7/6 2008
St.Moritz 2日目。 Part2はお花畑中心です。
ケルンの後は・・・・・景色を堪能。
「凄い!っす」
「来なあ、判らん!」
「アレ何!?」
スブレッタ峠に出来た雪解け水の「美しい池」
足元にはお花さんが輝いています。
あの池を巡るルートに乗りましょう。
それにしても何ていう空の青さよ!
「こっちですよね?」
AlpGiopは落石エリア、あっちに行ったらハナパパから叱られます。
Wao!
「あちら方面は?」
先ほど登頂のピッツ・ネイル山の向こう側を巡るトレッキング・ルート
何せこのサンモリッツのエンガディンの谷には、数百キロを越えるトレッキング道があって、とても1週間やそこらでは走破不可です。
万年雪踏みしめ・・・
いよいよ「御池巡り」の時間です。
炭酸水の美味いこと
MORI君呆然と、、、しゃがみこんではります。
ベルニナ・アルプス遠望。
昨日はあちらで、今日はここ、、、俺たち・・・そう・・・いいとかいな?
「良過ぎ、絶対良過ぎ!」
では、名残惜しくはありますが・・・・・ふたたび出発!
見ちゃり、この二人・・・・・
この広いエリア、独占させてもらっています。
この夏のスイス・アルプストレッキングの愉しみ、”お花鑑賞”が本格的な高度になって来ました。
「判っとうって、MORI君!」
あそこの山頂を午前10時に出てから小一時間・・・・・
山の様子も、降下と共に変わってきています。
「早めのランチしよ」
そして超贅沢な午睡時間、、、すんまっせん!
Zuuuu・・・・・
っと、何時!?
そう、お花を愛でる時間ですよ!
眼を皿のようにして・・・
コレコレ! アルプスの三大名花の一つ、、、エンチアン(リンドウ科)のようです。
とにかく足元はオール花園、、、お花さん踏まないようにせねば・・・
西洋タンポポ
低くなればなるほど、お花の種類が急激に増えてきました。
シャッター・チャンス多すぎて、街までの時間読めそうにありません。
「オイ!幸せ者、、、もっと徳を積まれよ」 って天から聞こえたような気がしてなりません。
3000M⇒2500Mへの変わりようが明白。
「MORI君、あったあった!!!」
三大名花の二つ目は アルペン・ローゼ(ツツジ科)
アルパイン・ムーン・デイジー
アルペン・ローゼの群生!
カラン・コロンの軽やかな響き・・・・・
そして雪解け水の流れの音、見事にミックスされて夢心地・・・・・
さらに歩を進めましょう。
絵になるアルペン・ローゼ。
「あんまりこっち見つめんといて・・・」
スイスは農業国を実感のシーン。
「そこ〜、通りたいとやけど」
取り込み中のようなので、迂回して・・・・・
「君たち未だ若いっちゃけんね!?」
わあ〜、緑が美しい!!! 昨日のゴンドラ駅が谷の向こう側に望めます。
素敵な夫婦と交わした
しばしの時間 「そう、そんなにスイスが・・・嬉しいわあ」 「私達はジュネーブ住まい、でも夏の3ヶ月はこちらにいます」
「日本にも行ったわ、っえ九州からこられた、温泉良かったわ、もちろん京都も素敵だったけど・・・」
「エーデルヴァイス?なかなか見つからないかも」 「そう、この先ゼルマット、そしてイタリア・アルプス? ゆっくり楽しんできてね」
「毎年でもいいですよね?」
早速嵌ってしまったみたいだね、、、MORI君。
アスター・アルピヌス
タカネシオガマ フィテウマ・オルビクラレ
花図鑑持参すれば完璧。
ヘディサルム
何一つ、人工サウンド聞こえません。
もう、、、言葉になりまっせん!
Paradisoっちゅうことは・・・
「楽園だよね」
ほんまに地上の楽園、”パラダイス”っていうよりも”パラディーッソ”って云ってあげたい
注文取りに来た係りに 「ドウーエ・コカコーラ ウーノ・アクアミネラル・ナチュラーレ ペルファボ−レ」
びっくり仰天のそのオッサン、ベラベラとイタリア語喋り始めました、、、
乾いた喉に炭酸が利くう〜!
しばし瞑想タイム、、、こんな時間の過ごし方も忘れがたい記憶になるのかも知れません。
森林限界高度まで降りてきました。
これは初対面・・・・・
トロリウス・エウロパエウス、キンポウゲの仲間だと云う事です。
ヘラクレウム スカピオサ・ルキダ
エリンギウム
よかですなあ、、、
軽やかな足取りが続きます。
サンモリッツの中心街ドルフ地区まで戻ってきました。
こんなんアリ!?
アレ、アレ何やろ?
違います、アレではありません。
こんなのがあちこち走っていて・・・・・こうなったら”プリウス”で対抗するっきゃありません。
そして、、、お待たせしました!!!
三大名花のラスト登場です。
でも、花屋さんの店先、、、一鉢¥6000です。
古来より、彼女にとって彼氏からのプレゼントの一番は”エーデルヴァイス” 「私のために高い山まで採りにいってくれたのね?嬉しいわ!」
アルプスの草花の女王!!! 採りつくされていて、なかなか発見出来なかったの頷けます。
「残念!?」
山頂より約5時間のトレッキング、、、美しい眺めと美しいお花さん達のお陰で
あっという間に
時は過ぎ去って行ってしまいました。
こんなレポート準備していたら・・・・・朝焼けの時間となりました。
予報では
雨が降るとの事でしたが、何とスイス晴れ!
今日の行動予定は・・・・・もう一つの展望スポットに決まり。