7/18 2008掲載

世界一の丘上の街オルヴィエート!・・・緊急速報!

アウトストラーダを一路南へ・・・・・フィレンツエ⇒ローマの間に「世界一美しい丘の上の町オルヴィエートがあるけん見てきたら」手打ち庵お奨め!

もしかしたらあの丘かい?

ここですな。

あの左手の丘みたいです。 丘の上まで車でも行けますが、駅前に駐車します。

これに乗るためです。

フニ♪クリ♪フニクラ♪♪

ケーブルで5分・・・

到着です。

先ずはDOUMOやな、、、

古代エトルリア時代に隆盛を栄えたという歴史だそうですが、散策すると街並に残る中世の面影。

 

静かで上品な街です。

あのヴェネチアや

フィレンツエとは全く対極の・・・・・観光客の少ない場所、ホッとします。

洒落た教会です。

そして突然! 街並みからDOUMOのお姿が・・・・・

しかし、豪華絢爛なものです。

 

13世紀の着工・・・・・何とも堂々としたものです。

ローマやミラノ、フィレンツエといった大都市のドゥオモよりも規模は小さいけれど、その姿は本当に息を飲む美しさがあります。

 

かつて教皇の隠れ家として栄えた街にしてこそあれとでも云うのでしょうか、ゴシック建築の宝石とも呼ばれるドゥオモの存在に圧倒された二人・・・・・

「凄かですねえ、、、本当に」

此処独特のものみたいです。

あそこに塔が!

登らせてもらいました。

やはり、他を圧する巨大なDOUMO

お見事としか云う事ありません。

「ヒヤー!」

観光客も、何故かスローなテンポで動かされる不思議さよ。

広場では市です。

此処の役所です。

 

11:15からの地下洞窟探検ツアーに参加します。

エトルリア時代以降、第二次大戦の避難場所として使用されるまで利用され続けた洞窟です。

Mariaさんのガイドです。

英語・独語二通りのガイド付きツアー、単独で見て回ることは出来ません。

大地から隆起した凝灰岩で出来た丘陵ですからもろく、穴掘りには困難伴いませんが壊れ易いのが難点。

古くからブドウ畑とオリーブ園の緑に囲まれた土地だったので、此処洞窟内部ではオリーブ絞りが盛んに行われていました。

覗き込んでいるのは

井戸、住人必須の宝。

多数の穴は鳩の棲家

長い事食用にされていたのです。

此処からの眺め

遠くの教会も素晴らしいもの。

約一時間

「どうでしたか?」 と聞かれたので 「分かり易く楽しいガイドだったよ」と褒めたら、とても喜んでいました。

「日本からの方と話す事は滅多にありません」 「貴女はこの地の方?」 「そう、とても気に入ってますここが」 「small but great!」 「判ってくれたんだ、嬉しい!」

やっぱ、時間とお金かけて来た以上 ”遊びまくり・愉しみまくり” せねば、表面上しか理解した事にはならないと思います。
今回の旅、行く先々で現地の人、旅行者と共に喋りあってみてやっと ”壁がなくなる” 現象に出会えます。 なかんずく
ア・リ・ガ・ト・ウの一言、これは絶対に外せない言葉。 サンクス・ダンケ・メルシー・グラッツエだけで扉は開かれ、もう一歩
進んで意思の疎通できたら喜ぶのはむしろ相手。 予想以上の厚遇受けっぱなしの今回の旅、皆様にも理解いただけたのでは・・・・・

丘の東端にある要塞、歴史上数々の浸入を受けていたので住民総出でこの街を守ったのは用意に想像出来ます。

再び地上に降りてきて

愉快な3時間

過ごさせてもらいました。 手打ち庵の奨めなかったら多分一生縁のなかったオルヴィエート訪問でした。

高速の

沿線上にも似たような丘上の街が多く見受けられました。

真っ直ぐ行けば

NAPOLI、「200KMくらいやけん一寸行ってみるか?」 いやいや次回のお楽しみにしましょう・・・・・ローマ市内に入ります。

寝る時間惜しんでの緊急レポート、簡単に流しました。

続く・・・・・