確認いい? グルメよし・ショッピングもよーし |
で始まった、今回の奈良・吉野行脚・・・どうなることやら。
4/16〜4/18 2001
新大阪駅に森脇君の出迎え、一路奈良の町へ出発!
昼食は森脇君ご推奨の<采一輪>
奈良女子大近くの民家がお店。
昼食・夕食ともに、一客しか受けない自然食中心の献立。
「食後のお茶はご自由に・・・」ということで
修猷茶道部、陽さん颯爽と登場
さすがといいたいところだが |
由紀子さんの迷助言も加わり、あとの予定が気になる森脇君の
焦りの表情。。。笑っちゃいるけど、おわかりでしょうか?
奈良市近郊の
唐招提寺 | 薬師寺 |
を、ゆっくりと探索して
クラシックな奈良ホテルにチェックインの後
近場の「ならまち」や春日公園を腹減らしに散歩。
ホテル庭 | 元興寺 |
ならまち | 浮見堂 |
夕食後、佐竹君が飛騨高山の旅の途中から参加
一層賑やかな雰囲気になりました but、
明日の吉野行きを控えて、この晩は早めの就寝となりました。
明けて17日、後のスケジュールを考慮し早朝6時過ぎの出発。
空腹を我慢し一路吉野へ。
早起きは三文の徳、日ごろ渋滞の天理や桜井の町をスムーズに通過し
吉野の門前にて名物の飯にありつきました。
柿の葉すしセット |
吉野山は想像以上の広がりを呈し、駐車場のある下千本から最深部の西行庵まで
結構な行程、日ごろの脚の鍛え方が評価されようというもの。
奈良東大寺につぐ規模の木造建築物といわれる
金峯山寺の蔵王堂に圧倒される。
国宝・重要文化財 |
金峯山寺
蔵王堂(きんぷせんじ ざおうどう) 金峯山寺は吉野山のシンボルであり、修験道の総本山。 役行者(えんのぎょうじゃ)が金峯山寺を開き、その後平安時代に 聖宝理源大師(しょうぽうりげんだいし)が蔵王権現像を安置したといわれている。 蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺き(ひわだぶき)、 東大寺大仏殿に次ぐ、木造大建築である。現在の建物は1591(天正19)年に再建 された室町末期を代表する建造物。内部は内陣と礼堂からなり松や杉など、 自然木のままの柱68本が林立するさまは豪壮である。 また、内陣の2本の金箔張り化粧柱や須弥檀は、桃山時代に太閤秀吉が寄進した ものといわれている。蔵王権現像(重文)3体がまつられ、本尊は高さ7mにもおよぶ。 |
先はまだまだ長いぞ
蔵王堂をバックに |
やがて上千本を経て奥千本への要所
金峯神社に到達 |
平安時代 |
金峯神社(きんぷじんじゃ) 奧千本にあり、杉や桜の老樹におおわれて鎮座している。 吉野山の地主神、金山毘古命(かなやまひこのみこと)を祭神としている。 修験道の行場で藤原道長も祈願したと『栄華物語』に記されており、 藤原道長の経筒(きょうづつ)(国宝、京都国立博物館に寄託)が残っている。 |
森脇君の手記に出る大峯山への分岐を
右手にとり |
やっと辿り着いた吉野の最深部、西行庵に到着。
平安時代 |
西行庵・苔清水 歌を友とし、旅をすみかとした西行法師が、しばらく隠棲したといわれる小さな庵。 近くには今も清らかな水が湧き出ていて、1684(貞亨元)年には松尾芭蕉もここを 訪れて「つゆとくとく心みに浮世すすがはや」と詠んでいる。 |
まだまだ脚は、大丈夫!? |
例年より10日程早い桜の散り始めでしたがこの辺りはまだなんとか・・・・・
しかしながらこの好天にはただ感謝・感謝。
ここまで来れて幸せ・・・ でも「待ってたました、下山」と楽勝構えるのはちと早いぞ |
上りと下りでは使う筋肉が違う、とTVでやっていたように
急な舗装路を下りるのは意外や意外疲れます。
でも吉野の山中で一番チャーミングな女性神主の水分神社がやがて
見え隠れし、足取りも一層軽やかになります。
国宝・重要文化財 平安時代 |
吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ) 水を司る天之水分(あめのみくまり)大神を主神とし、 "みくまりが"御子守"(みこもり)となまって俗に子守さんと呼ばれて親しまれている。 社殿は豊富(臣)秀頼が再建したもので、本殿、拝殿、弊殿、楼門、回廊からなる 桃山時代の大変美しい建築である。 |
『水分神社写真集』
桜も美しい境内は見事の一言!!!
ここら辺りから上りの客が急激に増えてきて
さすがに名所吉野山にいることを再認識させます。
門前のお店の様子や
散りゆく桜をゆっくりと眺める余裕も出てきたところですが
惜しみつつ、吉野山を後にいたしました。
歩行程約10キロ、今回の吉野詣の経路 |
京都への帰路、我々のリクエストに応えた森脇君に回り道させて
桜井の名刹長谷寺へと向かいました。
長谷寺 初瀬(はせ)山の南中腹、本堂をはじめ大小の諸堂、五重塔が立ち並ぶ。 一際目につくのは仁王門〜本堂まで続く回廊で約400の石段を登るように 作られ、天井には行灯が釣られている。本堂は舞台造で本尊は木造十一面 観音立像。西国33カ所の一つで観音信仰の霊場として信仰が厚い。牡丹の名所。 |
『回廊』
上りきったら本堂
広大な敷地に唖然 庭師サン大変だろうね! |
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割り勘の計算中・・・ 「適当に切り上げしとけば」!? |
桜も残っていましたよ。
筍膳に間に合うようにと
早めに切り上げたのが心残り・・・ |
そうそう、境内のシャクナゲの美しかったこと。
この後、今晩中に仙台に戻らねばならない佐竹君と
長岡京の駅で辛い別れとなりました。
筍膳の様子はここからenter
朝粥に続く・・・・・
京都の宿舎は岡崎のお得な宿<トラベラーズイン>
小春の散歩で朝にはめっぽう強い編集長、7時に皆を起こして
朝の散歩へ出かけました。
南禅寺の森がすぐ近くだったので
南禅寺惣門からから入ると左手に |
「なかなか感じのいい店ね・・・」
それもそのはず <瓢亭>だい 創業1837年 |
朝がゆをいただくことになりました。
部屋も落ち着いてて お二人お気に召した様子 |
穐吉君が余所の料理の写真を切望しているので
ちゃんと撮ってきましたよ。
名物「瓢亭玉子」は絶品 |
蓋を開けると
その接写もどうぞ。
魚のうす煮 | 筍・ワカメ・湯葉 | 梅うす甘つくり |
最後を飾るのが
朝がゆ 吉野葛のとろみのきいたタレをかけて・・・ あーもう、こんな贅沢 漬物もいい具合で、ハイ |
満腹の後
森脇君は仕事に、私は博多に戻るため京都駅へ
女性お二方は祇園へ買い占めへと
それぞれ別の道へ向かったのであります。
楽しい楽しい2日間、森脇君本当にありがとうございました。
*吉野町観光ガイドを参考にいたしました。