4/23 2004掲載

2004年1月2日
 
第80回箱根駅伝 往路5区
 
大晦日からの二泊の箱根の旅も今日でおわり。
箱根駅伝の日に行き合わせたので、折角ですから沿道で応援する
ことにしました。
箱根駅伝の観戦といえば富士屋ホテルのある、宮ノ下温泉で。
以前から箱根駅伝といえば宮ノ下、と私の頭の中にはありました。
 
強羅のホテルの方曰く、宮ノ下で車を駐車するのは難しいとのこと。
しかし、富士屋ホテルでお食事すれば駐車させてくれるんじゃないの
との私の意見で渋々富士屋ホテルへ向かうじんろくパパ。
富士屋ホテルの正面玄関へと車を進めます。あぁ〜駄目でした。
この日は駐車を予約している方しか駐車できないとのこと。公営の
駐車場もいっぱいのようなので、駐車できそうな強羅へと戻ります。
駅近くの箱根名物銀豆腐前に車を駐車して、登山電車で強羅から
三つ目の(強羅→彫刻の森→小涌谷)宮ノ下へと向かいました。
 
宮ノ下では駅伝の観戦に向かう人々が、ぞろぞろと富士屋ホテル前
へと歩いていきます。途中で応援用の旗が配られていたので戴きます。
さぁ、やって来ました。箱根に着いた日(31日)から既に準備の様子を
目にしていましたが、いよいよ今日がその本番。
 
 
通過時刻の一時間位前に着きましたが(11時少し前)まあ、すでに凄い
人だかりです。テレビの中継スタッフも準備に余念がないようです。
正面、富士屋ホテルの直営ベーカリー・ピコットの上から観戦しようとする
人も・・・いいアイデアかもしれません。
 
ここ宮ノ下では商店会の方々が中心となって、箱根駅伝を盛り上げて
います。無料のシチュー・パンが1,200食も配られます。シチュー・パン
とは、パンの中身をくり抜いてシチューを入れたもの。寒い中で選手を
待ち受ける観客の身体を暖めてもらおうとの配慮で始められました。
幸いこの日は暖かく、私達の傍で観戦していた方が、こんなに暖かい
のは珍しいことだと仰っていました。
 
 
ただ今の順位は・・・
 
 
順位が変ると札の入れ替えが行われます。
 
 
このようなリストが渡されます。
 
ここ宮ノ下での応援の特徴は、学校名ではなくて選手の名前を連呼
するというもの。地元FM放送のアナウンサーの指導のもと、応援の
練習が始まりました。
道路を挟んだあちら側とこちら側で、交互に選手名を叫びます。
最初にやってきそうな選手は、駒澤大学の村上君でしたので、皆で
「むらかみ」と練習です。
「む ら か み!」 「む ら か み!」
アナウンサーの「そちら側の方、声が小さいですよ。もっと大きな声で!」
一生懸命声を出します。「む ら か み!!!」
こうやって皆が一体となって、応援気分が高まっていくのです。
こんなことが行われているなんて、驚きでした。地元の方々の箱根駅伝に
かける意気込みが感じられ、清々しい気分でした。
 
先導車がやってきて、さぁいよいよ村上君の登場か・・・・・
花火が打ち上げられているのか(?)ポンと音で合図です。
 
 
いよいよ駒澤大学の村上君、富士屋ホテル前を通過です。
む ら か み! む ら か み! むらかみ―!!!
 
 
しばらく間があいたり、続けてだったり・・・応援も気が抜けません。
三人一緒のときは、もう何がなんだか・・・三人の名前が飛び交い
みんな夢中で応援します。
 
 
 
 
 
 
はぁ〜っ 宴は終わりました。
あっという間に観客は散って行きました。
 
 
富士屋ホテルでお食事して帰りたいのはやまやまなれど、とても混んで
いたので諦めて、また強羅へと戻ります。あまり遅くならないうちに帰り
着きたいので急ぎます。
宮ノ下駅、上り下りともホームに人が溢れています。こんなに大勢の人
がいて、次の電車に乗れるかしら・・・
やっとのことで乗ることはできましたが、超満員で苦しかった―
 
強羅で路上駐車しておいた車。駐車違反の切符を切られることもなく無事
ありました。
観戦前にじんろくパパが気をきかせて買っておいてくれたピコット(富士屋
ホテル直営のパンやさん)のレ―ズンパンを車中で頬張ります。
ずんぐりと長いレーズンパンにお砂糖がまぶしてあるのですが、私はこの
パンが大好きで、箱根を訪れ帰りに宮ノ下を通るときには必ず買い求める
のです。このパンの焼きたては最高! 食にとてもこだわりのあるじんろく
グランマも大いに気に入ってくれました。よかったぁ。
書いてるうちにまた食べたくなってきました・・・
 
往復とも運転はじんろくパパひとりで。じんろくパパのお蔭で親孝行もでき
とても楽しいお正月を過ごすことができました。ほんとに箱根は最高!
大好き! また行きましょうね。
 
 
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