9/23 2007掲載
「Grindelwald二日目編」どうぞ! 前編
10/9 2007改訂版
夜明けです、恵まれ過ぎです。
気分爽快、ホテルの朝食。
Zermatt同様、立派なレストランなのですが
朝だけオープン・・・・・「ランチ&ディナーはお好みで、、、美味しい店紹介しまっせ」
「今日のユングフラウは快晴みたいやけん、大氷河を自分の足で踏みしめてみようかね」
のっけからハナパパの嬉しい言葉・・・
Grindelwaldの街から
Top of Europeまで一気に昇るという、標高差2500M電車の旅、もうワクワクものです。
近くのコープで
必要なミネラル類やパン・ハム購入し 「忘れ物なかろうね?」
「大丈夫」 この二人の会話聞いている限りではノー・プロブレム・・・・・but、現実は 「あっ、いかん、ちょっと待って」 「あっ、忘れとった!」 引き返し回数多々。
電車を待ちます。
午前8:32発クライネ・シャイデッグ行き、軌道会社3社乗り継ぎTop of Europeまで
通しで往復¥16000、、、高い!? 安い!?乗ってみなきゃその価値、分からん判らん。 我々は常に半額なのでお一人様¥8000です。
私、ボーッと絵地図の人
ハナパパ真剣にガイドブック読み返しています。 「せっかく来たっちゃけん、外の景色見たら?」
「そうやね」
山里は未だ目覚めていませんが・・・・・それにしても眼が開く
パノラマ電車からのシーン!
飛行機雲の十字架。
完璧な
アルプス晴れやあ! 本当に有難うございます。
元鉄道マニア!?
途中の
Kleine Scheidegg駅(標高2061M)にて電車を乗り換えます。
こちら急勾配専用電車。
この先トンネルなので小ぶりの車両。
そう云えばどこかの案内に書いてあったのですが・・・・・「高い電車賃考慮して、乗車の前にユングフラウの天候チェックしましょう」
我々はチューリッヒ駅にて1ヶ月有効の50%割引カード持参していますが、雲行き怪しい時はとりあえずこの駅までの切符購入が正しい選択でしょう。
早朝出立の
トレッカーでしょうか、もうこの地点まで登ってきています。
高度3000M
近くの地点ともなれば、窓からの景色も一変します。 緑がすっかり消えています。
氷河の終端です。
ずーっとトンネル、壁見つめています。
トンネルの中の駅、ここで5分間休憩
何でしょうか?
岩盤の積層が良くわかる案内。
里に山陰が映っています。
昨日電車乗り換えた
保養地、Spiez駅沿いの湖が望めます。
「具合悪くないですか? では更に上りますよ」
お次の駅、ここで3000Mオーバーです。
同じく5分を利用して
皆さん氷河にびっくり!
もし高山特有の、耳鳴りや頭痛の症状がひどいならここで下山、という配慮もあるのかこの5分休憩。 では更に上って・・・・・
いよいよ目的地着。
いとも容易く登って来ましたが、アイガー&メンヒの山に延々とトンネル掘った先人の苦労は想像を絶するものがあります。
ユングフラウを登る鉄道を敷設しようとする構想は示されていたが、資金的な問題などで実現不可能と思われていた。 しかし、19世紀末までには資金繰りのメドがたち、1896年よりユングフラウ鉄道の建設が開始された。アイガー、メンヒ両山の内部をトンネルで 通過するために蒸気機関車の使用が困難であり、電車を用いることになった。(電気は豊富な水を利用した水力発電で供給された。) 1898年までにアイガー山麓(アイガーグレッチャー駅)までの路線を完成させ、部分的ながら営業が開始された。その後、堅い岩盤に苦しみな がらも建設は進み、1912年8月にユングフラウヨッホ駅が開かれた。 |
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駅は標高3454M、さらに展望台上ると・・・・・
易々こんな高さまで!
ここは氷河の中の駅
氷の回廊くぐって
団体様撮影場所です。
「何に致しましょう?」
それは驚きに値する鉄道はじめ諸々の施設の充実度、しつこい?¥8000はバリューフォーマネー、ただし雨なら止めたが勝ちでしょうネ。
表に出たら・・・・・
この岩山にエレベーター
頂が展望台、ほとんどの観光客はここで充分納得のはず。
半端な高さではないのが明瞭。
我々は
氷河の上に出てトレッキング開始します。
ウッヒャー〜〜〜、何という眺めや、夢やないやろな?
この山
夢にまで見た、”THE ユングフラウ”
弩迫力!!!
「この大氷河をずずっと行ける地点まで行こうという」 「ハイ、了解!」
「本当にいいとかいな俺たち、、、良過ぎぜ絶対!」
「ならどうするとや?」
「帰ったら一番にお墓参りに行かななるまいね」