8/28 2003掲載

少し間があきましたが、旅行記続編です。
 
第三篇

フェスティバルの南仏へ
<南仏map>
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名残惜しみながら、10日間滞在したスペインを出国。
(第二篇中で5日目の宿泊地フエンヒローラを忘れていました。。。)
人と街の魅力が溢れ、力強い文化を感じられるスペインは
今回訪れた3カ国の中で最も強いインパクトを残してくれました。
 
第10日目
 
<1>
バルセロナを出発し、特急タルゴ(遅い)でフランスへ
 
<トリコロール>
Bonjour!!
 
モンペリエで普通電車に乗り換え演劇祭のアヴィニョンへ
<2>
ここは「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろよ・・・」の歌で世界中にその名を
知られる街。

周囲を城壁に囲まれた古い街は、洗練された佇まい。
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<3>
夏の南仏はどの街もフェスティバルの真っ最中。
アヴィニョンはアヴィニョン演劇祭期間中で、一年で最も賑わっている時。
でも一番盛り上がるのは深夜・・・その前に南仏の一番の楽しみは・・・
 
そう、食事!!
<4>
この前菜最高!(紅桃と生ハムとルッコラ)
 
<5>
このメインサイコー!!(ソースがうまいうまい)

<6>
この顔でどれぐらい美味しかったのか想像してください(笑)!
地元の人が紹介してくれた細い路地にあるこのレストランは
私たちの中では星3つ!!
 
ワインも飲んでいい気分でメインストリートへ
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<7>
 
大道芸人だらけで異常な盛り上がり。
世界遺産の法王庁宮殿(14世紀にフランス王の圧力に屈した
ローマ法王が法王庁をアヴィニヨンに移した時のもの)前の広場
には様々な楽器の音色が響いていた

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<8,9,10>
 
夜もどっぷりと更け、フルートの音色響く小道を帰る
<11>
 
第11日目

思いつきでレンタカーを借りようと、カウンターに行くが
どの会社も3日後まで車はないとのこと。
各社一様な返答に疑念を抱き、意地でも借りてやろうとネットカフェで
格闘し、何とか次の日から7日間借りることができた。
 
お気に入りの街アヴィニョンでの2日目のディナー。

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<12,13>
ブルーとホワイトのかわいいレストラン

<14>
このデザートは絶品!絶品!!絶品!!!
オーダーしてからオーブンで焼き上げ、中にはトロトロのチョコレ〜ト〜
(フォンダンショコラっていうのかな?)
 
第12日目

レンタカーでいざ南仏の田舎町へ!
 
7月のプロヴァンスはラベンダーが見頃。
「ラベンダー街道」の出発点、「ソー」という町を目指す。
 
少し街を離れるだけで、うなるほどきれいな街道が続く。
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<15,16>
 
途中、運河と水車とアンティークの町「リル・シュル・ラ・ソルグ」
に立ち寄る。
<17>

ここは、18世紀の邸宅が建ち並び、その時代の古い水車が
数多く残る、明るくかわいい町。
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<18,19>
この小さな町には200以上の古物商があり、パリに次ぐアンティーク
の集積地となっているらしい。
 
またまた、寄り道。
秀昭さん! この風景に見覚えはありませんか??
帰国後に、秀昭さんの旅行記を見てびっくりしました。
<20>ゴルドという村
この辺はいかにも南仏らしい風景が続き、綺麗でしたよね!
 
ラベンダー畑に囲まれた、12世紀創建のセナンク修道院
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<21>
でもラベンダーは刈り入れ中・・・
 
自然公園の険しい山道を進み
「ソー」近郊の高原に広がるラベンダー畑に到着
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<22>
澄みきった青空の下、あたり一面に広がるラベンダーの
香りでリフレッシュ!
 
新型プジョー307で快適ドライブ
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<23>
これなら、ヨーロッパのドライバーとも互角にわたりあうことができた
 
「ソー」から一気に南下し、セザンヌが愛してやまなかった
プロヴァンスの首都、「エクス・アン・プロヴァンス」に宿をとる。
<24>
南仏のパリと呼ばれるお洒落な町。
緑が多く、通りも建物も美しく、いかにもヨーロッパ、いかにもフランス
といった雰囲気に溢れていた
 
夜にはクラシックカーのラリー「ALPES RETRO 2003」のスターティングセレモニーが開かれ
<25>
100台近いこだわりの美車を目にした。
ほとんどが1920年代から1930年代の車で、「遊び」の次元が
日本人とは違う・・・
 
そして料理も次元が違う!!
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<26>前菜の盛り合わせ
絶品。
写真を今見ても、ヨダレが〜
 
茄子と挽肉を使った郷土料理「アルルカン」とブイヤベース
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レストランもすっごくいい雰囲気。
エクス・アン・プロヴァンスは気持ちのいい、お気に入りの町のひとつ。
 
第13日目

今日はプロヴァンス地方を出発し、また地中海を目指す。
適当に南下していき、マルセイユの南東にある「ラ・シオタ」という
小さな港町にたどり着いた。
この町の海を望む「エデン座」
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1895年に世界で初めて映画が上映された映画館
 
この辺りの海岸線は、小さな港町が続く。
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<29>
その中でもここ、サナリー・シュル・メールは
落ちついた趣のある町。
かわいい漁船やヨットがよく似合う
 
そして、ブリジット・バルドーが裸足で歩いた港の通りがあることで
有名な、サン・トロペ
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<30>
スターがよく来るらしく、高級感溢れるお洒落な街という感じ。
(翌日の新聞で知ったけど、ジャック・ニコルソンが来ていたらしい)
 
この日の夜はコート・ダジュールの入り口、サン・ラファエルに宿泊
<31>
優しい潮風が吹く海岸線には、露店が並ぶ
 
第14日目

おのぼりさん状態の日
 
朝サン・ラファエルを出発し、カンヌまで続く
コルニッシュ・ドル(黄金の断崖)と呼ばれる海岸線を進む
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<32,33>
鮮やかな赤い岩と青い海のコントラストが印象的。
雄大な景色にあっけにとられる。
 
そしてカンヌへ到着。
カンヌといえば、コレでしょ!!
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<34,35>カンヌ映画祭会場
 
おのぼりさんは更にニースへ
<36>
 
プロヴァンス料理はプロヴァンス地方の料理と
ニース地方の料理に大別されるが・・・
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サラド・ニソワーズとラタトゥイユを食す。
ニース料理も美味い!
 
ニースにホテルを確保し、更に海岸線を走り
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<38>
おのぼりさんの向かった
この日の最終目的地は モ・ナ・コ

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おそろしいほど豪華なクルーザーやヨットの数々に
もう呆れるしかないってカンジ。
何だ!?ここの人達は!!
 
ハイテンションでF1コースを疾走!
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<40,41,42>
ヘアピンは7回走ってしまった
 
そして夜は、モンテカルロのカジノ!
<43>
でも、入ってません(入れるわけがない!)
 
モナコの夜景を楽しみ
<44>
ニースへと戻る
 
南仏はどこに行っても、美しい街並み、豊かな自然にあふれ
本当に絵になる所でした。食べものも美味しいし・・・
 
明日は車で国境越えし、イタリアへと向かいます。
イタリアでは大自然満喫!!
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<45,46>
よい写真がとれましたので乞うご期待!!
 
第四篇へつづく。