7/21 2008掲載

メディチ家の街フィレンツエへ!・・・緊急速報!

ラヴェンナの朝は格別! 空気が清らかに感じられます。

今回のスイス・イタリアの旅の事を知ったレストラン・ラヴェンナのオーナーシェフ石井さんとの会話

「時間とれるんだったら是非一度寄ってみてください」 「確か亡き親父も訪れたのでは」 「このラヴェンナのモザイク写真見てください」

お店で見せていただいたモザイクの本にすっかり魅了され 「時間割いてでも行こうかね」 「それだけ素晴らしい街ですから、嬉しいなあ」

早朝6時、散歩して美味しい朝食頂けるようにとポポロ広場からブラブラ歩き・・・・・

サン・フランチェスカ

ダンテゆかりの教会のそばに

ありました。

フィレンツエに戻る事なく、ここにダンテは眠っています。

劇場です。

リッカルド・ムーティのラヴェンナ・フェスティバルDVD案内と、公演案内らしきお知らせ表示も街の雰囲気に添ったもの。

サン・ヴィターレ聖堂

三角・丸・四角・・・・・実に複雑怪奇なユニットからなる組み合わせですが、総合的に見てどっしりとした安定感あり心地よい安堵感に浸れます。

ガッラ・プラチーディア霊廟

此の建物群が世界遺産であるのを噛み締めつつ、今の時大切に歩んでます。

清廉潔白!

適切な表現ではないかもしれませんが・・・・・

この位の規模の街が親しみ深く、理解し易いと言ったら分かって貰えるのでは。

朝日差し夕日に輝く

この魅惑のエリア、、、、、すっかり嵌ってしまいそう、訪れて本当に良かった!!!

感謝して

一時間ほどのそぞろ歩き終了、、、、、ホテルに戻ってきて

朝食たっぷり頂いたら、、、

出発です!

看板の地名も南に移動するのを知るかのよう。

ヴェネチア⇔フィレンツエ間が約300KM、中間にラヴェンナが位置しますので、本日のは凡そ150KMのドライブですが・・・・・山間部を通過します。

標高1000M地点ではこのような可憐な花たちの姿見て取れます。

 

峠、さしずめ日本なら此処に

きっとドライブインが見つかるでしょう。 でもボローニャ経由の高速道通るのが一般的なのか、通行量もまばら商売成り立たないのかも知れません。

美しい農村

ちょこっと立ち寄って

みたくなる小さな町の佇まい、あれもこれも全部っちゅうのは・・・・・喰いすぎ!?

農業国!

既にトスカーナ州に入っています。 あの右手向うがフィレンツエ。

ラヴェンナ出発して約3時間近く、フィレンツエの街に入って来ました。 v.K.泣かせの”一方通行”だらけの中心部

「さっきドーモが

見えたとに、どうやら反対方向に走ってない、俺たち?」 コレ繰り返すこと数度 「MORI君、あと見失わんようについて来て」 「はい!?」

私、タクシーの人

「ドーモにお願い」 「後ろの車、友達?何で一緒に乗らないの?」 「道が複雑やけんたい」 「頭いいなあ」 妙に感心されたりするうちに無事到着!

「此処ですたい」

ヴェネチア並みの観光客

とりあえず、フィレンツエで一番古いといわれるサン・ジョヴァンニ洗礼堂に入ります。 ダンテもここで洗礼受けたそうですが

天井画の美しさ

それも品がよく

眩いばかりのもの。

八角形したこの建物、何といっても有名なのは「天国の門」、旧約聖書をモチーフにした

素晴らしく格調高い15世紀の技!

手前が洗礼堂、向うにサンタマリア、奥にドームそして右にジョットの鐘楼です。

昼下がり過ぎは熱い!

そんな時には

 

食文化の原点は此処

フィレンツエにあります。 彼のルイ14世、ここでの食体験にカルチャーショック受け 「フランスでもこんな美味しい食事を提供せよ!」

おフレンチなんて格好つけて気取っていますが、オリジナルは此の地、ステーキも此処から世界中に広まってゆきました。

伝統的に政庁が置かれていたヴェッキオ宮。

ダヴィデ像の本物は

アカデミア美術館にあってこれはそのレプリカ。

高さ100Mにも及ぶアルノルフォ塔、フィレンツエのシンボル的存在。

その南に長~い行列 「2時間はかかるやろうね」

ウフイッツイ美術館です。 最高5時間待ちなんてのもあったとか・・・・・我々の前に並ぶお嬢さん二人、、、座り込んでランチタイム。

フランス語の会話が心地よく、暫し二人のやり取りに聞き入っております。 列が進むたびにランチの場所変えているので

「ゆっくりしていいとばいあんた達」

にっこり笑って 「すみません」 全部食べ終わるのに30分近くかけていました。 安上がりでなけりゃ旅行なんてやってられない若者達の姿ですなあ!

「ふう~!」 「やっと今からヴィーナスに会えるったいね、俺たち」

続く・・・・・