7/8 2008掲載 (7/29改訂)
氷河特急 & Matterhorn緊急速報!
サンモリッツ駅に特急列車が見えます。
七夕の朝・・・・・
St.Moritz駅より、夢の「氷河特急」に乗車。
昨年のスイスBrig駅での出来事は忘れられません。 Zermattへの乗り換え時 「おいハナパパ、これに乗ろう」 「それ、違うぜ!」
2007年9月写真
「ん、all seats reserved?」 「そうやろ、俺たちのは向こうのアレ」 「今度来た時には絶対に乗っちゃる!待っときやい」
今日は堂々の!?乗客です、楽しみで興奮気味。
宿泊先ホテルの運転手さん、列車横にまで車進入させ、乗車車両のバゲージ置き場まで重い荷物運んでくれはりました。
こちら2等車
我々きばって分不相応!?
1等です、ハイ。
この列車、クラシックな食堂車が組み込まれています。 後で!
サンモリッツ⇒クール(向きが変わります)⇒アンデルマット
⇒ブリーグ⇒ツエルマット 約250KMをゆっくり、ゆっくり8時間掛けて愉しむ鉄道の旅。
車内販売グッズ買い込んで・・・・・
名にしおう”急勾配”、7%などという信じがたい箇所も多々、アプト式っちゅう歯車噛み合わせの方式の為せる業です。
アンデルマット駅手前では何とこの豪華特急列車は高度2000Mを越えるという地点を通過するのであります。 プライド高き ”のろま特急”。
アプト式軌道
予報通りの雨 「大丈夫でしょうかこの先?」 「心配せんでもいいと、向こうに着いたら晴れとうと」 「!?」
お隣の
横浜からの三人組と共に、のっけっから盛り上がっております。
時折雨が・・・
修猷時代
今は取り壊し中の博多駅が南へ300Mほど下がって開業、カメラ持参で列車を撮影しに出かけたいわゆる”鉄道マニア”自負しておりましたが
まさかこの「氷河特急」の1等乗客になろうとは、、、、、隔世の感です。
かの有名な
ラントヴァッサー橋、私のカメラは一瞬の ”シャッターチャンス” 見事に捉えています。
おっちゃん!
何ぐずぐずしようとね、今・今!!!ですばい。
「あーあ!
通り過ぎてしまったやんかあ」 って奥さんに叱られています。
「撮れた
かなあうまく、、、俺達も?」
by MORI
by MORI
1等車はトイレも違う!
車椅子ごとOK!
クール着。
中間に連結されているブルーの車両、あれが「ダイニングカー」です。
クール過ぎたら乗客専務より「お食事の用意できております」の案内、意気揚々と食堂車へ・・・・・「半分以上、日本の団体みたいですよ」
景気低迷どこ吹く風、、、、、この旅行通じて何度も出くわすシーンです。
予約の取りにくい豪華食堂車での
ランチタイムも今回スイス旅のテーマの一部・・・・・
Goodアイデア!
MORI君のは
他大勢と一緒の昼定食・・・・・
私のはちょっとばかし
細かい注文つけたステーキ、サラダも美味しかった。
「焼き具合いかがです?」
横浜からの
同窓欧州旅企画の方々、お陰で楽しい「氷河特急」のひと時過ごさせていただきました。 Zermattの天気? お互い大いに期待しましょう。
ラフティングと遭遇。
旗まで買ったン?
造形美顕著な橋、コンクリートはあきません。
途中駅アンデルマットで降りた三人組、ツアーコンダクター運転の車でツエルマットへ向かってる筈ですが・・・・・
「アレ、あのベンツやあ」
窓から手振ってま〜す、気がついてくれたのでしょう。 スイス国旗が座席識別に活躍。
雨もすっかり上がって、南へ進むほど空の青が顔出してくれています。
ブリーグ着。
正に天と地の差・・・・・左に特急! 右にローカル列車、昨年は右の乗客でした。
Zermattまであと一時間と少し、、、陽光一段とまぶしい車内。
8時間後に
終着駅Zermatt到着、鉄道の旅は飛行機のそれに比べ、快適・快適、疲れ知らずの移動でした。
内燃機関の車両は乗り入れ禁止、ホテル送迎車もバッテリー・カー。
「そう、そっちがお山、もうちょっと待って」
今回の旅、此処だけ五つ星宿。
部屋もシックで落ち着けそう。
あのテラス・ドア開けていい?
もしかして・・・・・
「今日はずっと雨だったんですが、お客さんラッキーです!」 「Capt.の云った通りになりましたね」
「何か云うてえな・・・・・」
「渡欧前にお墓掃除しました・・・!?」
驚きの巡りあわせ、ただ感謝・感謝あるのみです。
「晩飯に行こうか?」
「もう少しで雲取れそうなんですが・・・」 「ディナー食った後がお楽しみって奴やね」 「何にします?」 「今日は美味しいピザにしよ」
そして午後9時過ぎです。
たらふく喰って外に出て、振り返ると
「あるじゃん、神々しいあのお山が・・・・・」
見事にくっきり、はっきりの稜線、、、こんなのってアリでしょうかこの時期。
月に映えるマッター様!
「さあ〜て、明日は何処まで迫ろうかねえ、いやお近づきさせていただきましょうかね」
とりあえず速報版という事で・・・・・続く・・・・・