宇治へ行ってきました。 2026.06.10
NHK番組「ブラタモリ・宇治編」を見て、宇治の蕎麦屋「しゅばく」の10割蕎麦と厳選された当店の日本酒を味わいたくなり、家内と一緒に宇治まで行ってきました。
5年まえに行ったことがあるのです。
京阪宇治駅
源氏物語の舞台ともなった古都のイメージとはかけ離れたモダンなデザインです。
5年前に来たときはかなり驚きましたが、今は違和感はありません。

12時10分前に着いた蕎麦屋「しゅばく」の前には10数人の列ができており、私は申し込み表に書き込んで列に並びます。
優雅なのれんが素敵です。
待つこと25分で店内に入れました。
2人掛けテーブルが4つあるのですが、私たちは4人掛けテーブルに案内されます。
「相席はかまいませんので」と注文を取りに来た店員さんに言うと、「ご配慮をありがとうございます。でもお二人だけで大丈夫です」とやんわり断られます。

大根おろし蕎麦と鯛のワタ塩辛、そして石川県の日本酒、黒帯を注文しました。
天ざるのような動物たんぱく質入りの蕎麦はなく、日本酒も常温は無く、熱燗と冷酒の選択肢なので冷酒を選びました。
最初に2合と注文すると、家内が食後に宇治の町をまわるのに大丈夫か、と諫めるので1合にしました。
そしてこの判断は正解でした。
黒帯は一口飲んだだけでその美味さがわかるお酒でして、しかもアルコール度数も大きいようなので、鯛のワタ塩辛を肴にちびりちびり飲むと、もう極楽という感じでしたが、いつもより強く酔いが回って来るのを感じるのです。
お値段も上等で、黒帯は1合900円、鯛のワタ塩辛はこの量で900円。

蕎麦は客が店内に入った時点でゆがくのか、テーブルに持ってこられたのは入店20分後でした。
コシのある食感なのですが、少し冷やし過ぎているせいなのか、5年前に感じたような風味がいささか薄れている感じだったのは意外でした。
私の体調も関係あるのかなと思ったのですが、家内も同じように感じたようです。
次回は寒い季節に来ようかと家内に言いました。

宇治に来たら訪れる名所旧跡は平等院、源氏物語ミュージアム、そしてこの季節でしたらアジサイの群生で有名な三室戸寺ですが、いずれも訪れている私が選んだのは一度も訪れたことがない宇治上神社です。
宇治川右岸にあり、平等院とは川を挟んだ対岸にあり、京阪宇治駅から徒歩8分の距離です。

拝殿(国宝)
鎌倉時代前期の寝殿造りだそうです。

本殿(国宝)
平等院とはほぼ同じ頃に建てられたそうですが、1016年創建と日本最古の神社建築物ということは行ってみて初めて知りました。
若いころから宇治は好きなところでしたが、今回もこのような歴史的由緒の場所があることを知り、満足な思いでした。

宇治上神社のすぐ側に宇治神社がありますが、この2つの神社は創建の時から対をなしているそうです。
本殿(重要文化財)はこの奥です。

宇治神社近くの宇治川にかかる橋。
平家物語の合戦で語られる橋とは違うと思います。

宇治川の急流。
琵琶湖を源流として瀬田、石山を経て宇治に流れ込んできます。
木曽義仲を追討する源義経率いる鎌倉勢が宇治川を渡る平家物語のシーンは有名ですが、確かに流れは速いです。

最高気温38度と予報された今日の天候でしたが、極度に乾燥した湿度のために汗をかくこともなく、快適極まりない1日を過ごさせてもらいました。
下記は5年前に行った時の宇治行のレポートです。
hmpiano.net/riwakino/2021/uji/newpage1.html
hmpiano.net/riwakino/2021/uji/newpage2.html