友好の歴史を
 有する。両国国民は、両国間にこれまで存在していた不正常な状態に終止
 符を打つことを切望している。戦争状態の終結と日中国交の正常化という
 両国国民の願望の実現は、両国関係の歴史に新たな1ページを開くことと
 なろう」

で始まり、「日本側は、過去において日本国が戦争を通して中国国民に重大な
損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する」に続きます。そして、
第5条と第6条には次の合意が述べられています。

5.中華人民共和国政府は、日中両国民の友好のために、日本国に対する戦争
  賠償の請求を放棄することを宣言する。
6.日本国政府及び中華人民共和国政府は、主権及び領土保全の相互尊重、相
  互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原
  則の基礎の上に両国間の恒久的な平和友好関係を確立することに合意する。

日中両国は「両国関係の歴史に新たな1ページを開く」と宣言し、中国は日本
側の「過去の戦争の責任を痛感する」に対し「戦争賠償の請求を放棄する」と
述べました。両国の不幸な関係はここで終ったはずです。もちろん感情的なわ
だかまりは残るでしょう。しかし、友好関係を築くと宣言した政府は国民の感
情を宥め、共同声明に謳ったような「恒久的な平和友好関係を確立する」努力
をしなければなりません。

今回の騒動は、明らかに中国政府がその努力を怠ってきたことに原因があると私
は考えます。「日本の猛爆を受けた重慶だから」とか、「重慶は内陸部にあたる
四川省に所属します。北京、上海に比べてまだまだ国際的感覚からはほど遠いと
ころにいるのでしょう」などという物分りのよい解説は、共同声明から30年も経
つことを考えると、どこに持っていっても通用しないと思います。
編集済
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01059 "National Anthem" 投稿者:怪盗X・P  投稿日: 8月 5日(木)23時46分8秒

yoiyoi hp にMr.Eguchi upの護衛艦で編成された練習艦隊に、江田島の海上自衛隊幹部候補生学校を
卒業したエンスンが乗り組み遠洋航海で亜米利加合衆国は、サンディエゴの何たらビアに寄港したときの
ことであります。
 艦船が公海を航行するときや外国の領海に入るときは、国旗を掲揚します。通常船尾のマストに国旗を
たなびかせるのです。護衛艦のような軍艦も当然のことながら艦旗を掲げ航行します。商船が護衛艦とす
れ違う時船尾の旗を降下させ敬礼します。護衛艦も同様に艦尾の旭日の艦旗を降下させ答礼し復帰掲
揚します。桟橋にもやいを取った時点で艦首に国旗である日の丸の旗を掲げます。"show the FLAG"
です。
 講釈が長くなりましたが、艦旗を降ろすのは日没時と決まっています。
『ビッ 艦旗降ろしかた5分前!』の号令が艦内に流れますと、若きエンスンたちが後甲板にぞろぞろ集まっ
て整列します。遠洋航海には、音楽隊が同行しますから通常はラッパによる艦旗の掲揚降下も音楽隊の
『君が代』演奏になります。
当直海曹の『10秒前!』の合図に当直士官が青筋たておおきなこえで『きをつけー!』と、号令を掛けます。
当直海曹の『じ・かぁあ〜ん』の合図にこれまた当直士官が青筋たて大きな声で『せー!』と号令を掛ける
のです。本人は"おろせー"と言ってるのですが、なにせ
青筋立ててるもんですから『せー』にしか聞き取れないのです。
 重厚な旋律が40秒流れます。サンディエゴ港に紅い夕日がさよならします。
桟橋の公園で先ほどまでウイスキーボトルをラッパ飲みしていたホームレス風の男性が、ボトルを地面に
置き、右手を胸に当て、艦旗に敬礼してるシルエットに 亜米利加国家を感じた エンスンX・Pでした。 
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01058 グランドキャニオン 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 5日(木)08時59分1秒

熊野の蛍祭りや大峯奥駈のサポートにいつも遠くから駆けつけてくれる柴田さんが7月にグランドキャニ
オンに行ってきました。
その写真を今日の「管理人室からの発信」欄に載せておりますからご覧になってください。
よっころりんさんも柴田さんとはもう何年会っていないのでしょうか。
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01057 Re:Re:ブーブーブーイング 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 5日(木)07時45分27秒

よっころりんさん、
思いもかけぬ素早さでお応えいただき、驚くとともにゾクゾクとするような嬉しさを感じております。
中国について語るのはとても一筋縄でいくものではありません。
私も中国文化には人後に落ちないくらいの深い興味を抱き続けた人間ですが、私が知った知識は読書に
よるものが大半で、あとは、ビジネスの世界で中国を接してしてきた人達や、長期間中国に滞在した人達
の体験談によるものばかりです。

あの広大な国土と種々様々な民族が混ざり合い、4000年以上の歴史を持つ中国のことを思えば、それ
らの個々の知識、体験というものは盲人が像の一部をさわって全体を推し量るようなところがあると思い
ます。
そういう意味で私は様々な中国体験をしてきた人達の話をなるべく多く聞きたく、またこの場に紹介しても
らえたらと願っててます。

よっころりんさんのように、自分の意志で中国に渡り、瀋陽、青島という比較的日本人滞在者が少ない地
域で4年間も滞在し、しかも最初の1年間は学校で中国人高校生に日本語を教えるといった教育に従事

してきた体験は大変貴重なもののように思うのです。
それらの体験談をどうかこの場でいろいろご披露いただけたら皆さんも喜ばれることと思います。

>集団になったときの恐ろしさ、中国では特に感じます。
個人レベルでは「親日的」であっても、集団になったと
きには手が付けられないほど意地が悪くなる。

どの民族にもこのような性向はあるでしょが、集団ヒステリーのようだったあの文化大革命の実態を知れ
ば知るほど、中国人はその傾向が強いように思います。

>でも、いくらそういう下地があったとしても、やはり
国歌斉唱時の過激反応、日本人サポーターに対する攻撃
は許されるものではないと思います。マスコミもオブラート
に包むべきではなく、言うべきことを言わずして陰で
「中国はやっぱりアカンな」と言ってるだけでは
意味がない!のではないでしょうか。

まさに同感です。

>そして、最後にもう一度記しておきたいのは、絶対数が
余りに多すぎる中国では、国民の意識を一定レベルまで
引き上げることがかなり困難だということです。
重慶の事件を恥じ入る中国人もかなりいる、というのが
現実です。

まさに仰るとおりのように思います。
私は毛沢東という政治家を個人的にはまったく好きになれないのですが、”絶対数が余りに多すぎる中国
では、国民の意識を一定レベルまで引き上げることがかなり困難”なその中国を共産主義革命で現在の
中国に導いたそのカリスマ性の功績は評価しております。
逆に言えば、民主主義ではなく、カリスマ性を強くもったリーダーに率いられた集団独裁体制でないと中国
という国は国家の統制が難しい、ということではないでしょうか。
経済は極端な資本主義に変貌してしまったのに国の体制は共産主義、という冗談のような矛盾を抱え込
んでいるのも、そうしないと国家としての秩序を保てないからだと思います。
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01056 ついでにもう一言 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 4日(水)22時28分43秒

今日の午後7時のNHKニュースは、ブーイング問題を取り
上げていました。それを見ていて、私はアナウンサーが中国
の無礼な行為を批判するとは、もう夢想だに致しませんが、
次の言葉は聞き捨てならないと思いました。それは、中国ファ
ンのブーイングの背景には、現在両国間で問題となっている領
土問題があると第三者的な言い方をしたことでした。

尖閣諸島の領有権については、日本政府は公式に我が国に占有
権があることを昔から主張しています。中国が領有権を主張し
始めたのは、そこに石油があることが分った1970年代後半の頃
から。

NHKは半ば強制的に我々から受信料を集めて放送をしている
報道機関です。まさかあの北朝鮮のような放送をせよとはいい
ません。しかし、少しは自国の国益というものを考えたらどう
ですかと、思わず天(井)を仰いだのでした。
編集済
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01055 Re:ブーブーブーイング 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 4日(水)21時54分18秒

よっころりんさま

有難うございます。中国在住の方ならではの貴重な意見が含ま
れていて、たいへん参考になりました。

私は、サポーターが試合中にブーイングをすることは、それが
行き過ぎたものでなければ、許容されると思っています。問題
なのは、国歌に対する侮辱行為です。公的な国際試合に際して、
これは許されることではありません。

首相がスポーツに政治を持ち込むのは云々と述べたと報道され
ていますが、国歌への侮辱行為は政治以前の問題であるだろう
と思います。そのような行為も含めて、今回の重慶のファンの
騒ぎを「恥ずかしい」と感じている中国人は多く見られるよう
ですが、我が国のテレビや新聞は相変わらず歯切れが悪いと感
じずにいられません。その意味で、よっころりんさんの次のご
指摘にはまったく同意します。

>マスコミもオブラートに包むべきではなく、言うべきことを言
>わずして陰で「中国はやっぱりアカンな」と言ってるだけでは
>意味がない!のではないでしょうか。
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01054 ブーブーブーイング 投稿者:よっころりん。  投稿日: 8月 4日(水)09時29分3秒

駄才さま、リワさま

「中国は近代国家ではない」拝見しました。
味安、もといアジアンカップ、盛り上がっていますね。
結局、日本の決勝対戦国はイラン?中国?いずこに?

重慶での件、私は詳しく知らなかったのですが、確かに
ショッキングなことでした。
ただ、日本のマスコミが書きたてているように、「反日
感情」だけではなくて、群集心理で大いにお祭り騒ぎを
してしまっただけという印象も私にはあります。

一部では中国の新聞が今回の重慶のサポーターを批判し、
「北京がある事を忘れるな!」と、マナー改善を呼び掛け
ているという報道もあるようで、重慶での行為が、中国
全土の傾向だと決め付けるのも危険かと思います。

集団になったときの恐ろしさ、中国では特に感じます。
個人レベルでは「親日的」であっても、集団になったと
きには手が付けられないほど意地が悪くなる。中国人の
日本に対する感情というのは、本当に複雑なものがある
と思います。
「ナンバーワン思想」で自分達が世界の頂点だと誇る一方、
現実として追いつききれていない。経済大国として、大き
な顔をしてノサバッテイル?日本人に対して、何かあれば
突いてやりたいといったような願望が、誰しにも眠っている
のではないかと思ったりします。

青島では、そんな剥き出しの感情に出会ったことはありま
せんが、旧奉天である瀋陽では時々、「日本人なら乗って
くれるな」というタクシードライバーに遭遇したりした話
を耳にしたことがあります。
私自身、瀋陽では随分「日本人の歴史教育はどうなっている
のか」と問い掛けられたものでした。やはり戦争の爪痕の深
い地域であればあるほど、こうした反日感情が強いようです
し、重慶の二の舞を演じかねない場所であるといえると思い
ます。

でも、いくらそういう下地があったとしても、やはり
国歌斉唱時の過激反応、日本人サポーターに対する攻撃
は許されるものではないと思います。マスコミもオブラート
に包むべきではなく、言うべきことを言わずして陰で
「中国はやっぱりアカンな」と言ってるだけでは
意味がない!のではないでしょうか。

そして、最後にもう一度記しておきたいのは、絶対数が
余りに多すぎる中国では、国民の意識を一定レベルまで
引き上げることがかなり困難だということです。
重慶の事件を恥じ入る中国人もかなりいる、というのが
現実です。

よっころりん。
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01053 Re:Re:フランソワーズ・サガン 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 4日(水)08時44分37秒

ところで、『悲しみよ、今日は』を私は映画で見ているぞ、と急に思い出したのです。
確か、デボラ・カーが出演していたはず、と思ってウエブ検索をしたら出てきました。(ウエブ検索は本当に
便利ですね)
なんと、デビッド・ニーブン、ミレーヌ・ドモンジョ(浮気相手の女役)、ジーン・セバーグ(主人公役)とそうそ
うたる俳優達が出演しておりました。
デボラ・カーは、デビッド・ニーブンの後妻役でセバーグの義理の母親役を演じたのではなかったかと記
憶しております。頬を片手で押さえて泣くデボラ・カーの姿を覚えております。
http://www.asahi-net.or.jp/~vs6k-nkym/music9912.html

そのサイトの書き手は「映画も洒落ていましたが音楽も良かったですね」と記しております。
「少し年上の恋人がいる40才になりつつあるキャリア女性が、15才も年下の男から『ブラームスはお好き
?』なら今晩音楽会に御一緒しませんか、という誘いの手紙を貰うというものです。ブラームスについては
特に何も書かれていませんでした。24才のサガンが40女の心理を上手く書いているという後書きでしたが
、何せ50代も後半の私ではとてもついて行けず10分程で本を閉じました」
の書き込みを見て、『ブラームスはお好き』を読む意欲がいささか薄れました。

輝姫さまのDMを見ると、『悲劇的序曲』がクララ・シューマンに捧げられたことなどのエピソードもこの小

説の中に記されているのかな、と思ったのですが、どうもそうではないようですね。
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01052 Re:フランソワーズ・サガン 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 4日(水)08時35分37秒

駄才さん
今回は貴兄の隠された面を(と言うと大げさですが)色々知ることができ、興味深かったです。
実は私は『ブラームスはお好き』(ブラームスが、でもブラームスはでもどちらでもいいようですが、新潮文
庫のタイトルは「ブラームスは」となっております)を読んでいないのです。
タイトルが印象深く、少年時代から強く記憶に印象に残っているので、音楽会の話題に使わせてもらいま
した。
ことのついでに言わせてもらうと、今流行の純愛ものテレビドラマの「冬のソナタ」と「地球の中心から愛を
叫ぶ」のタイトルですが、「冬のソナタ」は何となく素敵だな、と思うのに比べて「地球の中心で愛を叫ぶ」は
何だか気恥ずかしくなるようなタイトルと思いました。

>なぜ、サガンを読もうと思ったのか。高校の頃、カミュやサルトル
に熱中していた時期があり、その影響で仏文学に強い憧れを抱きま
した。仏語を学び、仏語でカミュを読んで見たいと願いました。

ほう、そうなんですか。カミユやサルトルねぇ・・・
いわゆる実存主義文学と言われるジャンルですな。
私はサルトルは一冊も読んだことはありませんが、カミユは「異邦人」と「カリギュラ」を読みました。「カリ

ギュラ」が印象深かったです。

>し
かし、受験に失敗して、文学は諦めました。諦めたけれど、仏文学
への憧れが、受験勉強に仏小説を読ませようとしていたのだと思い
ます。

文藝趣味男と私が揶揄しますが、貴兄は本当は文学部を目指していたのですか?
受験に失敗とか、予備校云々と記されているのは貴兄は浪人の経験がおありなのですか?

>サガンの名前を久しぶりに目にしたので、まだ本が手許にあるかど
うか探しました。幸運にも、ペンギン・ブックも朝吹登美子訳も持
っていました。画像便りが、孤独な頃慰められた懐かしい名前を思
い出させてくれました。

私も貴兄のこの書き込みを拝見して『ブラームスはお好き』を読んでみようかなと思いました。輝姫さまも
読んでおられることだし。
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01051 Re:中国は近代国家ではない 投稿者:リワキーノ  投稿日: 8月 4日(水)00時05分8秒

駄才さん

私もこのニュースにはかなりの不快感を感じましたが、場所が支那事変で国民党政府が本拠地を置いた
ために日本の猛爆を受けたという重慶なのですから、この反日感情の発露は起こっても不思議ではない
、とも思ってます。
自信もっては言えませんが、青島とか審陽だったらこんなことは無かっただろうと思います。中国の人達
すべてが反日的ではないと思いますよ。この点についてはよっころりんさんにお尋ねしたいところですが。

>私の理解では、他国を主権国家として認めることが近代であり、したが
って、主権の象徴である他国の国旗国歌を尊重することが、近代の国家
に生きる国民にとって必要な認識である、つまり「常識」であると私は考
えてきました。

「これまでにアジア・サッカー連盟(AFC)のベラパン事務局長は『日本人サポーターの保護』を主催者側
に求めた。日本代表のジーコ監督も30日、『国歌演奏のときにブーイングするのは納得がいかない』とマ

ナーの悪さを批判した。」
というジーコ監督などの記事が朝日新聞に掲載されていますね。
貴兄の仰るとおりなのではと思います。

>今回の重慶でのファンの失礼な振る舞いは、重慶のサッカーファンがこの
ことを理解していない、つまり「近代国家」の意味を理解していないこと
を図らずも露呈したと私は思いました。

重慶は内陸部にあたる四川省に所属します。北京、上海に比べてまだまだ国際的感覚からはほど遠いと
ころにいるのでしょう。

>おそらく中国政府はこの事件
を苦々しく感じているはずです。しかし、中国政府もまた「近代国家」
といえるかどうか分りません。

沿海部での目覚ましい経済的発展のおかげで中国は「近代国家」の仲間入りを果たしたかのように思わ
れるようですが、国内にはらむ様々な問題点を思えば、とても成熟した近代国家とは言えないのではない
でしょうか。

>それにしても情けないのは、我が国の中にあって、重慶のサッカーファン
の振る舞いを批判しないマスコミです。それに較べると、監督選手たち
は立派です。オマーン戦で、俊輔が見事なフリーキックをネットに突き刺し
た瞬間、そしてヨルダン戦で川口がゴールを死守した瞬間、球場は静まりか
えったそうです。言葉ではなく、鍛えぬかれた技術と精神力が、不当なブー
イングを跳ね返す力を持っていることを示しました。

所詮、衆愚の集まりは状況の急激な変化に対しては簡単に言葉を失うのです。
雰囲気で騒いで雰囲気で圧倒されて沈黙してしまう。
衆を頼んで相手を圧迫しようとする輩には私はいつも嫌悪感を催します。

>  ゴール守るただ一人なる任にして青年は目を見開きて立つ

平成10年(98年)、フランスW杯の時に皇后陛下が詠まれた御歌だそうです。

嬉しいですなぁ。
美智子さま、とか美智子皇后というのではなく、皇后陛下と貴兄は記してくださる。
さすがは保守派の論客でいらっしゃる。
御歌もありきたりのものではないですね。
編集済
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01050 フランソワーズ・サガン 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 3日(火)23時27分34秒

画像便りを見ていたら、『ブラームスがお好き』というタイトルが
目に入りました。今はどうか知りませんが、リワキーノさんや私の
世代にはサガンは懐かしい名前なのでしょう。といっても、私が読
んだサガンの小説はただの一冊。それも有名な『悲しみよこんにち
は』ではなく、『ある微笑』という小説です。

東京で予備校生活を始めたとき、どうせ勉強するなら、楽しくしよ
うと、新宿紀伊国屋で見つけたのが、ペンギン・ブックの英訳の
A Certain Smile でした。しかし、それほど難しい英語ではない
のに、分らなくてなかなか先に進めません。結局、新潮文庫の翻訳
を手に入れ、それを先に読んでしまいました。

なぜ、サガンを読もうと思ったのか。高校の頃、カミュやサルトル
に熱中していた時期があり、その影響で仏文学に強い憧れを抱きま
した。仏語を学び、仏語でカミュを読んで見たいと願いました。し
かし、受験に失敗して、文学は諦めました。諦めたけれど、仏文学
への憧れが、受験勉強に仏小説を読ませようとしていたのだと思い
ます。

サガンの名前を久しぶりに目にしたので、まだ本が手許にあるかど
うか探しました。幸運にも、ペンギン・ブックも朝吹登美子訳も持
っていました。画像便りが、孤独な頃慰められた懐かしい名前を思
い出させてくれました。
編集済
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01049 中国は近代国家ではない 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 2日(月)23時07分55秒

中国で行われているサッカーのアジア杯での中国人ファンの日本チーム
及び日本チーム応援団に対する振る舞いが話題になっています。国と国
との試合の前に、国歌が演奏されるのは当然のことですが、その際、日
本国歌に対して大きなブーイングが湧き起こり、そのあまりの大きさに
驚いたNHKは音量を低くして、ブーイングを聞こえないようにしたそ
うです。これらの報道に接して、私が真っ先に思ったのは、「中国は近
代国家ではない」ということでした。

間違っているかもしれませんが、その理由を述べます。近代の国際社会
は「国家」に「主権」を与えました。それは近代では武力による他国への
「侵略」を許さないことを意味します。それがゆえに、クェートに侵略し
たイラクは国際社会から攻撃されました。「国家」はある意味で絶対なの
です。

私の理解では、他国を主権国家として認めることが近代であり、したが
って、主権の象徴である他国の国旗国歌を尊重することが、近代の国家
に生きる国民にとって必要な認識である、つまり「常識」であると私は考
えてきました。

今回の重慶でのファンの失礼な振る舞いは、重慶のサッカーファンがこの
ことを理解していない、つまり「近代国家」の意味を理解していないこと
を図らずも露呈したと私は思いました。おそらく中国政府はこの事件
を苦々しく感じているはずです。しかし、中国政府もまた「近代国家」
といえるかどうか分りません。

それにしても情けないのは、我が国の中にあって、重慶のサッカーファン
の振る舞いを批判しないマスコミです。それに較べると、監督選手たち
は立派です。オマーン戦で、俊輔が見事なフリーキックをネットに突き刺し
た瞬間、そしてヨルダン戦で川口がゴールを死守した瞬間、球場は静まりか
えったそうです。言葉ではなく、鍛えぬかれた技術と精神力が、不当なブー
イングを跳ね返す力を持っていることを示しました。

  ゴール守るただ一人なる任にして青年は目を見開きて立つ

平成10年(98年)、フランスW杯の時に皇后陛下が詠まれた御歌だそうです。
編集済
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01048 高島先生と高原先生 投稿者:駄才小寒  投稿日: 8月 2日(月)22時19分58秒

金曜日から東京に出かけていました。東京は相変わらず暑く、
命からがら仙台に戻ってきました。

>藝趣味男が国語教師の面影の記憶を間違えるとは、
>わっはっはっはっは!

リワキーノさん、少し誤解があるようです。私は
国語の先生の面影を忘れていたわけではありません。
間違ったのは名前でした。私の記憶していた若い女の
先生は高原先生であったと、U君からのメールを貰った
あと、思い出しました。高島先生と高原先生、似ていると
思いませんか。

>うなったら同窓会に出席される駄才さんに”小柄で若くて
>れいな高島先生”のデジカメ画像を撮ってもらわなければ
>りませんな。

高島先生だけでなく、もしかしたら「チエちゃん」の写真も
撮れるかもしれません。
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01047 山田方谷のこと 投稿者:K.mitiko  投稿日: 8月 1日(日)09時00分8秒

山田方谷のことは司馬遼太郎が紹介しているようです。
それにしてもこれだけの人物のことが知られていないの
には驚きます。これは私の推測ですが、幕末の備中松山藩
が最後まで徳川方だったことも関係あるのではないでしょうか。

会津若松藩の例もあるように、いったん朝敵のレッテルを
貼られると過酷な扱いを受けたように、山田方谷ほどの
人物も忘却のかなたに追いやられたのではと思います。
高梁市に山田方谷を顕彰する事跡がいたるところに
あるそうです。

昭和の初め皇室の秩父宮妃が会津若松藩の松平家の娘に
決定した事で、会津若松の人たちがこれで朝敵の汚名が
雪がれたと喜んだと言うエピソードがありました。
山田方谷もその例に似ているように思います。