8/17 2002掲載
奥飛騨・木曽路の旅日記−その1 by 手打ち庵&歌華人
8月10日、金沢ツインフィールズでゴルフの後、金沢駅で歌華人と合流。
金沢港近くの宝生寿司へ直行。
ここで、金沢在住の友人夫婦と待ち合わせで、3年ぶりに北陸一番と言われる鮨を味わいました。
絶品はしゃこ、きじえび、き鯛、鰹、つぶ貝など、東京、大阪ではめったにお目にかからない食材。
魚のうまさでは自他共に博多とも一味違います。こんな旨い鮨は久しぶりと大満足のディナーでした。
食事中に編集長からTEL。ITトラブルの原因がかなりつかめてきたとのこと。
その夜は魚津の仮住まいに一泊して、翌朝、北陸道を立山ICまで行き、そこから立山登山口方面へ向かい
途中、芦峅寺から右折。薬師岳から雲の平の中腹にある有峰湖へ向かいました。
有峰林道を薬師岳を迂回するように南へ抜けると、そこは奥飛騨。奥飛騨温泉郷には栃尾温泉、平湯温泉、
新平湯温泉それに新穂高温泉があります。
まずは、平湯温泉でそば(一日50食限定とのことであったが今ひとつ)を食べた後、平湯大滝へ。
マイナスイオンをたっぷりと浴びてきました。
つづいて行ったのは、「えびのの熊さん」ならぬ「飛騨の熊牧場」。ここには350頭もの熊がいます。
北海道に棲むというヒグマと本州に生息する日本月の輪グマ。
この日は、観光はこれでお終いにして新穂高温泉に泊まりました。蒲田川沿いの宿で晴れていれば、西穂高が
見えるとのことでしたが、生憎山は雲の中。それでも、露天風呂のお湯は最高でした。
翌朝、8月12日は早めに起きて、朝風呂に入り、7時半には出発。すぐ近くの新穂高ロープウエーの乗り場
に向かいました。既に駐車場はかなり混雑。2本のロープウエーを乗り継いで標高1117mの新穂高温泉駅
から2156mの西穂高口駅まで、11分で登るのです。2本目のロープウエーは2階建てで120人乗り。
山上の雄大な景色を期待していきましたが、下は晴れているのに、残念ながら2000m以上は雲の中。
時折見える雲の切れ間からの北アルプス。こちらに槍ヶ岳が見えるはず。
こちらは笠ヶ岳。
下りのロープウエーからも正面に笠ヶ岳の雄大な姿を見ることができます。
これは昔、歩いて登った時の笠ヶ岳の写真。本当はこのように見えるのだがなー。
途中しらかば平の岳かんばの林は見事でした。
この岳かんばの林を散策のあと、しらかば平に帰る道を間違えて、1時間ほど道に迷い、
これが昔の山男かと歌華人に散々文句を言われて山を下りました。
しかし、人生はあざなへる縄のごとし。何が幸いするか分かりません。この時間ロスのお陰で、
当初開田高原で昼食を取るはずだった予定を変更して、近くの乗鞍高原へ行って蕎麦を食おう
ということになり、これが大正解。実に旨い蕎麦にありつきました。
その名も「水車挽き番所そば」。そば粉は水車でもって低速で引くのが一番。
水と熱湯だけで捏ねた十割のざるそば、蕎麦がき、それにぜんまいを入れた山菜そばを食べました。
その2へつづく・・・