2004.12.31
おやおや。
年末にそれらしき挨拶をして今年最後のレポートも掲載し、年を越そうと思っていたの
に、気がついたら飲み助の管理人は酔いつぶれて何も記さずに年を越すことになって
しまってました。
これを記している時点が既に2005年正月午前3時です。
こうなったら一寝入りした後に改めて新年の挨拶と共に2004年最後のレポートを20
05年1月分として掲載させてもらいます。

2004.12.24
談話室で萬凛さんのピアノの先生のことを記したところ、このホームページの愛読者で
ある楓花さんというピアノ教師から下記のような出だしで始まるメールをもらいました。

談話室のピアノ教師と生徒さんとの事について読ませて
頂き、わたくしごとですが、こんな事がありましたので
聞いて下さいませ。


その本文はとても心温まる内容ですので、ご本人がたいそう渋られるのを説得しまし
て、ここに掲載させてもらいます。

ピアノ教師の愛情

2004.12.09
横田めぐみさんの遺骨がDNA鑑定の結果、別人のものと判明したとのこと。
お母様の早紀江さんはこう述べられたそうです。
「初めから『めぐみの骨ではない。絶対に違う』と思っていた。金正日政権がどんなに
残酷で冷酷で、人間の本質から外れたことをする国であるかが、はっきりした。日本
に対して、どんなことも隠すことは出来ないという示せたことはよかったと思う」
私は心の底から早紀江さんのコメントに共感、同調いたします。

「『ならず者国家』と言う人があるが、そういう印象だ」と、これは自民党の武部勤幹
事長の言葉。
立場として慎重な物言いになるのは理解できますが、私に言わせれば、そういう印
象だ、ではなく、まさにその通り、という確信です。
この私の確信はここ十数年来変わったことはありません。揺るぎのないものです。
金正日とその取り巻き(この言語道断のごろつき集団に政権なんて言葉を使いたく
ありません)を厳しく弾劾することについては迷いはなく、日本政府が厳しい制裁を
彼の国に加えることもやむを得ないと思ってます。

しかし食糧支援の凍結を始めとする経済制裁はその独裁政治の犠牲となっている
北朝鮮人民たちにどのような厄災をもたらすのでしょうか。
特に北朝鮮難民の支援組織レンクの報告を見知っている私は彼の国で打ち棄てら
れている孤児たちのことがひどく気にかかります。
近づきつつある北朝鮮の冬の酷寒は日本の比ではないそうで、今年もまた多くの孤児たちが年を越せずに栄養失調と寒さの中で死んでいくでしょう。
そのようなことを思うとき、暗澹たる気持ちになります。

めぐみさんとそのご両親をはじめ多くの拉致被害者とその家族たちだけでなく、北朝
鮮の罪のない人民たちまでを地獄の思いにさせる金正日とその取り巻きを私は激し
く憎悪します。
そして彼等を擁護し、つけあがらせてきた日本の似非知識人達も。

2004.12.08
クリスマスシーズンの福岡市
三王システムHPからのリンクです。
一寸、福岡に行きたくなりました。

”キャナル・シティーのクリスマス”

天神界隈のクリスマス・イルミネーションは・・・・・

2004.12.02
日本が世界に誇る文化遺産・京都
紅葉に関わるレポートを師走に掲載するのもちぐはぐではございますが、今年の秋
の三王システムHPに掲載された紅葉狩りレポートとそれに付随して掲載された三王
システムHP編集長の綴る京都への思いに深い共感を感じましたので、ここにご紹介
させてもらいます。題名は私が付けました。

 Part1 Part2 Part3

はな紅葉
 Part2

私の神戸女学院レポートに同女学院卒の佳墨さんが感想メールを寄せて下さいまし
た。ご本人の了解を得ましたので紹介させてもらいます。


こんばんは、早速HPを拝読させていただきました。
懐かしい風景が次々に目に飛び込んできて、思わず22年の歳月を忘れて通学して
いた学生の気分になりました。同窓会から震災の後、ずいぶん建物が傷み、改修も
されたと伺っておりましたが、目に映る光景はあの頃と同じでした。ありがとうござい
ました。
祠はあの当時ももちろんあり、信者さんが時々来られては手を合わせていらっしゃっ
たのが印象的でした。岡田山に女学院が建てられる以前から、あったものだそうです。
不思議と違和感がなく、ながめていたものです。

私もゆったりとあのお庭でお弁当を広げていたんですね、あの頃に帰れるものなら・・・
と思わずにはいられませんが、人生のやり直しはききません。やはり前を向いて歩い
ていくしかありませんね。
でも、少し立ち止まって昔を思い起こすのも、歩いてきた自分の道を振り返り反省する
いい機会になります。
本当にありがとうございました。

2004.12.01
今年もいよいよ師走の月に入りました。
三王システムHPではクリスマスソングが流れておりますね。
同ホームページ掲載のk.mitikoさんのレポートの転載と、久しぶりの私のレポートを
掲載させてもらいます。

蛇ー日本の蛇信仰・・・・・K.mitiko

関西の名門女学校・神戸女学院

2004.11.22
我が家は空中都市!? 21階の部屋で感じたこと
ルーメイさんが「建設・都市問題市民協議会『KTM通信』No.15」に連載されている
エセーです。
長年、神奈川県に住まわれて地震慣れしているはずのルーメイさんも9月5日の地
震には相当肝を冷やされたようです。
文中の奈良の知人はW.マリさん、大阪の知人は私のことです。

2004.11.14
今日の日付も後、1時間半を残すばかりですが、私は是非、このことを記したいです。

紀宮内親王殿下ご婚約内定
夕方帰宅して、紀宮さまのご婚約内定のことを知りました。
嗚呼、何と嬉しく、めでたいことでしょうか。
天皇皇后両陛下のお喜び、ご安堵のお気持ちは如何ばかりでしょう。
婚約者がご学友であらせられる秋篠宮殿下のお喜びも。

秋篠宮様と現皇太子殿下が幼いみぎりにお二人で紀宮様に意地悪をなされ、紀宮
様が泣きだされたことがあったそうです。
あわてた兄宮様たちがゴメン、ゴメンと謝られたら、紀宮様が言われました。
「よろしくてよ」
嗚呼、何と可憐な姫君でせうか。

そして、私は思いを馳せるのです。紀宮様が研究所助手をお勤めになる山階鳥類
研究所の所長・山岸哲氏の喜びを。
どうか、『文藝春秋』2003年7月号 に掲載された山岸氏の寄稿文を下記のURLでご
覧になってください。
山岸氏は今宵、感涙にむせんでおられることでしょう。
http://www.yamashina.or.jp/message/message0310.html

2004.11.09
葉坂江美子さんが最終ライブに出場!

当ホームページでも応援をお願いしました、ボサノバのユニット、tete a tete(テイタ
テイト)の葉坂江美子さんが関西ミュージックインディーズアワードのネット投票の最
終審査に残り(10組)、11月26日のファイナルライブに出られることになりました。
葉坂さんからも私の方に丁重な御礼メールを頂戴しておりますが、彼女に代わって
この席から応援して下さった皆さま方に御礼を申し上げます。
ご協力、有り難うございました。
なお、ネット投票が終わりましたので葉坂さんの応援コーナーは終わらせてもらいま
した。

以下、三王システムからの転載です。

絶対途中で挫折するから、という家族の反対を押し切って67歳でパソコンに挑んだ
k.mitikoさんが今や、海外のサイトを探し回って画像を収集し、このようにシリーズも
ので歴史上の著名な女性を紹介するとはまさに感慨深いものがあります。
フランス史に輝く王妃・・・・・k.mitiko

Capt. Senoh こと、妹尾三王システムHP編集長のラジコンレポートです。
このレポートの中に出てくる年季の入ったラジコンマニアの言葉にあるように彼のラ
ジコンにかける情熱と苦労談と、それらのプロセスを掲載する彼のサイトはラジコン
マニアの間でも有名なようです。
阿蘇スケール機祭り & 温泉・グルメ

2004.11.08
毎回のように三王システムHP掲載のレポートを拝借しております。
妹尾編集長どの恐縮です。

イギリスレポートに継ぐIdeakiさんのフランスレポートです。
今回はレポートの第二弾、フランスです・・・・・Ideaki

k.mitikoさんのレポートです。九州の風景が素晴らしい。
楽しかった鹿児島・熊本の旅・・・・・K.mitiko

2004.10.28
今日も三王システムHPからのレポート拝借です。
実に美しいイギリスの風景、様になるモデルたちです。
レポーターのIdeakiさんはCapt.Senohの弟君です。
10月2~19日の間、イギリス・フランスへ行ってきました・・・・・Ideaki

見直しを迫られる「司馬史観」(毎日新聞2004/10/15)
『坂の上の雲』テレビドラマ化に異議あり
 読み物が正史扱いされる疑問


2004.10.27
三王システムHPからレポートを拝借しました。

おのぼりYokoの銀座便りHOUSE OF SHISEIDO
Yokoさんは書き込みこそされませんが、いつもこのHPを見てくれている女性です。
日本に帰国してからは多忙な日々を送られるようになってから、さすがにその暇が
無くなったようですが、アメリカ在住のときには三王システムHPを丹念に読んで内容
を一番把握しているので”重箱の隅”とニックネームをつけられました。

鹿毛さんは私や駄才さん、ムーさんらと同じ高校の同窓生です。
はてさてこのイノシシとは誰のことでしょう?

”涙のラマさん送別会

nalちゃんが今日、談話室で語っていたCapt.Senoh(三王システムHP管理人)のラジ
コン&ヨット仲間のレポートです。
同じ趣味を14年間も一緒に楽しんできた仲間が遠くへ去っていく日のレポート、最
後のラマさんの涙、会ったことのない私までジーンときました。

2004.10.25
新潟中越地震の報道に胸が痛みます。
震度5でほとんどの人が激しい恐怖を感じるといわれているのに、震度6強の揺れが
40分以内に3度も来たのですから、現地の人たちはどんなに怖かったことでしょう。

激しい地震の揺れの怖さは経験した者でないと絶対に解りません。
10年前の阪神大震災は私の人生で最も怖かった経験として今でも強烈に心の中に
刻印されています。
今回の地震でショック死したお年寄りが何人もいらっしたことは本当に痛ましいことです。
4人の子ども達が犠牲者になっているのも辛い記事でした。
倒壊した家屋から運び出された時は冷たくなっていた孫を必死に人工呼吸したという
祖父の記事は涙無しには読めませんでした。

台風23号と共に自然の災害の犠牲となった方々のご冥福をお祈りします。

2004.10.22
一昨日、台風の中を西宮市で3件仕事を済ませ、最後の顧客宅へ向かうため、私が
地下鉄谷町線の大日駅に降りたのは午後2時50分でした。
昼食をとる暇が無かったので、どこかで軽く食事はできないものか、と駅から顧客の
マンションへ通ずる通りを雨に濡れながら店を探していたら、瀟洒な喫茶店が見つ
かりました。
そこでのエピソード、”オーナーの女性はおーなり由子さんのファン”をご紹介いたします。

cafe喫茶 杢キリン
”オーナーの女性はおーなり由子さんのファン”

2004.10.20
ここのところ、全然この欄に記事を掲載できずにいますが、今日はこのことだけは
記しておきたいです。
皇后陛下は今日のお誕生日で古希をお迎えになられたのです。
美智子皇后様は我々日本人の誇りであり、私の精神的よりどころともなられる方で
あります。皇后様の大変おめでたい日を心からお祝いを申し上げると共に、いつま
でもご壮健でいらっしゃいますよう、お祈り申し上げます。
ご成婚当時、実家を出られるときに「母は黙って抱きしめてくれました」というエピソ
ードを今日お打ち明けになられたとか。
運命の母、と言われた正田富美子様は昭和63年にご逝去。
私が敬愛する大和撫子の代表格のようなご婦人です。

2004.10.04
下記の二つのレポートは三王システムHPからの転載です。
いずれも私の高校時代の同窓生仲間です。

NHK情報ワイド番組 「福岡いちばん星」出演依頼
三王システムとよいよい会HPを管理維持している妹尾政幸君がラジコン専門誌に
載りました。

グリーン車搭乗記」 by 渡辺耕士
渡辺耕士君のエセーのバックナンバーは下記のサイトで。
koharu/shuyu/watanabe/index.html

2004.10.03
今年の9月は思い出多き月でした。
ミホさんの結婚式以外に経験した私の思い出レポートです。

・神奈川行

・69年ぶりの宝塚歌劇

2004.10.02

・中川美穂ピアノリサイタル

中川美穂さんは私の顧客のピアノ教師のお嬢さんです。
フランス留学から帰国して以降の彼女の演奏会を私はほとんど聴いてきております
が、すべて充実したコンサートでした。
我が娘は、中川さんのコンサートでプーランクの作品を初めて知り、それ以降プーラ
ンクに熱中し、中川美穂さんのファンとなったのです。
チケットは割安になる可能性がありますので、行ってみたいと思われる方はリワキー
ノまでご連絡ください。090-8527-0698

2004.09.30
・後立山縦走記~白馬から穂高まで  四十年目の報告 ・・・・・ムー和尚

よいよい会HPに掲載された手記です。
実に迫力のある山岳紀行文です。

2004.09.24
皆さん、ご無沙汰しております。
談話室にもとんと顔出ししませんで申し訳なく思っております。
今日は9月18日に挙式されましたハヤトさんとミホさんの結婚式のレポートを掲載し
ました。
序の「送別会」から読んでいただければ幸甚です。

・ミホさんの送別会

・花嫁のぎっくり腰騒動

・ハヤト君とミホさんの結婚式

2004.09.20
・難攻不落の名城・小田原城

2004.09.07
三王システムHPに掲載されたmitikoさんと手打ち庵さんのレポートです。

その2 女奴隷から皇太后へ ・・・・・K.mitiko 

旅のレポート(風の盆&能登 旅日記―其の1・・・・・手打ち庵

風の盆&能登 旅日記―其の2・・・・・手打ち庵

2004.09.03
三王システムHPに掲載されたk.mitikoさんの作品です。
南の島からはばたいた二人の女性・・・・・k.mitiko

2004.08.31

・家族で吉野熊野へ・その2

2004.08.28
毎日新聞の8月26日朝刊、読者のコラム「女の気持ち」は感動的な内容でした。
和歌山県本宮町、請川の地名は熊野に深くかかわる私には音楽のように響きます。
特に請川は私の妹分として大切に思っている女性が自動車の大事故を起こし、九
死に一生を得たところ。
生きているのならともかく、戦死した息子への父親の精一杯のはなむけとその思い
に深く同調する菓子職人の行為は軽薄な精神の時代に生きる私たちに深い印象を
与えます。
靖国神社問題は決して軽々しく扱って欲しくないです。
・父の栗饅頭・・・毎日新聞「女の気持ち」から
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/kimochi/osaka/news/20040826ddn013070025000c.html

家族で吉野熊野へ行ってきました。

・家族で吉野熊野へ・その1

2004.08.25
今日は私にとって忘れがたいご婦人の一周忌の日です。
そのお名前は名合博子さん。
私の20数年来のお客であり、心より尊敬したピアノ教師でした。
ガンとの闘病生活を経た後、昨年の8月25日に逝去されました。
その経緯を私は三王システムホームページでいくつかのレポートに分けて紹介して
きました。

私の顧客のピアノ教師のことkoharu/shuyu/moriwaki/myself/bunsho/newpage8.htm

 ピアノ教師・名合博子さんのこと
koharu/shuyu/moriwaki/myself/bunsho/newpage11.htm
 
「名合先生を訪ねて野の花診療所へ
koharu/shuyu/moriwaki/myself/image/year2003/july/newpage1.htm

そして、3番目のレポートを記してから1ヶ月半後の8月25日、名合先生のお弟子さ
んのお母様であるノザワ様から下記のメールを頂戴して私は敬愛するピアノ教師の
死を知ったのでした。

大変御無沙汰いたしております。
お久しぶりのメールなのに、悲しいお知らせです。
名合先生が亡くなられました。
いずれどなたかから連絡があるかと思いましたが、
メールしてしまいました。
コデラさんから、森脇さんのHP上でも書かれていると
伺ったので、見てみました。
鳥取の方にも行かれていたのですね。
ほんの半月前に上の娘が名合先生にお会いしたと言ってたので、
体調がいいから帰られているんだと思っていました。
私の父も鳥取の出身で?その事を名子合先生には話さなかった
ような…
もっと鳥取の話をすればよかったなって今ごろ…
でも、あんな素敵なホスピスで、素晴らしい人達と出逢われて
よかったですね。
森脇さんのHPのおかげで『もう、思い残すことはないくらい』
とおっしゃっていた意味が少しわかったような気がします。
残念ですが…
(後略)


名合博子さんという女性は本当に謙虚の塊のようなご婦人でしたが、ご自身が亡く
なった後の生徒や父兄たちの嘆きを十分に想像できるほどの感受性豊かな方でし
た。
予測される自分の追悼会、どうか締めっぽく哀しい雰囲気のものであって欲しくない、
という願望を信頼するピアノ教師仲間や弟子の母親などに伝えておられたのです。
それらの腹心の人たち、吉行さんやマツオさん、コデラさんらは強い意志を持って
名合先生の希望を実現したのでした。
その模様を綴ったのがこのレポートです。

・名合博子先生を偲ぶ「お別れコンサート」

2004.08.19

奇跡の銀メダル、人見絹枝選手の物語
昨夜、NHKテレビの番組「その時歴史が動いた・奇跡の銀メダル、人見絹枝」が放
映されました。
人見選手の名前はオリンピックのメダリストということで知ってはおりましたが、番組
を見て、このようなドラマティックな活躍をしたことは初めて知りました。

2004.08.10
談話室における怪盗ルパンさんの航海日誌を本棚に格納しました。
この後続くであろう連載をそこに順次格納していきます。

「歴史の里岡山を訪ねて」のmitikoさんのレポートが7月30日のこの欄に掲載されま
したが、彼女は備中高梁市の生んだ偉人、山田方谷のことも発見してきたのでした。
初耳のこの名前の人のことを私は調べていくうちに、なぜ、このような偉人が世に知
られなかったのだろうか、と驚愕の思いでした。

山田方谷。やまだほうこく、と読みます。
財政的に破綻してしまった備中松山藩を立て直した名家老です。
瀕死の上杉家・米沢藩の財政を立て直した名君として知られる上杉鷹山は山田方谷
が18歳の年に世を去っておりますが、米沢藩が五千両の備蓄ができたのは上杉鷹
山死後半世紀後の1867年(明治元年の前年)。
しかし山田方谷の備中松山藩の改革は、わずか八年間で、十万両の備蓄を米沢藩
の十年も前に完了しているのです。
米沢藩は15万石の大名、備中松山藩はその三分の一の5万石の小大名。
ほぼ同時代における改革後の備蓄がかたや五千両、かたや十万両!
三分の一の石高の藩が20倍もの備蓄金を達成しているというのは実質的には60倍
の実績を達成したということではないでしょうか。
それなのに、なぜ、山田方谷は上杉鷹山のように世に知られなかったのでしょうか。

実は明日8月11日午前9時半~10時半までNHK総合テレビでこの「山田方谷」の
特集「財政の天才幕末を駆ける~山田方谷・奇跡の藩政改革」を放映いたします。
ご覧になってもらえばと願っております。
アメリカのwoodmanさん、この放送予定日を是非チェックください。

山田方谷については下記のサイトを参照ください。
目次の「山田方谷と炎の陽明学」が山田方谷の事績を順を追って説明しております。
http://ftown.boo.jp/takahashi/houkoku/

2004.08.05
蛍祭りや奥駈サポートにいつも遠くから駆けつけてくれる神奈川の柴田雅和さんが
グランドキャニオンに行ってきたときの写真です。

・グランドキャニオンのマサカズさん

2004.07.30
今朝、ダイニングルームのNHKラジオからショパンのノクターン嬰ハ短調遺作の曲
が流れてきました。映画「戦場のピアニスト」で一躍有名になった曲ですが、私は去
年の8月25日に鳥取のホスピスで亡くなられたピアノ教師・名合博子さんのことを思
い出さずにはおれませんでした。
亡くなられる前の7月に鳥取までお見舞いに行ったおりに、個室の電子ピアノでこの
曲を弾いて下さったのです。
ご主人と一緒にじっと聞き入ったときのことがつい昨日のことのように思い出されます。

「ヘンゼルとグレーテル」
関西の総合芸術大学・大阪芸術大学の創立40周年記念特別オペラ公演が9月12
日に開催されます。
「ヘンゼルとグレーテル」は、モーツアルトの「魔笛」と共に大人も子供も楽しめるメル
ヘン(童話)オペラの傑作の双璧と言われているそうです。
私の顧客の声楽家も出演されます。
詳しくは右側のイベント案内をご覧になってください。

下記はk.mitikoさんがよいよい会ホームページに掲載されたレポートです。
備中松山城は30年前に麓まで行きながら登ることができなかった山城です。mitiko
さんのレポを見て、絶対に近いうちに訪ねることを決意しました。

自然と歴史をめぐる旅「西穂高岳への憧れ」・・・・・k.mitiko


歴史の里岡山を訪ねて・・・・・k.mitiko

2004.07.26
よいよい会HPからパクってきた私の高校同窓生仲間、渡辺耕士君の手記です。
いつもおとぼけとロマンティシズムが同居するエスプリの効いた文をものにされる御
仁です。
この手記の末尾に記されている「トップへ」をクリックすれば彼の全エセーを楽しめ
ます。
夏の思いで・・・・・渡辺耕士

2004.07.25
新宮山彦ぐるーぷの記事が大々的に掲載
今朝の朝日新聞朝刊に「新宮山彦ぐるーぷ」の功績を伝える記事が掲載されました。
日本の進路を誤らせ、亡国に導くのではないか、と日頃私が反撥し、批判する新聞
社ですが、この記事の正確な内容には脱帽いたしました。
大峯全奥駈道の実質的距離を90キロと記したのは朝日新聞の今回の記事が最初
ではないでしょうか。
巷間、180キロなんて無茶苦茶な誇張の距離が出回っていることに対して私は日頃
苦い思いをしていただけに我が意を得たりの思いでした。

まことに忸怩たる思いがありますが、新宮山彦ぐるーぷの一員として
この朝日新聞の記事掲載については恩誼を感じざるを得ません。
今でも朝日新聞への私の反撥心は変わりませんが、将来、朝日新聞社がひどい落ち
目になったとき、私は同新聞社に対する武士の情けを吐露することを誓います。


2004.07.21
久しぶりに”KYOTO PIANO ART”を訪れました。
新しいピアノが陳列されております。
1905年制作のドイツ・ハンブルグ製スタインウエイです。
透かし彫りの譜面台が美しいでしょう?


ドイツ・ライプチッヒ製プリュートゥナーです。
何と1890年代制作のもの。
天然性木目化粧板の美しさにKYOTO PIANO ARTの職人たちはしびれたそうです。


プリュートゥナーの譜面台は天屋根を開けて中から取り出します。
こんな譜面台を持つピアノを見るのは私は後にも先にも初めてです。
いずれも京都の”KYOTO PIANO ART”が再生したピアノです。

2004.07.19
映画「キング・アーサー」の上映が7月24日から始まります。
(梅田ブルク劇場など一部の劇場は17日から先行上映中)
ヨーロッパ三大伝説の一つ「アーサー王と円卓の騎士」物語の映画化です。
少年時代からこの伝説のオタクだった私は当然劇場に駆けつけるつもりでおります
が、16日に「トロイ」を再度観に行ったおりに予告編を見てからいささか不安になり
ました。

映画「キング・アーサー」の上映が始まる

この映画の物語に興味のある方は下記のレポートをご覧になって下さい。
いずれもよいよい会HPに掲載されたものです。

我が心のキャメロット(k.mitiko)

キャメロットとは?アーサー王物語とは?

2004.07.15
海外で狂犬病が増加している

今朝、NHKラジオ放送のニュースで海外で狂犬病が増えつつあることに警戒を促す
内容の放送をしておりました。
10年前までは減少傾向を続けてきた狂犬病の発生数が最近増加傾向に変わった
というのです。
お隣の中国では10年前は数十例だったのが今年は千という数字に膨張したとのこと。
原因として数の減少がずっと続いてどの国でも気がゆるみ、ワクチン対策に手を抜き
だしたことを挙げておりました。

我が国はどうかというと、昭和32年を最後として47年間狂犬病は発生していないよ
うで、これは日本のワクチン接種及び検疫制度が徹底していることと、日本が島国で
あることが大きな要因のようです。
イギリス、オーストラリア、台湾も日本と同じく狂犬病が撲滅された国だそうですが、い
ずれも島国であることが共通しております。
ただし、イギリスでは近年、狂犬病のコウモリが発見されており、ドーバー海峡トンネ
ルが開通したために大陸から動物たちが紛れ込んで来ているのではないか、と取り
ざたされているそうです。

我が国も最近のペットブームの興隆で海外から動物が持ち込まれることが飛躍的に
増加しており、高額のペットが大量に売れるために検疫を通さずに非合法なやり方で
こっそりと持ち込まれる例も多く、いつ発生してもおかしくない状況にあるとのこと。
一つの例としてロシア船舶は船の中で犬を飼う例が多いらしく、日本の港に停泊中に
その犬が上陸して行方不明になったり、船員によって捨てられたりするのが野犬化し
ていることがよくあるということも伝えておりました。

狂犬病は、犬の字がついているため、犬だけがかかる病気と思っている人が多いそ
うですが、猫やハムスター、コウモリなどのほ乳類すべてがかかる病気だそうです。
そしてこれは私も知らなかったのですが、発病すると100パーセント助からないそうで、
ある意味ではエイズよりも恐ろしく危険な病気であるということを解説の専門家は言
っておりました。
海外旅行をする人は、可愛いと思っても犬や猫、公園のリスなどの野生動物には絶
対に近づかないこと、その危険性の高い地域に行く場合はあらかじめ予防ワクチン
を接種することを勧めておりました。

万が一、狂犬病の疑いのある犬に噛まれたり、ひっかかれたりした場合、まず傷口
を石鹸と水でよく洗い流し、狂犬病ワクチンと抗狂犬病ガンマグロブリンを投与する
ことが必要とのことですが、抗狂犬病ガンマグロブリンは日本では入手困難だそう
です。
詳しくは下記のサイトを参照ください。
http://idsc.nih.go.jp/kansen/k00-g15/k00_06/k00_06.html

2004.07.12
”サザエさん”の作者、長谷川町子さん、永遠に!

2004.07.09
談話室に忘れたころにやってこられる輝姫様ことhikarikoさんがよいよい会HPに投
稿されたレポートです。
彼女は昨年まで長いこと関西在住でした。お姉さんのトキヨさんが私の高校同窓生
仲間です。

富士登山!すごい!

2004.07.06
よいよい会HPにmitikoさんが載せた手記を転載させてもらいます。
ヨーロッパの母と言われた王妃・・・・・K.mitiko

我が娘と行ってきた音楽会のレポートです。
・洛西の地でフランス歌曲を聴く

2004.06.30
6月5日の蛍祭りのレポートです。
早くに仕上げていたのですが、事情があって掲載が随分遅れました。

・蛍祭り2004

2004.06.29

同じ楽器店に勤務したことのあるピアノ調律師たちが久しぶりに旧交を暖めました。

・三木楽器技術部OB会

2004.06.22
台風6号が過ぎ去った大阪の今日は一転してさわやかな快晴の日を迎えております。

・大山崎山荘美術館訪問記

2004.06.17

「大峯山脈・大台ヶ原」

大峯と大台ヶ原を紹介する雑誌が山と渓谷社から出ております。
私が愛してやまない大峯・台高山系の格好のガイド書であり、紹介書です。

2004.06.10
カナダの侍夫妻から白夜の画像を送ってきました。
・バンクーバーの白夜

2004.06.04
皇太子殿下が、デンマークとスペインの皇太子の結婚式にご出席になられましたが、
結婚式の様子はおろか、二組の皇太子ご夫妻の写真さえ、日本の新聞では紹介さ
れません。(私の知る限り)
英国のチャールズ皇太子と今は亡きダイアナ妃の結婚式のときの詳細な報道とは
えらい違いであり、義憤と、どんなお妃なのだろうかと、いう好奇心に駆られ、私は外
国のサイトを探し、やっと写真を探り出しました。

・ヨーロッパの二組のロイヤルカップル

2004.05.31
Girl with a Pearl Earring
よいよい会HPに掲載された(5/28付け)フェルメールの絵です。

前から載せたかった毎日新聞の「時代の風」(04.05.02)の記事ですが、毎日新聞の
HPではとうとう探し出すことができず、私がコピーしたものをここに掲載いたします。
イラク情勢に対して私が大変共感した記事です。

・深刻化するイラク情勢 By 田中明彦(毎日新聞「時代の風」から)

2004.05.30

一昨日の28日、日本ミュージカル界のシンデラレボーイ・井上芳雄さんのコンサート
に行ってきました。
東宝ミュージカル「エリザベート」のルドルフ皇太子役に抜擢されて以来、人気うなぎ
登りの芳雄さんの初のソロコンサートは
東京の5日、大阪の28日の6公演がすべて発売すぐに売り切れとなる盛況でしたが、
私は芳雄さんの熱烈なるファンのお嬢さん(写真に一緒に写っている少女)のおかげ
でこのコンサートのチケットを手に入れることができたのでした。
井上芳雄さんは、私にとってまんざら他人ではない関係でありました。そして、その
私の贔屓するミュージカルダンサーのニューフェイスをただ闇雲に応援するこの少
女とそのお母様は私にとっては同志のような存在でもあるのです。
そのことを知っていただくためには

ある少女の夢がかなった日


をご覧になってください。昨年7月のミュージカル「シンデレラ」公演のときのレポート
です。

一昨日の公演はコンサートとしても素晴らしいものでしたが、観客(95%が女性)の
凄い熱気に圧倒されるようなものがあり、終演後も何度もアンコールが繰り返され、
最後は観客総立ちのスタンディングオベーションでもって終わりました。
私たちは比較的早くに劇場を出たのですが、梅田駒劇場の建物内の中をたくさん
の女性達が駆け足でシアター・ドラマシティーの楽屋裏に走っていくのを見るのは今
までの芳雄さんの舞台公演では初めての光景でした。
「あんなに有名人になって、だんだんと井上芳雄さんが遠くに去っていくような感じで
すね」と嬉しいような、寂しいような思いでMさん母娘と夜遅くの食事をしながら語り
合ったものでした。

帰宅して、熱狂的女性ファンが多かった、と家族に伝えると「あの甘いマスクでスラ
リとした高身長に声がよく、しかも性格までノーテンキときたら、魅了されない女性の
方がおかしいんじゃない」とはテレビ番組の「世界ウルルン滞在記」でしか見たこと
のない娘の言でした。しかし、娘自身はあまり関心を示さず、今までに何度誘っても
一緒に来ないのです。

2004.05.27
昨日、談話室に来場されたムー殿が以前、よいよい会HPに載せられた作品をここ
に転載いたします。
百人一首の歌に一つ一つ替え歌を添えたもので、主によいよい会仲間達の伝言板
におけるやりとりをネタにしているため、部外者には意味不明の歌もあるかと思わ
れますが、各歌の冒頭の数字をクリックすると解説がされており、ある程度、そのユ
ーモラスな意味合いが理解できることと思います。

門松は冥土の旅の一里塚 by ムー和尚

2004.05.25

昨夜のよっころりんさんの脳天気な書き込みに、尊顔を拝したいという声がいくつか
あがったようですので、ここにその尊顔を掲載いたします。お隣は夫君です。


・私の好きな漢詩(5)

・大峯におけるある行者の死(7)

2004.05.21
昨日の朝、朝食をとっているときにNHKラジオ第一放送から流れてきた話に耳をそ
ばだてられました。
刑務所において看守と囚人の人間関係の変化について調べる実験が今から30年
ほど前にアメリカで行われたそうで、その内容をかなり詳しく解説しているのです。
バグダッド郊外の刑務所でイラク人収容者たちがアメリカ軍の虐待を受けたニュー
スに深い憂慮の思いを抱いていた私はむさぼるようにその刑務所実験の話に聞き
入りましたが、それは実に驚くべき内容のものでした。
詳しくは下記をクリックしてご覧ください。
映画「ショーシャンクの空の下」の内容は実際に刑務所でしょっちゅう起こっている
ことかも知れない、と思いました。
・刑務所の実験

信濃路の旅其の3・・・・・手打ち庵


・大峯におけるある行者の死(6)


2004.05.20
三王システムHPの昨日のサーバー騒動が嘘だったかのように今日も早くから手打
ち庵さんのレポートが掲載されております。下記をクリックしてください。

・信濃路の旅其の2・・・・・手打ち庵

・大峯におけるある行者の死(5)

2004.05.19
高校同窓生仲間たちとの信州の旅は素晴らしいものでした。
詳細はよいよい会HPに掲載された下記のレポートをご覧になってください。

・信濃路の旅其の1・・・・・手打ち庵

後ろは八ヶ岳
左から駄才さん、手打ち庵夫人、りんりんさん、らんらんさん、手打ち庵さん

ついでに旅館での楽しいショットをご紹介しましょう。

部屋での二次会

歌華人さんの手品

・大峯におけるある行者の死(4)

2004.05.14
今日から16日まで管理人室を留守にいたします。

・大峯におけるある行者の死(3)

2004.05.13
イラク人捕虜への英米兵の虐待という暗くてショッキングなニュースが続く中、その
報復として昨日はアメリカの民間人が武装組織によって虐殺された模様がインター
ネットで流され、本当に暗澹たる思いに陥ります。
イラク戦争勃発の当初から米・英の軍事行動を支持してきた私ですが、憎しみが
憎しみを呼び、米・英が介入すればするほどイラク人及びイスラム教徒たちの反
撥を買っていって状況はますます悪化する現状に、自分の抱く信念がゆらいでき
そうです。
フセインが支配するイラクに、結局、アメリカは直接介入せず、国連主導の解決策
に任せたら良かったのでしょうか?
そうすればフセインは自発的に、あるいは強制的に権力を大幅に縮小もしくは消
滅させられ、イラクは民主国家として再出発でき、そこからアルカイダをはじめとす
る外国の無差別テロ組織の巣窟になる可能性が排除されたというのでしょうか。

しかし民間人を報復の対象にするとは、卑劣以外の何ものでもありません。
生きた人間の首をナイフで切りとるとは虐殺以外の何ものでもありません。
ましてやその処刑の画像を一部省略したとはいえ公開するとは野蛮であり、誇りも
品格もない輩の仕業と断言せざるを得ません。
イラク人たちとは関係の無い、外国のテロ組織の犯行と信じたいです。

・大峯におけるある行者の死(2)

2004.05.12
このところ、忙しい日が続いてホームページの編集もゆっくりとできない状況です。
途絶えていた漢詩シリーズを再開いたします。

・私の好きな漢詩(4)

今日から、大峯で修行中に亡くなったある修験者の物語を数回にわたって連載い
たします。

・大峯におけるある行者の死(1)

2004.05.08
皆さん、ゴールデンウイークは如何お過ごしでしたか。
我が家は4月29日に山登りした以外はどこにも行かずに、実家帰りした息子家族
と共に散歩や買い物に出かけるくらいで、のんびりと家で過ごしました。

・三重県最高峰の山へ(新宮山彦ぐるーぷ創立30周年記念登山)

2004.05.03
昨日掲載した熊野行きレポートがエラーでネット上に公開されず、今朝早く起きて色
々原因を探っておりましたら、何と実に単純なミスでした。添付画像のファイル名に禁
止されているスペース記号を使っていたからでした。
ネット上に送信済みのファイル名を不用意に変えてホームページそのものがエラー表
示になったら大変なので、レポートの画像を1枚、1枚入れ直しました。
そしてパート3も掲載することができました。

・ハヤト君とミホさんの吉野・熊野行き(3)

2004.05.02
管理人室からの発信を長いことさぼってしまいました。
これってさぼりだすとくせになってだらだらと続きますね。
ゴールデンウイークに入った今、よいよい会の会員便り欄もずっと休みのようですから、
この間にでも私のホームページの存在感を示さなければ、と思って大急ぎでつい最近
の熊野行きのレポートをまとめました。
題して、
・ハヤト君とミホさんの吉野・熊野行き(1)

・ハヤト君とミホさんの吉野・熊野行き(2)

2004.04.21
なかなか風邪が治りません。
今日はよいよい会HPの伝言板に我らがサロンの仲間Eguchi氏によって転載された
毎日新聞の記事をこちらにも転載させてもらいました。

・自閉症児の父として 知ってほしい先天性障害


2004.04.15
風邪をこじらせて、長いことこの欄を空白にしてきました。
で、やっと治りかけたと思ったら私は今朝から3日間、熊野に行ってこなければなり
ません。
またまた、しばらくここを空白にいたしますが、どうか談話室で皆さん、盛り上がって
下さい。
よいよい会HPに手打ち庵さんの桜見レポが載っております。

「大和の桜街道を訪ねて

2004.04.09

イラクにおいて日本人3人の男女が反占領軍武装組織によって誘拐されたとは深く
憂慮すべき事態です。
自衛隊が3日以内にイラクから撤退しないと人質を殺す、と声明しているそうで、敗
戦後一貫して人命尊重を第一にしてきた我が国の国是を根本から見直さなければ
ならない大きな決断を国民一人一人が迫られていると思います。
3人の人質のなかに私の息子、娘が入っている場合のことを考えるととても決断な
んかできそうにもないですが、そうでない状況下の冷静でおれる今の私の判断は間
違いもなく、卑劣な手段を使う武装組織の脅しに屈することはできない、自衛隊を撤
退させるなんて思いもよらない、というものです。
それがイラク戦争開戦を支持し、自衛隊派遣を支持した人間の必然的結論になる
と思います。
我が国政府がそのような決断をしたとき、私は支持します。

・私の好きな漢詩(3)

2004.04.07
明日4月8日はお釈迦様の誕生日ですが、今日7日は何の日か皆さん、ご存じですか?
旧日本帝国海軍の戦艦大和が鹿児島沖で撃沈された日です。
三千数十人の乗組員のうち、生還できたのはわずか二百数十名。
その生き残りの二百数十名の中の一人だった私の顧客から聞いた話を「戦艦大和
からの生還」という題で、私は「ピアノ調律師協会会報」に寄稿したところ、それが掲
載された3月号が昨日、届きました。
それをここに転載いたします。以前、よいよい会HPに掲載したことがあります。

・戦艦大和からの生還

2004.04.03
お花見のピークは今日、明日ではないでしょうか。
花見にちょうどよい漢詩をご紹介いたします。

・私の好きな漢詩(2)

2004.04.02
談話室に集う人は詩や和歌がお好きな人が多いです。駄才さんの詩歌に対する造
詣の深さは半端なものでは無いですし、らんらんさんの詩歌の調べへ示す趣味の高
さはかねがね私が敬服しているところです。
そして手打ち庵さんの奥様も歌華人というハンドルネームを他人からつけられるくら
い、短歌に長じた女性です。
で、私はと言うと、実は漢詩が好きでして、自分ではよう作りませんが、中国の漢詩
を諳んじて酒を飲むとき、散歩するとき、山中で野営するときなどに朗詠するのが趣
味でございます。
その私の好きな漢詩を皆さんにもご紹介して漢詩の素晴らしさを知っていただきたく、
今日から「私の好きな漢詩」というシリーズを不連続連載をしたく思います。
ただし、下手の横好き程度の人間がする講釈ですから、独断と偏見に満ちた選詩
であることをあらかじめお断りさせてもらいます。

・私の好きな漢詩(1)

2004.04.01
昨日、仕事で阪急今津線を利用しました。
今津線の終着駅は宝塚。そして水曜日は宝塚歌劇場の休館日。
タカラジェンヌが電車に乗ってこないかな、と思いながら西宮北口駅から電車に乗り
込んだところ、何と、星組の陽月華さんが座席に座ってるではないですか!
「陽月華さんですね!私ファンなんですよ」と声をかけたら、彼女、ニッコリし、私に
隣に座るよう席を詰めてくれました。
ラッッキー!!

ってな調子のいいことがあるわけないですよね、Eguchi君。
今日はエイプリールフール。ちょっと担ぎました。
今日は宝塚歌劇が創設されて90周年の記念すべき日です。
どうか100周年までいくよう、祈ってます。

2004.03.31
調律師の同窓会

東洋ピアノ(アポロピアノ)製造株式会社で調律修行をした仲間達が30年ぶりに一
堂に集まりました。
関東に住む調律師(女性の斜め右後ろ)が奥さんを連れて関西に遊びに来ること
を知った私が、いい機会とばかり、この同窓会を企画したのですが、総勢12名が
集まってくれたのには感激しました。(三重県四日市市から駆けつけてくれた仲間
は最終の電車に乗るために早く帰り、ここには写っておりません)
肝心の幹事役の私は、月末にもってきて久しぶりの雨に降られて道路が大渋滞し
たため、兵庫県小野市での仕事から帰宅するのに3時間半もかかって宴に駆け
つけたのは午後の8時でした。
左端と右から2番目の人は私も30年ぶりの再会でしたが、風貌のイメージが全然
変わっておらず、本当に懐かしかったです。

2004.03.30
政治家・山中貞則


去る2月20日に亡くなった山中貞則元通産大臣のことを記そう、記そう、と思ってい
て遅くなりました。
消費税導入を熱心に試みたために選挙で落選するという憂き目を見ながらもめげ
ることなく、国家百年の計が大事とばかり、消費税導入をついに実現させて、”ミス
ター消費税”とか”ミスター税調”とあだ名された信念の政治家です。
また、歯に衣着せぬ物言いをするのでも有名で、田中、中曽根、竹下の各首相経
験者もぼろくそにこき下ろしたりする硬骨漢として政界では恐れられてもおりました。

訃報関連の色々な記事で知ったのですが、大東亜戦争で我が国領土における唯一
地上戦を経験して多くの犠牲者を生んだ沖縄に対して、国はその犠牲に対して報い
る義務がある、と沖縄の復興をはじめ、経済的危機などのときにも、同氏があらゆ
る面で尽力することに奔走したとのこと。鹿児島出身の山中氏は沖縄があったから
こそ、鹿児島は惨事を免れた、という思いがあったようです。
政治家として確固たる信念だけでなく、並々ならぬ情誼、信義を持った人と、改めて
同氏に対する尊敬の念を強くしました。

毎日新聞の「政治家冥利に尽きる」
http://www.mainichi.co.jp/eye/iwami/kinbun/art/040228M071_0303101E10DC.html

を読むと沖縄県民が同氏の訃報に接して、如何に深い哀悼の思いを抱いたことか、
ということが判ります。

南日本新聞の記事もご覧ください。
http://373news.com/2000syasetu/2004/sya040221.htm

・㈱東洋ピアノにおける調律修行生仲間同窓会
今日は、私がピアノ調律技術を学んだ㈱東洋ピアノにおける研修生仲間との何十年
ぶりの同窓会が行われる日です。
参加予定者13名。その中には30年ぶりの再会の人達もいます。楽しみです。

2004.03.29
大相撲幕内30連勝
手打ち庵さん夫妻が俗に言う”砂かぶり席”で観戦した(※よいよい会会員便り3/2
5を参照のこと)大相撲春場所で、昨日の千秋楽に横綱朝青龍が2場所連続の全
勝優勝を果たしました。
貴乃花以来10年ぶりの快挙とか。

異国からやってきて生活習慣や相撲世界のしきたりの違いに馴染めなかったのか、
土俵の内外で顰蹙を買う言行をして、色々批判を浴びてきたようですが、一切弁
解せず、ただ土俵上で結果を出す、という信念のもとに精進して、このような成績を
あげたことは、実に立派なものだと思いました。
さらに大きな記録に向かって精進されることを期待したいです。

NHKテレビで表示された過去の記録を見ていておやっと思いましたので、過去の連
勝記録をネット検索で探しましたらありましたのでここに掲載します。
こうして見ると、何と言っても双葉山の69連勝が燦然と輝きます。
年2場所の時代で、しかも一場所15日無かったのですから、足かけ3年に渡る記録
なのです。双葉山の69連勝が始まったのは平幕のときでした。年6場所制での二位
の千代の富士以下の記録とは同列に論じられないと言われております。

で、私がおやっと思ったのは、大鵬の30連勝以上の回数が4つもあるということです。
これも凄いことだと思います。

不世出の大横綱というのは双葉山や大鵬のような横綱のことを言うのでしょうね。

幕内連勝記録
順位 力士名 回数 期間 備考
1 双葉山(1927.3~1945.11) 69 1936.1.7日目~39.1.3日目 注:連勝記録は昭和以降
引分、預かりは挟まない。
2 千代の富士(1970.7~1991.5) 53 1988.5.7日目~88.11.14日目
3 大鵬(1956.9~1971.5) 45 1968.9.2日目~69.3.初日
4 双葉山 36 1942.5.14日目~44.1.5日目
5T 大鵬 34 1963.11.千秋楽~64.5.3日目
5T 大鵬 34 1966.11.初日~67.3.4日目
7T 羽黒山(1934.1~1953.9) 32 1945.6.千秋楽~47.6.7日目
7T 北の湖(1967.1~1985.1) 32 1979.1.8日目~79.5.9日目
9T 大鵬 30 1963.3.5日目~63.7.4日目
9T 貴乃花(2)(1988.3~) 30 1994.9.初日~94.11.千秋楽
11 双葉山 29 1939.1.10日目~40.1.10日目

2004.03.28
くららさんのホームページに載っていたクラバ(立命館大学クラシックバレエ同好会
)の公演画像です。
真ん中右端がくららさん。

家内の知人との会話から下記の手記ができました。

・税金泥棒

「国連に訴えた高校生」を巡る論議は最終回です。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(最終回)

さあ、次は何を連載しようか、と思う管理人でございます。
連載ものを載せるだけでホームページの更新ができるわけで、この一つのシリーズ
の連載はホームページの管理人にとっては大変魅力的です。

2004.03.27

昨夜はトワデザイの工房で「うふふの会」がありました。
工房オーナーの豊下康次さんご夫妻の心づくしの料理と皆さんが持参してきたお酒
で素晴らしい宴会となりました。
最高に楽しかったです。
うふふの会についてはまたご紹介いたします。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(25)

2004.03.26
昨日は日本大学大学院の卒業式が行われ、我らの仲間Eguchi君も出席されたそう
です。
中学、高校、大学とまともに卒業式に出たことがない、という彼が56歳にしてやっ
と卒業式に出るとは。
何はともあれ、おめでたいことです。
いずれ、修士課程における彼の作成した論文をここに掲載させてもらう予定です。
(彼が拒否しない限り)

・私に届けられたもの
談話室に最近登場されたdoramiさんは、二人の医師によるコンサート「嵯峨野はん
なりひとやすみ トーク&ライブ」を企画準備し、公演にこぎ着けた主催者のお一人
です。
昨年4月の同コンサートを手打ち庵さん夫妻に誘われて私も聴きに行ったのですが、
そのときの司会者の挨拶でdoramiさんが企画や準備を一緒にやってきた仲間の女
性がコンサート直前に病気で亡くなったことを知り、その女性のために医師の一人
が作詞作曲した歌を歌われるのを聴いて強く心に残っておりました。
そして今回、doramiさんと再び連絡を取り合うことができたことから、あの昨年のコン
サートの後に彼女が記した亡き友への深い思いのこもった手記を目にすることがで
きたのでした。
それを皆さんにも読んでいただきたく、doramiさんの了解を得てここに掲載させても
らいました。

「嵯峨野はんなりひとやすみ トーク&ライブ」
開催日:4月4日 開場:午後0:30 開演:午後1:00
コミュニティ嵯峨野(JR嵯峨嵐山駅横) TEL:075-871-9711
入場料 ¥1500
主催:嵯峨野はんなり実行委員会 共催:星の会・エコニーレコーズ
お問い合わせ:TEL0463-83-8112(稲垣)


昨年のコンサートの模様は
医師たちのトーク&ライブ・2003.04
をご覧になってください。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(24)

2004.03.24
大峯のアルバムを充実したく、過去の写真(アナログカメラ)を色々調べておりました
ら、このようなものが出てきました。

「足で踏み敷くお四国遍路の旅」「皇太子殿下との遭遇記」に登場する山伏、山谷無
心氏です。右はリワキーノ。
こちらはKO-BUNさん。
二つの画像が鮮明さを欠くのはアナログカメラのせいではありません。この2枚の画
像はビデオカメラで写した画像から採り出したスナップなのです。独特の雰囲気があ
りますでしょう?
「紀伊半島の名瀑」シリーズでたくさんの滝のビデオを撮り続けてきた新宮市の矢濱
士郎氏の要望で、大峯修験者、山谷無心氏の修行を撮影するため、一緒に大峯の
釈迦ヶ岳へ登ったおりのものです。場所は頂上直下の千丈平です。
今から12年前のことです。

これは誰でしょう?
同じくKO-BUNさんです。山仲間平田氏との厳冬期の釈迦ヶ岳登山。猛吹雪に見
舞われて途中の深仙宿のお堂で一晩過ごしたあと断念したそうです。これはアナロ
グカメラによる撮影。
この山行も、もう10年以上前でしたね?KO-BUN殿
一眼レフカメラで写したころの大峯のネガフィルムが出てきtましたら、もっと大峯の
様子を詳しくご紹介できることと思います。簡単な山行レポートも添えて。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(23)

2004.03.23
昭憲皇太后
日露戦争と言えば、出雲井晶の昭憲皇太后を描いた小説「春の皇后」を読んだとき
に感銘を受けたエピソードがあります。
それが事実に即したものかどうかをまだ確認できていないのですが、どなたかが確
認してくださることがあれば僥倖と思い、ここに記させてもらいます。
日露間が国交断絶と相成ったとき、駐日ロシア大使が開戦直前に日本を去って行く
ときのことです。
小説ではそのとき、明治天皇の皇后であらせられた後の昭憲皇太后はロシア大使
夫妻に日露間の親善に尽くしてくれた功績を謝し、餞別の品を下賜されたそうです。
石つぶてをもって追われかねない立場だったロシア大使夫妻は敵国となった国の皇
后のこの厚情に感涙にむせんだとか。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(22)

2004.03.22


日露戦争100年を迎えて、ロシアで日露戦争を振り返るフォーラムが開かれ、日本、
ロシアの関係者が集まったことを今朝のNHKテレビが報道しておりましたが、その
中に、二人の日露の女性が握手をしているシーンが映りました。
東郷元帥とロジェストウエンスキー中将という日本海海戦で戦った日露両艦隊の提
督の曾孫たちでした。
両婦人とも品の良い女性でして、特に東郷元帥の曾孫さんの眼がクリッとしていて
曾祖父の眼を彷彿とさせることが印象深かったです。

日本海海戦についてはサイトで見た下記の記述をご参照ください。

近代海軍により一つの海域に両国の全主力艦が集まり雌雄を決する会戦した大会
戦は後にも先にも日本海海戦のみである)ロシア艦隊の発砲により開始されたが、
両軍の距離が、8千メートルになった2時5分、日本軍は「三笠」を戦闘に左に旋回し
ロシア艦隊の先頭を抑え砲撃を開始した。これが世界でも有名な「東郷ターン」敵前
大反転である。15時頃には大勢が決した。5月27日夜、連合艦隊は駆逐隊・水雷
戦隊による水雷攻撃をおこなった、28日、再び主力艦隊による追撃を敢行し、約1日
半の戦闘によりロシア艦隊を殲滅した。戦果は、ロシア38隻の敵主力艦の中、沈没
21隻、降伏・拿捕7隻、中立国に逃げ込み武装解除されたもの7隻、残り3隻の小艦
艇が目的のウラジオストックに到達したが戦力としてはは皆無であった。日本の損害
はわずかに水雷艇3隻のみである。またこの海戦で、ロシア側は戦死者4545名、
捕虜6106名であったが、日本側の戦死者は116名であった。この完全勝利の海戦
は前代未聞であり、ロジェストウエンスキー長官ら幕僚らを捕虜にしたことも戦史とし
て後にも先にもない。このような作戦の成功は、想像の域であり世界各国は、当初信
じられなかったに違いない。
奉天会戦の勝利と日本海海戦での勝利は、日露戦争のとポーツマス講和会議への
道を開く上で決定的な役割を果たすことになった。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(21)

2004.03.21
いよいよ、桜のシーズンとなりました。
毎日新聞の不定期連載コラムに「オバさんの逆襲」というのがあります。
http://www.mainichi.co.jp/women/obasan/2004/0314.html

今日掲載された「眠れない桜」を読んで、そんなことにも気づかなかった自分が非常
に迂闊だったな、と反省しました。
毎日新聞HPはまだ今日のコラムを載せておりませんので、私がコピーしたのをここ
に掲載いたしました。

眠れない桜(毎日新聞2004/03/21)
 桜が好きだ。古代「サ神」と呼ばれた山の神が田に降りて豊穣をもたらす前にひ
と時宿る「座」が「サ・クラ」なのだという。太古の祖先に思いを馳せる。そして身近に
亡くした大切な人にも。
 観光バスの車窓からぼんやりと外を眺めていた。「この桜並木は~もうすぐ美しくラ
イトアップされ~」、ガイドさんの説明が続く。「幻想的な夜桜が私たちの目を楽しませ
てくれます。が・・・」。流れるような説明が一瞬止まった。が・・・って、何? 乗客はお
しゃべりをやめてガイドさんの次の言葉を待つ。「ライトアップによって年々桜の木は
弱ってきています。花の数も少なくなり・・・」。珍しいガイドだった。桜だけでなくライト
アップされた紅葉は色が悪くなったことなど、この数年に起きたライトアップによる動
植物への影響を自分の言葉で語ってくれた。
 帰って早速調べてみる。不適切な夜間照明は植物の生育を阻害し、樹木の体力の
低下を招くのだそうだ。確かに、植物も太陽の下で生きているのだから、自然のリズム
が狂って「夜」がなくなったら花芽形成などに悪影響も出るワケだ。識者は随分前から
警告を発していて、環境省も「光害対策ガイドライン」なるものを6年前に出している。
 花見は楽しい年間行事の一つだ。しかし、せっかくの桜と全く調和しないあの青いビ
ニールシートを敷き詰め、深夜まで騒いで桜の眠りを妨げるのはいかがなものか。ヒト
も桜も、生き物は眠らないとロクなことにはならない。 (コラムニスト)

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(20)

2004.03.19
 聖徳太子のことを調べる必要があって日本書紀(現代語訳)を読んでいたら憲法
十七条の全文を目にしました。
 聖徳太子の事績として必ず挙げられる十七条憲法のことを知らない日本人はい
ないでしょうが、全文を読まれた方はそう多くはいないと思います。
 一読してその内容の深さ、高潔さに驚嘆しました。
 このような憲法を今から1400年もの昔に我が国が持ったということを私たち日本
人は誇りにしてもよいと思います。
・十七条憲法について

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(19)

談話室の参考資料として、
・「会話体主義」に強い懸念
(毎日新聞記事)

2004.03.18
素敵なホームページを発見しました!私たちのお仲間のお嬢さんのHPです。
下記はその紹介文です。
「KURARA’S PAGE」

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(18)
今回は私の小学校時代、落ちこぼれであったこと、中学時代は成績は良かったが
修猷館高校に入ってからまたもや急激に落ちこぼれになっていったことなどを紹介
しております。

2004.03.17
卒業式のシーズンですね。
昨日のよいよい会会員便り欄に掲載された卒業式の感動的なエピソードは平成11
年のときの話だそうです。
そこで私も”心に残る卒業式のエピソード”を記しました。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(17)

2004.03.16
春眠不覚暁。處處聞啼長。夜来風雨聲。花落知多少。
「春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず。處處(しょしょ)啼長(ていちょう)を聞く。
夜来風雨の声。花落つること、知る多少。」

春の夜の眠りは深い。いつ明け方になったのか、気もつかないほど。夢うつつの耳に
聞こえるのは、あちこちで鳴きかわす小鳥のこえ。そういえば、昨夜は雨や風の音が
激しかった。美しく咲いていた春の花々も、いったいどれほど散ったことやら。(中国詩
選3・松浦友久著・社会思想社刊より)

孟浩燃がこの「春暁」を作ったのはいくつの歳のころだったのだろうか、と思います。
若いときにはこの季節の朝の起きづらさを歌った実に実感のこもった詩のように感じ
たものですが、年とったせいでしょうか、最近は朝目覚めが早く、このような感慨に浸
れる朝を迎えることが希になりました。

今日のよいよい会会員便り欄の
「未だ日本も捨てたもんじゃない・・・・・新聞記事にあった、とある学校の出来事」

の話、とても感動的です。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(16)

2004.03.15
クイズです。
外国語の国名、地名、人名を漢字表記すると・・・


・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(15)

2004.03.14
’「国連に訴えた高校生」を巡る論議(13)’を読み直していて、皇后陛下のことを美
智子皇后、もしくは皇后と記し、陛下のご学友のことを学友と記していることに気が
つきました。私は私の発言に関する限り、皇室の方々に対しては常に敬称を使うよ
うにしております。
それがこの論議に関しては、このような敬称抜きで記したということは、このときのこ
のメーリングリストに流れる雰囲気を敏感に察知して遠慮した物言いをしたのだろう
と想像します。
新聞や論説文などではそのように敬称抜きで記すことはむしろ常識なのでしょうが、
私としては節を曲げたようでいささか忸怩たる思いが残ります。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(14)

2004.03.13
今日は土曜日ですが、仕事の合間を縫ってこの管理人室から発信しております。
よいよい会会員便り欄に談話室のお仲間の投稿が続いております。

・おのぼりYokoの銀座便り
・マリアの某旅行社【ミステリーツアー
関西の風景四天王寺・・・byはなママ&はなパパ

マリアさんはM. v. K. さんのことです。レポートに輝姫様(眼鏡をかけた方)も登場
いたします。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(13)

2004.03.12
「世の中に たえて確定申告のなかりせば 春の心はのどけからまし」
今の季節になると必ず一度は心に浮かぶ在原業平の替え和歌です。
しかしそれも有り難いことに昨日までの話となりました。
昨日は一日中、パソコンに向かい合ったため、目の奥が痛くなってきて、作業を終え
た後はディスプレイを見る気にもなれませんでした。
わが娘もそうですが、仕事でパソコンを使用している人たちの目の疲労というのはか
なりのものがあるのでしょうね。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(12)

2004.03.11
今日は確定申告の作成に一日費やすつもりです。疲れたら途中、談話室に行ってみ
るかも知れません。
今日の「よいよい会」会員便り欄に手打ち庵氏のレポート、岡山よいよい会が載って
おります。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(11

2004.03.09
間が空きました。皆さん、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
昨日の「よいよい会」会員便り欄に掲載された
久々の”フラワー・アレンジメント”・・・・・歌華人
は手打ち庵さんの奥様の作品です。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(10)

2004.03.04
昨夜も疲労感で早寝し、今朝も早い仕事があって’発信’を記す暇も無かったのです
が、幸か不幸か午後1番の仕事が日延べとなり、こうやって一時帰宅して今日の分
を送ることができます。
今日の「よいよい会」会員便り欄の
コンチクショウ!詐欺にあったよ!最近被害続出らしいです。
まだ、未経験の方は是非ご一読ください・・・・・児玉 俊史

は、笑わせますし、「おれおれ詐欺・変種」への防止のためにも是非、読まれることを
おすすめいたします。
児玉氏のこのシリーズはいつも「今日苦笑」とうタイトルなのですが、よほど頭に来ら
れたのか、ストレートなカタカナ使用でした。
同時に掲載されている鳴滝ファミリーの雛祭りの夜は・・・」も京都の雛祭りの祝い方
を画像入りで伝えていて
興味深いです。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(9)

2004.03.03
昨夜はなぜか疲労していて頭をあれこれ使う気にはなれませんでした。そんなとき
は機械的にいじくっていたら効果が出てくる画像処理なんかは気分転換にはいいな、
と思いました。
今日は、雛祭り。
よいよい会ホームページではいろいろな画像でにぎわうことでしょうね。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(8)

2004.03.02
元通産大臣の山中貞則氏の訃報記事を検索していたら、偶然二人の著名人の訃
報を知りました。
大相撲の元横綱鏡里(80歳)とクラシックギター奏者の渡辺範彦氏(56歳)。共に
2月29日の逝去です。
横綱鏡里は、私が小学校低学年のころの相撲取りでして、千代の山、吉葉山、栃
錦と共に4人横綱を張っていた頃の豪快な英姿が思い出されます。歴代の横綱で
は、明治時代に83歳まで生きた初代梅ヶ谷(15代横綱)に次ぐ長寿だそうです。
渡辺範彦氏は1969年のパリ国際ギターコンクールで日本人として初めて1位にな
り、私が若かったころ、日本のクラシックギター界のホープだった存在でした。人間
的にも大変できた人だったとか。ピアノ工房『KYOTO PIANO ART』のオーナ
ーの新井浪男氏は工房の改装を終えた折りには最初にこの渡辺範彦氏を招待し
てコンサートを開こうと計画していた矢先だっただけにひどく衝撃を受けておりました。
お二人の冥福をお祈りいたします。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(7)

2004.03.01
このホームページを立ち上げて一ヶ月が経過いたしました。
一番の目的だった談話室での会話が予想以上に賑わいまして、これまでに246の書
き込みがなされました。その中、百数十がこの掲示板から自然消滅していっておりま
すが、それらは別の場所に保管しております。いずれ、過去の書き込みを閲覧でき
るような欄を設ける予定です。
ここに訪れて何かを語ってくださった皆さん、本当に有り難うございます。今後もよろ
しくこのホームページをもり立ててやってください。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(6)

2004.02.29
ウグイスは「法、法華経」と鳴き、ホトトギスは「東京特許許可局」と鳴き、コジュケイは・・・
これはかなり卑猥な鳴き方をしますのでここには公表できませんが、野鳥は様々な鳴
き声を出します。
名前は忘れたのですが、他の鳥の巣に雛を産みつけてそこの鳥に子育てをさせると
いう横着な鳥がいるそうですが、その鳥の鳴き声が傑作でして「慈悲心、慈悲心」と
鳴くそうです。これ野鳥に詳しい知人から聞いた本当の話です。

で、昨日の午後、家内と近郊の山林を散策しておりましたら、「ケンリー、ケンリー」と
いう鳴き声がしたかと思ったら一方で「ギムーッ、ギムーッ」という鳴き声がします。お
や、聞き慣れない鳴き声だな、何の鳥だろう、と家内と不思議がっていたら、後ろを歩
いていた年配の男性が言われました。「ああ、あのケンリー、と鳴いているのはサヨク
カクシンチョウと言いまして、ギムーッ、と鳴いているのはホシュハンドウチョウですよ。
あの二つの鳥は仲が悪く、いつも威嚇しあっているんです。うるさくてかなわないでし
ょう?」

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(5

2004.02.28
松原正氏の評論を読んでいて深く感銘を受けるところがありました。
この箇所を括って私のつけた題名は
教科書が駄目でも教師が立派なら生徒は感化される
「生徒に背を向け黒板と睨めつこをする。解けないからいつまでも仁王立ちである。
けれども、教室は靜まり返つてゐる。」
教育の世界における、鬼気迫る光景のように私は感じます。このような教師、どこ
を探したらいらっしゃるのでせうか。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(4)

2004.02.27
写真館をずいぶん長いこと更新しませんでしたが、今日更新しました。
大峯の写真です。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(3)
今回はかなり長いですが、きりのいいところを選んだ結果です。

2004.02.26
旧仮名遣いの「シェイクスピア全集」
今日のよいよい会ホームページ(修猷館高校s41卒学年同窓会HP)の会員便り
欄にk.mitikoさんの「私のシェイクスピア」が掲載されております。ここに紹介され
た坪内逍遙訳のシェイクスピア全集(全24巻)は、私も物心ついたときから父の書
棚に収まっているのをいつも目にしていたのですが、挿絵を眺めるばかりで物語を
全部通して読んだ巻は一冊もありません。
姉ほどではなくても結構読書好きだった少年時代の私が読まなかったのは、旧仮
名遣いと戯曲形式がなじみにくかったことと、長じてきても、「よしとくれよ」「おとっつ
あん、いいあんばいだねぇ」などと江戸の下町言葉を登場人物に語らせていること
に何か抵抗感があったためと思われます。その証拠にラムの「沙翁物語」は面白
く読めましたし、現代の人の訳によるシェイクスピアは何の抵抗感もなしに読める
からです。
シェイクスピアは登場人物、特に一般の民衆に台詞を語らせるとき、ロンドンの下
町のスラングを多用したということを何かの本で読んだことがあるのですが(私の
記憶違いでしたらどなたかご指摘くださったら有り難いです)、もしそうだったとした
ら、そのニュアンスを伝えるために坪内逍遙が考え出した苦肉の策が江戸の下町
言葉だったのではないかと思います。
たとえ、インドを失ってもシェイクスピアを失ってはならない、という英国人の言葉が
あるそうです。
古くはオペラから小説、現代は映画、ミュージカルに至るまで、シェイクスピアがそ
れ以降に与えた文化的影響は膨大なものがあります。
それらについて談話室でいろいろ語り合えたらいいな、と思ってます。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(2)

2004.02.25
私の高校同窓生のお嬢さんからの依頼です。そのお嬢さん、安田沙絵さんは『調律
師の恋』という翻訳小説も編集担当され、私たち業界とも縁が薄からずの人なのです。
皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。

【新作映画ランクキング、清き1票をよろしゅう!】
みなさま、お忙しいなか失礼いたします。
角川書店の安田です。いつもお世話になっております。

すみません、ちょっと宣伝なのですが、
角川大映配給でスペイン映画『女王フアナ』が来週末公開になります。
わたしも映画の原作を作っている関係上、映画も当然、盛り上がってもらわなくては!
ということで――
ヤフー・ムービーのランキング投票へのご協力をお願いしたく、
勝手ながらメールを送らせていただきました。


http://movies.yahoo.co.jp/

こちらにアクセスのうえ、右端に投票コーナーがありますので、
『フアナ』にチェックをして投票ボタンを押していただけませんでしょうか。

とーってもきれいですてきなゴージャスな映画です。
ぜひぜひのご協力お願いいたします。

安田沙絵

今日から連載するシリーズ、『国連に訴えた高校生』を巡る論議は、今から4年前に
制服の廃止を国連に訴えた一高校生の話題がきっかけで、あるメーリングリストで生
じた論議を編集したものです。
一人一人の掲載了解を得ておりませんので、登場人物はすべて匿名にしております。
もっともリワキーノとKO-BUN氏はこの談話室の常連であることは皆さんご承知の
とおりです。

・「国連に訴えた高校生」を巡る論議(1)

2004.02.24
絶対的人員不足の外務省
http://www.mainichi.co.jp/eye/kaze/art/040222M075_0303100E10DC.html
毎日新聞日曜版に連続掲載される知識人のコラム「時代の波」の2/22の記事です。
公金横領事件から田中真紀子元外務大臣更迭事件、そして天木直人氏の「さらば
外務省!」の暴露本まで、とことん信用を失墜させられるばかりの攻撃にさらされて
いる外務省に対してやっとまともな現実的対応をしてくれた意見ではないだろうか、
と私が思った論説です。
厳しい国際情勢の中、対外的に最高度の知力と行動力を振るって国益を一番に図
って対策を講じていかなければならない関係省庁の誇りと不屈の官僚魂をただ喪失
させるだけに力を注いで、いったい何の日本国の利益になるのだろうか、という私の
疑念を代弁してくれる論説でもあります。

・「大英博物館の至宝展

2004.02.23
今日の毎日新聞のコラム「余禄」の記事です。
http://www.mainichi.co.jp/eye/yoroku/200402/23.html

東條英機元首相に対しては日ごろ、同情し、擁護することの多い私ですが、この記
事にはさすがに嫌な気持になりました。このような度量の狭さも同首相のイメージを
悪くする原因になっているのだろうな、と思いました。

2004.02.20
ロゼッタ・ストーン
今日はこれから神戸市立博物館まで「大英博物館の至宝展」(3月28日まで)を観に
行ってきます。
M. v. K. さんのお嬢さん、くららさんが観に行ってこられた感想を拝見して行きたく
なったのです。
くららさんの記述で驚いたのがロゼッタ・ストーンのレプリカが展示されていること。
ロゼッタス・トーンは、ナポレオンがエジプト遠征時にフランスに持ち帰ったもので、ヒ
エログリフ(エジプト象形文字)の解読の手がかりとなった有名な石であり、その解読
に功績のあったシャンポリオンの名と共にフランス考古学の栄光の象徴と思ってい
たので、てっきりルーブルにあるものと思ってました。
ネット検索で調べたら、後にイギリスに没収された、とのこと。
http://www.labo-global.co.jp/spc-o-word/wordpro/rozetta.html
ナポレオン戦争でフランスが負けたときに持ち去られたのでしょうか。
レプリカではありますが、有名なロゼッタ・ストーンの原寸大の姿を見られるのが楽し
みです。

2004.02.19
『不可触民と現代インド』山際素男・著(光文社新書)

談話室でmitikoさんが紹介していた本を読み終えました。
インドのカースト制の最下層に属する人たちが差別を乗り越えていく運動を紹介した
本です。
不可触民の人たちを差別から目覚めさせる啓蒙と指導に生涯を費やしてきた不可
触民出身の政治家アンベードカルの物語がこの本の重要な骨子となっております。
アンベードカルはマハトマ・ガンジーの政敵とでも言える人で、あくまでヒンドゥーの
教えに縛られてしまう、ガンジーを初めとするヒンドゥー教徒に絶望して数十万の不
可触民同胞と共に仏教徒に改宗した人です。この本を読まれた方はきっと、聖者
ガンジーの違った側面を知ることでしょう。
mitikoさんがこの本を読んでショックを受けたのはそのような側面を知ったことも原
因だったのではないかと推察します。
読みやすく、値段も手ごろ(¥700)ですし、インドのカースト制度を理解するにはうっ
てつけの本だと思います。
仏教徒になった不可触民の人たちから尊師のように慕われる僧侶、佐々井師のこ
とはこの本で初めて知りました。

2004.02.18
国王閣下という呼称
去る2月11日に家内と二人で宝塚歌劇を観てきました。バレンタインスペシャルと言
って、この日に限って一人分の入場料で男女のカップルが観劇できるのです。劇は
どたばたコメディーでしたが、大変楽しいものでありました。
ただ、私はその劇中で使われる王様の呼称について疑問に思う面があったのです。
その劇の中で出てくる王のことを、国王閣下、と皆が呼ぶのです。
閣下は、小泉総理大臣閣下、ブッシュ大統領閣下、東郷元帥閣下のように、政治家
や軍人の偉い人に使う呼称であり、皇帝や国王、王妃、皇后に対しては普通、陛下
と呼びますよね。皇太子や王子、皇女や王女、親王に内親王は殿下です。
ついでに述べれば、宗教の高僧に対しては猊下(げいか)と言う呼びかけ方をします
が、これはローマ法王やダライ・ラマのような世界的に著名な宗教人だったら様になる
けれども、それ以外の宗教人に使う場合は身内内に留めておいたほうが無難だと思
います。以前、修験道で有名なある寺院に電話し、そこの管長の書いた書物のことを
尋ねたとき、職員が「猊下は・・」なんて言い方をするのを聞いて、その管長のイメージ
を悪くしたことがありました。
宝塚歌劇のような、ヨーロッパの王侯貴族の物語を数多く劇化している由緒ある劇団
がなぜ、このような常識的なことでミスするのか理解に苦しんだのですが、もしかした
らそれなりにちゃんとした理由があって閣下としたのかも知れません。
どなたか、そのことを解明できる方がいらっしゃいましたらご教示ください。

「お四国遍路の旅」も最終回を迎えました。著者の山谷無心さんの物語はまた紹介す
ることもあると思います。
さて、次なる連載は何にしようか、と迷っております。
かつて私があるメーリングリストでやったある論争を紹介しようかな、とも思ってます。


・足で踏み敷くお四国遍路の旅(11)・最終回
  山谷無心

2004.02.17
聖徳太子非実在説
毎日、毎日、毎日新聞の記事を話題にして恐縮です。別に毎日新聞の回し者でも
なければ、何がしかの謝礼をもらっているわけでもありません。勿論同紙の信奉者
ではさらさら無く、むしろ、批判的になるときが多いくらいです。たまたま話題にした
くなる記事が続くだけ、と思っていただければ有難いです。
で、今日は何か、と言うと、15日(日)に載っていた「聖徳太子の真実」(平凡社¥2.8
00)という本とその著者の紹介記事のことです。
毎日新聞ホームページでこの記事を見つけられなかったので本の内容を簡単に紹
介すると、「厩戸王(うまやどおう)という有力な王族は実在したが、聖人・聖徳太子
の実在を示す史料は皆無。藤原不比等らにより、720年に成立した『日本書紀』の
中で初めて作られた」と著者が述べているように聖徳太子非実在説を唱えるもの
です。
1996年、初めてこの学説を唱えたとき、学会に与えた衝撃と反撥はすさまじく(それ
はそうでしょう!聖徳太子を敬慕する日本人は多く、私の周囲にもカンカンになって
怒り出しそうな人がいますもの)、著者・大山誠一氏は一人でこの説を擁護すること
に明け暮れたそうですが、今回の著作では10人の支持する学者たちの力を得てよ
り充実した内容で出版にこぎつけた、とのこと。
この著者の説によれば、聖徳太子だけでなく、用明天皇、崇峻天皇、推古女帝の即
位までが非実在になってしまうらしく、その時代に存在したのは蘇我王朝だったという、
古代史ファンにとってはまことに驚くべき’真実’が明らかになった、らしいです。
実はこの私のホームページでお馴染みの手打ち庵さんがこの説に大変感銘を受け
ておられ、私に熱心にこの前の段階の本を勧めてくださったのです。彼は理学博士
号を持ち、論理的思考をする人ですから手打ち庵さんが勧めるとあっては、この本
も読まざるを得ない、というのが私の正直な気持です。

Re:文芸評論家・松原正

・足で踏み敷くお四国遍路の旅(10)  山谷無心

2004.02.16
昨日の毎日新聞朝刊に、海上自衛隊の大型輸送艦「おおすみ」が、室蘭港へ向け
て呉の海自基地を出港して行く写真が掲載されていました。イラクで活動する陸上
自衛隊が使う物資を室蘭港で積んでクウェートに向かうそうです。
これによって陸海空の自衛隊が初めて海外で行動を共にすることになるとか。
記事に国論を二分する中、という記述がありましたが、いずれにしても国民一人一
人が今抱く思いは下記のコラム「女の気持」に投稿された女性のものと同じと思いま
す。
http://www.mainichi.co.jp/women/kimochi/onna/200401/19-2.html

理不尽な状況の中、派遣されていく自衛隊の隊員たち、一人一人の無事を祈らざる
を得ません。

・足で踏み敷くお四国遍路の旅(9)  山谷無心

2004.02.15
昨日の毎日新聞朝刊に投稿した女子高校生の文章に感銘を受けました。
何と言う素直な気持を吐露した文章かと。
記事をそのまま転載するのは著作権法に違反するのかも知れませんが、毎日新聞のホームページ上でこの記事のことを見つけられなかったのでそのまま本文をここに掲載します。

「夕焼けに感動する心持ちたい」(毎日新聞・みんなの広場)
高校生 浦野江美子16(東京都足立区)

 「うわぁ。きれい」。土手からの夕焼けを見て、そう言った人がいた。その時、私も
同じ所から同じ景色を見ていたのだけれど、「家からも見えるし、いつもと変わらな
い普通の夕焼けじゃない?」と思って、そんなに感動はしなかった。
 でも、その人は心から感動した様子で、目を輝かせながらじっと景色を見ていた。
街の中の土手から、橋の向こうに見える夕焼け。広大な山の紅葉を照らす夕焼け
でも、青く輝く海の水平線に沈む夕日でもない。私は少しの間、その人と夕焼けとを
眺めていた。そして、だんだん自分が悲しくなってきた。
 「同じ場所で、同じ景色を見ているのに、こんなにも感じ方が違う。それなら、何も
感じないより、少しのことですぐに感動できるほうがいいな。そのほうが、感情の幅
も生活の幅も広がるような気がする。そのためには、心がきれいでないといけない
のかもしれない。心が豊かでないと。きっと、心がきれいだから、何でもきれいに見
えるんだなあ。きれいなものを、きれいと思う心を持ちたい」

・足で踏み敷くお四国遍路の旅(8)  山谷無心

2004.02.14
イラク戦争の大義 大量破壊兵器だけ問題か(毎日新聞・記者の目)
http://www.mainichi.co.jp/eye/kishanome/200402/13.htm

昨日の毎日新聞の朝刊、「記者の目」蘭に掲載された上記の論考には驚かされました。
このような記者が毎日新聞にもいるのか、という新鮮な驚きでした。
山田孝男氏という、私がその観察力、洞察力を信頼できる記者が最近紙面表に出て
こないので気になっておりましたが、他にもこの高畑昭男氏のような物事を冷静に見
て取れる記者がいることを知り、大変心強く思いました。
私がイラク戦争勃発以来、常々思っていたことを代弁してくれております。
その一部をご紹介します。

多くのメディアや評論家はケイ証言(米中央情報局(CIA)のデビッド・ケイ前特別顧問
が「大量備蓄はなかった」と語ったこと・註森脇)を根拠に「戦争の大義は崩れた」と論
じているが、全文を正確に読めば博士の結論は正反対だ。日本の野党や「大義なし」
論者の多くがなぜかこうした見方には触れようとしないのはおかしなことだ。


・足で踏み敷くお四国遍路の旅(7)  山谷無心

2004.02.13
「高句麗は中国辺境の古代政権」か?
今月2日の毎日新聞に、高句麗は中国辺境の古代政権、と位置づける中国側の研
究プロジェクトに韓国が強く反撥していることを伝えておりました。
同プロジェクトが所属する中国社会科学院のメンバーが「高句麗は古代朝鮮の国家
ではない。高句麗発祥の地は中国東北部であり、中国辺境の民族政権だったことを
証明する資料がある」と毎日新聞記者に語ったことからこのニュースとなったみたい
です。
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/897160/8d828be597ed-0-2.html

私のように東アジア、及び、朝鮮半島の歴史に興味を持つ人間にとって、高句麗は
紛れも無い古代朝鮮の国家であると思っておりました。
高句麗という語の響き、いかにも古代朝鮮らしく、私が大好きな国名なのです。これ
が中国の一辺境政権だといわれたらイメージが崩れてしまいます。日本の大和政権
とも深い関係があった韓三国時代のイメージの一角が崩れるのです。それはお前の
勝手さ、と言われたら何にも反論できないのですが。
歴史好きと言ってもそこは素人ですから確信を持っては言えませんが、下記に上げ
た私の知る二つの理由で高句麗はやはり、古代朝鮮の国家であったと言うべきでは
ないか、と思っております。

①12世紀のころに編纂された「三国史記」という歴史書があり、それは韓三国時代
の新羅、百済、高句麗の歴史を記したもので現在にまで伝わっていること。
②「三国史記」が原資料とした新羅、百済、高句麗のそれぞれの史書は散逸してしま
ったが、その一部が日本書紀には記録として残っていることから、「三国史記」の文献
的価値は高い、と言われていること。
(この②については確固とした根拠をまだ見出しておりませんので私の記憶間違いと
いう可能性はあります)
③中国は隋と唐の二度の時代にわたって高句麗に大軍で攻め込んできているが、二
度とも大敗し(それが原因で最初の隋は滅亡し、二度目の唐は大いに国力を消耗した
と言われている)、朝鮮半島がフビライの元帝国の次代までは中国に支配されたこと
は無かったのであり、高句麗が中国辺境の古代政権というよりは、現韓国・北朝鮮の
地に古代に存在した政権、と言うほうが地勢的にもより妥当に思えること。

中国辺境の民族政権だったことを証明する資料がある、という中国側の言い分、是非、
その資料の内容を知りたいものです。

・足で踏み敷くお四国遍路の旅(6) 山谷無心

2004.02.12
「足で踏み敷くお四国遍路の旅(4)」が正しいところにリンクされず、夕べは修復作
業に苦労しました。
何とか、正しいリンクにすることはできたのですが、
一部、なぜこうなったのか原因
が判らないのです。
ホームページ作りは難しい・・・

・足で踏み敷くお四国遍路の旅(5) 山谷無心

2004.02.10
写真館の掲載画像が一応、標示できるようになってホッとしております。以前、表示
されなかったのは画像ファイル名に’&’
という記号を使ったことが原因であることが
判明したのです。

F.v.Kさんも談話室にやってこられましたので、ここで「ハプスブルク談義」の中で
彼と私が創作したおふざけ戯曲「ノイシュバンシュタイン城の晩餐」をそれだけを取り
出して掲載させてもらいます。
この戯曲、知り合いの女性3人に読んでもらったところ、一人は「馬鹿馬鹿しくて途中
でやめた」そうであり、一人は「何が何だか、さっぱりわからなかった」そうであり、宝
塚歌劇ファンである一人は「『ルートヴィッヒ2世』を観劇した後でよかった。もしその
前だったら、観劇中、この戯曲のことを思い出してしょっちゅう噴き出して困ったこと
だろう」とのことでした。
前者二人は、ハプスブルクもエリザベート皇后もルートヴィッヒもまったく知らない人
たちで、後者は宝塚歌劇で「エリザベート」や「ルートヴィッヒ2世」を観ているので両
者の知識を持ち合わせているため、面白さを感じてくださったようです。
そこで、本来なら余計な能書きになるのですが、この戯曲のパロディー性を少しでも
理解していただくために登場人物のキャラクターをある程度解説しております。

・戯曲「ノイシュバンシュタイン城の晩餐」  von Koenigswert & リワキーノ

・足で踏み敷くお四国遍路の旅 (4) 山谷無心


2004.02.09
昨日の日曜日は家族サービスにまる一日を費やしましたので、ホームページの修復
作業は何もできませんでした。今日、談話室の投稿が削除できるような設定には何と
かできました。

・足で踏み敷くお四国遍路の旅(3) 山谷無心

2004.02.07
今日の私の語りは少々長くなりましたので、下記のタイトルでまとめました。
夕方は学年同窓会・近畿の集まりですね。とても楽しみにしております。

・ピアニストとハイヒール

2004.02.06
日露戦争100年
今年は日露戦争100年だそうですね。
実際に日本がロシアに宣戦布告したのは2月8日だそうですが、国交断行
を通告した
のが今日とのこと。
当時世界最大の陸軍国であり、広大な領土を持つ大国ロシア相手に、つい40数年前
に鎖国をやめて近代化を始めたばかりの小国が戦を挑むとは何と言う無謀、と世界
中の国が思ったことでしょう。
この日の明治政府の首脳陣たちの心境はいかばかりだったことでしょうね。
彼らは武士として生まれ育ってきた人たちが大半であり、彼らの持つ使命感と責任感
の強固さを思うと、自衛隊のイラク派遣を決定した小泉首相を初めとする今の政府首
脳陣とは比べものにもならないほどの強烈なプレッシャーがあったことでしょう。
私が小学校の4年生のとき、「明治天皇と日露戦争」という映画を見にいって強い印
象を受けた記憶がありますが、あの当時はまだ、数十年前の同じ時代に起きた戦争
、という認識がありました。
それが今や100年とは。「降る雪や、明治は遠くになりにけり」です。

・足で踏み敷くお四国遍路の旅 (2) 山谷無心

2004.02.05
今日は関西地方はかなり冷えましたが、他の地方の方々はいかがでしたでしょうか。
今日から、不定期ではありますが、ここに私が独り言をつぶやいたり、過去に他のとこ
ろで載せた手記などを紹介したりしていきますので、覗いて下さったらありがたいです。
「足で踏み敷くお四国遍路の旅」は私の知り合いだったユニークな修験者の物語です。
10回~12回にかけての連載になると思いますが、笑いあり、涙ありの感動的ストーリ
であり、大変面白いこと請け合います。
写真館の展示物も「ハプスブルク談義」関連のものに入れ替えましたのでまた見てください。

・足で踏み敷くお四国遍路の旅 (1) 山谷無心