11/14 2006掲載

松葉蟹恋しや Part2

いよいよその時がやってきました!

床前の最高のポジションに陣取って・・・さあ活松葉蟹膳のスタートです。

約束通り10匹の蟹が使用されているか先ずチェックです。

茹で蟹4匹

鍋用に頭2匹分確認

それと・・・

各人に刺身用4匹

計10匹、、、OK・・・安心して食べましょう。

鶴君お気に入りワイン持参


普段なら一番に手をつける極上刺身、誰も箸を出しません。

これ!活松葉蟹刺身ペロリ

「ん!?醤油がちょっと甘め?」
「ちょっと待ってください」
「何?」



my調味料持参のM君
「好きなのを使ってください」
「さすが!」

かんてきに
甲羅乗っけて蟹味噌スープの準備・・・

茹で蟹をパクリ!

「やっぱ違う、何かが違う、全部違うう!」
分かりやすく云えば蟹臭さがまったく感じられません。その上身がビッシリ詰まっている充実感。

「いけますねえ」

「ガブリ!っと」

「もくもくっと」

他の席見てみたら・・・

違いますねえ!
そうなんです、活松葉蟹膳もコース別に分かれていて我々のチョイスは”フルコース”、従って!?床前席。

蟹シャブもいけます・・・

冷静になってくると各人色々な食べ方の工夫が始まります、そう考える葦です。

焼き蟹の香り
いまでも眼前に漂ってきそう。

そして一押しがコレ!

濃厚な蟹味噌のスープ

スプーンですくって口へ運ぶ、たったそれだけの為に遠路560KMやって来たというもの、いやあ納得・納得!

何も考えず、ただ黙って食う・喰う・・・・・

あれ〜、女将さん!

「いかがでしょうか?博多の人は食通好みと聞いていたので・・・」
「初めてなんですよ、活松葉蟹は」
「そりゃあ良かったです、我々地元の人間の口にはなかなか入りませんから・・・」
「ところで”なべや別館”という事は、本館がある?」
「はいも少し東に美保神社があってその横が創業の地なんです、今は売店しかありませんが」
「いつごろから?」
「江戸幕府が開かれた頃ですから、もうかれこれ400年以上でしょうか」
「絶句!あ、明日是非そこへ行ってみましょう」

雑炊もGood!

この人、まだまだ食いそうです。

戦い済んで夜はふけて・・・・・

さすがに全部は食いきれませんでした。
茹蟹2匹、お持ち帰りと相成りました、ご、ご馳走様でした!

山陰 美保関温泉 なべや別館
〒690-1504 島根県松江市美保関福浦303 TEL:0852-72-3000

続く・・・

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