[ML:06297] Re: 割礼
Wed, 26 Apr 2000 10:16:51 +0900
From: いおり爺

Rriwakino wrote:
> それが西欧文化の最も悪しき姿、というところが意味がよく解りませんが。

いちじくの葉っぱだけ着て闊歩するのは、近代西欧文化でなくてなんだ。
性差の混乱が文明の破壊に繋がるとゆー、有り難い教えであーる。
儂の言ではなく、ハデイースの写しであーる。
朝TVで、バーモント議会が同性結婚を認めたと。由々しき問題だ。
結婚は子孫を繋ぐ決めじゃあなかったのか?
子を生まず育てず躍り狂いが現実になった。せめて夫婦と同じ数だけ残すのが最低の義
務じゃあないのか? Semau(ジコチュー)決わまれり!
これじゃあ半世紀後の日本と同じになる。

> それも仰るとおりでしょう。しかし私の嫌悪感はやはり存在します。

当然です。文化が違いますからネ。正邪は紙一重です。

> しかし、菜穂子さんの話ではアフリカではまだ実際的な割礼をやっているらしいですが。

いっぱいやってます。中世白人が鉄の枷貞操帯を嵌めたのと同じです。
我が国は30歳を過ぎると大年増といって、誰も近かずかなかったのも悲劇ですね。生き殺
しですもの。

> しかし、割礼習慣がなくとも半数が包茎になるということは無いのでは。

生れた時は包茎で、放置すればそのまま成人する男子が多いとゆう意味で、衛生上からも
望まれないのでいっそ切っちゃえとなったのでしょうか。
ちなみに哺乳類で性器は最大かつ収納できないのは人科だけです。欠陥極まれり。

> 三大宗教というと、残りは仏教ですか?

違いまして、連戦連勝のヤソ教ことキリスト教でありんす。

> 何かもの凄く意味深なお言葉ですね。色々なことを想像してしまいました。

想像の世界に浸るのはタダです。本能行動を起こすとストーカーと言われます。
不老長寿を求めた除福と同じで、信じられない知恵を働かせる閑人は一杯います。フォー
ラムでも開きましょうか。
>
> タイトル、出版社が解りましたら是非、教えてください。

あんまり深入りしないが身の為。 歩く公害より

[ML:06298] Re:割礼
Date: Wed, 26 Apr 2000 21:08:01 +0900
From: リワキーノ

いおり爺様
電光石火の如き早速のレス。

> いちじくの葉っぱだけ着て闊歩するのは、近代西欧文化でなくてなんだ。

いちじくの葉っぱだけ着て闊歩するっていおり爺さん、それは旧約聖書のそれもごく初期の
時代でしょ?
かの有名なアダム氏とイブ嬢ではありませんか。彼らが近代西欧文化の具現者ですか?

> 性差の混乱が文明の破壊に繋がるとゆー、有り難い教えであーる。
> 儂の言ではなく、ハデイースの写しであーる。

ハデイース??何です?それ。

> 朝TVで、バーモント議会が同性結婚を認めたと。由々しき問題だ。

いおり爺さんは同性愛結婚を認めないということですね。
それはいいとして、では同性愛そのものも否定されますか?

> 結婚は子孫を繋ぐ決めじゃあなかったのか?
> 子を生まず育てず躍り狂いが現実になった。せめて夫婦と同じ数だけ残す
> のが最低の義務じゃあないのか? Semau(ジコチュー)決わまれり!

同性愛結婚の数が人類の種族保存にとってそれほど大きな脅威になるようなものなのでし
ょうか。私は結婚しない人が増えつつあるといことのほうが遙かに危機感を感じますが。
もっとも結婚しないことも、結婚していてもセックスレス夫婦であり続けることも個人の自由
ですからとやかくいうことはできないと思いますが。

> > それも仰るとおりでしょう。しかし私の嫌悪感はやはり存在します。
> 当然です。文化が違いますからネ。正邪は紙一重です。

私が女性の割礼に感じる嫌悪感は切腹や指つめなどに感じるものとは違います。
切腹は普通武士がやりますでしょう?指つめはヤクザがやるものではないですか?
いずれの風習も、その生まれやその世界に入ったときに一応覚悟をあらかじめしている事
柄ではないでしょうか。ちなみに私は切腹や指詰めを嫌悪しておりません(アブナイ発言で
すが)。
しかし、女性の割礼は何の覚悟も身につけていない年端のいかない子供に行うと思ったの
で、その残酷さに私は嫌悪感を抱くのです。

> > しかし、菜穂子さんの話ではアフリカではまだ実際的な割礼をやっているらしいですが。
> いっぱいやってます。中世白人が鉄の枷貞操帯を嵌めたのと同じです。
> 我が国は30歳を過ぎると大年増といって、誰も近かずかなかったのも悲劇
> ですね。生き殺しですもの。

貞操帯はひどいものです。写真集でそれらを見たとき、ゾッとしました。
妻に対する信頼感と思いやりがまるで無い、男の身勝手なやり方です。
十字軍に行って戦死してしまった男の妻はどうやって貞操帯を外せばいいのでしょうか。
誰かが合い鍵を預かっているのでしょうか。
もっともあんなものがたくさん残っているということは、あの当時の性モラルも相当堕落して
いたのかも知れませんが。

> > しかし、割礼習慣がなくとも半数が包茎になるということは無いのでは。
> 生れた時は包茎で、放置すればそのまま成人する男子が多いとゆう意味で、
> 衛生上からも望まれないのでいっそ切っちゃえとなったのでしょうか。

つまり、割礼というのはそういった目的もあったということですか。それなら私が何かで読ん
だことは間違っていなかったわけですな。

> ちなみに哺乳類で性器は最大かつ収納できないのは人科だけです。欠陥極まれ
> り。

もうやたらに確認をして恐縮なのですが、「最大かつ収納できない」の意味が解りません。

> > 三大宗教というと、残りは仏教ですか?
> 違いまして、連戦連勝のヤソ教ことキリスト教でありんす。

納得しました。しかし連戦連勝という表現は傑作ですね。

> > 何かもの凄く意味深なお言葉ですね。色々なことを想像してしまいました。
> 想像の世界に浸るのはタダです。本能行動を起こすとストーカーと言われます。
> 不老長寿を求めた除福と同じで、信じられない知恵を働かせる閑人は一杯
> います。フォーラムでも開きましょうか。

いいですね。ただし、男だけの集まりにするのは避けたいものです。下手するとただの猥談
になりかねません。

> > タイトル、出版社が解りましたら是非、教えてください。
> あんまり深入りしないが身の為。 歩く公害より

爆笑しました。それでも教えていただきたいものです。
リワキーノ

[ML:06299] Re:女性の割礼
Date: Wed, 26 Apr 2000 23:05:55 +0900
From: 海彦

リワキーノ様
イスラム教と言えば割礼を連想する人は多いようですが、実のところイスラム法には割礼
に関する規定はありません。割礼は中東からアフリカにかけて広く見られた古俗であり、現
在でもこの地域に住む人々の間ではその風習が残っているところがありますが、それはイ
スラム教とは直接的な関係はありません(ユダヤ教徒やキリスト教徒であっても割礼をして
いるケースは多々あります)。ちなみに、東南アジアのイスラム教徒の中にも割礼の風習は
見られますが、これらは中東からイスラム教が伝わった際に、一緒に伝わってきたもので
はないかと思います。

> 私は宗教的儀式とか風習についてはそれがいかに奇妙なものであろうとも批判が
> ましいことは慎んでいる者ですが、この女性の割礼だけは激しい嫌悪感を覚えま
> す。

先述のように「女子割礼」はイスラム教とは何ら関係のないものですが、中東やアフリカの
一部の部族においてはそれをあたかもイスラムに依拠するものであるかのごとく喧伝し、女
性の恐怖心を煽っているケースが見られます。そこにはとても強い「作為」のにおいがあり
ますね。

> どなたかこの割礼について詳しいこと、あるいは書かれた本をご存知の方があり
> ましたらお知らせ願えませんでしょうか。

女性の割礼の問題については、フラン・P・ホスケン「女子割礼」(明石書店)が詳しいと思い
ます。また、この問題についてはアムネスティ・インターナショナルが活発な運動を展開して
いると聞いておりますので、その日本支部にコンタクトされては如何でしょうか?
海彦

[ML:06304] Re:女性の割礼
Date: Wed, 26 Apr 2000 23:59:17 +0900
From: リワキーノ

海彦様
海彦さん、上記の内容を教えていただき、本当に感謝の思いです。
畏敬するイスラム教への突如抱いた疑心暗鬼の気持ちを保留させてくださいました。

> 先述のように「女子割礼」はイスラム教とは何ら関係のないものですが、中東やア
> フリカの一部の部族においてはそれをあたかもイスラムに依拠するものであるか
> のごとく喧伝し、女性の恐怖心を煽っているケースが見られます。そこにはとても
> 強い「作為」のにおいがありますね。

そういう可能性もあるのではないか、と考えたのですが、なんせ、女性の割礼ということ
自体が私にとっては初耳であり、動揺したのです。
しかし、イスラム教とは関係なくとも、女性の割礼が行われている事実があるのならば私
の追求は止めるわけにはいきません。だからと言ってこれという解決法を見出すことも出
来ないのかも知れませんが。

> 女性の割礼の問題については、フラン・P・ホスケン「女子割礼」(明石書店)が詳
> し
> いと思います。また、この問題についてはアムネスティ・インターナショナルが活発
> な運動を展開していると聞いておりますので、その日本支部にコンタクトされては如
> 何でしょうか?

資料の紹介を有り難うございます。「女子割礼」は早速注文します。
リワキーノ