映画「キング・アーサー」の上映が始まる

映画「キング・アーサー」の上映が7月24日から全国一斉に始まります。
(梅田ブルク劇場など一部の映画館では17日から先行上映中)
ヨーロッパ三大伝説の一つ「アーサー王と円卓の騎士」物語の映画化です。
少年時代からこの伝説のオタクだった私は当然劇場に駆けつけるつもりでおりますが、
16日に「トロイ」を再度観に行ったおりに予告編を見てからいささか不安になりました。
WEB検索でこの映画を調べたところ、ストーリーがこの伝説のオーソドックスな内容と
はかなり違っているようであり、主要登場人物の役者の風貌もキャラクター設定も私の
馴染んできたものとは相当違ってるのです。


「アーサー王と円卓の騎士」伝説はキャメロットというアーサー王の宮廷の華やかさと共
にイメージされる物語なのに、この3人の男女のファッションを見て下さい。
どう見てもヨーロッパ中世のころの地味で暗い雰囲気ですよ。左からラーンスロット、グゥ
イネヴィア、アーサ王です。

この騎士たちの様子のなんとリアルで地味っぽいこと!
もっと派手に飾り立てて欲しかったなぁ。カラフルな色彩の旗や盾はどこに置いてきたのだよ?
しかも坊主頭や髭面ばかりで、まるで「ラストサムライ」のシーンかと錯覚しそうではあり
ませんか!

そして私はポスターを見たときから、あの弓を引いているのはまさかグゥイネヴィア王妃
ではあるまいな?と案じていたら何と!グゥイネヴィア王妃だったのです。
何でグゥイネヴィア王妃が弓矢の名手なの!あの伝説の中のどこにアーサー王の妻グゥ
イネヴィアが弓を手にするシーンがあるんだよ!と私は唖然としました。

この弓を手にするグゥイネヴィアはまだ気品を持った王妃らしくていいです。

しかし、入れ墨したこの女戦士の精悍さはどうです!まるでアマゾネスかワルキューレじゃ
ないですか。(恐いよ〜)

ギョエー!
ゴルゴンだあああぁぁぁ!

私の憧れのヒロインがなんて姿なんだぁ!
関係者を呼べ!責任者、出てこい!

(ただし、私はまだ一度も映画を観ておりませんが・・・)