上は源八橋。大川の流れは向こう側です。
大川沿いに出ると遊覧船が。
花は七部咲きというところでしょうか。
Capt. Senoh が好きな枝垂れ桜。
でもこんな小ぶりでは彼の心を引かないでしょうな。
Capt. Senoh の枝垂れ桜好きのことを話したら、枝垂れ桜だったら京都の原谷苑が最高!とマリー
ゴールドさんが言います。
枝垂れ桜マニアのCapt. Senoh のこと、当にご存じと思いますが、念のためにお知らせしておきまし
ょう。
http://homepage2.nifty.com/cub/niwa/haradani.htm
すぐに対岸にOAP(大阪アニメティパーク)の建物群が。
woodman氏が大阪出張のときに定宿としている帝国ホテル大阪もこの中に(右側の建物)。
帝国ホテル前の船着き場から帝国ホテル所有の遊覧船「ひまわり号」が出発するところでした。
今から7年半前、調律師協会大阪地区の催しとして大川クルージングをしながらの船上のパーティ
を企画し、大変好評を得たそのひまわり号です。その時に参加したマリーゴールドさんも素敵な船
上パーティだったと言ってました。
(画像はその船上パーティのときのもの)
やがて藤田邸跡公園の入り口のところに来ました。
藤田邸跡公園とは、このあたり一帯の広大な敷地に豪邸を構えていた明治時代の豪商、藤田伝
三郎男爵の邸宅跡を公園にしたもので、藤田美術館や結婚式場「太閤園」などもその敷地内にあ
ったそうです。
藤田邸跡公園については下記のサイトを参照ください。
http://www.landtec.jp/works/a%20work/huzitatei.htm
左画像は京橋方面のビジネスパーク。右側画像は土蔵を利用した藤田美術館とその後は太閤園。
藤田美術館→
http://www.city.okayama.okayama.jp/museum/fujita/
太閤園と藤田邸との繋がりについては→
http://taiko-en.main.jp/blog/2006/07/post_18.html
こんなひっそりとした雰囲気の場所が大阪のど真ん中の河原にあるとは信じがたい思いでした。
大阪市長公邸です。いつもは正面玄関の方角から見るばかりで裏から見るのは初めての経験です。
時計が12時を過ぎましたので藤田邸跡公園を出た川縁で昼食をとることにしました。
嬉しそうな女性たちの表情。
曽爾高原のときのように今回もマリーゴールドさんがおかずを用意してくれ、私はおにぎりのみ持参。
マリーゴールドさんの作られる手作り料理は非常にヘルシーなのに美味であり、持参したコンビニで
買った安酒も美味しくいただけました。ただ、1合半の量はチッと物足りなかった感じでしたが。
食事をしているところにひまわり号がクルージングから戻ってき、こちら側の岸縁沿いに航行するので
急いでデジカメを構えました。
やがて天満橋近くの川崎橋にやってきました。歩行者専用の橋でマリーゴールドさんお気に入りの形
をした吊り橋で、ここから大川の右岸に渡ります。
川崎橋の写真を撮っていませんのでネットから拝借してきました。
橋の上から見るとやはり桜のシーズンだからと思えるのですが、船が頻繁に行き交いしているのが目
立ちます。
左側の船なんか十数人くらいの乗員ですが、音頭取りみたいな人が昼間から浮かれ騒いでました。
右端の写真の奥に見える二つの橋が架かっているところが天神橋で、ここから大川は堂島川(右)と
土佐堀川(左)と別れます。
間の洲が中之島です。右岸に写っているコンテナ状の建物は何でしょうか?
右岸をしばらく行く事わずかで天満橋に到着。
天満橋南詰め東に建つOMMビル(大阪マーチャンダイズマートビル)は私が昭和44年に大阪に
来てからすぐに出来たビルですが、外装を上手に変えているせいでしょうか、40年近く経った古さ
をまったく感じさせません。天満橋界隈のシンボル的存在です。
先ほど、ちょっと触れた右岸のコンテナ状建物は艀 (はしけ)上に造られた水上酒場でした。
う〜む、もう少し、日が傾きかけてていたら3人でちょっと一杯、と行きたいところだな、とこのバーに
はいささかの未練が残りました。
対岸の旧松坂屋デパートビルの横手奥にウエシマ嬢の住まいされるマンションが見えたので、そう
言うと、「へぇー、彼女、こんな都心のマンションに住んでいるの?優雅ねぇ!」とマリーゴールドさん
が言われます。
そうです。大阪城や淀屋橋、京橋は歩いて行ける距離。梅田、心斎橋、難波は自転車で行ける距離。
都会派の人間には堪えられない住宅環境ですよね。
中之島の東端が見えるところまで散策し、行きずりの人に写真を撮ってもらって天満橋まで引き返し
ました。
ここからは大阪城へ向かいます。
(続く)