3/29 2004掲載

『伝統の破壊と創造』・・・・続編
 
2004.3.29

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寒い日が続いたかと思ったら土日とさわやかな日となりました。
気温も上昇、櫻も一気に花を付けたようです。
 
まず順序だててお話しましょう。
 
ご招待された客は僅かな手ががり《準備が出来お入りくださいという合図》でもって
玄関内に進み記帳をします。
 
 
玄関正面の待合  庭山耕園の櫻           待合の展示場
 
 
展示場の軸   亭主還暦に相応しい  先代家元即中斎の鶴に華
 
ここで皆さん見繕いをされて  寄り付きに進まれます。
 
 
寄り付き  現家元而妙斎の28歳の時の禅語  ”一二三四五六”
 
                      水屋では薄茶の準備が進みます
 
ここで薄茶を所望します  振り出しには
 京都の金平糖と金沢松の実の干菓子        楽宗入の薄茶器
 
寄り付きから露地をぬけて
 
蹲で手を清め口を漱ぎ               にじり口へ
 
 
本席掛け物  大徳寺の??和尚   ”砂磧”
                         花入れは宗旦 銘は”年男” 亭主にピッタリ
 
床脇の 織部弾き香合     この後すぐに京都"末富”さんの櫻に因んだ主菓子を頂きます 
 
 
本席は二畳中板台目      
ここで皆さん濃茶を所望され
  お道具を拝見 
そこで今日の茶席の趣旨等など・・・・・亭主と談笑 すぐに時間が過ぎます
 
先ほどの寄付きが酒飯席に早替わり  
床には表千家吸江斎の中国後漢の故事”壺中日月長”を掛けてあります
床には盆石
 
ここで漸くお凌ぎの酒飯が出されます。
例の縁高の中???
にぎりずしを入れました。
お客の常識を打ち破る演出!!
 
 
水屋の準備もなかなか大変!!  全ての器は清浄に保って出番を待っています。
 
 
早速盛り付け開始!!
 
亭主用にも準備                台所には貝母がひっそりと優雅にそれでいて控えめ!!
 
 
お寿司と白和えが酒飯席に出されたら酒を出します
その後は これも亭主の勧めで海老真蒸 若布につくし木の芽それに花弁うど
熱々のうちに・・・・・・。
 
 
最後は  
一期《》一会に掛けて大粒の今はやり?”あまおう”を出しました
 
水屋は寒い!! 大きな背の高い火鉢   
身も心も温まります
                茶席の襖は京唐紙 主に青海波につぼつぼ
 
ここからが今までと違う所
こんなことやったんです
 
エミール・ガレのショットグラスに赤ワイン
16区のオペラケーキにコーヒー
酒飯席は和やかで笑いが絶えませんでした
 
何だか 長々となって・・・・。
 
最後の日は延々10時間近く・・・緊張感溢れる時間でした
最初の思惑『伝統の破壊と創造』は少しは達成されたかな〜〜〜と内心思っています。
でもこれから長い時間を掛けて意識の変革をやっていかなければ・・・・。
事をなす勇気と想像力が漲ってきました。
何物にも代えがたい人間の能力  感謝!!感謝!!感謝!!
 
これで  お・わ・り
 
穐吉 陽一郎

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