12/13 2004掲載

ハナパパの

ヒマラヤトレッキング報告 Part2


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一晩寝たら何とか頭痛も治まっていてホッとする。
今日は、高度順応の為の休養日。休養日といっても、じっとしている訳ではなく一度高度を上げて
又戻り高度に身体をならす日。定番のホテルエヴェレストビュウ3800mに向かう。


足が無茶苦茶重い、昨夜は寝袋の、調整がうまく行かず何度も目が覚めトイレに行ったりで、体調
も今一。シャンボチェの丘に上がると飛行場があり、滑走路でヤクが草を食べている。
ヘリコプターが降りてきて建築資材を下ろしていた。

(シャンボチェの空港、後ろの山はタムセルク6608m)

ホテルエヴェレストビュウは日本資本のホテルだそうで我々が泊まるロッジではなく本物のホテル。
さすがにカフェテラスから見るエヴェレスト方面の景色は天候にも恵まれて素晴らしかった。
一杯70ルピー(ロッジでは
20ルピー)する紅茶を飲みながら、一時間程過ごしました。
ホテルの全客室からエヴェレストが望めるようになっているそうですが、林の中に建っていてホテル
の全景は判りませんでした。

(真打登場、左からエヴェレスト8848m、ローツェ8416m、アマダブラム6856m、前方の林の
中がホテルエヴェレストビュウ。ここで3800m)

(ホテルのカフェテラス)

(丘の上からのぞいたナムチェ)


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7時半に出発する。相変わらず足が重く、登りが辛い。
今日の目的地はティンボチェだが3400mから出発し3200mまで下って3800
mまで登り返す。


(ナムチェの方を振り返るとこんな風でした)

14時到着、午前中は快晴だったが、ティンボチェについたとたんガスがかかってきて、せっかくの景色も
何も見えない。今日の宿はめちゃボロ
(今日の宿)
トイレは外、部屋には照明なし。8時ごろに部屋に入って寝袋にもぐりこむが、やたらと寒い、ゾクゾクしてくる。

(エヴェレストの夕暮れ、上の方は雲に隠れています)


11月13日

昨夜、のどが痛くなり夜中に起き出してV,Kが用意してくれた風邪薬を飲むがどうも風邪を引いてしまったみたいだ。
8時に出発するが、風邪をひいたわりには足取りは順調だった。途中ジョマレ(4040m)という所で昼食をとるが、
少し頭痛がする。風邪のせいか、高山病か?2時過ぎに今日の目的地ディンボチェ(4350m)に着く、初めての
高度
(今日の宿泊地)
ここまでくるともう樹木は全く無い。それでも村人の生活はある。
(途中の村、後ろはアマダブラム)
昼食時の頭痛が消えてほっとする。昨日まではストーブの燃料は薪だったけど、今日からはヤクの
ふんを乾燥させたものになる。火力は強くないが、火が柔らかい。明日は高度順応日。

(上を見ると野性のヤギがいました)

(ヒマラヤの紅葉)

 

続く・・・・・


Part1はこちら
 

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