ロマンチック街道中程の「ネルトリンゲン」散策

 10/17 2007改訂版

銃眼のような穴の先には・・・・・

アップ写真!

「よかったね、来て」

ほぼ完璧な姿で残っている回廊。

ST.ゲオルグ教会は中心部にデーンと構えているのでどこからも確認できます。

アレかいな?

この塔は

博物館の設置があるみたい。

「面白いから入ってみよう」

入場料払って、、、さて「こっちから入るとね?」

「そうだよそこからずーーーっと、天国にまで上ってゆきなよ」 面白い係りのおっさん。

降りてきて言い返した 「天国から戻ってきたよ!」

「あんたもなかなかやねえ。ここに住所書いてネ、記念にすっからさ」

マキシミリアン!?って読めますが、v.K.どん何の旗?

塔に登るにつれ、ぐっといい雰囲気に・・・・・

当初の城砦は赤円内

多分それの模型でしょう。

塔の一番てっぺんから、、、ここからだと回廊の様子

明瞭です。

何せ美しい、よくもまあお揃いで、羨ましい連帯感だねこりゃ。

地上から見る回廊。

水が豊かです。

街中散策続けます。

これは尖塔

このすぐ傍に目指す博物館があるはずですが・・・・・

やって来ました。 「リースクレーター博物館」です。

1500万年前、直径1000Mの隕石がこの地に激突!

直径25KMの穴が

大地にぼっこり空いて・・・・・赤印が現在のネルトリンゲン。

ここです。

この盆地があまりに円形な為、その成立の究明が200年ほど前から行われている。火山の爆発説、氷河による浸食、隕石の落下説など、
いくつかの学説が打ち立てられたが、研究の結果1500万年前の巨大隕石の落下によってできた、クレーターの中心であるという学説が
有力で、アメリカの航空宇宙開発局、NASAによっても証明された。そんな円形のリース盆地の真ん中に、これまた円形の市壁に囲まれ
たネルトリンゲンがある。この場所でNASAは宇宙飛行士の訓練を行っている。アメリカのアポロ計画で月に行った宇宙飛行士は、月面
とここの地質が似ていることから、月面調査の訓練を行い、ここでとれた岩石を月に持っていったそうだ。宇宙からきたものを宇宙に
返したわけだが、逆に月から持ち帰った石がネルトリンゲンのリース盆地博物館に展示されている。

激突参照写真

その証拠に

この隕石片がその証

後の世になって衝突の詳細が明らかに・・・・・

この部分が

こうやって化石になって

いるというのは、瞬間的に地球の面に巨大衝撃が襲った証明なんだそうな。

ハナパパの目線の先

NASA提供、月の石!

アポロ計画が証明したネルトリンゲンの里、リース盆地の生い立ち、NASAとの友好親善の表れが石のプレゼントという形になったという話。

お昼はここで軽く・・・

夜があるけんね・・・

魅力溢れる

この街、、、全体まとめて博物館の様、立ち去りがたさを振り切って

この門から

現実世界へ逆戻り!

「絶対気に入ると思うよ」 v.K.の言葉通り・・・・・何でも人様の云うことは聞いておくべきです。

ロマンチック街道、それは素晴らしい世界レベルの街道。

今正に

秋本番、やがて冷たい冬の到来。

「本当に俺達

いい季節に

来てよかった!」

この後

ローテンブルグに

戻って来て

一風呂浴びて街ブラブラ・・・・・これまたなんと素晴らしい中世其のままの佇まい。

「ここの名物食っておこう」 ってハナパパ。 ホテル・スタッフも「そこはええよ」 とのお奨め店。

旧市街に程近く

「予約してないけど、席ある?」
「そうさねえ、、、うちは他所と違っていつもこうさ、相席でよければ」

これがこれが、実に楽しい晩餐となったのであります。

名物料理の

ソーセージにロールキャベツ、ボリュームたっぷりだったけど完食、味のレベルは相当なものだった。

ハンブルグから来た夫婦連れと、千葉からの二人とのオモロイ会話であっという間に時は過ぎ・・・・・

マルクト広場

あんなに多くの観光客で賑わっていた場所もすっかり夜の素顔になっています。

まだまだご覧戴きたい写真の数々、今回は速報版提供ということにさせてもらいました。

これらの詳細は、スイス山探訪編と合わせ帰国後ゆっくりと掲載してゆきたいと思っています。

読者の皆さんへ ”ARIGATOU”

続く・・・・・