7/24 2008掲載
メディチ家の街フィレンツエを後に・・・・
今朝も早くから散歩して、体調整えております。
サン・ロレンツオ聖堂のドームに陽光かかって、清々しい時間を愉しませてもらっています。
メディチ家礼拝堂、、、此の界隈には中世以降、一族の建物が集中して残っているのを見るにつけ、その威光を感じさせられます。
シンプルで分かり易い家紋
葡萄のような、丸薬のような・・・・・商工業・金融関連一手に握ったメディチ・ファミリー。 よく見ると ”MEDICEE” もしかして medicine の語源!?
だったらファミリーの生業は”薬師”ってことになりますが、、、いやいや私の勝手な推量、あてにはなりまっせん。 何せ今回の渡欧、山々オンリーで
イタリアの街に関する情報は現地に到着後のインフォーメイション、もしくはホテルで貰った案内図のみ・・・・・もの凄く!?歴史的重要遺産を前に
猫に小判状態に置かれていたようで、何ともはや。 でもこういうお天気任せ・風任せのお気軽旅、意外と印象深く残るのかもしれませんよ。
そんな遺産群
にあって・・・・・これは何とも直線的な二階建て。 フィレンツエ駅、Stazione di St.Maria Novella.
その名の訳は・・・
駅前広場の此の教会 Basilica di Santa Maria Novella!
美しい!
600年前の建物です。
アルノ川へとやって来ました。
今回は川の手前側のみの散策でしたが、時間あれば向うのピッティ宮殿はじめとする遺産群ともじっくり対面したいものです。
有名過ぎる橋
ポンテ・ヴェッキオ。 橋上の建物に注目! 当時メディチファミリーの住居は今の政庁であるヴェッキオ宮、でもってコジモ一世の奥方 「古いのはコリゴリ」
って云ったかどうかは定かではありませんが、対岸の丘陵に在るピッテイ宮買い取って移り住んだという、、、まあ何とも贅沢な!? だけならまだヨカヨカ。
「民衆の人目もあるし、雨なら濡れるし~」、で出来たのが ”ヴァザーリの回廊” 、一般に公開はされていませんが、昨日見て廻ったウフィッツイの展示室
の最後の部分のとあるドア開けると、そこには秘密の通路が。 それをズズーっと進めばこの橋の二階に来るという仕組み、更に新居までの間には教会まで
あって、、、もう何のこっちゃ! 旧居⇔新居間、駆け足でも10分近くはかかるパーソナル廊下、それが数百年の風雨に耐え見事に残っている・・・Viva Italia!?
此の時間、さすがに静か。
広場に向かうと、お馴染みの光景。
サンタマリア様もそれぞれ素晴らしい様相してはりますが、、、、、私個人的にはこのヴェッキオ宮の姿が何ともお気に入り。
アルノルフォの塔、上部に張り出しあると不安定に感ずるのが通常でしょ? でもこの宮殿はそこのところ当然汲んで設計されたのでしょう・・・・・
堂々たる
姿は共和国市民にどれだけの安心感与えたのでしょうか。 鎌倉時代の建物です。
一周して戻って来ました。
「朝食は8時からですよ」 「グラッツエ、でもよか、我々先急ぐけん イル・コント・ペルファボーレ」 「スィー・モメント」
アウト・ストラーダを一路ローマへ!
本当に安堵させられるこの光景! 沿線はほとんどが農耕地、食に対する拘りもつ国民が頼るところの産地、、、どこまでもどこまでも伸びて行く安心感。
あの丘陵は件の・・・
世界一美しい丘上の街・・・・・オルヴィエート で掲載済み、未だならご覧ください。
中世そのままに浸った3時間の後、、、ローマまでかっ飛び、巡航130KM。
此処から市内へ・・・・・
2000年前の街路
これ等見た
さる代議士先生の訪問団 「日本は戦後復興果たしたけれど、ローマは未だ未だですなあ」 呆れてもの言えませんが、、、選んだ民が悪いのよ!
複雑怪奇なローマの道路・・・・・鉄道線路頼りに偶然 Stazione Centrale-Roma Termini 西横に到着!
「ここで待っときMORI君」
駅構内ホテル案内所で 「とにかくバスタブ付き紹介して」 「スィー、よかのを紹介しましょ Savoy!」 「高いっちゃなかね?」 「知り合い価格っす」
地図書いてくれたはよかばってん・・・・・南へ下るほど酷くなる運転マナー、昨年のドイツでは聞いたこと無かったクラクションはバンバン、出会いがしらでは
当然のように双方飛び込むロータリー、かてて加えて彼の旅行者泣かせの一方通行、「そのまま真っ直ぐで着く筈やけど」 「また進入禁止、右しかだめです」
「なら右折して、左折すりゃよか」 「またまた一通、右しか行けません」 「また遠のいたニャ」
何の心配要りましょか、、、得意のタクシー飛び乗っての道誘導・・・・・
信号ない代わりにロータリー
「なんっちゅう威厳?やあ
これ何の建物?」 「凄いでしょ、最高裁です」 「ふーん、さすがやねえ」
「だいぶ慣れたニャ MORI君」
ヴェネト通り界隈は高級ホテルのオンパレード。
緊張感溢れるチェックイン!
お隣!?
超高級エクセルシオール
一泊10万円です。
やっと風呂桶に身を浸される喜びよ!!!!!