10/11 2002掲載

Yoko

一夜明けて今朝のお天気はというと、小雨が降り霧がかかってよくはありません。
これでは折角の景色も台無し。国立公園内のドライブは後回しにして、先にバーハーバーの
町を散策することにいたしましょう。
 
 
ホテルで見かけた車です。マウンテンバイクやカヌーを積んでいますが、メーン州ではよく目
にする光景。バイクを積んで旅行している人たちは、どこででも見かけます。
 
 
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上のカードでご想像がつくように、こじんまりとした町です。
右上に描かれている鳥は”Paffin”といいますが、実際に見かけることはありませんでした。
 
 
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海側から見たバーハーバーのメインストリートです。
 
 
 
さすがはシーフードのメッカともいえるメーン州。お店の看板にもロブスターが描かれています。
 
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さて、この吊るしてあるカラフルなものは何でしょう?
 
 
お店の中に入ってみましょう。これはロブスターを捕るときに使われる”Buoy”ブイなのです。
 
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これはお土産物なのでミニチュアサイズですが、この籠の大きなものにブイを付けて海に沈め
ロブスターを捕獲します。ブイの色やデザインは漁師さんによって違うので、どれが自分の放っ
た籠なのか簡単に判別できるわけです。

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港の風景。海にはクルーザーがいっぱい。
 
シーカヤッキング
経験がなくとも参加できるガイド付きのツアーがあり、港でレクチャー中でした。
 
停泊している船は ”Whale Watching” に行く船です。
3時間半程のクルージングで鯨だけを観るコース、パフィンやアザラシも一緒に見学できる
コースと、いくつかのコースがあるようです。
 
 
Tall Ship 帆船は観光用のようでした。夜、日が暮れてからゆったりと港に入って来る様子が
ロマンチックでしたよ。
 
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このお店では、生きたロブスターなどのシーフードを家まで送ってくれます。
 
バーハーバーのあるマウントデザート島は、1604年にフランスの探検家シャンプランによって
発見されましたが、この島が広く知られるようになったのは19世紀後半、島を訪れた画家や
ジャーナリストが島の美しさを紹介してからのことです。
ロックフェラーやフォードなどの大富豪も夏の避暑に訪れ、豪奢なホテルや別荘が立ち並ぶよ
うになり、上流階級の社交場として発展しましたが、1947年の大火でその多くは失われ、その
後は中流階級の夏のリゾート地として賑わうようになったようです。
ちょっと洒落たギャラリーが目に付くのは、上流階級の社交場だったころの名残でもあるので
しょうか?
 
この地に別荘を所有していた大富豪たちは、開発だけでなく自然保護にも力を入れ活動して
いました。その甲斐あって1919年にはミシシッピ川以東では始めての国立公園として指定され
たのです。では、町のそぞろ歩きはこれくらいにして、いよいよアケイディア国立公園の最大の
見所を走っている”Park Loop Road”へと車を進めていきましょう。
 
 
 
 
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先ず2の”Hulls Cove Visitor Center”で情報収集です。この国立公園の歴史や自然に
関する15分間の映画を上映していますので、ここでポイントを掴んでおくことにします。
マウント・デザート島は火山の噴火によってできた島ということも解りました。
 
 
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パークループロードの通行券。購入した日から一週間有効で自家用車一台につき$10です。
パークループロードとは、アケイディア国立公園の東半分に整備されている全長27マイルの道で
所々に駐車場がありますので、気に入った場所で車を置いて、歩いて散策できます。
前述したシャトル・バスも走っており、要所要所にバス停が設けられていました。
 
 
 
 
地図3の地点。ここからは”Frenchman Bay”がよく望めます。フレンチマンベイの名前は、
この地を発見したフランス人探検家・シャンプレインに由来しています。私たちの宿泊したホテル
もこの湾に面している、とても眺めのよいところでした。右前方がバーハーバーの町です。
 
 
 
Sand Beach(地図4)を上から覗いたところ。海水は冷たく(15度位)とても泳げるような
水温ではありませんが、波打ち際でちゃぷちゃぷと、波と戯れる子供たちの歓声がここまで
こだましてきて、ほのぼのとした気分になりました。 唯一の砂浜です。
 
 
地図5辺りから、海面に浮かぶロブスター獲りのブイがたくさん見えました。
小さくて写真では???
 
この近くにある”Thunder Hole”。満ち潮のとき花崗岩でできた細いトンネルに波が押し
寄せ噴水のように波が打ち上げられる様子が人気だそうですが、生憎と潮が引いたばかり
のときにやって来てしまったようです。何の変化もありません。
磯遊びの好きな同行者。岩の隙間を覗いてみますが、特に何も見つかりません。ゴツゴツ
した岩場。鈍くさい私は滑って怪我をしたくはないので、すぐに退散。
 
このパークループロード、訪れる前は平坦な海岸線を走る道を想像していたのですが実際には
海岸だけでなく山の中も走りますし、ハイキングをしている人を多く見かけます。
馬車の時代の名残で”Carrige Road”も残されていますが、そこへは車で入れない代わり
に馬車ツアーが運行されているようです。
 
 
 
Jordan Pond (地図 6 )
美しい池。池の手前には拓けた芝生のスペースがあり、傍にはレストランや割と大き目のギフト
ショップもあり楽しめました。レストラン屋外のテーブルで”アフタヌーン・ティー”、できたら素敵
だったことでしょう。きょうはディナーの予約をしているのだから我慢、我慢。
 
 
 
Cadillac Mountain 山頂。1532フィート(約467m) 地図7
ゴツゴツした岩場に低い潅木。ロープが張り巡らされ植物が保護されている区域もあります。
 
 
正面、海沿いがバーハーバーの中心です。その手前に見えるのは何やら同行者が心惹かれる
ゴルフ場か。 

パークループロードともお別れして、一旦、地図★印のホテルまで戻ったあとディナーの予約
を入れている”Bar Harbor Inn”へと向かいます。
 
 
バーハーバーの町の突端にある老舗ホテル。創業1887年。バーハーバーのカードの写真では
左下の鳥が羽ばたいているあたり。
ダイニングルームは写真の建物右部分。沈みゆく夕陽を眺めながらの食事。
私たちが選んだのは (写真なし。いつも食べるのに夢中で撮り忘れてしまうのです。)
 
☆Gulf Shrim Cocktail
      海老のぷりぷり感がたまりません。さすがに鮮度もよいですね。
 
☆New England Clam Chowder(ニューイングランド名物です。)
      おいしかったそうです。
 
☆Creamy Lobster Bisque a Bar Harbor Inn Specialty
             大好きなビスク。ちょっと塩辛すぎたのが残念でした。
 
☆Seafood Mixed Grill
      4種類のシーフード(ロブスター、蟹、帆立、鱈)が楽しめる欲張りメニュー。   
      どれもおいしかった!
 
☆Frenchman Bay Maritime Bouillabaisse
      同行者が選んだブイヤベース。オーダーするときに「トマト味ではありませんが、よろし
      いですか?」と訊かれていました。美味しそうに食べていますので、途中でお行儀悪い
      のを承知でお皿の交換をしてもらいました。美味しいのですが「キャラウェイ」が入って
      いてこれには閉口。欧米ではスープにこの香辛料をよく使うのでしょうか?ハンガリー
      料理にも使われていましたが。トマト味ではないブイヤベースは初めての経験でした。
      
メインディッシュの前には、シャーベットがサーブされたりと、本格的なレストラン。
お勘定書きに添えられていた、細いミントチョコレートもお洒落で美味しかったです。
 
あたりはもう真っ暗。二日目も、もう終わりです。
 
 
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