5/14 2004掲載

by Yoko

安曇野から女神湖への旅
 
♪8時半丁度の あずさ7号で
 私は、じんろくパパと春爛漫の信濃路へ旅立ちました。
 
azumi01.jpg
パノラマ風になっておりますので・・・・・クリック!
 
ゴールデンウィーク中の中央自動車道は、渋滞が予想されるので
途中の長野県茅野までは時間が確実な列車での移動です。
茅野からレンタカーで長野県南安曇郡穂高町を目指します。
安曇野と呼ばれるこの地での滞在は、セラヴィリゾート泉郷。コテージで
のんびり二泊、自炊です。途中で食料品を買って、勿論お酒も忘れずに。
長野の日本酒・真澄五一ワインを買いました。
このセラヴィリゾート泉郷・安曇野には大浴場もありますが、お部屋の
お風呂も温泉というところが魅力。
ゆっくりしたいので観光はほどほどで・・・
 
到着後、大王わさび農場へと向かいます。
 
 
 
平均水温が13℃という北アルプスの湧き水が豊富な安曇野は、
わさび栽培に適しているそう。黒澤明監督の「夢」のロケ地にもなった
ところですが、兎に角、広い、広い、ひろ〜〜くてびっくりでした。
 
 
 
 
菜の花が咲いていました。桜も満開。
 
 
 
水が綺麗で清々しい。
 
 
 
わさび畑は続くよどこまでも・・・・・ほんとに広かった。
売店では、わさびやわさびを使ったお漬物などが販売されていて
わさびのソフトクリームや岩魚の塩焼きなども戴けます。
 
翌日、訪れたのは大熊美術館
左が美術館で右にあるのは「安曇野文庫」という喫茶店。
ロイヤルコペンハーゲンの器でケーキやお茶が戴けるそうです。
 
 
 
小さな教会を思わせる大熊美術館。デンマークのロイヤルコペンハーゲンや
ビング&グレンダ―ル窯のクリスマスプレートを展示している美術館です。
 
 
 
玄関ドア横の外灯にも、ロイヤルコペンハーゲンのバタープレートの
ようなお皿が埋め込まれていたのが印象的でした。
 
 
東山魁夷のリトグラフ「北欧紀行・古き町にて」も展示されています。
 
 
 
美術館内のオルゴールからは「主よ人の望みの喜びよ」のメロディが。
この曲を私達は結婚式のときキャンドルサービスで使いましたので、
今でも条件反射の如く「キャンドル、キャンドル」と思ってしまう・・・
 
まるで北欧を訪れたかのような気分になるこの美術館あたり。
お庭にある樅の木にクリスマスのオーナメントが吊るされていたり
ちょっと素適な空気が流れておりました。
大熊美術館については下記をご参照ください。
 
http://www11.plala.or.jp/okuma-dk/index.html
 
 
さぁ〜では今度は「とんぼ玉」を造りに行きましょう。
とんぼ玉美術博物館隣接のアトリエで体験できるので行ってみました。
 
先ず、右手に持ったガラス棒をバーナーで溶かし、それを左手の棒へ
巻きつけて丸い玉を造ります。そこへ別の色のガラス棒を溶かして模様
をつけていくのですが、ちょっと失敗。丸いガラス玉はできましたが模様
が綺麗にでませんでした。
 
 
 
次に向かったのはあづみのガラス工房。草津に続きここでも吹き
ガラスを体験しました。
 
口を膨らませて吹きます。
 
 
 
 
 
 
口の部分を広げていきます。
 
 
 
 
出来上がったとんぼ玉とぐい呑み。
ぐい呑みは直径が7pもあるのです。呑みすぎてしまいそう・・・
とんぼ玉は穴に紐を通してネックレスに・・・素適でしょう!
 
泉郷・安曇野から見える北アルプスの山々。
気持ちがのびのびしてきます。
 
 
 
このあたりは安曇野アートラインと称されている程、美術館の多い
ところで、その代表的なものはなんといってもこの碌山美術館でしょう。
荻原守衛(碌山)や高村光太郎、戸張狐雁らの彫刻が展示されており
蔦のからまるレンガ造りの建物は、元祖アンノン族の心をくすぐります。
 
 
 
主だった美術館や観光施設を巡る安曇野穂高周遊バス
 
 
 
なんとなくゆったりとした気分で気ままにまわりたい・・・そんな気分に
させてくれる安曇野に別れを告げて、これから松本に寄り道し、いよ
いよ女神湖へと向かいます。
 
 
BGM 「やさしさに包まれたなら」ユーミンです。

続く・・・・・