久しぶりの大峯・台高(3) 2006.07.30〜31
31日の朝、和佐又山は濃い霧に覆われてました。
ヒュッテ側の花壇には岩本夫人の育てた珍しい花がいっぱいです。
ベストレッド
ベゴニア。岩本夫人が選んだのだからリーガスベゴニアではないか、と家内が言います。
家内はギボシではないか、と言いますが図鑑で調べると一寸違う感じです。
何の花でしょう?花に結構詳しい家内も知りません。
蜘蛛の巣に露が付着してこうなるのでしょうか。
八戸のグループが野営している上の方まで散歩がてら足を延ばしてみました。
樋口先生は今、起きてきたばかりだとのこと。今日は完全休養日だそうです。
今夜は洞川でキャンプ。明日は生徒達をユニバーサル・スタジオ・ジャパンに連れて行くそうです。
この車で来るときは名古屋までフェリーで、帰りは陸路先生が一人運転して八戸に戻るそうです。
和佐又山を出発して平日で人出が少ないことが見込まれる大台ヶ原を目指しました。
国道169の伯母峰トンネルの分岐から大台ヶ原駐車場まで約40分のドライブ。
途中、かなりの距離にわたって濃霧発生のために徐行を強いられました。
なにしろ、年間降雨量5,000ミリという世界有数の雨水量を誇る台地なのです。
日本国内においても最大の年間降雨量を記録しています。
大台ヶ原駐車場
駐車場に面したビジターハウス。すぐ後はトウヒやシラビソの樹林です。
私たちは人工造築物で汚染された大台ヶ原最高地点の日出ヶ岳や遠回りとなる正木ヶ原避けてほとんど
登り降りの無い牛石ヶ原から大蛇ーのコースを行きます。
長い長い枝木を持つシラビソ。
公園のように整備されていますが、あたりの樹木が関西の他の地では見ることのできない種類の針葉樹
なのです。
牛石ヶ原に到達すると野生の鹿達がたむろしています。
妊婦の鹿ですね。
目的地の大蛇ーは東の谷に面する絶壁の地で、目の前に大峯山系の雄大な姿が広がるのですが、
何にも見えません。
ここで昼食をとり、私たち家族は忠実に来た道を引き返していきました。
久しぶりに訪れた関西の奥座敷、大峯・台高の自然を我々はかなり楽しむことができたと思います。
和佐又山ヒュッテの宿泊代(一泊二食\7150)も含めて家族3人で要った費用がわずか¥30.000。
皆さんもこのコースを楽しんでみられませんか?