4/10 2002掲載

by Yoko

 
 
 
apr01.jpg
じんろくです。ちょっとご無沙汰していました。
ママがぐずぐずしていたので遅くなりましたが、ご近所の早春風景と春の行事のご案内をします。
花子のバニー姿どう?
 
 
apr02.jpg
春の訪れを知らせる”Pussy willow” ねこやなぎ です。しばらく閑散としていたウィルソン
ファームの外に、ねこやなぎが姿を現すと春は近い!
記録的な暖冬だといわれていたボストン近郊ですが、3月の半ばを過ぎて3度も積雪があり
ました。4月に入って雪がちらついた日もあったし、気をつけないとママみたいに風邪ひい
ちゃうぞぉ〜
 
apr03.jpg
 
 
St. Patrick’s Day とは、アイルランドの守護聖人パトリックを祝う行事です。
アイルランドでカトリックの布教に一生を捧げたパトリックが、キリスト教の三位一体を
表すのに三つ葉のクローバーを用いたので、後に三つ葉のクローバーがアイルランド
の国花となりました。そこで、パトリックスデイのシンボルとして三つ葉のクローバーが
使われることになり、この日は緑色のものを身にまとい、ボストンの町ではパレードが
われます。緑色のビールもあるんだって!
アメリカの東海岸には、アイルランド系の移民が多いので、ボストンではこのお祭りが
盛大に執り行われています。アイリッシュダンスを踊ったりして、陽気で楽しそう!
でも、人込みが嫌いなママは、パレードを見に行かなかったので、写真はありません。
アメリカのカード売り場は面白いよ。バレンタインの前は、赤やピンクのカードであふれ
それが終わるとパトリックスデイの緑やイースターのパステルカラーと華やかです。
 
apr04.jpg
 
お花やさんにはこの時期、緑色に染められたチューリップやカーネーションがありました。
キリストの復活を祝う復活祭
春分の日のあとの満月から数えて最初にくる日曜日がイースターサンデーなので、年によって
日にちが違います。今年は3月31日でした。
 
apr05.jpg
 
クラフティーヤンキー
バレンタインズデイが終わると、一気にイースターの飾り付けへと変わります。
卵や鳥、そしてうさぎの置物が目に付きます。
卵は生命の誕生を、うさぎは多産なので繁栄を表わしているとか。でもいろんな説がある
みたい。
 
apr06.jpg
 
Potterybarn 
季節毎に商品が替わる、ちょっと洒落た雑貨のお店です。卵型のお皿が可愛いでしょう。
ママはこのお皿が欲しかったみたいですが、収納スペースのことを考えて諦めたみたい。(涙)
 
apr07.jpg
Williams sonoma
日本からは撤退してしまったようで残念なキッチン用品のお店。
ここもシーズン毎に展示される食器が替わっていたり、行事によって置いてあるお菓子作りの
材料が違っていたりと目が離せません。
でも女の人って不思議だね。買わなくても見てるだけで結構楽しめちゃうんだね。うちのママが
そうだよ。大抵は 「見てるだけぇ―」
 
 
apr08.jpg
 
Easter lilies
イースター前になると、白百合が目に付くようになります。
白百合はマリアさまの純潔を表わすそうです。マリアさまに受胎告知した天使ガブリエルも
この白百合を手にしていました。僕って博識!
 
 
 
apr09.jpg
イースターのときには、庭や部屋の中に隠した卵(ゆで卵に彩色したもの)を子供たちが捜して
まわるゲームをします。
エッグハントと呼ばれていて、マーケットにも「EGG HUNT 31 AM11:00〜 」なんて案内が
貼ってあります。僕のお友達の兎さんたちも、卵を見つけてきたみたいだね。
 
ボストン近郊は、とてもお天気の変わりやすいところです。春が来たぁ―と思うのもつかの間。
すぐ氷点下の気温に逆戻り。でも今週はだんだんと気温も上がってきそうな予報がでています。
3月の終わり頃から、各家では春の庭掃除が始まります。芝を綺麗にして、水仙などの花を植え
始めると(球根ではなくて既に育っているもの) 急に明るく華やいだ感じになります。
風はまだ冷たくとも、気分は春に向かいます。
 
来週15日は、いよいよボストンマラソンです。松尾和美さんが参加される日を楽しみにしていま
したが、引退されてしまって残念です。友人からまわってきた「週刊新潮3月14日号」結婚・124
ページで和美さんのご結婚が紹介されていました。とても理解のあるご主人さまのようですね。
おめでとうございました。こちらで本は高いので、みんなでまわし読みをしています。(ママ談)