8/19 2003掲載
ヨーロッパ放浪新婚旅行 Hiro&麻美
第一篇・・・スペインT
待ちに待った出発の日。
これから始まる一ヶ月の旅生活。全く未知の場所を
自分たちの力だけで移動し、帰国便の出発地イタリア・ローマに
ちゃんと着けるのだろうか・・・というワクワクを胸にいざ出発。
<1> パリ上空は大混雑
7月7日シンガポール航空にて福岡を出発し、
シンガポール→パリ経由で7月8日AM9:00に
スペインのマドリッドに到着。
機内で覚えるつもりだったスペイン語も、睡魔には勝てず
「Ora!(こんにちは)」「Adios!(さようなら)」
のみを習得
そのままバスで世界遺産の街、トレドへ
<2>街全体が世界遺産
一泊目の宿泊地はパラドール(中世の城や貴族の館や
修道院などの歴史的建造物を利用した国営のホテル)
<3>
パラドールだけはどうしても泊まってみたくて、今回の旅で
ここだけはネットで予約済み。
到着早々の絶景に、しばし感動!!
<4> テラスから見えるトレドの街
さっそく街に繰り出し、そぞろ歩き。
<5,6> トレドの街並み
トレドのカテドラル(大聖堂)。その荘厳さ、存在感に心打たれ
キリスト教の力を感じずにはいられなかった。
このあと様々な街で沢山の教会を目にしたが、結局ここが最も感動。
大学の卒業旅行で、ウェスト・ミンスター寺院、ノートルダム寺院、バチカンなどを
見た麻美も、「ここが一番すごい・・・」
<7,8> スペインカトリックの総本山
感動すると腹が減る!?
<9> パラドールのテラスにてディナー
噂には聞いていたが、なかなか日が落ちずこれでもPM9時過ぎ
移動の疲れとワインで爆酔
<10,11>
今度行くときは何泊かしたいなぁ・・・
第2日目
バスを乗り継いでこれまた街全体が世界遺産のセゴビアへ
<12>
カスティーリャ地方の大地を望むセゴビアのアルカサル(要塞)。
なんでもあのディズニーの「白雪姫」の城のモデルらしい。
<13,14>
セゴビアのカテドラル。
<15>
ここの街並みも美しく、ヨーロッパの雰囲気を満喫
<16>
そして何と言っても、これまた世界遺産のローマ時代の水道橋。
紀元1世紀前後の建造。唖然・・・
<17>
またしても世界遺産を見ながらの夕食。
スペインで特筆すべきはビールの美味さ。ゴクゴク飲めて
毎日、毎食以上のビールを摂取。
<18,19>
この日から最終日まですべて現地でホテルを確保することになる
第3日目
マドリッドへ戻り、スペインの新幹線「AVE」に乗って一路
アンダルシア地方のセビージャ(セビリア)へ。
<20,21>
今回の旅のスタイル。3日分の着替えのみを入れた小型のキャリーケースのみ。
気分は「世界の車窓から」
<22>
2時間半でセビージャに到着
<23>この地方の名物の冷たいスープ「ガスパチョ」
スペインで絶対見たかったものは、フラメンコとガウディの建築物。
ここセビージャはそのフラメンコの本場。<24、25>
最も老舗で、第一線で活躍しているフラメンコも出演するという「ロス・ガリョス」。
こじんまりとしたタブラオ(ライブハウスのような店)で、目の前で見たフラメンコ
の迫力とリズムに2時間酔いしれ、放心状態・・・
<26>
フラメンコのダンサーと。麻美よりちっちゃい。
ライトアップされたスペイン最大のカテドラルとヒラルダの塔も
忘れられない美しさ。広場では生演奏の音楽が流れて雰囲気最高!!
<27>
し・か・し!!
みなさんもご存知のとおり、今夏の西ヨーロッパは熱波にみまわれ、
特に「アンダルシアのフライパン」と呼ばれるこの地域は、強烈な日差しでした。
昼間には40℃以上まで気温があがり、とてもこれ以上滞在する気になれず、
一日予定を早め、レンタカーを借りて次の街へと移動しました。
今後は、車でアンダルシア地方の田舎の、美しい白い村を訪ね歩きながら
地中海に進み、グラナダを目指します。